2026年4月

・奉行より  2026年4月のご案内 ・4/25土 句会 句会 17:30~ 「もてなし屋町田店」

ショルツ

No.1  花の雨潮風ゆれる岩湯かな

村松 ○ 花の時期に海を望む露天風呂 降っているのは霧雨でしょうか ここは女性に入っていて欲しいと思いました
広瀬 ○ 海のそばの露天風呂からの花見でしょうか?桜まじりの温かい春雨と潮風を浴びて心地良い作者の至福が伝わってきました。
月足 ○ 海辺の露天風呂で花見、これ以上ない贅沢では。うらやましい
白鳥 ○ 海沿いの露天風呂でしょうか。「花の雨」は桜吹雪か花雨か。どちらにしても風情があります。
下河原 Q どこの温泉かな?
町田 コ 潮風と花の雨、また一興ですね。
片岡 コ 海辺の露天の岩風呂の風情、雨もまたよし!
ショルツ コ 伊東温泉にて♨︎ 実際の岩風呂は10階で桜を見下ろすお湯でした。
白井 ○ 海岸沿いの露天風呂? いいね

No.2  春なんて拗ねるそばから赤白黄

広瀬 コ 拗ねているのは誰?貴方?それともチューリップ?
木原 コ なんで拗ねているのだろう。でもチューリップを見て癒され、ご機嫌直ったかな。
月足 コ 赤白黄はチューリップでしょうか
白鳥 コ チューリップに励まされている
町田 コ お嬢さん、どうして拗ねているの? 春への嫉妬?
手塚 コ どうして春に拗ねなければいけないのか。でも可愛いです。
久保田 ○ 拗ねてないで、素直に春を楽しみましょう。
ショルツ コ 春どころじゃない!状況だった年度末、私の殺伐とした気分をよそに、今春も次々と咲いてくれたチューリップ。
大治 コ 作者の心の可愛らしさが伝わってきます
白井 コ 花が咲きだすのが楽しいね

No.3  スンとしてお澄まし夜のチューリップ

小野 ○ おすましさんのチューリップ。キャラ立っていていいなと思ったのと、「夜」ってところがシュールな味わいで良いかと。
村松 ○ チューリップ昼間は開き過ぎてちょっと間が抜けた感じになるけれど夜になると「スンとしてお澄まし」に戻るよね
木原 ○ 夜のチューリップってなんか大人の感じですね。
白鳥 コ チューリップは夜は花が閉じて、それはそれできれい。
下河原 コ 夜のチューリップとは幻想的ですね。
町田 ○ 夜は花びらを閉じて、そう、澄ましているのか
手塚 ○ なにやら洒落た俳句で斬新です。
ショルツ コ 笑顔のような昼間の様子とは打って変わって、口をすぼめる夜のチューリップ。 不思議。
大治 ○ チューリップはほんとこの句のようです
白井 コ そうだね 夜はねむるよね
のり三田村 ○ チューリップは夜どうなっているのですか?

No.4  種落ちて大地育む穀雨かな

白鳥 コ 一粒の麦もし死なずば、ですね。
五嶋 ○ 何気ない自然の営みだけれど、大事ですね。
下河原 ○ 「穀雨」と言う季語が素敵です。
町田 コ はい、穀雨は大地を育んでくれます
片岡 ○ 夏も近づく八十八夜、立夏を前にした大切な春雨の恵みの季節。
ショルツ コ 穀雨という季語を使ってみました。筍、新玉ねぎなど、食べ物も美味しい時期。
白井 コ まざにそうだね 春になってようやく雨が

小野

No.5  花街道速度落として待つ黄色

小野 コ 4句は、上から出来た順です。 桜のトンネルのような道を車で走っていました。青信号で過ぎゆくのではなく、あえてスピードを落として黄色信号に変わるのを待って、止まらなくてもいいのに止まってしまいたいという気持ちを表現しました。
村松 ○ 菜の花の道を思い浮かべました
広瀬 Q 菜の花をゆっくり観賞しようと速度を落としてドライブをしていたのでしょうか?「待つ」ということはまだ十分には咲き揃っていなかったのかも。
月足 コ 安全運転で、菜の花を楽しむ。あるいは黄信号で無理しない?
白鳥 ○ 見事な桜並木を見たくて、わざと信号にひっかかる。車を降りて歩いてみたくなりますね。
下河原 コ 安全運転でお願いします。
町田 ○ 菜の花が桜を待っているのですね。黄色とピンクの共演いいですね。
片岡 コ 花が観たくて、黄信号でも停車するのか。
久保田 ○ 菜の花かな?車の窓ごしに見るのも中々乙ですね。
ショルツ コ 黄色は菜の花でしょうか。目に浮かぶよう。
白井 ○ そうそう いま通勤でくるま使用 花満開 みずき 八重ざくら 早くも躑躅

No.6  花吹雪深々礼する千秋楽

小野 コ 3月末で社長を退きました。舞台に例えるならキャストたちに支えられて千秋楽を迎えることができたな、という感慨がありました。社員たちがサプライズで花束を用意してくれていたのを、花吹雪に例えました。最初は「花吹雪キャストたちとの千秋楽」で、次に「花吹雪支へられての千秋楽」になり、結果こうなりました。どれが良かったでしょう?
広瀬 ○ 長編映画のフィナーレのよう!花吹雪を浴びて千秋楽が迎えられるなんて幸せな人生ですね!長丁場お疲れ様でした。
月足 ○ 歌舞伎などお芝居の千秋楽?花吹雪は屋外ならその通り(季語)、屋内なら紙吹雪でしょうか
白鳥 コ 霧島かな
手塚 ○ 連敗の千秋楽でしたが、霧島の大関復帰は感動的でした。
白井 コ 大阪場所 見事に霧島が

No.7  満開の蕊に極まる刹那かな

小野 コ 桜が散ると蕊だけになります。「桜蕊降る」は満開の時から分かっている刹那です。盛りを過ぎて終わりへ移る瞬間、その変化のひとこまに私たち日本人は美を感じ、そこに人生を重ねたりするのではないでしょうか。日本人に生まれて良かった!
広瀬 ○ 桜は満開も良いけど蕊降る姿も美しいですよね!蕾→開花→満開→落花と、まるで人生の様!刹那は悠久なりて一念三千を知る。
木原 ○ この作者はとても考えの深い方だと思いました。満開に浮かれてばかりはいられませんね。
白鳥 コ 桜の花の短い命をしべに凝縮させているのでしょうか。
下河原 ○ 「満開の蕊」に「刹那かな」がなんかピッタリします。
町田 コ 意味深ですね。一瞬が蘂に閉じ込められている感じが伝わりました。
片岡 ○ 花の絶頂をとらえて美しいです。
ショルツ ○ この刹那=一瞬のための一年。桜から感じる迫力はこれなのでしょう。
大治 ○ 桜の花の芯は最初緑色で段々赤く色づいていきますが散り間際は真っ赤になります。その状況を刹那という言葉で表すのは凄い
白井 コ どこだろう 秀吉が愛したという 醍醐寺?

No.8  人の世は泡(あぶく)なりけり花のごと

小野 コ M&Aをしてみて、自分は「執着」というものへの嫌悪感を持っていることに気づきました。その根底には、人生はあぶくのようなもので、大半のどうでも良いことは消えて無くなる(本当に良いものは残る)という人生観があることに気づきました。
木原 コ そうです。桜を観ると無常を感じるのが日本人ですね。
月足 コ 懲りずにバブルは繰り返される。この泡は違いますね。
白鳥 コ 無常だからこその感慨や感動もありますよね。よく高校生に言いました。永遠に高校生だったら最後の文化祭も最後の体育祭も最後の試合もないよって(笑)。
五嶋 ○ 無常を感じます。
下河原 コ 残り少ない人生を楽しみましょう。
町田 コ 人の世は無常・・・
ショルツ コ 豊かな泡にしたいものです。
白井 コ そうですね なんか昔習った よどみに浮かぶたかたはかつ消え かつ結びて まさに人生 最後はどうなるんだろ
のり三田村 ○ 確かにそんな感じですね

五嶋

No.9  春雷や花びら群れる石畳

小野 ○ 「群れる」としたところに好感して、丸をつけました。
村松 ○ 雷の鳴る中花びらが散った石畳 激しさと静けさが共にある
白鳥 コ 春の嵐の予感。
五嶋 コ 雨に濡れた神社の黒っぽい石段が、ピンクの桜の花びらに覆われて、という情景です。
下河原 ○ 春雷と石畳の取り合わせが良いですね。
町田 ○ 雷の音の中、花びらが意志を持って集まっているような感じがして新鮮です。そして、石畳の上なのでより鮮やか。「春雷」って音のあるいい季語だなあとも思いました。
片岡 ○ 春雷と石畳との取合せも良く、「花びら群れる」で厚く散り敷かれているのが分かります。
白井 コ 春の嵐 一斉に落ちた花びら いちめん積もった旧道が思い浮かびます

No.10  幼子(おさなご)ら走り回るやシャボン玉

木原 コ 子供たちがしゃぼん玉を楽しそうに追いかける感じがいいです。季語としてのしゃぼん玉はカタカナより漢字「石鹸玉」の方が良いかと。ひらがなでも良いです。
白鳥 コ シャボン玉、安上がりで楽しくてきれいで、言うことなしです。
月足 コ 石鹸玉(しゃぼんだま)が春の季語なのは、暖かくなり外遊びしたくなる季節ということでしょうか。楽しそうに遊ぶ子供たちが浮かびます
五嶋 コ これは娘家族と行った公園でのお花見の一コマ。娘が吹くシャボン玉を、孫だけでなく集まってきた何人もの子供達が追いかけ回っていました。子供にとっては「花よりシャボン玉」。
大治 コ 子供が動き回る情景が目の前に浮かんできて楽しくなります
白井 コ お孫 春の日 シャボン いいね

No.11  花冷(はなびえ)や定期券買う長い列

小野 ○ 季節感に加えて、花冷えと定期購入の列の組み合わせが調和。
村松 ○ 新年度の風物詩 花冷えの中お疲れさま
広瀬 ○ コロナ以降、定期通勤を推奨しない会社も増えたと聞きますが、学生はまだまだ定期が主流ですよね。郊外の駅のそばの桜並木や制服で身体を摩ったり動かしたりしながら寒さを凌いでいる若者たちの姿が目に浮かんできました。
木原 ○ 私も同じ情景を詠みました。私は春陰と取り合せました。この方は花冷です。なるほど、これもいいですね。下五は「長き列」と文語調にした方が」上五の「や」と響きあうかも。
白鳥 コ 新年度のこの時期は寒い日がありますが、みんな新しい春を迎えている。
月足 ○ 新年度に際しての通勤通学定期券関連の句が自句含め、3句。私も季節感、そして若き頃を思いました。花冷えが期待と不安を感じさせます。
五嶋 コ 入学式前後の、ターミナル駅の風物詩。
下河原 コ 先日町田に行ったら凄い列の人が定期券売り場に並んでいました。
手塚 ○ この時期の風物詩ですね。
久保田 ○ 季節の変わり目の感じがよく出ていると思います。定期券でも季節感が出せるんですね。
ショルツ ○ 年度明けの定番の情景。冬より寒く感じる。
片岡 コ 春の風景ですね。花冷の季語に、新生活への期待と不安も含まれているのを感じます。。
白井 コ そう 大変 なとかならんかね もっと前から買えるとか ま学生さんの特権か

No.12  樽酒を呑む夕暮れや蛍烏賊(ほたるいか)

広瀬 コ 樽酒も正月の季語なのですが、圧倒的に「蛍烏賊(晩春の季語)」の存在感が残りますね!美味しそう!
白鳥 ○ ホタルイカ大好物です。「夕暮れ」「酒」「蛍烏賊」何も言うことはありません。
月足 コ ジャストミート!
五嶋 コ 居酒屋に樽酒が置かれているのも、あと少し。
下河原 コ ホタルイカ美味しそうですね。
ショルツ コ 春の夕の柔らかな空気、樽酒、蛍烏賊のかぐわしさが五感で感じられます。
片岡 コ 樽酒いいですね、どこてご賞味?海辺でしょうか。
大治 ○ そろそろ蛍烏賊の季節、お酒のあてには最高です 美味しさが伝わってきます
白井 ○ ホタルイカ でてきて お酒ですか いいね
のり三田村 ○ よいおつまみですね

町田

No.13  永き日や夫婦桧に立つふたり

小野 ○ おめでとうございます。夫婦桧(めおとひのき)で有名な神社での挙式だったのかな?
村松 ○ 結婚式の情景ですね 「永き日」は日永を意味する季語ですが結婚した二人の末長い幸せを祈る思いも伝わる
広瀬 ○ 下に富士山の句もあるので、夫婦桧で有名な富士浅間神社でしょうか?ご親族の結婚式かな?「永き日」という言葉に、「春らしい麗らかでおめでたい今日」と「二人の絆が末永く続きますように」との二つの思いが込められている気がしました。
月足 ○ 富士山の句もあるので、佐賀ではなく北口本宮富士浅間神社の富士夫婦桧でしょうか。永き日が日がのびだ春だけでなく、ご夫婦の永い日々への感謝にもつながっているように感じました。
白鳥 コ 「ふたり」とは? 若いカップルか長年連れ添った夫婦か。私は後者と見ました。
下河原 コ 仲の良いご夫婦ですかね。
町田 コ 娘が北口本宮浅間神社で挙式しました。その時の句です。「日永」は寒さがだんだん緩んできて、こわばっていた体と心がほとびる春の喜びをあらわす大好きな季語だと川上弘美さんが書いていて、私も好きになった季語です。
手塚 コ 夫婦桧というのが仲睦ましさを引き立てています。す
ショルツ コ 日の長さと熟年夫婦の年月の長さがリンクしています。
片岡 ○ 今回は、季語の使い方にうなる句ばかりですが、この句も「永き日」が生きて、永く連れ添った老夫婦が大木の前にたたずむ平安がしみじみ伝わってきます。
大治 ○ 子供の結婚式の親の気持ちが伝わってきます
白井 コ 大先輩のヒノキですか でも以前から夫婦だったのでしょうか? まー喧嘩はないね逃げようなしだから
のり三田村 ○ すてきな光景ですね

No.14  風光り白打掛に笑み灯る

小野 ○ 娘の白打掛への眼差しがやさしい。
村松 ○ お嬢さんの晴れやかな笑顔 お幸せに
広瀬 コ これは同シチュエーションの四連句ですね?光り~灯るという流れが良いです。
月足 コ 娘さんでしょうか、おめでとうございます。
白鳥 ○ ご婚礼ですか。おめでとうございます。「風光る」「笑み灯る」さりげない祝福の句。
下河原 ○ ご結婚おめでとうございます。
町田 コ 娘ながら白無垢姿は神聖でいいものでした。
手塚 ○ おめでたい。清楚な花嫁すがたが目に浮かびます。
久保田 ○ 笑み灯るっていう表現がいいです。
ショルツ ○Q 春の婚礼でしょうか? 新婦の緊張がふと解けた瞬間か。ただ一点の口元の紅は、まさに灯り。
片岡 コ 愛娘さんの、お嫁入りの思い出でしょうか。この「風光り」も美しい。
大治 ○ 白打掛を着て椅子に座っている花嫁さん 皆を笑顔にさせてくれますね
白井 コ 春の陽浴びた結婚式ですかね

No.15  清明や富士の稜線輝きて

村松 ○ 清らかに澄んだ空気感と雄大な富士 違うかも知れないけれど4句ともに寿ぎの気持ちが伝わってくる
広瀬 コ 富士山もお二人を祝福しているかの様に輝いて°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
木原 コ 富士山はいつの季節も美しい。春には春の富士の顔がありますね。
白鳥 コ 日本ならではのいい景色!
五嶋 ○ 良い情景。見てみたい。
町田 コ 挙式の朝、露天風呂からの富士山。「清明」という季語も好きです。
白井 コ 先日会社近く神社に 春和景明 と書いてありました まさにこの時期 いいですね

No.16  春いぶき音粒弾くオルゴール

広瀬 ○ まるでオルゴールが春の息吹きを受けて独りでに奏で始めたかの様な句です。「音粒弾く」という表現もキラキラした音が響き渡って春の訪れとお二人を祝福しているかの様です。
木原 ○ 軽やかなメロディーが聞こえてくるようで、いい句だと思いました。
月足 コ 音粒弾くはオルゴールを接写したような描写
白鳥 コ オルゴールは春にぴったり。「音粒」も素敵な表現です。
下河原 ○ 春の息吹とオルゴールの音色が素敵にマッチしています。
町田 コ 「音楽と森の美術館」で百年前のオルゴールを聴きました。音粒とか音の雫とか音の煌めきとか・・音に息吹を感じて
久保田 ○
白井 ○ 春の息吹ととも オルゴールの音が 音粒になって 窓辺で聞いてかね

木原

No.17  春風や園バスを待つパパの黙(もだ)

村松 ○ ママ達の輪に入れず居心地悪そうなパパ でも季語「春風」と相まってほのぼの感がある
広瀬 ○ お嬢さんの初登園でしょうか?園バスを待つ他の人々は皆ママばかりなのに~ママ同士で盛り上がっている中に入り込めないパパの戸惑い…よくわかります。
木原 コ 今日の子供のお迎えは私の番だ。幼稚園バスの降り場にはお母さんばかり。春風は心地よいが、なんか気まずい。(昔を思い出して詠みました)
月足 ○ お父さんも初の見送りかお迎えで、期待と緊張の朝か
白鳥 コ ママたちの輪の中で気まずい?笑
下河原 ○ 最今は、パパも子育てに協力されているんですね。
町田 ○ パパの黙がいいです!ママたちのおしゃべりやたまに涙や、それに対してパパの黙!父ではなくパパもいい。春風だから、温かい優しい気持ちも乗っています。
久保田 ○ 最近はパパの育児参加も当たり前になっているけれども、やっぱり肩身が狭いのかなあ。
片岡 コ この沈黙、半分わかり、半分わからないながらとても気になります。
大治 ○ 最近のパパ皆こんな感じのようですね 黙という言葉がいいですね
白井 ○ ぱぱ同士の会話 余りないよね

No.18  キャンパスのチラシ四月の仮入部

小野 ○ 懐かしい風景を届けてくれました。
木原 コ 大学に入学しキャンパスに行くとサークルの勧誘がすごい。むりやり仮入部させられた。でも仮ですから。(昔を思い出して詠みました)
月足 コ 新歓という言葉も懐かしい。春らしい景
白鳥 コ 思い出すな、あの頃(半世紀前!)。 とりあえず仮入部。そして抜け出せない。
五嶋 ○ 遠い昔を思い出します。「仮入部」にインパクトがあると思います。
下河原 コ 大学時代新入生をクラブに勧誘するのに一生懸命でしたね。
ショルツ コ 4月の風物詩。一生の友達ができるきっかけだった、、、と、後で振り返る。
大治 コ 大学の入学当時を思い出しますね
白井 コ そう 以前高校も仮入部まま 3年間いた学友が
のり三田村 ○ 懐かしい勧誘風景ですね

No.19  本丸の狭間を覗く子風光る

村松 ○ お城の狭間に顔をくっつけて外を見る子供 そりゃあ覗きたくなるよね
広瀬 コ お城(城址)を走り回って遊ぶ無邪気な子供の様子が目に浮かんできて、「風光る」の季語と合ってるなぁと思いました。
木原 コ 孫を連れて松山城に登りました。あちこちにある狭間が気になるようで、いちいち覗いています。
白鳥 ○ 小さい子には何のための穴かはわからないでしょうが、この無邪気さがいいです。
下河原 Q 何処のお城の本丸ですか?
町田 ○ 「風光る」が想像力を掻き立てます。狭間にすごい発見があったのか、またはこの子の未来を風が照らしているのか
ショルツ ○ 春休みのお出かけはお城。本物はきっと思い出に残るでしょう。
片岡 ○ 句材の新鮮さで際立っていると思います。ここでの「風光る」は、幼子の目に映る季節の輝きとして印象的です。
白井 コ さまとは 弓や鉄砲を射る穴ですね 平和な風景で

No.20  春陰や臨時の定期券売所

木原 コ 春の定期売り場は混んでいるなあ。ここで買うのか。4月は晴れの日も少なく気も滅入ります。(昔を思い出して詠みました)
月足 コ 新年度に際しての通勤通学定期券関連の句が自句含め、3句。私も季節感、そして若き頃を思いました。春陰が期待と不安を感じさせます。
白鳥 コ 長蛇の列。なぜか定期の列は寒かったり(#14)、曇っていたり。
五嶋 ○ 入学式の時期の風物詩。
手塚 コ 春陰の季語に漂うもの悲しさになにを思うのか・・・
ショルツ コ ここにも年度明けの駅の風物詩。
片岡 コ 上の方と同じ素材で、今度は「春陰」と、「花冷え」に通じる感性が見られて面白いと思いました。
白井 コ そう みんな目につくよね ていうか この列で新年度を感じる今日このごろ年代?

久保田

No.21  花冷えや静脈透くる頬の白

小野 ○ 病院のワンシーンと思ってしまったけど、多分違いますね。情景に確信はなくても、誰か気になる人の描写ですよね。素晴らしい観察眼です。
村松 ○ 澄みきった空気の中凛とした表情をした少女を勝手に思い浮かべました 本当はどんな人でしょう?
広瀬 コ なんだか…少しゾク~っとしてしまう色気のある句だと思いました。
白鳥 ○ どんな美しい人なのでしょうか。「花冷え」で体温を感じさせない透明感が迫ります。
木原 ○ とんでもなく色白な方ですね。作者の観察眼もすごい。
月足 ○ 間近の方の頬は静脈が透けるような白さ。花冷えの桜花とあわせ、美しい。どんなドラマでしょうか。
下河原 コ 3月は、まだ寒い日が時々有りますね。4月になるといきなり暑くなるように感じます。
久保田 コ 静脈が透けるくらいの白い肌の子供の様をよみました
手塚 ○ きっと透明感のある女性の横顔なのでしょうね。描写が独特。
ショルツ ○ 静脈で寒さを描写するとはお見事。薄い色彩、ホントに寒く感じます。
片岡 ○ 春の繊細さがよく出ていて、少し心配になる程です。
大治 ○ 寒さが頬の白で伝わってきますが、でも花もみたい
白井 コ 透き通るような白の肌
のり三田村 ○ すごい色白!

No.22  雪の下眠れる蕗や節を削(す)る

白鳥 コ 「節を削る」は鰹節を削る?「する」という読みを初めて知りました。
町田 ○ 「節を削く」は鰹節を削ることかな。蕗の薹早く出てこーい!美味しく食べちゃうよーかな。
五嶋 ○ 冬から春への遷り変わりでしょうか。
久保田 コ 雪の下に眠る美味しい野草たち。フキの成長を待つべく、鰹節を削ります。
大治 Q 蕗の料理を想像を想像したのでしょうか
白井 コ 清明節ですかね この時期の日本列島季節の差だ一番の季節ですね

No.23  スクラッチ弾(はじ)く桜の一片(ひとひら)か」

広瀬 ○ DJのスクラッチ?何となくですが、音楽全体が満開の桜だとして、その一片一片が「音符」だとしたら、そこから弾き出されるスクラッチ音を「桜の一片」に準えた作者のセンスは素晴らしい!と、感じました。間違ってるかもだけど…
白鳥 コ 爪でひっかくあれですか?そこにも桜の花びらが。
下河原 Q 「スクラッチ」はどんな状況なんでしょうか?解説をお願いします。
町田 コ スクラッチが鮮烈!
久保田 コ お花見のDJブース。花びらが落ちてきてターンテーブルでくるくる。
白井 ○ いいね 数値もサクラサクでならべば でもサクラチルだ だめか?

No.24  白濁の目刺す砂漠の春嵐

広瀬 Q ここまでの砂嵐とは…鳥取砂丘?今どき中東方面には行かないだろうし~
白鳥 コ なんだか過酷。ただでさえ悪い目に砂の粒。どこの砂漠?
木原 コ 春は風が強く目を防御したい。しかしこの句は半端ない状況のようだ。
月足 コ 目をお大事になさってください。
下河原 ○ 春は、花粉だけではなく黄砂にも目や鼻をやられます。
久保田 コ 高木由利子さんの写真展で見た白濁した目の老人。今の季節は砂嵐が容赦なく打ちつけているんだろうな、と、過酷な砂漠の情景を想像しました。
手塚 コ 白濁の目は白内障? 砂嵐の色?
ショルツ Q 砂漠の嵐は中東情勢?
片岡 コ 実景でしょうか? 「白濁の」は「目」にかかるのか、それとも「砂漠」にかかるのか。
白井 コ そうですか 春の嵐で

広瀬

No.25  春うらら誘うラインも五七五

木原 コ 五七五で誘うとはやりますな。「うらら」が春の季語なので「春うらら」は季重なりとなってしまいます。上五は「うららかや」とすれば良かったです。「秋麗」「冬麗」はOKです。
広瀬 コ 今回奉行で、吟行のお誘いラインを七五調で投稿しようとトライしましたがダサかったので止めました。でもそんな風に思うくらい気持ちがウキウキと弾んでおりました (^^♪
月足 ○ なんか、ウキウキですね!
白鳥 コ みんなウキウキ調子が上がってますね!
下河原 コ コミニュケーションツールとしてのラインは本当に優れものですね。
町田 ○ 何気ない句だけれど、うらら・ラインと歌うような明るさでウキウキ感がいいなあ
久保田 ○ 春の高揚感がよく出ています。
ショルツ コ ウキウキ感が伝わります!
片岡 コ 出かけましょ!春のランチにご一緒に、みたいな?
白井 コ いい天気 今日も一緒に おでかけ かね
のり三田村 ○ さすが一句会

No.26  二ヶ領の水面ゆらぐや桜月夜

村松 ○ 満開の桜でしたね
木原 ○ 先日の夜のお花見、素敵でしたね。
広瀬 コ 今回の吟行。実は初めて二ヶ領用水沿いの桜並木に行ったのですが、雨も上がって月も出ていて良い感じでした。水面は揺らいでおりましたが、そこに桜と月が映っていたかどうかは「ありうべき〇〇」という事で。
小野 ○ まさにこんな感じでしたね。
月足 コ 行きたかった!
白鳥 コ 二ヶ領用水の夜桜、風情がありましたね。
下河原 ○ 二ヶ領用水の夜桜鑑賞良かったですね。
ショルツ コ 皆さんと夜桜散歩、嬉しかった〜
片岡 ○ 高校時代の記憶とも重なり、思い出深い夜でした。
大治 ○ 桜と月どちらも心を揺さぶるものがあります
白井 コ そう 今度さじき席で 月見がいいね

No.27  半世紀ときを紡ぐや花灯り

広瀬 コ 僕達が多摩高を卒業してから約半世紀。同い歳である桜並木はこの間、保存会の力で守られ増やされて立派な名所となりました。実は初めてこの花灯りの遊歩道を一歩一歩踏みしめる毎に半世紀の歳月が紡がれて行く様な気がしておりました。
月足 コ こちらも二ヵ領用水でしょうか、我流さんの解説を知り読むと感慨深いです
白鳥 コ 桜もそこに半世紀。大きく枝を広げている。
白井 ○ 宿河原より巣立ち 半世紀だね うー

No.28  君待つ夜(よ)ひとひらの花連れ帰り

村松 ○ 帰宅して体に花びらがついているのに気づく 余韻のある句
広瀬 コ 夜桜吟行から帰宅した際に、服に付いていた花びらに妻が気づいたのがモチーフですが、作句してたらこんな解釈もできないかな?と。。「桜の木の下で君(妻ではない)と待ち合わせをした夜、結局君は来なかった。失意の内に帰宅した僕を慰めてくれたのは頭に着いた一片の落花だった」と。まさに「サクラチル」。
小野 ○ 「君が待つ夜」なのか「君を待つ夜」なのか、とは思いましたが、「連れ帰り」からすると「君が待つ夜」なんでしょうね。「連れ帰り」という言葉が素敵です。
月足 コ 夜桜の余韻とともに、奥様の待つ自宅へ
白鳥 ○ 「君」は来ず、代わりに花を持ち帰ったのでしょうか。それとも花を手折って「君」を待っているのか。春の夜の静かな恋。
五嶋 ○ やさしさが溢れる句、ですね。
下河原 コ なんか渡辺淳一の「ひとひらの雪」を想像してしまいます。
町田 ○ きゃー誰の句でしょうか。これを伝えたら、100本のバラより値打ちあるかも!いや、やっぱり薔薇がいい
手塚 ○ 全編、先日の夜のお花見吟行での俳句ですね。この句に一票です。
ショルツ ○ ロマンチック♡
片岡 コ 花びらが「君」へのおみやげなんだ。
白井 コ いいね ひょっとするとおもちかえり?(すみません)

下河原

No.29  夜桜やあの日あの時思い出し

木原 ○ 桜を見るとさまざまな思い出が蘇ります。
月足 コ あの日あの時、気になります
白鳥 コ みんな桜には季節限定の想い出がありますね。
五嶋 ○ 確かに、桜を見るといろいろ思い出すことがあります。
下河原 コ 先月の吟行で二ヶ領用水の夜桜を鑑賞をしました。単に願望(妄想)の句です。高校時代に戻って誰かと歩きたかったな?
町田 ○ この句に関しては「あの日あの時」ってなあにとは聞きません。日本人みんなの思い出
片岡 コ あの夜、ニヶ領用水沿いを歩きながら、どんな思い出を一人一人味わっていたのでしょう。
大治 コ 意味深な句で面白いです 何を思い出したのか
白井 コ うー いつだろう いっぱいあるような
ショルツ コ 一句会の夜桜散歩? 通学路をああだったこうだったと楽しく歩きました。
のり三田村 ○ すてきな思い出なのでしょうね

No.30  囀りや見上げた先に影法師

広瀬 ○ ふと鳥の鳴き声が聴こえてすぐに顔を上げて見たら、(一瞬)影法師だけがそこには残っていた(でもその影もきっとすぐに消えてしまった)という「一瞬」を捉えた句で、「俳句らしくてお上手」と思いました。
木原 Q 誰の影法師だろう。
月足 ○ 鶯など、囀りは聴こえど、見つけられないことが多く、声の印象が残ります
白鳥 コ 小鳥の影かな
下河原 コ マンションの中庭で鳥の囀りを聞いて空を見上げたのですが、そこには鳥の姿が有りませんでした。
町田 Q この影法師はなあに?
手塚 ○
久保田 ○ 誰かが巣に近づいたのかな?
片岡 ○Q この「影法師」、気になるのですが解けませんでした。でも惹かれます。
白井 ○ 春の小鳥のさえずり 青いそら 影法師 絵になってるね
ショルツ ○Q 幻想的な句。 実際の人の影というより、心情的なものか?

No.31  桜舞う思いを胸に入社式

白鳥 ○ 不安と期待が複雑に混ざり合ったあの日。
下河原 コ 今から45年前に当時の八ヶ崎研修所(現在も松戸研修所として一部の建物が残っています)での入社式を思い出しました。先日、日本橋にて4月14日に同期16人で同期会を開催しました。
白井 コ そうですね なんかそんな感動はもう味わえないかね

No.32  桃色月果てなき旅路アルテミス

村松 ○ 月の女神の名前をもらった宇宙船が無事帰還 そしてまた新しい旅に向かう きれいで雄大な句
広瀬 コ この作者…〇〇に似合わず意外とロマンチストなんだよな~
小野 ○ 無事帰還できて良かったですね!
白鳥 コ ピンクムーンですね。無事に帰還してよかった!
五嶋 コ ミッション成功、おめでとう!
下河原 コ アポロ計画以来53年ぶりにアルテミス計画で有人宇宙船「オリオン」が月に向かって旅をしました。
町田 コ 月に名前をつける地球人。やっぱり月にはロマンがある。アルテミスお疲れ様
手塚 コ 月探査のアルテミス計画には夢があります。
片岡 コ 月の南極の地下に氷は埋まっているのでしょうか。
大治 ○ 人類の科学の進歩と対比して月の美しさは不変です
白井 コ ピンク満月へ 再度接近か 今後楽しみ

のり三田村

No.33  庭の芝花むしろまであと少し

広瀬 コ お庭に桜の木があるのですか?超羨ましいです!
白鳥 コ もう少し散れば?
手塚 ○
久保田 ○ 芝桜の季節ですね。
白井 コ そうですか 春の嵐で花吹雪もあるかも
ショルツ コ 美しい花びらの広がり。
のり三田村 コ 向かいの保育園の桜が散ってきます

No.34  いちご狩り孫と一緒にいっぱい食べ

木原 コ いちご狩りは現地でどれだけ食べられるかが勝負だ。(先日いちご狩りに行ってきた妻談)
月足 コ お孫さんと一緒で、ついついたくさんですね
白鳥 コ お腹こわさないように
下河原 コ いちごを口にほおばっている孫の姿が想像できます。
町田 コ 「いっぱい食べ」も可愛いけど、「食べに食べ」だと5音に収まるかな
大治 ○ 孫と一緒いい情景ですね
白井 コ での もう1ケース限度だよね お孫さんとはいいね
のり三田村 コ 3月は娘家族といちご狩り

No.35  犬吠埼海と灯台の春景色

木原 コ
白鳥 ○ 凪ののんびりした海が浮かびます。
下河原 コ 銚子は、先日亡くなった妻の母の故郷で銚子に帰りたいと良く言っていました。今度、妻と再訪しようと思っています。
片岡 ○ 春の灯台も、海の潮が青くていいですよね。
白井 コ そう 行ったことないで 一度灯台へいきたい ここでほえるがいいかも 犬年の人
のり三田村 コ これも孫家族と出掛けました

No.36  お稽古かホーホケぴよと子うぐいす

村松 ○ 鳴くのがまだヘタな鶯 ホーホケぴよがユーモラス
広瀬 ○ 子うぐいすだけに「ホーホケキョ」ではなく「ホーホケぴよ」と詠んだのが可愛らしいです(ぴよがひらがななのもgood)。そしてお稽古を重ねて「ホーホケキョ」になるのですね~
小野 ○ 独創的なオノマトペと、「お稽古か」の比喩が好きです。
木原 ○ ホーホケぴよがいいですね。まだ上手に鳴けない感じがよく出ています。
月足 ○ 最初はうまく鳴けませんが、これもかわいい
白鳥 コ だんだん鳴くのが上手になっていくのが面白いよね
五嶋 ○ 可愛らしい
下河原 ○ 今の時期は、美しいさえずりがまだ十分にできない若いウグイスがいますね。
町田 ○ 春先の鶯は鳴くのが下手。家の方は「ほーほけけ」可愛いよねえ
手塚 ○ たしかにホーホケぴよと聞こえますね。可愛いらしい。
片岡 コ 私も「ホホホヨ」と嗚くのを聞きました。
大治 コ 面白いですね そうやって上手くなっていくのですね
白井 ○ そうだね 浅き春はぎこちなく そのうち良い声で
ショルツ ○ かわいい~。「お稽古」が上品。擬音語も雛鳥らしい響き。
のり三田村 コ 毎年この時期はホケぴよがかわいいです

白鳥

No.37  着ぬままにしまう手編みの古セーター

広瀬 ○ 「自分で編んだのか?」「誰かに編んでもらったのか?」でだいぶ解釈が変わってきますが…「一回も袖を通してない」「発見したけどまたしまう」「『古』セーターとの表記」しかも「手編み」。。。深い思い入れのある相手からもらったもう着る事のできないセーターを捨てられずにいる…と思ってしまうのは私だけでしょうか?
小野 ○ 「手編みの古セーター」が意味深ですね。着なくても、処分できない何かしらの思い入れ。
木原 コ 思い出の詰まった手編みのセーターでしょうか。なんかしみじみとした哀愁を感じました。
月足 ○ 丹精込めて編んだセーターも時がたち、どうしようかと思いつつ、着ぬまま衣替えですね
白鳥 コ 着ないけれど捨てられない服ってありますよね。叔母が編んでくれたセーター、今年こそ着ようと思ってもう10年。
下河原 コ 誰に手編みのセーター編んで貰ったのかな?
町田 ○ そうなんですよ。私も頂いた手編みのセーターを今年は着ようと思って出すんだけど、いざ着るのはユニクロのザクザク洗える物ばかり。でも、手編みのセーターを見る度にその人の事を思い出す。来年は着ましょう。
手塚 ○ 思い出深い手編みのセータですね。気持ちは分かります。
久保田 コ あるある、です。
片岡 コ 物語性がありますね。誰が編んだ、誰のためのセーターなんだろう。どうして着なかったんだろう。
大治 ○ 思いでのセーターなんですね この気持ち伝わってきます
白井 コ そう 春が早く あ という間 夏が
のり三田村 ○ わかります

No.38  咲きてこそありと知らるれ山桜

村松 ○ 普段は他の木にまぎれて目立たない山桜 花の時期の存在感
月足 コ 普段は気に留めぬ木が、ひと時美を主張
白鳥 コ 山桜は咲いていないと周りの雑木と区別がつきません。
下河原 コ こんな山桜に共感します。
町田 コ そうです。桜は咲かないと桜の木とはわかりません。「知らるれ」?「知らるる」
片岡 コ ほんとに!「こそ〜るれ(已然形)」の係結び、久しぶりだあ。
大治 コ まさに山桜の存在ですね
白井 ○ そうそう 色 葉も含め 個性があるよね この時だけ目立つ わが身はずーと林の中かね
ショルツ コ 咲いて初めてそこに桜があったのだと気づく。

No.39  葉のそよぎ射抜くや近き雉の声

村松 ○ 葉が少し揺れるくらいの気持ちの良い風が吹いている静かな時間に響く雉の声 「射抜く」が効いてる
月足 ○ 間近で鳴く雉、それまでの静寂やまわりの木々の空気感も伝わるようです
白鳥 コ 箱根旧街道を歩いていたら、いきなり甲高い鳥の声。びっくりしたー
五嶋 ○ 日本画の屏風を見ているようです。
下河原 ○ 雉の声が葉のそよぎを射抜くように感じるのは素敵です。
町田 ○ 30年位前まで家の近くにも雉がいました。何故わかったかというとケーンという鋭い鳴き声。そう、この句の通り居抜くです。だから葉のそよぎを居抜くとしたこの句凄いと思いました。
片岡 コ 「射抜く」は雉の鳴き声にぴったり。どこで聞かれたんだろ。山桜の咲いていた所かな。
白井 ○ きー きーてなく 子供のころ飼ったけど 人にはなれない(チャボにだかせたけど)
ショルツ ○ 空気をきりさくようなケーンケーンという雉の鳴き声は正に「射抜く」よう。去年を最後に見かけなくなりました。雉は我が家周辺の先住者で、道路、庭先をよくトコトコ歩いていました。

No.40  風を恋う水のたまゆらしゃぼん玉

広瀬 コ 可愛くてきれいな句ですね~メロディを付けてフルーツジッパーに歌わせたい!
木原 ○ しゃぼん玉をこんなふうに詠むなんて詩人だなあ。
月足 コ もう少し風が吹かないと、シャボン玉は舞い上がらない
白鳥 コ シャボン玉は大人になっても夢中になれる。
五嶋 ○ 美しいことばが並んだ良い句だと思います。
町田 コ いやーロマンチックです。「たまゆら」と言う表現もふわふわ恋をしていそう
久保田 ○ シャボン玉はやはり風が恋しいのかな。
片岡 ○ 「たまゆら(玉響)」は、勾玉が触れ合うかすかな音に由来し、ほんの少しの間のこと、一瞬を意味する言葉です。とAIに教わり、この句が好きになりました。
白井 ○ いいね 春風に乗って とんでいけー
ショルツ ○ 「たまゆら」! こんな語彙をさらっと使う感性! また、しゃぼん玉が「風を恋う」とは!!

白井

No.41  春風に口笛追いし堤の桜

白鳥 コ 寅さんの映画のシーン(墨田川の堤防)を思い出しました。口笛がいいです。
片岡 コ 口笛を追う、という表現が、スピッツの「自転車で走る君を追いかけた」という曲を思い出させます。
白井 コ 散歩中(リハビリかね) 風に乗って だれかの口笛が 追いかけてきました
大治 ○ 口笛を吹きたくなるような春の情景ですね

No.42  桜雨ガラスに映る新年度

白鳥 コ 新入生の緊張した顔だろうか。
月足 コ 仕事場の窓ガラスから、雨の桜をながめ、雨の新年度仕事始めでしょうか。
下河原 コ 桜雨と新年度の取り合わせが面白いです。
白井 コ 始まりは雨 石油が来なく また原料のナフサも心配で 今後どうなる新年度

No.43  移ろいし異郷奮起の新社員

広瀬 ○ 「異郷奮起」という言葉に惹かれました。当然、生まれた地を離れて新たな生活がスタートする訳ですが、「異郷」という概念もこれまでの「国内ローカル」から「グローバル」に変貌してきているという意味を込めての「移ろいし」だと解釈しました。
白鳥 コ 住み慣れた街を離れて見知らぬ土地で社会人生活を始める。「奮起」が健気です。
木原 ○ 松山支店に配属になった頃の自分のようだ。
月足 ○ 生まれ育った土地を離れ、これから頑張るぞと新しい会社生活をスタート。
下河原 コ 新入社員は、希望に満ちています。
町田 コ 「移ろう」は移動と言うより、情緒的な、心が移ろうというアンニュイな感じがしまいました。
白井 コ 今年の新人(中小なんで 1名) 香港出身 日本の大学でた 俺より日本語うまい挨拶でした 背も高い あ新社員が季語であったので
ショルツ Q 慣れない土地で奮起を誓う新社員? それとも、変化激しい土地=中東のこと?

No.44  散る桜受けとむ先はランドセル

村松 ○ 名残りの桜と新入生の新旧の対比が好き いきいきとした子供の顔が思い浮かぶ
広瀬 コ 確かに!形状的にも、表面積的にも、素材的にも、ランドセルには落花着きやすいかも。たくさん着いてデザインみたくなってたら楽しいね~
白鳥 ○ ランドセルにピンクの花びら。春らしいほほえましい景色。
小野 ○ 桜の花びらがひらひらと舞い、ランドセルの上に落ちたのかな。素敵な風景で、切り取り方が秀逸。
木原 コ メルヘンチックでいいですね。
五嶋 ○ ピカピカの1年生。
下河原 ○ 桜並木で散る桜の下を小学生が歩いている姿が目に浮かびます。
町田 ○ ランドセルが桜の花びらを受け止めるっていいなあ。祝福の一場面ですね。
手塚 ○ ランドセルに桜の花びらとは風流。受けとむの言葉も印象的
久保田 ○ 桜がランドセルに散る。春の象徴みたいな句、ですね。
久保田 ○ 桜がランドセルに散る。春の象徴みたいな句、ですね。
久保田 ○ 桜がランドセルに散る。春の象徴みたいな句、ですね。
片岡 ○ 今のランドセルは色彩も豊富で、その上に落ちてくる花びらを想像すると楽しくなりました。
白井 コ ずいぶんと長くさきましたが 行先はぴかぴかの一年生へでした やはり温暖化です
ショルツ ○ ランドセルと桜、盤石の組み合わせ。昨今はランドセルもカラフル。何色でしょう?
のり三田村 ○ 一年生ですね

大治

No.45  春盛り薄桃色の花芯萌ゆ

村松 ○ 景色を詠んだ句なんだけど なんだか色っぽい
広瀬 ○ 桜と言えば、「開花」「満開」「舞う花びら」「桜蕊」などが着目されますが、「花芯」に着目されたこの句には、一過性ではない作者の桜に対する深い愛情を感じました。「盛り」「萌ゆ」という言葉にも一生懸命咲いている桜の芯(=心意気)の様なものを感じて素敵だと思いました。
白鳥 コ 桜かな 梅かな
下河原 ○ まさに春真っ盛りの情景です。
町田 コ 花びらではなく花芯に注目する視点がすごい
白井 ○ うーす べに色のかわいい花ですかね 早いね 今年も
大治 コ 桜の花芯は赤く染まると花びらが散り始めます まさしくその刹那の句です

No.46  吹く風や若草萌ゆる柳の芽

月足 コ 柳の芽吹きはやや高めの位置で、若草萌ゆるは地面に近い印象です。
白鳥 コ 柳の新芽は本当に美しいですね。私は柳と柿の若葉が好きです。
五嶋 ○ 明るい緑の柳が揺れる様子が目に浮かびます。
下河原 コ 若草と柳の芽が春風に揺らいでる様が良いですね。
町田 コ 風に揺れる柳の枝。若草は若草色を表していると受け取りました。鮮やかな瑞々しい黄緑色ですね。
久保田 ○ 柳の芽吹き、しなやかでそよそよ、そんな感じが浮かびます。
白井 コ そうですね 全く話は変わりますが 最近の若者(会社で) 人の話柳に風 糠に釘 猫に小判てきでストレス溜まって 失礼でした
大治 コ 柳の木が少なくなりましたが、この季節の柳の芽は眼に優しい若草色です
ショルツ コ 青々と風に揺れる柳の柔らかな芽。
のり三田村 ○ 桜だけでなく柳もですね

No.47  春の暮れ夕闇迫り飛ぶ鳥誰れ

村松 ○ 夕暮れ時巣に帰る鳥の群れ、何の鳥だろう
木原 Q すみません。句意を教えてください。
白鳥 Q 「誰れ」は烏のことでしょうか?
片岡 コ 次の下の句を○に選びましたが、一番魅力を感じたのはこの一句です。リズムの点で字余りとするなら、「飛ぶ鳥は誰れ」とされてはいかがでしょう。
白井 コ 春夕暮れですね 秋とは違って さみしくならない
大治 コ 夕闇近く飛ぶ鳥はなんの鳥?

No.48  鶯や山の木末(こぬれ)に渡り鳴く

広瀬 ○ 春の代表である鶯の句ですが、「山の木末に渡り鳴く」という表現が、この句の持つ聴覚による空間の拡がりと時間経過を上手く表しており、一羽の小さな鶯から山全体に拡がる場面転換が見事に表現されております。上手い!
木原 ○ ケキョケキョと聞こえてきました。
月足 ○ 目で追えぬものの、いつの間にか違う木から鳴き声がします
白鳥 ○ 鶯の谷渡りが早くも!
下河原 コ ウグイスの声が里山に響くと正に春そのものですね。
町田 ○ 「木末」古語でしょうか。こぬれという音でぐっと山が深くなる気がしました。
手塚 ○ 木末は「こぬれ」って読むのですね。鶯の鳴き声に臨場感があります。
片岡 ○ 独自のリズムを感じるこの作者の、四句中で最もまとまりを感じた一句です。
白井 コ こぬれ調べた なんかこの言葉を屋号にした お店 サテンがよくあるみたい ちょっと行ってみたい
大治 コ 朝起きたら山の上の方で鶯が泣いていてそれがだんだん近くなってきました その時の情景です
ショルツ ○ 清らかな鳴き声、ピョンピョン鶯が渡り跳ぶ枝々の跳ねる様が感じられます。

片岡

No.49  春の昼洗濯物の揺れてをり

村松 ○ 何気ない日常も俳句になりますね
木原 コ 何気ない春の昼間のヒトコマ。
白鳥 コ 「3月9日」を口ずさみたくなりました。
五嶋 ○ のどかです。
手塚 ○ 何気ない春の風景が表現されていて清々しいです。
片岡 コ 兼題「春昼(しゅんちゅう)」で作りました。「春昼」はのどかさばかりでなく、春のけだるさや不安も含まれている季語だと習いました。
白井 コ 春は風が強く ふと昼 揺れてるね おまけ 我が家ではキジバトが留まってることがあり
大治 ○ 春の優しい風が洗濯物を揺らす 日常のなんでもない風景ですが暖かさが伝わってきます
のり三田村 ○ 春は風が強いですね

No.50  入学式泣きむせぶ子を子らが見る

広瀬 ○ 泣きむせぶ新入生を上級生が宥めているのでしょうか?微笑ましい風景です。そしてそれを見たご父兄達もきっと「この学校を選んで良かった」とご安心されていることでしょう!
白鳥 コ 緊張して泣いているのか。親は気が気ではないでしょうね。
下河原 コ 入学式で泣く子供を別の子が見ている情景ですかね。
町田 コ 「子らが見る」はただ見ているだけではなく、「大丈夫」と面倒を見ると受け止めました。いい景だな
手塚 コ なんとも微笑ましい入学式の光景をとらえていて面白いです。
片岡 コ この子たちは、六年間の仲間となっていくのですね。その出会いのシーンです。
白井 コ まだ幼稚園でも泣く子いる? 小生の記憶では マリア様みたいな園長先生に抱かれてた?ような
ショルツ ○ 泣きむせぶ子も、数日後には見る子らとはしゃいでいることでしょう。

No.51  ハレルヤの入学式典入場す

木原 ○ 元気な子供たちの様子が感じられます。
月足 コ ハレルヤを入学式で歌う学校も多いのでしょうか
白鳥 ○ そんな入学式があったね。
下河原 コ キリスト教系の学校の入学式ですか?
五嶋 コ ミッション校以外でも、公立校でも、入学式にハレルヤを唄うのはなぜだろう?
片岡 コ 多摩高の入学式を思い出して作りました。
白井 コ そうですか いいね
ショルツ コ 圧倒的なハレルヤに迎えられ、次の年は自分たちが歌っていましたね。

No.52  大風車山の禿げ地の春いづこ

広瀬 Q 山を切り拓いて建てた風力発電用の大風車でしょうか?風車そのものも大きいけれどその土台の敷地もかなり広いという事なのかな?だから「禿げ地」?
月足 ○ 風力発電の風車により、広大な禿げ地となり、まわる風車と裏腹に春を感じられない?
白鳥 コ ここには春がまだ来ていないのかな。
下河原 ○ 春の禿山にある風車を見ての一句ですか。表現が面白いです。
町田 ○ 人工物が春の息吹を邪魔してるんだ!
久保田 ○ 山の豊かな自然が荒らされている感じが伝わってきます。
片岡 コ 河津の山の頂きに並ぶ風力発電の風車たち、原子力よりも化石燃料よりも、風力は環境に良い筈なのに、それでも禿げ山を作る人間の営みの性(さが)を感じました。
白井 ○ 伊豆河津にすすきの原に 大きな風車がたくさんありますね
大治 コ 困ったものです

手塚

No.53  自画像のあるじ見送る菜種梅雨

月足 コ とても気になりますが、どんな背景でしょうか。あるじは高名な画家、それとも、、
白鳥 Q 「自画像のあるじ」とはご自分ですか?
町田 ○ 自画像のあるじとは誰でしょう。菜種梅雨との取り合わせで、寂しいけれどどこか温かい感じがします
手塚 コ 大学時代の恩師の奥様が97歳の大往生でした。
片岡 コ 自画像の主が気になります。句意を教えてください。
白井 コ そうですか 春なのに

No.54  アルテミスピンクムーンのかぐや姫

白鳥 コ かぐや姫いなかったみたいですね
下河原 コ 私もピンクムーンとアルテミスで投句しました。
五嶋 ○ 最先端ハイテクと古典の世界の融合ですね。
手塚 コ 4月の満月をピンクムーンというそうです。
白井 コ 半世紀を経て月へですね 4月の満月は雨で でもかぐや姫がくるとしたらこの時期かも 竹藪へ
ショルツ Q 物語をご教示ください。
のり三田村 ○ ピンクムーンだとかぐや姫らしいですね

No.55  菜の花や空いちめんに反射して

村松 ○ 晴れた日の菜の花は本当に映えるよね
広瀬 ○ シンプルでダイナミックな良句です。「大地が陽光を反射して光っている」のは良くある表現ですが、まるで空いちめんが黄色に染まっているが如くのこの句は素晴らしいと思いました。
木原 コ 菜の花畑の黄色は本当に美しいです。
月足 ○ 青空と一面の菜の花畑は、ハレーションを起こしているようです
白鳥 コ 菜の花が空に反射する…シュールな春景色
下河原 ○ 菜の花畑の美しい姿が想像できます。
町田 コ 黄色の明るさが空いっぱいに広がっているイメージが伝わりました。
手塚 コ テレビの旅行番組をみていて。一面の菜の花畑で一句つくりりました。
片岡 ○ 広大な菜の花畑、春の光ですね。
白井 コ そらに反射ですか 青い空 黄色の畑
大治 ○ 黄色い花が一面に咲いていたのが空まで反射しているように見える いい情景ですね
ショルツ コ 菜の花と空のコントラストがきっぱり。

No.56  老桜の並木となりし通学路

村松 ○ ずっと通学する子供たちを見守ってきた桜ですね
広瀬 ○ この句からは、子供たちの登下校を何十年間も見守り続けてきた老桜の歴史や人生?樹生?が感じられ、さらには「老桜と生徒たち」の「老いと若さ」「静と動」のコントラストまでが上手く表現されておりとても良句であると思いました。
木原 ○ かつてのご自分の通学路でしょうか。
白鳥 ○ 細くて頼りなげな若木の列も年を経て立派な桜並木に。そして「通学路」には毎年新入生。対比がいいですね。
下河原 コ 小学校の通学路の途中にあった桜の木を思い出します。
町田 コ そこを通っていた自分も年をとったなあ
五嶋 ○ 時が流れるのは速い。
手塚 コ 二ケ領用水の桜並木は我々と同じ年とか。
久保田 ○ 確かに桜が年老いているのを実感します。
白井 ○ そう 吉野桜の寿命は人間と同じ程度だって 小生の駅もS33 年 この時の桜だいぶきられた
大治 コ 無常その一言ですね
ショルツ ○ 毎春生徒を見守ってきた桜並木。年を経た風情もまた良きかな良きかな。

月足

No.57  お目当ての園(その)の手前の雪柳

村松 ○ 花見に向かう途中の雪柳に心惹かれる
月足 コ 清楚で美しいが、同時期に咲く桜などと並ぶとわき役にまわる雪柳の句です
白鳥 Q 「園」とは?
下河原 Q 「お目当ての園」はどんなところなんでしょうか?
町田 ○ 雪柳もすごーく綺麗!ですね。
白井 コ なんだろお目当ての園 白い雪柳の向こうに
のり三田村 ○ 雪柳もいいですね

No.58  学割の定期コーナー春の駅

広瀬 コ 非常に写実性が高く余白のある良句だと思います。一つだけ。「定期コーナー」で駅だというのは判るので、「春疾風」で慌ただしい様子を表現するというのは如何でしょうか?
木原 ○ この方も定期売り場を詠んでいます。私の春陰や花冷えの方の句は、少しネガティブなイメージでしたが、この方は学割という言葉を入れる事で、明るい未来が感じられます。同じ景を見ながら、違った角度からの景が見えてきて面白いなあと感じました。ただ、定期コーナーと言っているので当然駅の景です。下五の「駅」という言葉は不要かと思います。下五は例えば「春の風」のように明るい未来を感じさせる五文字の季語で取り合わせた方が良かったかと思います。
月足 コ 今回3句あった定期券売り場の句。他の方は、花冷え、春陰の季語で、期待と不安の気持ちがあらわれているように思いました。私は、推敲不足でした。
白鳥 コ 春の風物詩。定期を買う学生の胸には新しい年度への期待と不安。
町田 コ 今回「定期券売り場」を題材にした方が3人。「花冷え」「春陰」に対して「春の駅」は明るい希望に満ちた感じで、季語って面白いなと思いました。
五嶋 ○ 駅の学生服の列は、この時期の風物詩。
手塚 ○ 定期券の句はこの時期の定番なのだと改めて感じ入ります。
片岡 コ この句材、三人の方が詠まれていました。駅を利用することが少なくなった私には懐かしい風景です。
白井 コ そう ずーと長い列 残念ながらこの列に並ばす 自販機で更新で
大治 コ 新学期の季節の情景 でもネットとかにならないものなのですかね
ショルツ コ 新年度の定期売り場の句 No.3

No.59  老漁師レシピも添えて新若布

村松 ○ 老漁師もレシピを添える時代 美味しく食べて欲しいものね
広瀬 ○ 鄙びた漁港で老漁師が新若布を売っている景色…よく見るとその傍らにはレシピの説明書きが…一枚一枚手描きであって欲しいけど…おじいちゃん大変だからコピーでも良いよね?おじいちゃん自らが売っているのが最高です!!
木原 コ 親切な漁師さんですね。若布を美味しく食べて欲しいという、若布愛を感じました。
月足 コ 三浦海岸で、地元の方が新若布をお裾分け、あわせて下処理法もていねいに教えてくれました。
白鳥 ○ 若布をくれながら(売りながら?)オリジナルの自慢料理を教えてくれる。
下河原 ○ とりたての新わかめ美味しそうです。
五嶋 コ どんなレシピなのか、知りたい。
久保田 ○ ワカメが好きなので、新ワカメのレシピに心奪われます。
片岡 ○ お洒落な老漁師さん、昔の漁師とはイメージが違いますね。
白井 ○ わかめ めかぶが成長しております いつもなら海に浮かぶのに 現在鯛の乗っ込み(恋愛期)期
大治 ○ 美味しく食べて欲しい気持ちがそのまま伝わって来ますね
ショルツ ○ 「美味しいものを美味しく食べて」と愛がこもっています。

No.60  散る桜教訓Ⅰが甦る

月足 コ 乱暴な句ですみません。孫子のむかしから、戦争せずに解決するのがすぐれた為政者では。「暴君」が選挙で選ばれているのもつらいところです。私の子供のころに生まれた教訓Ⅰ(加川良)という歌を、若い人たちにご参考まで。
白鳥 Q 「教訓Ⅰ」とは?
下河原 コ 「教訓Ⅰ」は、歌詞なんですね。
手塚 コ 教訓Ⅰって歌は知りませんでした。
片岡 Q 教訓1?
白井 コ 教訓Ⅰ?ですか

村松

No.61  桜木も世代交代非情なり

村松 コ 近所の公園の桜は年老いて植え替えの時期のよう 新しく植えられた細い木は健気に花をつけているけれど、根元から切られた古い桜の木は痛ましい気がします
広瀬 ○ 私たちに一番馴染みの深い「ソメイヨシノ」の樹齢はだいたい60~80年との事。「接ぎ木」などで人為的に私達の生活圏の近くで増殖された「種」で、成長も早く短期間に大量の花を咲かせて私たちを楽しませてくれますが、エネルギー消費が早かったり排気ガス等の影響も受けたりで老化も早いとの事。そんな事を考えてこの句を観賞したら、グっときてしまいました。
木原 コ 伐採された桜の木を見ると、可哀そうに感じます。でも世代交代は必要ですしね。
月足 コ 染井吉野はクローンゆえか、一斉に寿命を迎えつつあるのでしょうか。桜も、最近は、開花時期や開花期間でバランスがとれるよう品種をひろげて植樹されてますね。
白鳥 コ 世の中すべてそうですね。寂しいけれど世代交代も必要。
下河原 ○ 田園都市線沿線の桜並木は大分老木になりましたね。
町田 コ 人の世も桜木も、ですね。若者がんばってくれ
五嶋 ○ 同感です。
手塚 コ これを非常といべきか、時代のながれというべきか?
片岡 コ 命のバトンタッチですよ。老兵は去るのみ。
白井 コ そうです 寿命は我々と同じ そのうち枝折れるので 部分的に伐採 これもわが身と同じ
ショルツ コ 今年は特にそれを感じます。
のり三田村 ○ 今年は倒木が多く残念でした

No.62  夫(つま)なくて独り花見と友は笑む

村松 コ 引っ越していったママ友から近所の公園に来ていると突然の電話があり昨年亡くなったご主人と一緒にお花見に行った公園が懐かしくて来たとのことでした できるだけ外に出て人と会うようにしていると話していました 無理にでも笑うようにしているみたいでした
広瀬 ○ 未亡人のお友達でしょうか?「独り花見」と言いながらも、いつまでも心の中では旦那様と一緒にかつての日々を懐かしみながら幸せなお花見をされているのではないでしょうか?美化しすぎ?自分の願望?笑
白鳥 コ 「独り花見」上等だと思います。
久保田 ○ 花やぐお花の季節だけにより喪失感が募る。旦那様を亡くした寂しさがお花見の華矢傘と対照的で、より心に沁みます。
片岡 ○ これは考えさせられる、味わい深い句でした。私は、笑むことが出来るかな。
白井 コ うーと
大治 ○ 笑みの中に寂しさが

No.63  春暁や聞けとばかりに赤子泣く

村松 コ 4歳の孫が泊まると言ってきかないので娘と孫二人が泊まりました 保育園に行き始めた1歳の孫が夜泣きです チビなりに緊張して過ごしているのでしょう
月足 ○ 春の最も趣ある刻、赤子の泣き声は興を覚ますようでもあり、春らしい力強さでもあります。
白鳥 コ 朝方に目が覚めちゃったのね
下河原 ○ 春暁に赤子の泣く声が響いている情景が良いですね。
町田 ○ 「聞けとばかりに」が面白いです。
五嶋 ○ 早朝からお母さんはお疲れでしょうかれど、赤ちゃんは元気。
白井 コ そうですか 夜泣き 大変だ
ショルツ ○ 元気な証拠!でも、「春眠暁を覚えず」の親には無情のアラーム。

No.64  春帽子かぶり笑う子膝の傷

村松 コ このままの様子です 元気に遊ぶ保育園児には帽子も膝の絆創膏もよく似合う
木原 ○ 腕白そうな子の笑顔が浮かびました。
白鳥 ○ やんちゃ、わんぱく、幸せな子ども時代。
下河原 コ 膝小僧に傷をした子供を最近あまり見かけないような気がします。
手塚 ○ 元気な子供も姿を見るとはこちらも元気になる気がします。
白井 ○ いいね 今の内だね
ショルツ コ 膝っ小僧の傷は元気な子の証。

辻

No.65  花舞うやつかんだ手には香りあり

広瀬 コ 桜なんでしょうけど、梅でも藤でも美しいですよね?しかも香りも着いてきます。
木原 ○ ナイスキャッチ!
白鳥 コ 舞う花びらをつかむ、花見の席で若い人がよくやっています。香りを感じるとは!
下河原 コ 確かにそんな感じがします。
町田 ○ 花びらの香りをかいだことはないって気づきました。香りがするんですね。すごい
五嶋 ○ 風情がありますね。
久保田 ○ 香水を手首につける私は、この感じがとてもよくわかります。
白井 コ 吉野桜の匂い? ひがん桜はいい香りがすんだけど
大治 ○ 微かな香りに心楽しめますね
のり三田村 ○ 香りというと桜餅の葉を思ってしまいますが花なのですね

No.66  春うらら朝から翠や粋なひと

木原 Q すみません。句意を教えてください。「うらら」が春の季語なので「春うらら」は季重なりとなってしまいます。上五は「うららかに」とすれば、同時に三段切れも解消されます。「秋麗」「冬麗」はOKです。
月足 コ 朝から翠(スイ・カワセミ)をカメラで狙っている粋な人!うちの近所にもいます。
白鳥 Q 「翠」…お酒だろうか
下河原 コ 朝から翠や粋なひとは羨ましいですね。
町田 コ 「翆」とは?お酒?  翆と粋を合わせているのがイキですね。
手塚 Q この翠ってもしかしてサントリーのジンの「翠」のことでしょうか??
片岡 Q 翠って何でしょう?
白井 コ 青く いきなひと? ????
ショルツ Q 翡翠を身につける人?

No.67  花咲や異国の人も皆笑顔

村松 ○ 花の美しさも愛でる心も万国共通
月足 ○ 日本の桜を楽しみにしている外国人も多いようです。平和に花見できるのが何よりですが。
白鳥 ○ 桜の下人みな美しき、ですね。
下河原 ○ 桜の花は、世界中の人に愛されていますね。
五嶋 ○ 桜を愛でる心は、きっと万国共通に違いない。
片岡 コ 四季があること、そして、そのそれぞれの美しさを味わえる文化の中で生活できる幸せを感じます。
白井 ○ そうだね

No.68  春日坂台車を押す手桜かな

村松 ○ 春は引越しシーズン 新しい暮らしを祝福するように桜は満開
広瀬 ○ 坂道で力を込めて台車を押す手が桜色になっている(赤らんでいる)のか?手の甲に桜の花びらが落ちて付いたのも気付かずに運んでいるのか?は判りませんが、いずれにしても対象者の一生懸命な姿には共感いたしました!
白鳥 コ 仕事をしている手にも桜のはなびら。
手塚 ○ 春日坂は地名なのだろうでも台車を押す光景がリアルです。
片岡 ○ 辻教授が研究室の片付けに精を出す姿が浮んできました。永年、お疲れさまでした!これからを楽しんでください。
白井 コ 宅配便のおにいさん?
ショルツ ○Q 文京区春日付近の坂? きつい坂道の配送/運搬を励ますような桜吹雪か?