2026年2月

・奉行より  2026年2月のご案内 ・2/28土 句会 1320~小田原曽我梅林散策 1730~町田懇親会 *曽我梅林散策 少雨決行・本降り中止(夜のみ決行)

広瀬

No.1  ゴンドラの窓かすめ去り冬鴎

大治 ○ 港町の一風景で寒々とした感じが出ています。
白鳥 ○ 「去る」でなく「去り」はお見事!鴎の躍動感、ぶつかりそうに近いその姿をしっかり感じます。
村松 ○ 観覧車のゴンドラかな 一瞬の光景を切り取ったのが素敵
広瀬 コ みなとみらいのロープウェイ「横浜エアキャビン」に乗った時に、鴎がかなり近づいた瞬間がありました。実際は「かすめる」という距離ではなかったですがかなり迫力がありました。ロープウェイやエアキャビンだと語数が多いと悩んでいた時に「ゴンドラ」を思い付いて膝を叩きました。
片岡 ○ 海辺(みなとミライ?)の観覧車だろうか、ゆっくりとした高い風景にカモメが一瞬窓をよぎる。
木原 ○ スリルのある瞬間にシャッター切った感じがいいです。
久保田 ○ 遊具のゴンドラですか?曇った窓をカモメが掠め取んだのかなあ、想像が膨らみます。冬の寂寥感を感じる秀句ですね。
白井 ○ 「ごらんあれが竜飛みさきと・・見知らぬ人が」の情景が浮かぶのは私だけ 失礼しました
下河原 Q ゴンドラの脇をカモメが飛んでいるんですね。何処のゴンドラに乗っているのですか?

No.2  小春日や怪獣たちの燥ぐ丘

白鳥 コ 「怪獣たち」とはお子さまたちだね
村松 ○ 読売ランドのポケモンエリアかな?この怪獣はポケモンと子供両方ですよね?私も孫怪獣と行きたい
広瀬 コ 千葉の息子宅に孫に会いに行った時、ちょうど近所の同い年くらいの子供たちと公園を走り回っておりました。暖かな小春日和でずっと見ていたいほどの穏やかな午後でした。
片岡 ○ 昔、子どもと読んだ絵本に「怪獣たちのいるところ」というのがありました。子ども達の生命力をとても感じる句です。
木原 ○ 怪獣とはもしかしてお孫さんの事ですか。小春日という季語がほのぼのと主役になっています。
手塚 ○ 燥ぐ怪獣たちというのは、子供たち?楽しそうです。
白井 コ お孫さんですね 特に男のコ 電池切れるまで大変だ
下河原 コ 子供たちの元気な姿が想像できます。
ショルツ コ 外遊びする子供を怪獣としたのでしょう
町田 ○ 子供達の様子でしょうか、可愛らしいです

No.3  虎落笛(もがりぶえ)舌禍悔やみつ夜を明かす

白鳥 コ その後悔が盤石の人間関係をつくると思うよ!
広瀬 コ 例によってまた妻に失言をして機嫌を損ねてしまいました。強い後悔の念と相まって、外からの強風が窓を打つ音からも責め立てられている様な気がして眠れない夜を過ごした事を思い出して詠んだ句です。
片岡 コ これ、ありますよね。共感します。
木原 コ 私もよく調子に乗って言わなくてもいい事を言ってしまうのよ。強い北風に怒られているようだ。
月足 コ 虎落笛が響き合う様に思いますが、深刻なようで心配です
白井 コ そうですか ことばなしです
ショルツ ○ 寒風に責められているような気分だったのではないでしょうか。身内なればこそ言い過ぎてしまうこと、よくあります。
町田 コ 布団の中で猛烈に反省していることが、虎落笛という季語でわかります。

No.4  寒満月さやか亡友(とも)ほのと笑みぬ

白鳥 ○ 亡くなった友達の笑顔を感じる夜。すごく心に沁みる句です。
広瀬 コ 凍空に満月が冴え冴えと浮かんでおり、そこに一瞬だけ半年前に急逝した親友の顔が重なりました…少し悩みを抱えていた時の事でもあり「頑張れよ」と微笑んでいた様な気がしました。
手塚 コ 月は「さやか」笑いは「ほの」つつましい表現です。
月足 ○ 亡友との思い出の季節、満月にその友の笑みを見た
白井 コ 冬の月は遠くであたたかく 見守ってくれてて ですね
下河原 ○ 亡くなられた友を思う一句ですかね。
のり三田村 ○コ ほほえんでくれてよかったです

のり三田村

No.5  節分や鳥のごちそう芝の上

大治 ○ 成程、外にいる鳥には御馳走ですね。鳥の気持ちになれる作者の心根に感激。
村松 ○ 庭のある家の節分風景ですね ほのぼのとした句ですね
広瀬 ○ 豆撒きのできる庭がある環境が素敵です。ウチはベランダで撒いて豆は後で回収してました。
白鳥 コ 昨夜まいた豆に群がる鳩や雀。彼らにも「福は内!」
片岡 ○ なるほど、翌朝はこうなりますね。
手塚 ○ 鳥のご馳走というのは豆のことですね。
木原 ○ 撒いた豆が小鳥のごちそうになってしまったのかな。俳句の型はできてますよ。
月足 コ お庭にも盛大に豆まきですね
久保田 ○ 今年は豆まきしなかったなあ。この時期は鳥にとってもごちそうがいっぱいあっていいですね。
白井 コ そう きっと福を運んでくれる 青い鳥
下河原 コ 節分の豆は、鳥のごちそうですね。でも最近は豆まきする人も少ないですよね。
ショルツ ○ 節分の豆も、芝に落ちたら鳥のもの。のどかな雰囲気を感じます。
町田 ○ そう、豆まきのあとは鳥たちの饗宴ですね。
のり三田村 コ 鬼は~外!で芝に向かって豆を撒いたので

No.6  バレンタインチョコフレークよ誰の手に

白鳥 ○ あの子が手提げに入れていたチョコフレーク。誰にあげるんだろう?「手作りチョコ」ではなく軽い感じの「チョコフレーク」にしたのはどんな読みを狙ったのか聞きたいです。
片岡 コ 最近見なくなったチョコフレーク!けっこう好きで食べました。
木原 コ チョコフレーク、小学生の頃初めて食べたなあ。
月足 ○ 誰の手にと、読者に問いを出された。あるいは自分への問い
白井 ○ 娘さんの作ったのかね もちろん父上にはなしで
下河原 ○ バレンタインチョコなるものは、無縁でしたね。最近は妻は買って来てくれます。
のり三田村 コ 頑張って作ったチョコが誰のところにいくのかなと思い詠みました

No.7

No.8

小野

No.9  さざなみに身を委ねたる春の浜

大治 ○ カモメか千鳥か厳しい冬が終わり春の気配がさざなみにも感じられます。
大治 ○ カモメか千鳥か厳しい冬が終わり春の気配がさざなみにも感じられます。
村松 ○ 春の浜辺をのーんびり散歩 穏やかな季節を感じられる良句
白鳥 コ 春の海ひねもす…。子守歌を聞いているよう。のどかでいいね。
片岡 ○ 春の舟遊びでしょうか、とても穏やかです。
月足 コ 波に身を委ねるは、春のたゆとう感じが出ています
白井 ○ あるある ひっそりした春の浜の気分は まだ冷たく釣りにならないけど
町田 コ こんなゆったりとした気持ちになりたいです。
のり三田村 ○コ 夏の波とは違うのですね

No.10  世を救う女神の立ち姿(たちざま)冬麗

大治 コ 強い女性の姿が美しい、まさに今の時代あらゆる分野で男性より女性の方が強く素晴らしいですね。
大治 コ 強い女性の姿が美しい、まさに今の時代あらゆる分野で男性より女性の方が強く素晴らしいですね。
白鳥 Q 女神とは?
片岡 コ お台場とかの自由の女神が、何だかとても皮肉な姿に見えてくるこの頃です。
木原 コ この女神、誰だろう。もしかして髙市首相?
手塚 コ 世を救う女神とは誰のことでしょうか
月足 コ 女性党首、首相?
白井 コ 蕪村のうみへび座?の女神のことですかねー
下河原 Q 「世を救う女神」は誰のことですか?
ショルツ Qコ 仏像でしょうか?女神というと自由の女神を思い浮かべますが、冬のNYは冬麗とはいかないでしょう。
町田 コ 世を救う女神とは?もしかして高市さん!日本を救って欲しいです。

No.11  巣立つ子をことほぐ光山笑う

村松 ○ 「ことほぐ光」「山笑う」家を出る子を見送る親の幸多かれと祈る気持ちが伝わってくる言葉の選び方が良いです
広瀬 ○ 我が子が独立して親元を離れる際の祝福の気持ちがよく表れております。「光」という言葉に子供の未来への期待と希望が詰まっており「山笑う」という季語と響き合っています。多幸感溢れる句。
白鳥 ○ 卒業・卒園の明るさが満ちています。
片岡 コ 卒業式、卒園式が近くなる頃、日も柔らく優しくなりますね。
木原 ○ 「山笑う」という季語がぴったりの春の明るさを感じさせる句ですね。
手塚 ○ 卒業、就職、結婚なんにしろおめでたい
月足 ○ 明るい未来へ。ことほぐ光が明るい
白井 コ 卒業ですか おめでとうございます
下河原 ○ 子を思う親の気持ちが良くわかります。
ショルツ ○ 春は巣立ちの季節。温かく包み込むような言葉を連ねていますが、かえって切ない親心がにじみ出ます。
町田 ○ 春の暖かい日差しがうれしいですね。

No.12  旅人(たびうど)の還(かえ)る書院や春火鉢

白鳥 コ 文人の帰還。誰でしょうね。
久保田 ○ 火鉢で団を取りながら旅人は何をするんだろう。旅人は誰?想像が膨らみます。
白井 コ 吟業かえりですかね 寒かったです ご苦労様でした的?
下河原 ○ 凄く文学的表現に思います。

町田

No.13  七福神巡りて初春好き(よき)仲間

大治 コ みんなで行った七福神巡り、いつまでもこの関係を続けたいと思います。
広瀬 ○ 「好き仲間」…良き言葉ですね~ おめでたさと穏やかさと達成感が詰まったこちらも多幸感溢れる句。二福神足りなくてごめんなさいby奉行w
白鳥 コ 今年いいことありそうな、素敵な企画でした。
木原 ○ 一句会の仲間、本当に好き(よき)仲間です。
月足 コ 良き仲間より、好き仲間がいいですね
白井 コ 光栄です
下河原 コ 私も七福神巡り行きたかったです。
ショルツ コ 2026年、縁起良く歩み始めることができました。
町田 コ 七福神は季語のようですが、どうしても「はつはる」に行ったことに意味がある気がして

No.14  冬大根コトコト飴色箸で割く

大治 ○ 見た目から美味しそうな大根。料理好きの作者ならではの句です。
村松 ○ 柔らかく味のしみた大根が本当に美味しそう
白鳥 コ 美味しそう!うちはいつも薄色大根だけど、たまにはこんなのが食べたい。ただすごく柔らかそうだから「割く」でないほうがよかったかも。
片岡 ○ とてもオイシそう!日本酒で頂きたい。
月足 ○ 十分に煮込んでやわらかな大根。美味しそう
久保田 ○ 大根を煮たのは本当に美味しいですね、においや湯気まで感じられます。
白井 ○ なんか うまそうで いいな
下河原 ○ 冬大根美味しいそう。
町田 コ 大根が美味しく煮えると嬉しい!
のり三田村 ○コ 本当においしそうな大根!

No.15  雪籠り江戸に身を寄せ捕物帖

大治 コ 雪に埋もれて外出が出来ず時代小説にどっぷり浸かっている姿が目に浮かびます。
村松 ○ 雪の日は暖かい部屋で時代小説いいよね
白鳥 ○ 捕り物とはちょっと違うけど「木挽町の仇討」をまさにこんな感じで読みました。
片岡 コ 雪の日の、豊かな読書。夢は江戸をかけめぐる。
木原 コ 雪の日は外出せずに鬼平でも読むか。
白井 コ うー 何してるだろう?
ショルツ ○ 大好きな半七捕物帳を思い浮かべます。よく朗読読書します。今と違い、昔の江戸は極寒だったようです。それとも実生活?
町田 コ 雪の前日に『黄色の家』を借りて、最初「雪ごもり上下二巻の文庫本」としたのですが、前、よーこに借りた『きたきた捕物帖』に変換してみました。

No.16  雪に乗り重力蹴破れ空の舞

大治 ○ 今回はハーフパイプとビッグエアーはまさしくこの句のとおりで観るものをひきつけました。日本選手凄い
村松 ○ スノーボードかな?よく飛んで(あえて跳ぶではなく)クルクル回って踊っているような様子が伝わってくる良い句ですね
白鳥 コ ビッグエア?ハーフパイプ?モーグルのエア? みんなやばいね!
片岡 ○ メダリスト達の演技が目に浮かびます。あんなの夢の中でいいから一回体験してみたい。
手塚 ○ ミラノ・コルテイナスノーボードは大活躍ですね。
月足 コ 冬季五輪の雄姿?
白井 コ そう 冬五輪だよね 何かい回るののか数えられない
下河原 コ オリンピックのスノーボードでの日本人選手は大活躍ですね。
ショルツ コ 冬季五輪、固唾をのんで、空を舞う選手達を見守りました。
町田 コ ハーフパイプすごいなあーー初めは「空へ舞え」と威勢よく作ったのだけど、乗る・蹴破る・舞うと動詞が多過ぎるかなあと思って・・・「雪冴ゆる重力蹴破れ空へ舞え」が良かったかな(笑)季語は大切冴えるは大技の冴えるにもつながるね

久保田

No.17  冬アイス母の声する熱の中

村松 ○ 熱が出て少しボーッとするけど、お母さんの声と冷たいアイスは心地よい、この句からはそんな思いを受け取りました
白鳥 ○ 大人になって熱が出ると、不思議と小さい時の病気を思い出します。私も今月そうでした!
片岡 ○ 遠い昔の記憶でしょうか。私にも覚えがあります。
月足 ○ 子ども時代に発熱で寝込んだ時でしょうか。つらいけれど、少しうれしい特別な思い出
久保田 コ 子供のころ冬に風邪をひくと母にアイスクリームをねだって、それが楽しみでした。
白井 ○ そうですか インフルも流行ってて お大事に
ショルツ コ 発熱中、朦朧とする中、看病してくれたお母さんの安心感と、アイスの心地よさ。
町田 ○ すごく素直で、愛情いっぱいの句、いいなあ
大治 コ 自分は扁桃腺持ちで小さい頃は高熱を良く出しました。この光景が懐かしく涙が出ます。

No.18  水仙やジェミーに問うて一人の夜

白鳥 コ ひとり幸せな推し活の夜
広瀬 ○ 作者は自分大好きな「孤高の人」? 「一人の夜」+「水仙の気高さ」がそれを感じさせます。そしてGemini…なかなかユニークで楽しい句ではないですか~でも最近のAIは寄り添ってくれ過ぎなのでご注意を!笑
片岡 コ 現役の友達が言っていたが、会議では各自4〜5台のAIを手本に置いて話し合うそうです。この分野の得意なAIはこれです、と選んでくれるAIもあるそうです。
手塚 ○ 一人、AIに話かけている光景ですかね。
木原 Q 水仙と取り合わせたこころが知りたいです。
月足 コ AIとの対話は、質疑応答以上なのでしょうか
久保田 コ 最近はAIとよく対話します。花を生けた後、感想をAI(ジェミー)に聞いてみました。 そして最近は一人の時間が楽しくて。高貴な花水仙のように、人にもたれかからず生きていきたいという思いも込めています。
白井 コ 最近仕事でもAIに聞います なんか何でも知ってすごく とて謙虚で ずーと付き合えそう
下河原 Q 「ジェミー」とは何のことですか? AIのことですか?

No.19  雪弾(はじ)きて ローズマリーの香の弾む

村松 ○ 積もった雪が落ちた拍子にローズマリーの香りがする一瞬
白鳥 コ ローズマリーは寒さに負けず花まで咲かせていますね。
広瀬 ○ ローズマリーって冬に花が咲くのですね~そしてハーブとして料理に使用するほど香り高き素敵な存在!「雪弾きて」と「香の弾む」で「弾」の段重ねwも素敵でした!
片岡 コ ちがうけど、クリスマスローズが咲かない、と奥さんが嘆いていた。ハーブはその点、強いですね。
木原 ○ 何かを思い出させるようなあの香り。なのかな?ローズマリーの花言葉からそんな事を想像しました。
久保田 コ 雪が降った日、見事なローズマリーの枝を手折って雪を払ってみたら、素敵な香りがしました。
白井 コ ローズマリーって 冬さくんだ へー
下河原 ○ 雪の冷たさとハーブ茶の温かさの対比が良いですね。
町田 ○ とても新鮮。銀世界にローズマリーの香りが印象的。
大治 コ 言葉使いが綺麗です。ローズマリーと雪の対比が良く、自分には思いつかない句です。
のり三田村 ○コ ローズマリーの香り大好きです

No.20  ロカの塩振る大根の甘さかな

白鳥 コ 「ロカの塩」? もしポルトガルのロカ岬なら大根とのマッチングが面白い。
手塚 コ ロカの塩というのは有名なのでしょうね?。
久保田 コ 西の果てのポルトガルで買った塩を東の果ての日本の冬の野菜 大根にかけて食べたら甘いこと!地球半周した塩と思うと、感慨深いです。
白井 コ ロカの塩 たべたことない 食べると甘み 塩かね
下河原 Q ロカの塩は、どんな塩なんですかね。でも大根はおいしそうです。
ショルツ ○Q 特産品の塩でしょうか? 外国産の塩が日本の大根と出会った甘さ! 地理的な広がりを想像させます。
町田 コ 冬大根甘くて美味しい!ロカの塩を使ってみたい。

下河原

No.21  雪月や凍てつく道の果てしなく

村松 ○ 月も道も凍る夜 雰囲気のある句
白鳥 コ どんな道を歩いているのだろう。もしかして人生?
片岡 ○ 大きな景が浮かびます。こんな雪原を見たことはないと思うのに、不思議に既視感がある。
月足 コ どこまで行っても白く凍る道は月光でほの白い
白井 ○ そう 日本海側 大変なことに
下河原 コ 2月の満月はスノームーンです。別に満月が出ていたわけではないのですが、寒い日の深夜にごみを出しに行った時にめちゃめちゃ寒かった時のイメージです。
ショルツ コ 白い雪道を月が銀色に照らす一筋が見えます。
町田 ○ 「雪月」って言うんですね。お月様まで凍っていそう、なんかカッコいい句です。
大治 ○ 雪で凍りついた道がまるで月まで続くような情景を醸し出しています。

No.22  鍋囲む湯気のむこうに富士白し

村松 ○ 富士山を眺めながらの鍋 なんて贅沢な
白鳥 ○ ものすごく景色のいい所(お店)ですね!
片岡 コ 冬キャンかな。三句に通いあう雰囲気があります。
木原 Q どこで鍋を囲んでいるのだろう。そして何鍋?
月足 ○ 鍋、湯気は季語ではないようですが、旅館での冬の楽しい夕餉ですね
白井 コ いいね 寒いと鍋だね 温まって
下河原 コ 山梨県の河口湖にほうとうを食べに行った際に見た富士山です。ほうとうでは上手く俳句に出来なかったので鍋にしてしまいました。
ショルツ ○ 冬景色、温かい室内、熱々の鍋、遠くに近くにThe 冬の風情。
のり三田村 ○コ 素敵な景色が望めるお部屋ですね

No.23  寒風や白銀染まる山の峰

白鳥 コ 寒いけれど真っ白い雪の峰が青い空にくっきり!スキーかな。
片岡 ○ 美しく厳しい冬の姿ですね。
手塚 ○ 立山あたりの冬山の光景が浮かびますね
白井 コ そう イタリアアルプスかね
下河原 コ 河口湖の帰り、足柄サービスエリアから丹沢を眺めたら雪に覆われていてヒマラヤのような情景でした。

No.24  雪晴れにサナエノミクス駆け上がる

白鳥 コ 株とほとんど縁がない私のような庶民は円安物価高に直撃されております。
広瀬 ○ 一見、サナエノミクスを賞賛しているかの様ですが、実は深い句。穏やかな「雪晴れ」はきっと長くは続かないのでは??冬本来の寒波や吹雪がすぐそこに来てるかも?と思ってしまうのは私だけでしょうか?
木原 ○ いや本当に駆け上がるという感じ、ピッタリですね。
手塚 コ 高市総理への推し活でここまで大勝利とは。
久保田 ○ 高市自民党強かったですね!ぶっちぎりの強さが「駆け上がる」で品良く表現されています。
白井 コ そう 初めての年下の総理大臣 すげーパワー
下河原 コ 高市自由民主党が衆議院選挙で大勝し、株価も高くなりました。

ショルツ

No.25  「あ!雪」と目を切る隙にはい!ゴール

白鳥 Q 「雪」と「ゴール」、オリンピックの何の種目だろう。「目を切る」とは?
白井 コ イタリア五輪だよね そう とにかく日本選手活躍で
下河原 コ 「あ!雪」の表現はおもしろいですね。
ショルツ コ 生徒の小学生のエピソード。サッカー試合中に雪がちらつき始め、気をとられる隙にゴールされてしまったそうです。
町田 コ せっかくのその瞬間を見逃すことってありますよねー

No.26  雪の壁無音領域ぼくは跳ぶ

村松 ○ 音も消えるほどの研ぎ澄まされた空間
片岡 ○ 選手目線からの一句ですね。極度の集中力の高まり、「無音領域」!
白鳥 ○ 夜の感じなのでスノボハーフパイプか。「無音領域」選手にとって空中にいる時間はたしかに無音かも。無重力感をうまく言葉にした素晴らしい表現です!主語を「ぼく」とした経緯を聞きたいです。私なら、自分は絶対にしない(できない)ので「跳ぶ人よ」とか他人ごとにしちゃいそう。
手塚 ○ ミラノ・コルテイナハーフパイプの戸塚選手それとも平野選手
白井 コ 中継での飛んでるシーンの話かね
下河原 コ 雪が降ると、あたりは静かになりますね。
ショルツ コ 平野歩夢選手を描いておきたくて思いを馳せると、『無音領域』と浮かびました。怪我を心配する声、期待の声、自分の心臓の音、跳ぶ瞬間はあらゆる音から解放された自分だけの領域なのかと想像しました。
町田 ○ 雑音なし!自分を信じるのみ 孤独と決意を感じました。

No.27  バレンタイン渡せぬハート手に溶ける

村松 ○ 渡せなかった思いも溶けてしまったのかな
片岡 コ 遠い昔、…笑。
白鳥 コ 握りしめないで食べちゃおう!
木原 ○ うーん。胸キュン俳句、好きです。
月足 ○ 渡したいけど渡せないチョコと、伝えられない気持ち
白井 コ そういうときもあった?
ショルツ コ 不二家のハートチョコ。 結局自分で食べてしまったような。
大治 ○ 今は昔こんな気持ちを若い時は皆持っていましたね。そんな懐旧の思いをうまく表現しています。

No.28  梅月夜あなたの声が香る道

広瀬 ○ 「声が香る」という表現が秀逸!大切な方の記憶を「香」と表現したのでしょうか?幻想的な梅月夜に大切な方の声が…「道」という言葉も二人の今後やこれまでを示唆するかの様…上手い!と思いました。
片岡 コ 幻想的で不思議な一句。
白鳥 コ 「声が香る」って色っぽいです。
木原 コ いい感じじゃないですか。胸キュンの後は大人の雰囲気。
月足 ○ 心躍る気持ちが、声が香るで伝わります
久保田 ○ 声が香るとはロマンチックな。素敵な声の持ち主は誰?
白井 ○ そうだすね 梅は夜静かなとき 匂ってきて
下河原 ○ なんか意味深ですね。
ショルツ コ 月夜に紅梅がほのかに香ります。
のり三田村 ○コ 声が香るのが素敵です

月足

No.29  あるじなき子ども部屋にも福は内

村松 ○ 子供の幸せを願って巣立った子供の部屋にも福は内 夫婦二人になった寂しさもちょっと感じられるような余韻のある句
広瀬 ○ 作者の元を離れて頑張っているお子さんに対するエールの句だと解釈しました。作者が一人で呟いた(であろう)「福は内」の言葉が、切なくも温かく響いてきました。
片岡 ○ 巣立った子を想う、親心が伝わります。
白鳥 コ 子どもが独立し、一緒に豆まきをした思い出も遠い昔。
木原 ○ なんかちょっと切ない気持ちになるなあ。ウチも娘たちが出て行っても豆まきしてますよ。
手塚 ○ ご夫婦二人の豆撒きの風景。何とも言えぬ余韻が・・
月足 コ 一通り各部屋に豆まきです
久保田 ○ お子さんg無事巣立った喜びと、いない寂しさが豆まきを通じて伝わってきます、
白井 コ そうだね のど詰まっちゃう でもこの歳でのお餅も注意と
下河原 ○ 子供が育って家から出て行った様がうかがえます。
町田 コ 作句者の優しさ愛情を感じました。絶対良い人です。
大治 ○ 子供の思い出を懐かしむ、親の心ですね。
ショルツ ○ それが親心。。。
のり三田村 ○コ 我が家も同じでした

No.30  突然の選挙ポスター雪しまく

片岡 コ 雪も選挙も突然に起こり、雪は消えて新政治体制は残った。
白鳥 コ 北国が大変でしたね、。
手塚 コ 「雪しまく」季語が秀逸です。勉強になります。
月足 コ 急ごしらえの選挙に雪のおまけがつきました
白井 コ そうだね まったく お金もかかり 結局メディアの前予想とおりでしたが 雪の中小学校へ
下河原 コ 雪の中の衆議院選挙でしたね。その割には投票率がそこそこ有りました。

No.31  着ぶくれのどのポケットかお賽銭

村松 ○ お賽銭すぐに出せるようにポケットに入れたんだけどどのポケットだったっけ ちょっとユーモラスであるあるな光景
白鳥 ○ わかるー!冬服はポケットがいっぱい
木原 コ 冬はポケットが多い。せっかく準備周到だったのに、ここでつまづくとは。
月足 コ 小銭はどのポケットか。あわてると見つからない
白井 コ いいね あるある
下河原 コ あるあるですね。
町田 ○ よくぞ読んでくれました。この通り。そして、着ぶくれは季語なんだと思い出しました。
大治 コ 確かにこんな経験あります。
ショルツ コ あるある。 ちゃんとポッケに入れた! まではちゃんとしているのに!!

No.32  水涸るる地と豪雪地つなぐLINE

片岡 コ それぞれ話題の、何と対照的なことでしょう。
白鳥 コ 雪を渇水地方に持っていけないものか?
月足 コ 豪雪と少雨のアンバランス
白井 ○ 多くの方亡くなって 一人じゃだめていったてね 他いないよね
町田 コ はい、上手く繋げることはできないのだろうか?

片岡

No.33  鳥居奥緋の段のぼる古雛千

村松 ○ 神社の階段に飾られたたくさんの雛人形、壮観でしょうね
白鳥 コ 去年見た石段に飾ったお雛様かな
片岡 コ NHK句会の兼題「古雛」の四句です。今年もやっています。
木原 ○ 赤い毛氈の敷かれた長い石段に沢山のひな人形が飾られています。この写真見せてもらいました。
月足 コ お雛様の四句。稲取の神社?参道の石段に緋毛氈を敷いて、お雛飾り。どれほど大変か
白井 コ 雛特その① 下記の② ③ ④を先に読むと 本件はずーと以前の雛?
下河原 コ 雛で4句ですか? どれも味わいが有りますね。
町田 ○ 「緋の段のぼる」がいいなあーと思いました。鮮やかさと、視線が下からあんな上までと見上げているのが伝わります。
大治 ○ 神社の昔からの風習は日本の心の宝です。
ショルツ コ 古雛四連作ですね。
のり三田村 ○コ お雛様幸せにね!と思いました

No.34  翁らの日ごとに納む千の雛

白鳥 コ ご高齢の方たちが飾っているんですね。
片岡 コ 去年に紹介した稲取の雛飾りです。
木原 コ そしてそれを毎日片づける人たち。大変な作業ですね。この話も教えてもらいましたね。
白井 コ 雛特その② ココの翁はもちろん本人 千の雛を納めるとは 日ごとにかたずける? 要するに自分の立場が日ごとになくなる
大治 コ 年とった方が歴史を紡いでいるそんな気持ちを大切にしないといけない、そんな気持ちにさせられます。

No.35  古びなとなる日の君や歳の雛

白鳥 コ 新婚の頃は想像もつかないぐらい遠かった未来に今いる二人。
片岡 コ 「歳の雛」は一歳の孫です。
月足 ○ 君は娘さん、奥様か。家族の時間を感じます
白井 コ 雛特その③ ここで君登場 果たして本人に自覚あかる?
下河原 Q 古びなは、奥さんのことですかね? 句の解説を聞きたいです。
町田 コ 何と言って良いのか・・・「わが身世にふるながめせしまに」ですね

No.36  貝雛の古びて笑むや台所

村松 ○ 台所にも小さなお雛さま、丁寧な暮らし
広瀬 ○ 雛供養を想像させる千体もの古雛の句を前半で詠んだのは、この句を引き立たせる為だったのでは?と勘ぐってしまうほど、台所の片隅に置かれて在る古い「貝雛」への愛着と存在感を感じさせる句だなぁと感じました。穿った見方かもだけど「若くて綺麗で新しいモノを賞賛するLookismへのAntithese?」に思えて勝手に共感w
白鳥 ○ 昔からの貝雛が台所に飾ってあるのですね。いつからなのか、なぜ台所なのか、いろんな物語を想像してしまいます。
片岡 コ 妻を想って作りました。ハマグリにのった小さな雛、何十年も前に来宮神社で求めました。
手塚 ○ 穏やかな日常が年代ものの貝雛で表現されています。
月足 ○ 角川の歳時記には、雛祭の傍題が35もありました。貝雛は傍題にはありませんでしたが、手作り感があり、古びる・台所と相まって、慈しみの気持ちがあふれます
久保田 ○ 貝雛はただ置いておきがちなので、知らず知らずの間に古びてしまったのかなあ。お雛様あるあるですね。
白井 ○ 雛特その③ 貝雛とは 以前の飾り雛 が 微笑む台所ですか
下河原 ○ 何気ない情景の切り取りが俊逸です。
ショルツ ○ 家じゅういたる所に雛飾りしている様子がわかります。 ウチの古雛さんは玄関。

木原

No.37  記念樹へ土をかける子春隣

村松 ○ 卒業の記念の樹かな、晴れやかな一日
白鳥 コ 卒園か卒業の記念でしょうか。季語がぴったり。
木原 コ 卒業記念の木を植えている中学3年生。春が来るとみんなそれぞれの道に巣立っていく。(兼題土)
月足 ○ 卒業記念でしょうか。明るい未来を感じさせます
久保田 ○ これから植樹の季節ですね。ぐんぐん育ちそう
白井 コ 何の記念樹かね 私的ですみませんが 還暦の河津桜を植えようと思っていたができなく 来年にしようかなー
下河原 ○ どんな記念樹を植えたのかな?
ショルツ ○ 卒業をほのぼのと描いています。娘の中学卒業記念樹は毎年数十個のオレンジを実らせてくれます。

No.38  冴返る昏き樹海の石鳥居

広瀬 ○ 立春は過ぎてもまだ肌寒い季節の夕方…「昏き樹海の石鳥居」からくる神秘とある種の恐怖感で寒気が迫り、背筋がゾワァ~っとなりました。
白鳥 コ どこの神社でしょう。パワースポットなんだろうけど、ちょっとゾクッとします。
片岡 ○ とても大きな自然を感じます。
木原 コ 樹海ツアーに参加した。緊張感の走る怪しげな樹海。こんな所に鳥居がある。緊張感の増す不気味な光景。(兼題写真を見て作りました。実際に樹海ツアーには行ってません)
手塚 ○ 季語の「冴香る」と「昏き」が映像を際立たせています。どこの樹海ですか。
白井 コ 富士の樹海ですかねー さむそー
下河原 ○ 静かな情景の中で、石鳥居が引き立ちます。

No.39  車椅子バックで下る梅の坂

村松 ○ 車椅子で降りる坂道は前向きだと少し不安ですよね、あたたかい眼差しを感じる句
広瀬 ○ 様々な状況を想像させる良句です。お母様を連れて探梅行に出かけているのでしょうか?少しでも綺麗な梅を見せてあげたい!梅の香を嗅がせてあげたい!という作者の優しい気持ちが、決して足下が良いとは言えない場所へも誘っていったのでしょう!
白鳥 コ 暖かい日に外出するも道が狭く…。でも梅見ができてよかったです。
木原 コ 94歳の母を連れて梅見に出かけた。車椅子を借りることができた。私が車椅子を押すが、慣れていないので慎重に。下り坂は後ろ向きでゆっくりと。
月足 ○ 老親と一緒の梅見でしょうか。思いやる気持ちが伝わります
白井 ○ 親御さんと花見ですかね ちょっと大変ですが いいね
下河原 コ お母さんを車いすで連れていって観梅に行っているのでしょうか?
大治 ○ 注意深く下る坂道に集中していたのに梅の花が 思わず木を見上げたことでしょう。
ショルツ コ 安全第一、そしてよく見えますようにと、思いやりが溢れています。
のり三田村 ○コ お花を見せてあげる優しさですね

No.40  尾ひれゆれ鱵(さより)ひかりの羽根となり

白鳥 ○ お寿司屋でしかお目にかかりませんが、あの細い体が泳いでいる姿は美しいのでしょうね。ラ行の連続がきれいな句です。
片岡 ○ 海に差し込む春の光を受けて、サヨリがとてもきれいです。
木原 コ 兼題「鱵」。見たことのない物が兼題に出た時、いつき組メンバーはYouTube吟行をします。鱵の動画を見て、NHK俳句堀田季何先生の描写の4つのステップ、①物事をよく見る。五感全てで。②ハッとする本質を見つける。③諦めない。④ハッとした瞬間を詠む。これを念頭に一生懸命描写しました。脚韻も工夫しました。
手塚 コ あの鱵を俳句の種として観察するとはさすがです
白井 コ わかりませんが ちょっと調べると さよりの漁は 羽で脅かし 網にかけるとあります サヨリの群れは上から見ると きらきら光ます 太刀魚でこの光景みたことがあるが
町田 ○ 詩人ですねー 春の訪れを告げるサヨリ、海面をジャンプするんですね。それがひかりの羽根とは!映像を見ましたが本当に綺麗
ショルツ コ 泳ぐ魚としての鱵はこんな風なのですね。天ぷらとしてしか知りませんでした。

手塚

No.41  春隣七福神は多国籍

広瀬 コ 大治さんに七福神の蘊蓄を披露してもらって良かった!です。
白鳥 ○ 王子さんの解説を聞いて、私も本当に目から鱗でした。
片岡 コ 天竺(インド)・震旦(中国)・本朝(日本)は当時の世界そのものでした。世界中から「コンニチワ!」の七福神ですね。
手塚 コ 句会での川崎七福神巡りにて。王子さんの解説より
木原 コ この事実。あの日初めて知りました。
月足 ○ 勉強になりました!良いとこ取りかもしれませんが、多文化融合、これぞ日本
久保田 ○ 春隣七福神は多国籍。ユーモラスで楽しい句。
白井 コ そう 博学の解説でしりました 勉強になるなー
下河原 コ 何処の神社仏閣にも外国の方が目立ちます。
町田 コ はい、教えていただきましたね
ショルツ コ 王子さんの講義で知りました!
のり三田村 ○コ そうですね

No.42  ほろ酔いで春萬月を仰ぎをり

村松 ○ 良い気分で歩く帰り道、満月を見上げてさらに良い気分
白鳥 コ いいお酒ですね!
片岡 ○ 白楽天の詩のよう。「萬月」がより丸く大きな月をイメージさせます。
手塚 コ 飲み会帰りに駅を降りて見たスノームーンでした。
木原 ○ いい月なんでしょうね。こんな夜は一人でもう一軒行くか。
月足 コ ほろ酔いにやわらかな春萬月がお似合いです
白井 コ いいね でもまださむいよね
下河原 コ 作者は、きっとほろ酔いで満月を見ることで人生を楽しんでおられるんでしょうね。
大治 ○ ほろ酔いという言葉が春と溶け合い良いですね。

No.43  愛犬や写真にうつす牡丹雪

白鳥 コ 見慣れない雪とこわごわ戯れるワンコをパチリ!
片岡 コ 子どもの頃、飼っていた秋田犬は雪が大好きでした。雪が積った朝、二人で学校へ行く前に一時間も遊んでいた思い出があります。
手塚 コ 我が家には犬はいませんが、あの雪の中雪の中の愛犬を撮っている人を見かけました。「愛犬を」の方が良かったと反省。
白井 コ そうね でも最近の犬も洋服きて こたつがいいじゃない
下河原 ○ 愛犬と牡丹雪の取り合わせがとても素敵に思います。

No.44  植え込みの残雪眩し青き空

村松 ○ 雪の後の晴天、庭の隅に残った雪が眩しい
広瀬 ○ 作者の観察眼…鋭すぎです!自分なら絶対に見過ごしている日常的でありきたりな風景でこんな句が詠めるのですね~ 季節の移ろいを象徴的に表現している「雪の白」と「空の青」というシンプルな対比も秀逸!まさに simple is best.
白鳥 コ 関東の雪の命は短いです。
手塚 コ 雪の翌日は晴天でした。植え込みに残った雪を見ての一句です。
白井 ○ そうね 翌日は青空が多く 東京の雪は
町田 ○ とても気持ちの良い句です。
大治 コ 空の汚れまで一掃した雪の翌日、空の青さが一層際立ちますね
ショルツ ○ 残雪を溶かす翌日の晴天が鮮やかに切り取られています。

大治

No.45  寒ざむや木漏れ日浴びて時感じ

白鳥 コ 日差しがあれど寒い日々。
片岡 コ この歳になって、冬の日向ぼっこほど幸せなものはないと実感しています。
月足 コ それでも、春が近づいている?
白井 ○ 冬は日が短いよね
下河原 コ 寒い中でも、太陽の日を浴びると身体があたたまります。
大治 コ 寒い冬の一日、木漏れ日浴びた時のうれしさと共に老体になったなと感じました

No.46  大根堀り小さきシャベル土香り

村松 ○ 家庭菜園かな、小さなシャベルで足りるような収穫でもしっかり土の匂いがする
白鳥 ○ 子どもが大根堀りをしているのかな。可愛いです。
片岡 ○ 子ども達にはどんなに大きく大根は見えるのでしょう。土から白い大きな大根を引き抜く感動や面白さ!
木原 コ 土の匂い、いいですよね。好きです。
月足 ○ 土の香りには理屈なく元気が出ます
白井 コ お孫さんと? いいね
町田 ○ 大根は年少児も一人では抜けません。もっと小さい子がシャベルで土をつついている情景が浮かびほほえましくなりました。土の香りも優しい。
大治 コ 大根堀りを孫と一緒にしました。その時の感慨です。
ショルツ コ 幼児さん達の大根堀り。「土香り」で暖かな日が描かれています。

No.47  雛祭り娘の衣装そっと出し

広瀬 ○ 「娘さんの衣装」という言葉で様々な想像が湧いてきました。「親子三代着継いだものであろうか?」とかお家の歴史を感じさせてくれましたし「そっと出し」という奥ゆかしさも素敵です。今はスタジオアリスとかでお姫様とかそれこそお雛様の恰好とかさせて撮るんだろうなぁ~
白鳥 コ お雛様の時に晴れ着を着ていたのですね!
木原 ○ 嫁いで行ったお嬢様を懐かしんでいる景でしょうか。お気持ち分かります。
手塚 ○ 家を出れらた娘さんでしょうか。お気持お察しします。
白井 ○ うー そっとだして 着たりして
下河原 コ 娘さんもすっかり成長して大人になられたんでしょうね。
大治 コ 孫のひな人形をだしていたら30年前雛祭りの時に着せた娘の衣装を出してその時のことを懐かしみました。
ショルツ ○ お雛様は親のためのように感じてきました。思い返せば、母が飾ってくれていた時期は自分はさして見向きもせず、今は娘が巣立った家に飾る側になっています。
のり三田村 ○コ 娘さんの小さい頃のお着物かな

No.48  吹く風や香りほのかに白き富士

村松 ○ 触覚、臭覚、視覚に訴える季節を感じさせる句
白鳥 Q 何の香りがしたんだろう?
片岡 コ どこからともなく梅の香りでしょうか。それとも水仙かな?
白井 コ 梅の香かね 富士も真っ白になって
下河原 ○ 雪の富士山は、やはり素敵です。私もこの前わざわざドライブで見に行きました。
町田 コ 白い富士山に梅の香りでしょうか
大治 コ 今月の吟行場所曽我梅林を読んでみました。

白井

No.49  老梅や香り移ろず春寄する

村松 ○ 老いても変わらない梅の香り、春の先触れ
広瀬 ○ 「老梅」や「移ろず」という言葉が、老いを「衰え」ではなく「存在が持続していく状態」として表しています。だからこそ「次世代」を標榜する「春寄する」が生きているのだと感じました。
白鳥 Q 「移ろわず」?
久保田 ○ 香らなくなった梅、悲しいですね。老いの悲しさが感じられる句ですが、そういう受け取り方でいいのかな?
白井 コ 唯一前(父)からある盆栽 今年も咲きました 命日をまっていたように
大治 ○ 鎌倉の古寺に梅を観にいきましたがまさしくこの感じでした。花も年を取るとこうなる、我々も年を取りたくないけど春はまたやって来るのです。

No.50  達磨市売り子の影に父みゆる

村松 ○ 売り子のかげにあるはずのない父親の気配を感じたのか、父親に似た面差しの売り子だったのかわかりませんが達磨市に父親との思い出があるのでしょう お父さまへの思いが感じられる句
白鳥 ○ ご高齢のだるま屋さん。けっこう皆遠方から来ていますね。「売り子に父の影みゆる」のほうが怖くないかも笑
片岡 ○ 不思議に奥深い感情が伝わる良句だと思います。
木原 Q どんなシチュエーションでしょうか。
白井 コ 達磨市が季語を知って 関東最後だるま市と称するの柿生・麻生不動さんのだるま市 子供の頃 父といったけ?
下河原 コ 高崎の達磨市に昔行きました。深大寺でもやっているようですね。
月足 コ 川崎大師でのお父さんとの思い出でしょうか
大治 コ 親子伝承、日本の伝統がこうして引き継がれて行くことに少し安心しました
ショルツ Q お父様が連れて行ってくれたことを思い出しているのでしょうか?
のり三田村 ○コ お父さまに似ていたんですね

No.51  冬浜の砂舞う舟に音も無く

白鳥 コ 浪の音もしない静かな浜辺。
片岡 ○ 冬の簫条とした浜の静けさ。この作者の句境は深い。
手塚 ○ 冬の砂浜の光景と砂の音が聞こえてきそう。水墨画の様。
木原 ○ どこの海でしょうか。寒々とした光景が浮かびました。
白井 コ 釣りはまだできないけど 以前いった ボート屋へ見に行ったら(もう廃業か) 残念 ここにも高齢の波が
下河原 ○ 冬の砂浜の様子が目に浮かべます。
月足 ○ 寒々とした浜の景
町田 ○ 冬の静かな浜辺。「砂舞う舟」が裸木に通じるように感じられました。どっしりとした孤高の強さみたいな
ショルツ ○ 海、砂、風、舟、すべて冷たく、しかも無音。完全なモノトーンを切り取っています。

No.52  冴ゆ空や宙数へえず心椛1440

白鳥 コ 金メダルおめでとう!誰か「コケモモちゃん」と言っている人がいた笑
片岡 コ ほんとに何回転したのか、追い切れません。
手塚 コ 宇数へずですか。本人は4回転を数えているのでは。
白井 コ 夏のボードといい 日本女子はすごい 頑張ったというより みんなで楽しんで いいね PS初めての年下総理女子もすげえ
下河原 コ 村瀬心椛選手バックサイドトリクルコーク1440!で金メダル
町田 コ 「冴ゆ空」がいいですね。あの回転はいくら説明されても数えられないわからない!

村松

No.53  ひとり入る露天の朝湯山眠る

村松 コ 大浴場の露天風呂を独り占め 冷たい空気も気持ちよかった
白鳥 コ これはいいね!
片岡 ○ いいなあ、癒されるなあ。
木原 ○ 冬の山のひなびた宿の露天風呂が浮かびました。いい時間ですねえ。
手塚 ○ まさに山眠るという季語がうってつけです。
月足 ○ 朝の露天風呂。朝湯と山眠るの対照がかえって贅沢に感じます
白井 コ いいね 一人で朝露天 まだ山は雪で熊も冬眠中
下河原 コ 冬の雪の露店風呂入りたいですね。妻は身体にわるいのでやめなさいと言っています。
町田 コ うらやましすぎ!
ショルツ ○ 冬の季語なのに温かみが感じられる「山眠る」。朝寝している山を眺めて極上の朝湯。
のり三田村 ○コ 露天風呂いいなぁ

No.54  旧友と十歳(ととせ)も一瞬春隣

村松 コ 友人とは10年ぶりに会っても先日も会ったかのように話がはずむ
広瀬 ○ 十年ぶりに旧友と再会した喜びがダイレクトに伝わってくる良句。「十歳も一瞬」の表現が秀逸で、春隣とも響き合っています。
白鳥 コ 私たちは「半世紀も一瞬」ですね!
月足 コ 10年ぶりの再会も、あの頃に戻るのはすぐ
久保田 ○ 本当に10年は一瞬です。旧友との仲の深さと時間が経つのの早さとを、両方を感じます。
白井 コ 早いね もう次の春ですね
町田 ○ 声に出して読むと「ととと」となるんですか。句意もいいし、口ずさんじゃいます。

No.55  夕餉の荷肩に重たし梅香る

村松 コ 荷物が重いと速く歩けなくなったけれど、おかげで咲く花に気づくこともあるし歳をとるのも悪くないかも
白鳥 コ 買い物帰りでしょうか。早春の匂いにほんの少し重さを忘れましたね。
片岡 コ 老母の買い物につきあいます。食欲旺盛な二週間分の荷は、大きなレジ袋に四つ!駐車場から玄関までに腕もげそう。
月足 コ 荷は重いけど、夕餉が楽しみ
白井 ○ 梅の香りですが いいね何気ない日常 きっと本日はごちそうだね
下河原 Q 夕餉のおかずに何を採ってきたのかな?
大治 ○ 買い物のお手伝いそのお手伝いの大変さが伝わってきます。

No.56  歳ほどの豆食べられぬ追儺かな

村松 コ 歳の数はもう食べきれない節分の豆
白鳥 ○ たしかに!お腹こわします
片岡 コ インフルで伏っている間に、いつか春となっていました。
木原 コ 子供の頃は、早くたくさん食べられるようになりたいと思っていたのに。
手塚 コ さすがに67個の豆は食べられないです。鬼を払うのを追儺というのですね。
白井 コ そう わたしなんぞ省略で ずーと 6粒です
下河原 ○ 「追儺かな」という表現が素敵です。
町田 コ やめて!食べたら死んじゃう・・・と突っ込みたくなる楽しい句です。
ショルツ コ 正直に67個食べたらかえって具合が悪くなりそうw

辻

No.57  柿の実や食べるもの無し大都会

村松 ○ 誰も食べないのでいつまでも柿の実が残っている都会の景色
白鳥 コ 熊のことだろうか?
片岡 コ 熊も鳥もいない?そう言えば、都会で柿の実もあまり見ませんね。
手塚 コ 気になる。この句を作った背景をお聞きしたい
木原 Q 句意を教えてください。あと「無し」と終止形にしてしまうと三段切れになってしまうので「無き」が良いかも。
白井 コ 都会でなくとも そのうちカラスがたべるよ 熊いないので
下河原 コ 都会の柿は、さすがに熊も食べないですね。
月足 コ さすがに熊は出ない。渋いのか、鳥も食べない
町田 ○ 熊さんの嘆きの心情ですね。
のり三田村 ○コ たくさん出没したクマのことですか?

No.58  紅梅や次は白へと渡り飛ぶ

広瀬 ○ 春が訪れつつある喜びをシンプルに表した良句です。ポジティブな気持ちの変化を、鳥が飛び移る様子や、紅から白への色の変化に準えて詠んでいて上手いな~と感じました。
白鳥 コ 紅が先に咲くんだっけ?
片岡 ○ 目白かな?小鳥も楽しそうですね。
木原 ○ 紅が先に咲くのでしたっけ?逆かと思っていた。早咲きの紅梅か。それともぜんぜん違う意味?
久保田 ○ 紅梅の後は白梅が咲く。梅のリレーみたいですね。
白井 ○ そうですが 早咲きの紅が 白にですか いいね
月足 ○ メジロが紅梅から白梅へ?メジロは梅に合います
ショルツ コ そして、木蓮、コブシ、桜へと。。。

No.59  正月や七福巡り花が咲く

村松 ○ 七福神巡り、寺社には早咲きの梅や寒椿が咲き、友人とは話に花が咲く
白鳥 コ 気持ちのいい吟行でした。
手塚 ○ 先日の川崎七福神めぐりですね。
白井 コ 久しぶりに 歩きました ありがとうございました
下河原 ○
大治 ○ 花が咲くの言葉の中に話の花咲く、大勢の人が一緒に七福神巡りをした喜びがでています。

No.60  花咲くや生物の師を思い出す

白鳥 ○ 若林先生かな?私は「ゾル」と「ゲル」が忘れられません。
片岡 コ 若林先生の思い出を、巡りながら話していた方がいたなあ。
白井 コ 生物に師とは? よもや若さん?でないよね
下河原 Q 生物の師は誰ですかね? 多摩高での生物は若林先生でした。
ショルツ ○ 杉岡先生?! 私は季節に関係なく時折思い出します。

白鳥

No.61  七色に響く六弦冬薔薇(ふゆそうび)

白鳥 コ クラシックギターの演奏を鑑賞しました。繊細で優美、そして音が多彩です。
片岡 ○ ギターのことかと思いますが、和琴でも素敵ですね。
木原 Q ギターですか?いや、なんか和楽器か?ウクレレは4弦ですが。
手塚 ○ ギター?の音色と冬薔薇はなにか高貴な調べを想像させますね
白井 ○ いいね 冬の凛とした空気に 流れるギター?のね 七音にかね
ショルツ コ 七、六の数が効果的。ギターを六弦とすると風雅な響き。薔薇もほのかに香り、すてきな一時。

No.62  手のひらに乗るわが夢や達磨市

村松 ○ ささやかな願いをこめた達磨、ですね
白鳥 コ 夢や目標を抱いたことがほぼない私ですが、麻生不動尊のだるま市に行ってみました。
広瀬 ○ 他の三句とは違い、シンプルで身近だけど強い希望を感じました。手のひらに乗る…小さいけど確かな夢を大切にされている姿勢に共感しました。
大治 ○ 本当に可愛らしい気持ちが伝わってきます。
木原 ○ ささやかな夢が、手のひらに乗る小さな達磨に託されている。
手塚 コ ささやかな夢、それとももっと大切な夢どちらですか。
月足 ○ 小さめの達磨さんに願いをこめて
久保田 ○ 達磨に託すのは、どんな夢なのでしょうか。夢が手のひらサイズなのか、達磨に夢を託すことを伝えたいのか、どちらなのかな。
白井 ○ よー ヨヨヨイ ヨヨヨイ ヨヨヨイ 夢が小さくとも今年もいいことあるよね
下河原 コ 達磨市の句が二句ですね。一緒に達磨市に行かれたのかな?
町田 ○ 夢に「達磨市」の季語が効いています。手のひらに乗るという謙虚っぽいところもい(笑)
ショルツ ○ 祈りを込めた小さな達磨さん。大きく叶いますように。
のり三田村 ○コ どんなかわいい夢なのでしょうか

No.63  螺旋なす林檎の皮の造化かな

村松 ○ 林檎の皮がきれいに剥けた、ちょっとした達成感
白鳥 コ 林檎の皮を途切れることなく剝くことができました。くっつけると空洞のある林檎になるよね!
広瀬 ○ 「造化」…最初は読み方も分らず調べました。「ぞうか」…芭蕉が「造化にしたがひて四時(しじ)を友とす」との心構えを提唱されたそうで。一句会は本当に勉強になります。そんな事を踏まえて鑑賞すると…「俳句は写生を超えた本質へのアプローチ」を感じ、日常的かつ偶然の造形美でありながら万物の真理へと繋がる不思議な読後感を得る事ができました。
片岡 コ 面白い発見!
大治 ○ 林檎の川を螺旋と読むこの作者の感覚が素晴らしい
月足 コ 途切れずにむき終えると爽快。そして、企まない造化の美
白井 コ 冬の祭典の開幕ですかねー 日本選手大活躍で
下河原 ○ らせん状のリンゴの皮の芸術感が良いですね。
町田 コ 「造化」と言う言葉が難しくて捉えきれなかったのですが、自然とか森羅万象が類義語で出ていました。すると、リンゴの剥いた皮の螺旋がDNAの二重らせんに思えてきました。

No.64  オリオンに射すくめられて時の旅

白鳥 コ スキー場のオリオン座。寒さを忘れて見とれました。
片岡 ○ 時をかける少女、ですね。
大治 ○ 都会では見れない程のオリオンの輝きが旅の空で見れたのですね。こんな星空を見てみたいです。
木原 コ
白井 コ オリオンに見守りながら冬の旅ですが ひょっとするとタイムマシンで?
下河原 コ オリオン座は、まさに冬の星座の王様ですね。