2026年1月

・奉行より  2026年1月のご案内 ・1/24土 句会

ショルツ

No.1  初箱根のぼる朝日のごぼう抜き

月足 コ まさか、あそこまでとは
白鳥 ○ 青学の黒田朝日くんですね!すごかったね。「のぼる朝日」が上手い!
広瀬 ○ 凄かったですね~早稲田監督車へのガッツポーズが物議を醸していましたが、逆に花田監督のその後の発言や監督車内でのつぶやきが好感をもって捉えられていましたね~
町田 ○ のぼる朝日に力強さ明るさを感じました。朝日の「の」は「~のような」の比喩ですね。
下河原 コ 今年も箱根駅伝は、青山学院大学は強かったし、5区の黒田選手は凄かったです。ちなみに今年のニューイヤー駅伝は、ロジスティード(私が勤務していた会社です)が初めて2位で入賞しました。
白井 コ そうだね 最近の箱根は5区で決定 それでも青山は強かったですね
ショルツ コ 「初箱根」は季語になるのか?ご容赦ください。箱根駅伝、母校に限らず全員を応援していますが、山登り5区の黒田朝日君の快(怪)走に、説明のつかない涙が止まりませんでした。
のり三田村 ○コ 駅伝すばらしかったですね

No.2  寒稽古背に湯気あげて四股鉄砲

月足 コ 間近で見てみたい。湯気が見え、四股鉄砲の音がします
白鳥 コ 初場所いよいよ始まりました。
木原 ○ 相撲部屋の熱気が伝わり良いと思いました。
手塚 ○ 初場所に向けての相撲部屋の様子でしょうか。
村松 ○ 稽古の熱気が伝わってくる力強い句
下河原 ○ 寒い中身体から湯気が上がる情景が素敵です。
白井 コ 相撲部屋の見学?
大治 コ お相撲さんの熱気が伝わってきますね、稽古場を見てみたい気にさせてくれます
ショルツ コ 実家近くの音羽山部屋前を通ることがあります。中七を「給金目指せ/給金つかめ」としようか迷いましたが、稽古の熱気にフォーカスしました。
片岡 ○ 「四股鉄砲」という具体的動作の描写がとても効いていると思いました。相撲と分かるだけでなく、お陰で背中の湯気がとてもリアルです。

No.3  懐手(ふところで)せぬが親父のやせ我慢

月足 ○ 冬の季語の懐手から、それをしないお父さんの思い出を引いていくところが印象的。お父さんへの思いが伝わります
白鳥 コ 父のコケンですか。
木原 コ 「懐手」って季語なんですね。勉強になります。
手塚 コ 懐手しないことが粋なのでしょうね。やせ我慢も心意気。
村松 ○ お年寄りっぽい懐手はしたくないんですね
白井 コ そうそう おやじの我慢で家族が成り立って
五嶋 ○ これぞ、昭和の男子(笑)。「懐手」は面白い季語ですね。
ショルツ コ 風呂上りは着流しだった亡父。暑い寒いと文句を言う習慣がありませんでしたが、実際は???
小野 ○ 「懐手」は冬(三冬)の季語なのですね? 寒くてもあえて懐手をしないという親父の意地というか、やせ我慢(美意識)を詠んだ句ですね。今もいるんだろうな、こんな江戸っ子。
久保田 ○ 懐手で我慢強さがよくわかります。

No.4  冬の梅待ちきれなくて薄目開け

白鳥 コ もうほころびそう?
町田 コ これもいいですね。可愛い
下河原 コ 梅の今年の開花も早いのかな?
白井 ○ いいね 薄目 うちの鉢上梅も咲いてきたです
大治 ○ 薄目開け この言葉選びは秀逸
ショルツ コ 「冬の梅」の季語を使いました。一番梅が明日にも開花しそうです!
辻 ○ 梅の花が少し開いた様子?
片岡 コ これも俳諧のユーモアがあっていいですね。

町田

No.5  踏み入れば囲炉裏の香(こう)ぞ動きける

白鳥 ○ 独特の、でも懐かしい匂いなんだろうな。「香」が「動く」に古民家のこもった空気、昔からの佇まいを感じます。
広瀬 ○ 香りが漂ってきた瞬間の「香ぞ動きける」という詠み方(~ぞ~ける)が秀逸です。一瞬の場面を切り取るという俳句のエッセンスが十分に活かされております。
町田 コ 民家園を案内してくれた片岡くんが古民家に入る時「この匂いがいいんだよ」と。私は黴臭いのかなあ?と心して一歩進むと囲炉裏の匂いがふわっと来て感動しました。
木原 コ 囲炉裏、良かったですよね。
村松 ○ 囲炉裏端の空気の動きを香りで表現したんですね、暖かい静けさ
下河原 ○ 日本民家園の吟行良かったです。伊藤家が立派でした。
月足 コ 古民家に入ると、長く続いた暮らしがふと迫る感じがします
白井 ○ そう 昔の茅葺の家の囲炉裏 そもそも茅葺のメンテのための煤 ですね
片岡 コ 多くのお客様が、一歩入って「いい匂い」と声に出してつぶやきます。懐に抱かれたような、ほんとに温かい香りですね。

No.6  大寒や生き様残す太き梁

白鳥 コ この家の歴史を一番知っているかも。
町田 コ やはり民家園。梁は太いのは当たり前ですが、曲がったまんまの形で上手く組まれていて感動。曲がっていても大役を果たせるのだ。
手塚 ○ 古民家の300年の歴史を感じます。
木原 ○ スケールの大きな句ですね。景もその背後にある歴史観も。
白井 コ そう昔 すぐ近所の茅葺のばあちゃん家 煤だらけの大きな柱が 大きくて抱えきれなかった
五嶋 ○ 太い梁(あるいは大黒柱)に刻まれた、その家の長い歴史。
大治 ○ 昔の人は木と一緒に住んでいたことを実感させられる句です
ショルツ コ 寒さ、乾燥、暑さ、湿気に耐えてきた古民家の梁のたたずまい。
小野 ○ 第1句とともに民家園での吟行ですね? この句は、私に長野のおじいちゃんちを思い起こさせました。おじいちゃんの、お父さんのお父さんのそのまたお父さんの名前が玄関に書いてあった。太い梁も、まさにこの句と一緒。
片岡 ○ 大寒という季語が生きています。
辻 ○ 梁の生き様がいいね.

No.7  くしゃみしてダダイズム蹴る四方の春

白鳥 Q 「ダダイズム蹴る」とは?
町田 コ 大学に入りたてくらいの頃か、ダダイズムという言葉に影響されて、勝手に「ダメになるのを良しとする」と意訳し、雨戸を開けず、真っ暗な部屋で一日中本を読んでいたりした。今でも時々ダダイズムの波がくる。
手塚 コ 抽象的な句ですが、何かに反逆しているのか??
下河原 Q 「ダダイズム」の意味と句意の解説をお願いします。グーグルでは前衛芸術運動と書かれていました。
白井 コ 中之条の芸術際?かね
小野 ○ ダダイズムという言葉を知り、その文学や芸術を知り、影響を受けたハタチ前後の自分を思い出させる。「くしゃみして」という言葉の独自性、「蹴る」という言葉の合わせ方。上の句とは異なる趣で、ユニークさが秀逸!

No.8  明日(あす)からは真面目に生きる松明ける

白鳥 コ 今日まで不真面目?笑
広瀬 ○ 「作者はきっと松の内をダラダラと過ごしていたんだなぁ~」と想像させる楽しい句です。「明日からはちゃんとする!」というユーモアのある決意も多くの人の共感を呼びます。
町田 コ 飲みすぎに注意します。
村松 ○ 今年の抱負もお正月は棚上げですね、わかります
下河原 コ 今までは、真面目でなかったの?
月足 ○ 松の内の1週間は飲み食いに明け暮れ。生きる、明けるのリズム、潔い感じがいいですね
白井 コ 正月開けると真面目はなく ふつうでいいじゃない
五嶋 コ 新年の抱負、ですね。
大治 ○ この意気込みを俳句にする いいね
ショルツ ○ のんびりしたお正月から一転、きっぱりとした決意。「生きる 明ける」の響きがいいですね!
久保田 ○ ユーモラスな松の明けですね。
のり三田村 ○コ 相田みつを さんみたいでいいですね

のり三田村

No.9  午年もどうぞよろしくお願いね

白鳥 コ こちらこそ!
下河原 コ 今年は、60年ぶりの丙午で女の子はじゃじゃ馬になるという迷信で出産が減少する年ですね。でももうそれ以前に少子化で生まれる子供は年々減少していますね。
白井 コ 午年には ちょっと特別な この地域のご開帳があり いけるか? 私事ですみません
のり三田村 コ 句の通りよろしくお願いします

No.10  孫帰りテレビの指跡かわいらし

白鳥 ○ 大掃除したばかりなのに小さな手形。思いきり許せるね。
町田 ○ 視点がいい!
手塚 ○ テレビの指跡に注目するのがおばあちゃんですね。
木原 ○ すごく視点が良いと思います。中七で情景の描写もしっかりとできています。あとは下五で「かわいらし」と感想を述べるのではなく、(中七で充分読み手に可愛らしさは伝わっています)ここにこの句の雰囲気に合った季語を取り合わせればとても良い句になると思います。例えば、ほんわかした感じを出したければ「冬うらら」とか、お孫さんの成長を楽しみにしている感じを出したいなら「春隣」とかどうでしょう。
村松 ○ 子供の手の高さのガラスの汚れに帰った後に気づくと本当に可愛い
下河原 ○ お孫さんの帰省が嬉しかったことがわかります。
月足 コ 賑やかだったお正月休みがすぎ、ちょっとさみしいですね。お孫さんの指跡に実感がこもります
白井 ○ いいね 三代でお正月 昔ならおかあさんといっしょ いま専用なキッズ番組あるよね
五嶋 コ 娘夫婦と新年に我が家に来た1歳半の孫も、テレビに大接近して指跡つけていました。
大治 ○ 内も同じです、アンパンマンが大好きです
小野 ○ お孫さんがいる間はテレビの汚れなど気にならなかったのに、帰ってしまうと静けさとともに、目がいったのでしょう。時間の流れと画面切り替えが魅力の句です。季語があったらもっと良かった。
ショルツ コ かわいい~
片岡 コ 川柳だけど、とても好き。
久保田 ○ 視点がとても優しく可愛らしいですね。「かわいらし」とストレートに表現しなくても、伝わるかもです。
のり三田村 コ 孫が帰って少しほっとしていたら見つけたので嬉しくなりました

No.11  忙しく女正月待ち遠し

白鳥 コ 自分の家ルールの女正月でしょうか。羽を伸ばしてください。
広瀬 ○ 「女正月」という表現が面白いです。来客等が落ち着き片付けも済ませた後で、作者と娘さん(お母さん?)とゆっくりと寛いでお正月を満喫するのでしょうね~
町田 コ お寺の新年会の片付けは娘とお寺のお嬢さんと3人で、でも直ぐその後、女4人で飲み放題
白井 コ そう 暮れの忙しさは お正月の飲み食いのためと言ってた ゆえ女性はなにもいない流儀
五嶋 ○ 三が日は女性を休ませる、という風習も昔からあると聞いたけれど、そんなわけにはいかないよね。
大治 コ 女性の気持ちかな 確かに解る気がする
ショルツ ○ この季語、私も使いたいと思いました。待ち遠しかったのは何でしょう?
片岡 ○ お疲れさまです。孫とか来ると、ともかくバタバタしますね。
辻 Q 女正月? 正月は女性が料理つくらなくていい?
のり三田村 コ あいかわらす忙しいです

No.12  お正月ダイエットなどひと休み

白鳥 コ おいしいものは我慢せず食べなくちゃ!
木原 コ そうそう。ストレスをためない事の方が健康にも良いと思います。
下河原 コ 正月は、美味しい料理をたらふくたべましたか?
月足 ○ メリハリ付けましょう!
白井 コ そう そう いいじゃん いいじゃん で先送りですね 今年も
小野 コ わかるー!! ダイエットはもちろんですが、健康診断日が決まっていても、ちょっとルールが緩みます。というか、緩めちゃうよね笑
のり三田村 コ お正月という大義名分にすがろうとして・・・

小野

No.13  寒月やポッケット深し手の温し

白鳥 コ 一月になって手も寒くなってきた。もしかして誰かのポケットに?♡
広瀬 ○ 「ポケット深し手の温し」で寒さの厳しさとポケットに逃げ込んだ「手」の安堵感がじわ~っと伝わります。「~し」で終わったことで余韻も感じました。
白井 コ そうですね わかるわかる
五嶋 ○ 深いポケットがあるコートは、頼もしいですよね。
大治 コ 手足が寒いんですよね
小野 コ 昔、冬のデートでは手を繋いだまま相手のポケットに入れてもらった…そんな若い日の記憶がふと蘇りました。「君」という語句を入れなくても伝わるだろうかと悩みましたが、入れない選択をしました。

No.14  星冴ゆや命を送るファンファーレ

白鳥 Q 何のことだろう?
下河原 ○ 「命を送るファンファンーレ」と言う表現が心を打ちます。(葬儀の一コマのように感じましたが違っていたらごめんないさい)
白井 コ どなたのお話でしょうか? 天寿をまっとうしたひとに受けとめらてますが
小野 コ 12月28日に幼馴染の告別式がありました。奥様の発意でお見送りは一本締めでした。送る時も、送られる時も、そうありたいと共感しました。 「星冴ゆ(さゆ)」は危篤の際の病室の張り詰めた空気や星々の鋭い瞬きを、「ファンファーレ」で賞賛や天への門出、力強さを聴覚的に表現したつもり。
のり三田村 ○コ お疲れさまでした

No.15  ロボットに看取らるる日の小春空

月足 コ 達観か諦観か、確かにそんな日は来る
白鳥 ○ いずれはそうなるね。AIの音声に別れを告げられ。
広瀬 ○ 今年はAIが「physical AI」という形に進化するみたいで…本当に意思と行動を伴ったロボットの時代がそこまで来ているという感じ。。少子化も進むし介護ロボットに看取られる未来もそう遠くはないのかも。。。
町田 ○ シュールだけど、あと20年も生きてたらこうなりそう。
木原 ○ ちょっとドキッとさせられる近未来か。でも小春という季語が暖かみを醸し出しているのが救いだ。オリジナリティのあるいい句だと思います。
下河原 コ 介護施設でも人手不足を補う為にロボットが活躍しているようですね。
白井 コ 大丈夫 人間でしかできないことが でも最近のAIすごい
小野 コ 年末年始に『アンドリューNDR114』という映画を見たり、イーロン・マスクのインタビューを見たりするうちに、ロボットに看取られる日も来るだろうと思いました。私はそれをポジティブに受け止めたので、「小春空」という季語を使いました。
ショルツ コ 現代の介護風景でしょうか。ご家族を亡くされたのでしょうか。
片岡 コ 迫った近未来図、どんな感じなのかな。「小春」を感じられるといいのだけど。
辻 ○ SF映画であったか? 看護がロボットになると,そうなりますね.

No.16  あつらえし眼鏡で眺む初景色

月足 ○ 新たな年を新しいオーダー眼鏡で、引き締まった気持ちとうれしさが伝わります
白鳥 コ 新しい眼鏡で今年を見る。新しい一年。
町田 コ あちらえし、でちょっとした高級感が感じられお正月と合っています。
手塚 ○ 新調された眼鏡で、どんな景色もご覧になったのでしょう。
木原 コ 気持ちも新たに今年もよろしくお願いいたします。
村松 ○ 眼鏡を新しくして眺める新年の景色ですか?
下河原 コ 新しいメガネを新調して新年を迎えたのですか?
白井 ○ いいね 正月に 小生も老眼すすみ 近くは片目だけでみてる から このコメント入れるの肩こり
大治 ○ 新しい年を新しい眼鏡でげん担ぎもありますね
小野 コ 目が痛くてメガネを作り直しました。新年からかけ始めたので、できた句です。(でも、なんか合ってないみたい泣)
ショルツ ○ 視界良好で世界がリセットされたのではないでしょうか。
片岡 ○ そこはかとなく、おかし味があって好きです。
久保田 ○ 初景色はさぞクリアで綺麗だった?のかな。

久保田

No.17  原宿の朝を荷台の蕪(かぶ)白し

月足 コ 原宿と蕪、意外な取り合わせ
白鳥 ○ 人通りのない早朝の原宿に配達のトラック。走る荷台の蕪の白さをキャッチ!白さと朝がぴったりマッチしています。
町田 ○ 原宿の朝も軽トラで始まるんですね。荷台に採れたての真っ白な蕪が清々しい。
手塚 ○ 蕪の白さが際立っていります
木原 ○ とても爽やかな良い句ですね。都会のひと気のない静かな朝の景が浮かびました。
村松 ○ 都会の朝を走る軽トラの荷台に白い蕪みたいな景色が浮かびました。蕪白しがすごくいい。
白井 ○ 人ごみなき 朝 原宿に蕪 トラックの荷台ですか? 真っ白さが 清潔感ありの絵になります
五嶋 ○ 原宿と「荷台」のコントラストがおもしろい。
片岡 ○ 都会の街かどに見る八百屋の風情、ビルの中の生活感をとらえて素敵な句に仕上っていると思いました。
久保田 コ 今通っている原宿のとんちゃん通りには朝移動販売の車が来ます。古着屋が並ぶ少しディープな通りに、野菜が並ぶ車が留まっていて、シュウの蕪が目に入りました。
のり三田村 ○コ 原宿でなんて,すてきな光景ですね

No.18  南天(なんてん)の芽に満点(まんてん)の逆光(ひかり)かな

白鳥 コ 南天の「芽」が新鮮(見たことないけど)。「満点」との掛け合いが面白い。「満点」だから「逆光」でなくてもいいかもしれない。
広瀬 ○ 正月飾りに欠かせない真っ赤な南天の実ですが、「芽」に着目したのが面白いです。たっぷりと陽光を受けて芽吹く準備をしているのでしょうか?
町田 Q 満天の逆光ってどういうことだろう。写真の技術?
下河原 ○ 「なんてん」と「まんてん」の語呂が良いですね。
白井 コ 赤いナンテンの実 まっかに染まる 朝陽?ですか
ショルツ ○ 南天と満点の韻が楽しい。おめでたさ一杯の句。
久保田 コ お花のお稽古で使った南天に新芽が出ました。窓際で逆光に照らされてキレイ。

No.19  居眠りの眉間に影や冬ざるる

白鳥 コ わずかなまどろみの間にも夢で心配事。
村松 ○
下河原 コ 冬の陽だまりで、居眠りしているのかな?
白井 ○ そう あっというまに夕方 ながーいかげが
大治 ○ どんな影なのか想像を掻き立てる句です
片岡 コ 老年の皺の深い陰影が味わい深い。
久保田 コ 電車の中で居眠りしている男性の眉間に深い皺が。寒いしなあ。
小野 ○ 居眠りしている姿の観察で「眉間に影」を発見した作者。影は人生の陰のようでもあり、日差しの影のようでもあります。ですが、部屋の中の暖かな温度が伝わってきて、「冬ざるる」との対比が興味深いです。

No.20  十度(とおたび)もマスクを剥(は)げりサインイン

月足 ○ マスクしていても大丈夫なはずの顔認証。微妙に待たされて結局ダメ。剥げりにうっとおしい感じがでています
白鳥 コ 何回やっても(笑) 「顔認証」の語がなくてもわかるのがすばらしい。
町田 コ 顔認証には私も難儀しています。
木原 コ NECの顔認証技術でもだめですか。
下河原 Q どんな意味なのか教えて下さい。
白井 コ そう 顔認証 とくに病院で なかなかよんでこれず ソフト開発はどこだっけ?
久保田 コ 最近FaceIDが稼働するのですが、マスクをしていると何回も弾かれて、イライラします。
辻 ○ 顔認証か.サングラスは認識しても,マスクはむずかしい.最新のはマスクしても出来るのがあるらしい.

月足

No.21  ベツレヘム地図をたどりて聖夜過ぐ

月足 コ わかりにくく、すみません。お馴染みの聖歌の大切な地、その周辺は根深い対立が解けないですね
白鳥 コ 信仰ある、あるいは歴史を深く考えるクリスマスの過ごし方。この日のために似非恋人を作る人と大違い。
手塚 ○ イスラエルとパレスチナの人々の平和を祈りたいものです
下河原 コ 「ベツレヘム」はキリストの聖地ですね。平和が訪れれば一度は行って見たいです。
白井 コ えー いったの? すごい
五嶋 ○ 浮つかない、敬虔な、クリスマスイブの過ごし方。
片岡 コ 思えば、その夜も聖家族はローマや権力者から圧迫を受けていたんですよね。今のように。

No.22  アンチエイジ日課は増えて年越して

月足 コ ついつい気になる加齢対策。もう少しシンプルに過ごしてよいか
白鳥 コ 日課でなくても、やることと出費が増えます。歯医者、整体、内科、皮膚科、眼鏡店…(夫のことです)
白井 コ 子どもたち? くると大変だよね もうそんな年だよね
のり三田村 ○コ おっしゃる通りです

No.23  獅子舞の大口に射す日の光

月足 コ 皆さんと訪ねた香山園で1/4獅子舞を見て、新春の光を浴びる獅子舞の皆さんに感謝
白鳥 コ 獅子舞をやっている所がまだあるんですね。実物見たことないかも。
町田 ○ お正月の明るさおめでたさが映像として伝わります。
木原 ○ この光が今年の希望でありますように。
村松 ○ おおらかでめでたさに満ちた句
下河原 ○ 獅子舞の元気な様がイメージ出来ます。
白井 ○ いいね これ 子供をかむとこ
五嶋 ○ 正月の明るい一コマ、ですね。
大治 ○ 今年も縁起が良い年になりそうなそんな光景ですね
片岡 ○ お目出たい佳句となりました。何より元気が大切なんですね。
辻 ○ 子供のころは獅子舞がめちゃくちゃ怖かった!悪い子は食べられることを信じていた.

No.24  閉店の壁は寄せ書き冬ぬくし

月足 コ 近所のお店の閉店の日が迫り、寄せ書きの数がどんどん増えています。寄せ書きのインパクトを示すつもりで、「壁の」ではなく「壁は」としました。
白鳥 ○ 愛された店だったのでしょう。後継者がいなかったのか、残念。
広瀬 ○ 年末に閉店した馴染みのお店…年を越して立ち寄った店の壁には最終日に盛り上がって皆が書いた寄せ書きが…盛況だった日々の熱気まで伝わってきて温かな気持ちになったのですね!
町田 コ 冬ぬくしの季語が人の温かさやお店の温かさを感じさせてくれていいですね。
木原 ○ お得意様のたくさんいた良い店だったのでしょうね。絶メシロード。「冬ぬくし」の季語が効いているなあ。
下河原 Q どこの店が閉店したの?
白井 ○ 多いね 個人店の閉店 昔からのお店ですねさみしね
片岡 コ さまざまな思いが十七音に詰まっています。冬ぬくし、がそっと寄りそっています。
ショルツ ○ 常連さんの惜しむ声がホカホカ日の光に温まっています。
久保田 ○ 閉店は寂しいけど温かい気持ちが伝わる良い句ですね。

村松

No.25  柚子の香に溢れる厨豊かな日

広瀬 ○ 大根料理に柚子が添えてあるだけで豊かな気持ちになります。小さいながらも香りと色で存在感を発揮している柚子。キッチンではなく「厨」がやはり合ってますね!
白鳥 コ 柚子のジャムを作っているのかな。
町田 コ 柚子ジャム作りかな。心が優しくなる句です
木原 ○ 平凡な毎日だけど、やっぱりそれが一番の幸せ。
下河原 ○ 柚子の香があふれる台所が素敵です。最初「厨」を「厠」と間違えて読んで鑑賞していました。
白井 コ いいね なんかのんびりして
村松 コ 柚子をたくさんいただいて癒されました
片岡 ○ 新年の準備に追われる忙しさのなかに、晴れ晴れとした香気が生活に宿っています。
のり三田村 ○コ この時期ならではの柚子の香りはいいですね

No.26  蒸籠から湯気温かに冬の暮

白鳥 ○ 焼売か小籠包か肉まんか。寒い冬には湯気だけでもご馳走。
町田 ○ ほかほか美味しい匂いもしてきそうです。
手塚 ○ 蒸篭の湯気に季節を感じます。
木原 コ 蒸籠の中には何が入っているのだろう。
下河原 コ 辻亭の餅つきは恒例ですね。今年も美味しいつきたてのお餅をいただきました。
白井 ○ せいろで 餅つきだ いいね
月足 コ 「蒸籠」で、「温かい湯気」は伝わるように思います
五嶋 ○ 伝統的な餅つきの準備の一コマ、でしょうか。
村松 コ 孫が焼売が好きなので最近わりと作るようになりました。私は餃子の方が好き。
片岡 コ お餅つきの餅米を蒸しているのでしょうか。白い湯気が温かいですね。
ショルツ ○ お餅つきでしょうか? 辻教授宅のお餅つきは忘れられない思い出。
小野 ○ 夕飯の支度が始まる時間帯に、蒸籠の湯気が漂うキッチン。冬らしい風景ですね。

No.27  冬日和ズボラご飯でひと休み

白鳥 コ そういう日があってもいいよね!
下河原 Q 「ズボラご飯」はどんなご飯?
白井 コ あたたかで ウバーでもいいじゃない
月足 ○ これまで十分いろいろと作りましたから、たまには一休み
大治 ○ ズボラご飯は何だろう 鍋かな そんな想像をさせてくれます
村松 コ 昨年の暮れからお正月にかけて忙しさは例年と変わらない気がするのですが年のせいか疲れました。夫が5日間の湯治にでかけ隙を見せるとご飯を食べに来る娘たちも来ないので思いっきり手抜きでした
久保田 ○ 最近どんどんズボラになっていく私。とても共感します。
辻 ○Q どんなご飯?卵かけ?

No.28

下河原

No.29  狼月や灯りきらめく摩天楼

白鳥 ○ ウルフムーンは冬獲物がとれない空腹の狼の遠吠えからきた言葉だとか。大都会となんとなくかぶりますね。
町田 コ 大きいお月様でした。摩天楼との共演はどんなでしょう
手塚 ○ ウルフムーンは本当に綺麗で感動ものでした。
木原 ○ 霞が関の中央省庁の不夜城を連想してしまった。
下河原 コ 今年の正月は1月3日が満月で、マンションから見た東京側の夜景の真上に満月が輝いてたのがすごく 奇麗でした。
白井 ○ そう 大きかったね 満月 摩天楼にめだつかも
月足 コ 臘月でしょうか
五嶋 ○ マンハッタン?も、年の瀬か。
片岡 コ 1月3日の月、私も散歩の帰りに見ました。坂の途中に、車を停めて写真を撮っている家族がいました。
ショルツ コ Wolf moon=狼月ですね。摩天楼との組み合わせがいいですね。
小野 ○ 1月の満月を狼月と呼ぶのですね。空には孤高の満月が光を放ち、地上には人が働く高層ビル群が立ち並び、窓からの灯りがきらめいている。広大な宇宙の中で、人々が一生懸命に営んでいる。そんな美しい世界観を感じます。
辻 ○ 1月のことらしい.摩天楼は新宿?

No.30  北颪ピーポーピーポー母の影

広瀬 ○ 「北颪」も「救急車のサイレン」も心と身体をゾワゾワっとさせる何かのサイン。作者は急に年老いたお母様のことが心配になったのでしょうか?それとも万が一既にお亡くなりになられていたとしたら「お迎えに…」??!!
白鳥 コ 救急車と「母の影」…不穏な感じです。
大治 ○ この発想力を学ばないといけないと思いました
下河原 コ 年末に妻の母が肺炎で具合が悪くなり救急車で病院に行き入院しました。おかげ様で無事に回復出来て来週の20日に退院の予定です。
白井 コ うちの父も 北かぜと 音聞くと いまだ思い出す
月足 ○ 救急車のサイレンで思い起こされること、この寒い季節、お母さんのこと
久保田 ○ 救急車?お母さんが運ばれた記憶がフィードバックしているのかな。

No.31  紅白と天ぷら蕎麦や年の鐘

白鳥 コ 今年は紅白ちゃんと見なかった…
町田 ○ 昭和から続く我が家の大晦日です。
大治 コ 日本の大晦日が詰まり放題 思わず笑みが
下河原 コ 31日の鉄板行事です。年越しそばを食べ、紅白が終わった後外に出たら除夜の鐘が鳴り響いていました。天ぷら蕎麦は年越し蕎麦にしようと思ったけど季語がダブルので天ぷら蕎麦にしたのですが・・・
白井 コ いいね 年越しそのまま
五嶋 ○ 毎年の定番、大事な時間だと思っています。
ショルツ ○ 我が家も正にその組み合わせでした!
のり三田村 ○コ うまくみんな入りましたね

No.32  初詣氏神さまへ黙々と

白鳥 コ 嬉々として行こう!
大治 ○ この習慣をいつまでも続けたいですね 日本人だから
村松 ○ 年を越えてすぐの初詣でしょうか?粛々と神社に向かう様子が浮かびます
木原 コ その氏神さまへは毎年行っているのだろうな。
下河原 コ 元旦に長津田の氏神様の王子神社に初詣に行きました。元旦に行ったのは初めてだったのですが長い列が出来ていました。いつもはそんなに並んでいなかったので驚きました。今年の1月の第1週のNHK俳句の兼題が「初詣」ででしたので作句しました。
白井 コ はい 今年は神社いかずでした
片岡 ○ 心改まる思い、心地よい緊張感です。

五嶋

No.33  夕方の空眩(まぶ)しきや小晦日(こつごもり)

白鳥 コ 12/30はいいお天気で温かかった記憶が。年が明けてから寒くなりました。
町田 コ 西日が眩しい!実感としてわかります。
手塚 ○ 12月30日を小晦日というのですね。勉強になります。
下河原 コ 12月30日は、「小晦日」と言うですね。「しょうみそか」とは呼ばないんですね。初めて知りました。
五嶋 コ 毎年、冬至が過ぎて約1週間、12/30頃になると日の入りが遅くなってきているのに気がつきます。
白井 ○ 今年最後の日を惜しむような
ショルツ ○ 何かと慌ただしく過ごす日。気は焦りながら、それでも日は伸びているという感慨もあり。
久保田 ○ 年末はお天気良かったですね。小晦日、初めて知りました。1年を振り返っているのかな。

No.34  初空や御朱印もらう長い列

白鳥 コ みなさん熱心に集めていますね!
木原 コ 並んででも御朱印貰いたいのだ。
下河原 コ 元旦の初詣を久しぶりしましたが、人の列が凄かったです。
五嶋 コ 快晴の初詣の一風景。御朱印はとにかく人気。
白井 コ そうですね 最近多く て
月足 コ 初日の出のころには、お参りをすませ御朱印を頂くために並んでいる。御朱印が先はだめで、お参りしてから御朱印です。念のため
大治 ○ 最近御朱印wもらう人がおおいですね 御朱印も値上げラッシュで500円が最低になりつつあります
片岡 ○ 平明な表現のなかに、初空の下の人々の賑わいが見えてきます。
辻 ○ 1/4日に川崎大師まで走りましたが,人が多くてお参りは断念.くず餅だけ買って帰りました.味の素のビルに博物館ができてた.賞味期限が近い商品を無料でゲット!
のり三田村 ○コ 御朱印大人気ですね

No.35  早梅(そうばい)や人それぞれの願い事

広瀬 ○ 早梅を年始に見つけたらスゴくおめでたい気持ちになります!思わず手を合わせてお願いごとをしてしまいそう。個人的には寒がりなので、2月3日の立春には本当に春になって温かくなって欲しいのですが、、
白鳥 ○ 同じ場所に詣でても願いは人それぞれ。聞き入れる神仏も大変だ!
町田 ○ 家の前の梅が早、花をつけました。寒い中で梅の花を見ると明るい気持ちになります。春への願いを託したくなります。
村松 ○ 早咲きの梅に見守られてのお参りですか
木原 ○ それぞれの願い事を聞くため早々と咲いてくれた梅か。
下河原 ○ 新年は、それぞれ願いごとを託しますね。
五嶋 コ これも初詣にて。お参りをさっと済ませる人、列の後ろを気にせず延々とお願いをしている人、本当にそれぞれです。
白井 コ そうですね
月足 ○ 3が日や初出早々ではなく事情により遅めのお参りの際、早めの梅が咲き香っている。少し季節に追われながら、それぞれのお願いを。
片岡 コ ほころぶ梅に祈りを込める人々、これも新年の景として実に美しいと思います。
小野 ○ この早梅の色は、白でしょうね。神社に漂う人々の清い精神と冷たい空気を引き立てています。カメラを右にパンすれば、絵馬やおみくじの結びつけが目に入る。合格祈願、健康、家族の幸せ…。人の欲でもあるのだけれど、希望でもある。

No.36  狛犬も防寒の日や寒椿

白鳥 コ 何か着せてあげたい。
五嶋 コ 自宅近くの小さな祠の狛犬が、マフラーをしていました。
白井 コ 寒椿 いいよね お犬様もダウン着て

手塚

No.37  つつじ山雲間に覗く初日の出

白鳥 コ 今年の初日の出は雲に邪魔されたところが多かったみたいですね(私は寝ていましたが)。
手塚 コ 毎年恒例の生田緑地での初日の出でした。
下河原 コ 「つつじ山」は生田に有るんですね。
白井 コ いいね 初日
片岡 ○ これは手塚さんですね。お写真を見せて頂きましたね。写真から一句へ、という流れは、十七音に収めるのが難しいことだと思います。

No.38  松飾りとんと見かけぬ令和かな

白鳥 コ ホテルと老人ホームには飾ってありました。
町田 コ ほんとうだ
手塚 コ 最近、松を門塀に飾っている家が少なくなった気がします。な
下河原 ○ 確かに松飾りは、最近すっかり見かけませんね。昔は車にも松飾りを付けましたが今年は付けている車を1台も見ませんでした。
白井 コ そうかね お宮のお札返しの箱 まつばっかりあった
五嶋 コ 同感です。
ショルツ ○ 本当ですね~ 我が家も省略しちゃってます。
辻 ○ 来年からはツリーにしましょうと理事会で提案.松飾,5万円すると言ってました.

No.39  箱根路のつなぐ襷や年始酒

白鳥 ○ お正月の風物詩。応援は新年会を兼ねて。
町田 ○ 箱根駅伝を見ながらお酒を飲んでいるのかなあ。「つなぐ襷や」と襷をつなぐことを中心に据えているところがいいなあ
手塚 コ 恒例の金田先生宅の新年会です。順天堂大学は久しぶりに3位でした。
村松 ○ テレビで駅伝を見ながらのんびり昼間からお酒を飲んでいいお正月
木原 ○ 私も朝からお酒飲みながら駅伝見てました。
白井 ○ いいね つい見ちゃうね
大治 ○ やはりTVはお酒のつまみになりますね
五嶋 ○ 駅伝を観戦しながらの昼酒は、おいしい。
月足 コ 今年は1/2の午前中に近所の神社に初詣。とても空いてました。皆、箱根駅伝見てるのでしょう
小野 ○ 言わずもがなですが、箱根駅伝の句ですよね。「箱根路のつなぐ襷や」で歓声の聞こえる駅伝現場を彷彿とさせ、でも「年始酒」で、それが家のテレビを見て応援している人の世界の話だとわかります。

No.40  鰤雑煮丸餅五つ傘寿越え

広瀬 ○ 80歳を超えてもお雑煮の餅を5つも食されるとは素晴らしい!!でも紅白の永ちゃん⁽76歳)のステージ観たら今後はこんなお年寄りも増えてくるかも!?見倣いたいものです。
白鳥 コ どなたか傘寿を迎えたのですね。一句会会員ではないですね。
手塚 コ 岡山生まれの大先輩はお餅をいまだ五個だべると健啖家です。
木原 コ 長生きの秘訣を教えてもらった様な気持ちになりました。
下河原 Q 「鰤雑煮」はどこのお雑煮ですか? 私は、食べたことが有りません。
白井 コ 卒寿は80だよね すごいね元気で
大治 コ 北陸地方の雑煮かな
月足 ○ 福岡のご親戚?80歳を超えてお元気。各地独特のお雑煮がよいですね。上五中七のリズムもよく、餅五つで元気な傘寿超えと理解。
片岡 コ 鰤雑煮、食べたことないですが、丸餅と合わせて西日本の味なんですね。でも、餅五つって凄いな。老母には小さく切って、一つだけ入れました。
ショルツ コ 健啖ぶり、ご立派!
久保田 ○ 丸餅を5つも食べる元気な80歳声。素晴らしいですね。
のり三田村 ○コ これだけ食べられるのはすばらしい!

木原

No.41  追い炊きの低き音(ね)止まり除夜の鐘

広瀬 ○ 生活の中での家電の機械音がふっと消えた瞬間に静寂の中に響く除夜の鐘が耳に届いたという「生活」と「伝統」を対比させて詠んだ構造が素晴らしいです。私の頭の中にも鐘の音が、、、
白鳥 コ お風呂の追い炊きかな。
町田 ○ 生活の小さな音さえ止まり静寂がおとずれるそこに除夜の鐘。神聖な時が際立っています。
木原 コ 紅白が終わって風呂に入る。家族はすでに入り終わっていたので冷めた風呂に追い炊きボタンを押した。追い炊きが終わる頃一人風呂で除夜の鐘を聞く。
手塚 ○ 紅白を見終わってお風呂に入る様子も俳句になるとは。
白井 ○ そろそろ今年も終わり 来年もよい年でありますように
大治 ○ お風呂で除夜の鐘を聞く優雅な気がする
月足 ○ 追い炊き(焚き?)は、大晦日の入浴が遅れたため。年越してのお風呂も良いですね。長い一日がようやくという感じがします
小野 ○ 静寂の中に響く追い焚きの音。そこに除夜の鐘。音による静寂の描き方がユニークです。

No.42  初詣巫女装束の吾子を撮る

白鳥 コ そんなコスプレがあるとは!
木原 コ 娘が大学生だったころ、琴平神社で大晦日の夜から元旦の朝にかけ巫女のアルバイトをした事があった。元旦の朝、初詣も兼ねて娘を迎えに行った。巫女装束で働く娘を携帯で写真に撮っていたら、怪しい人に間違われた。
手塚 ○ 巫女姿の娘さんが神々しいですね
村松 ○ 巫女さんのアルバイトをするお嬢さんの写真を撮ったのですね。良い思い出
下河原 ○ お子さんが、巫女さんですか? 良いですね。
白井 コ そうですか いいね
五嶋 ○ 立派に成長されたんですね。
月足 コ 巫女さんは娘さんなんですね。装束とあるので、特別に巫女さん姿をされたのですね
片岡 ○ それはそれは、花嫁姿とはまた違う晴れやかさ。
久保田 ○ 私も巫女のアルバイトをしてみたかった!微笑ましい光景ですね。
のり三田村 ○コ 国学院のご出身ですか?

No.43  母校の旗かつぎ箱根の御慶かな

白鳥 コ 応援と新年会を兼ねて。
木原 コ 実際は母校ではなく順天堂大学の旗です。箱根ではなく東神奈川付近です。毎年来ている駅伝応援の人達と新年の挨拶を交しました。
下河原 コ 我が母校(成蹊大学)は、唯一出場した昭和27年以来出場が無いようです。
白井 コ そうですね 陸上競技長距離で唯一の団体競技 だけに 本来の結束が試さるかね
五嶋 コ 箱根で新年挨拶ができるのは、羨ましい。
辻 ○ 駅伝!復路の応援で青学に”5分待ってと叫びました.

No.44  ヨギボーの深き窪みの三日かな

広瀬 ○ 今年は働いてる人は5日から出勤だから、3日はすでにドンヨリ気分…私もヨギボーの深い窪みに入り込んでそのまま行方不明になってしまいたい気分でした。怠惰を満喫したお正月よ、さようなら~
白鳥 ○ 人をダメにするソファ。もう立ちたくない。
町田 コ ヨギボー欲しくなりました。
木原 コ だらだらとヨギボーに座りテレビを見ていた三が日。三日目になるとヨギボーもだいぶへたってきた。
村松 ○ 三が日ののんびりの跡がヨギボーに!
下河原 Q 「ヨギボー」はビーズソファですか?
白井 コ 抱き枕の想定ですかね おれも買うか なー 膝用
大治 コ 良い初夢がみれたのでしょう
片岡 コ 人をだめにするソファーに深々と(笑)。
ショルツ ○ 三日は季語になるんですね。 駅伝後の1/3って、一年で一番リラックス度が高い日。

白井

No.45  ひとみ星灯る電飾早クリスマス

白鳥 Q 「ひとみ星」とは?
下河原 コ 最近は、クリスマスに電飾で飾る家が少なくなってしまったように感じます。
白井 コ 前回句会帰りです 久しぶりに電車に乗ってで駅イルミネーションいつもならまたと思うがちょと違って
のり三田村 Qコ ひとみ星 はどんな星ですか?

No.46  霜立つや朝陽に踊る最後の葉

広瀬 ○ 寒~い朝に一枚だけ残っている「最後の一葉」の生命力とエネルギーを感じました。風に吹かれている様子も「朝陽に踊る」と詠む事で、散り際に光を浴びてこれまで生きてきた喜びを表現しているかの様。こんな風に散っていきたいですね。冬の厳しさ(静)と命の輝き(動)を一枚の葉に凝縮させた良句です。
白鳥 ○ 冬も深まり…。「朝日」が寂しさを薄めています。
町田 コ 季節は真冬。そんな中まだ散らずに残っていた葉が一枚。小さな命が朝陽に輝いている様が美しい。
村松 ○
下河原 ○ 美しい情景が切り取られていて素敵な句に思います。
白井 コ 霜の降りた朝 藤の最後の葉が 朝陽に浴びると一斉に落ちました 我が家藤だな風景窓越しに わが身かね
大治 ○ 最後の葉からは寒々とした風景が連想されるが朝陽にとしたことで霜立つ寒さの中にも希望の様なものを感じます
五嶋 ○ きりっとした、初冬の一コマ、ですね。
月足 コ 風の描写はありませんが、さほど強くない風に揺れる最後の枯葉
ショルツ ○ この最後の葉の愛しさ、ここまで残ったたくましさに打たれる。
久保田 ○ よく持ち堪えた一葉が、朝日に揺れて踊っているように見えるのかな。美しい光景ですね。
辻 ○ いい景色.
のり三田村 ○Q 朝陽に踊る の表現が好きです

No.47  守り札結ばぬ想ひ火に納め

白鳥 コ 守り札とは恋の成就を願ったものだったのでしょうか。
町田 ○ どんど焼きかな。結ばぬ想いを「火に納め」がいい。
木原 コ お守り、効かなかったのか。でも今年も頑張りましょう。
手塚 ○ お守りに(誰との)思いを込めていたのでしょうか。
村松 ○ お焚き上げに納めるお札、残念ながら願い事は叶わなかったのですね
下河原 ○ なんか気持ちがこもっていますね。
白井 コ 今年の神社の初仕事納です(納ふだ回収) 個人的昨年はいいことなく 今年こそ
大治 コ そんなことって皆あるのかな
月足 ○ 結ばぬ想い、果たせぬ想いの守り札をお返しする。「火に納め」とあらわすことで気持ちを切り替えているように思います
片岡 ○ 「結ばぬ想ひ」をどう解釈すべきか、迷う句です。お焚き上げの火には、様々な思いが込もっているのだ、と改めて気づかせくれた句です。
小野 ○ 「結ばぬ想ひ」が深いです。誰にも話していない自分だけの秘めたる思い。それが叶わなかったけれど、誰にも言わず、そっと感謝を伝える。日本人っぽい感情が読み取れます。

No.48  水仙の香に寄する磯の音

白鳥 コ 海辺の水仙。水仙、寒い中もう花が開いていますね。
木原 ○ 海辺の水仙でしょうか。景と香りと波の音が同時に立ち上がりました。いい句ですね。
白井 コ 水仙 伊豆爪木崎今年も行けそうもなく 空想です
片岡 コ 爪木崎だと思いました。記憶では、磯一杯に香りがしました。

辻

No.49  冬ぐれやネット緩めたテニスコート

広瀬 ○ 「ネット緩めたコート」という言葉で誰もいない寂しい風景が浮かんできて、「冬ぐれ」と響き合っております。事実をそのまま詠むことで読み手に諸々想像させる「余白の美」がそこにあります。
白鳥 ○ 練習が終わり誰もいなくなったコート。寂寥感があります。
木原 ○ 騒がしかったテニスコートにもう誰もいない。暮れていくテニスコートのだらっとしたネットと下五の字余りが合っていていいですね。
手塚 ○ 閑散とした冬の夕暮れの風景描写が秀逸です
下河原 コ 「〇〇や」で4句をまとめられましたね。
白井 ○ 昼は騒がしかった風景 ネットがたたまれひっそりですか?
辻 コ みたままそのまま.部活の中庭のテニスコートが目に浮かびました.しかし,貼ったままにしたら,先輩から何をされるか_?!

No.50  年の瀬や所狭しとダンボール

白鳥 コ 引っ越しですか?断捨離?
木原 コ 引っ越しですか。大掃除にしては・・・。断捨離か。
下河原 Q 何が入った段ボールがいっぱいあるのかな?
白井 コ そう かたずけすすんで 断捨離かね
辻 コ 引越しでしょうか.家の前に段ボールがおいてありました.
片岡 コ 大掃除のホコリやかけ声も伝わります。
月足 コ 我が家にあるあるの光景
小野 ○ お引越しか、物品の処分か。それとも高市総理の官邸へのお引越しを詠んだ? 年内に引っ越して、お正月を新居で迎えるというのは、日本あるあるです。準備までの慌ただしい雰囲気がうまく描かれています。
のり三田村 ○コ 同感です!!

No.51  静けさや御苑の森が芽吹きまつ

白鳥 コ 冬来たりなば春遠からじ
町田 ○ 冬の静けさの中でも木々は芽吹きの準備。「御苑の森」と大きく捉えているのがいいなと思いました。
下河原 ○ 静かなで素敵な情景が目に浮かびます。
白井 コ そうですね この時期の森 ひっそりと でもたまにリスがいる
大治 ○ これからという気持ちにさせてくれる句
五嶋 ○ 春は、意外に、もうすぐ。
辻 コ 朝の新宿御苑.今の時期は人も少なく,静まりかえている.木の枝をよく見ると,小さな芽が.生物の若林先生が授業の冒頭に,今日は???の目が???と言っていたのを思い出した.
ショルツ ○ 数えきれない種類の木々がそれぞれ芽を持ちながら、森全体が一つのとして春に向かっている様を感じます。
月足 ○ 静かなうちに春が始まる感じがします
久保田 ○ もう少し!という感じですね。御苑の再開発がちゃんと豊かな緑を守って行われますように。

No.52  鳥鳴や工事現場に初氷

広瀬 ○ 風景をそのまま写実された良句ですね!鳥鳴は春の季語でもありますが、この句では「初氷」が中核(季語)だという事は誰の目にも明らか。冬ざれの張りつめた空気感の中にも穏やかな様子なのが鳥鳴で伝わってきました。
白鳥 コ 寒さと烏の声がマッチしています。
手塚 ○ 冬の光景と音がマッチした俳句らしい俳句です。
村松 ○ 人工的な風景の中に自然にできた氷と鳥の声の対比が活きて何気ない光景も句になる
白井 ○ これもひっそりの朝の工事現場ですか いいね 全部の句が何かいつもと異なり ひっそり感が 何かありましたか?
辻 コ カラスが鳴いていた.ふと見ると,氷がありました.
片岡 ○ 人の見過ごしそうな所に詩をみつけた一句。

白鳥

No.53  信者にはあらねど今宵降誕祭

白鳥 コ 教え子が出演するミュージカルを観に行きました。ディケンズの「クリスマスキャロル」、O.ヘンリ「賢者の贈り物」を下敷きにしたストーリー。クリスマスの意味を知った気がしました。
木原 コ 日本はそういう人達であふれている。気にしない、気にしない。
下河原 コ クリスマスは、万人のお祭りになりました。
白井 コ そう でもいいおごそかな クリスマス もういくつねると正月で

No.54  現世(うつしよ)の彼方あえかな初明り

広瀬 ○ 「うつしよ」「あえか」の響きが美しく、初明りの清らかな情景と響き合い余韻に繋がっております。作者の視点が彼方に向かっており、深い精神性も感じました。
白鳥 コ 差別や口汚い罵倒、暴力が蔓延するこの世に今年は希望の光が見えますように…と思ったら新年早々21世紀の帝国主義が(悲)。
町田 コ 「あえかな」という言葉を知りました。この世と彼岸とが表裏一体の感じがしました。
手塚 ○ 作者の解説を聞きたい。現世の儚さを憂いているのだろうか。
下河原 ○ 「現世の彼方」は何があるのかな? 流石に気になる年齢になってきました。
白井 ○ 今年こそ おあだやかな歳でありますようにが 最近のおじさんの願いですね なんかじじくさく(私のこと)
片岡 コ 未来の見えにくい世の中ですが、「あえかな初明り」が救いです。
月足 コ 現世のはるかかなたより上る初日の出のはかなさということでしょうか

No.55  冬山に魅入られし人駅に立つ

広瀬 ○ 「魅入られし人」という言葉が、対象者が単なる登山客ではなくある種の覚悟も秘めて駅のホームに立っている情景が想像でき、ドラマ性の高さも感じました。
白鳥 コ ここ川崎でもすごく寒いのに、あえて極寒の魔境に向かう冬山登山者。
町田 ○ 最初は通り過ぎてしまった句ですが、読み返すと、駅に立つ人の重装備であったり表情であったり心情までもいろいろ想像を掻き立てる句です。
木原 ○ さあ、これからあの山に登るぞ。と着いた駅のホームから山を眺める。
手塚 ○ 冬山登山客の最寄り駅での光景か。なんか勇ましい感じ。
村松 ○ 重装備で駅に立っている人。「魅入られし」という言葉からは冬山の恐さも感じられる
下河原 コ これから冬山を登りにいくのかな?
白井 コ えー なんだろう ちょっと不安な風景?
大治 ○ 冬山のポスターに魅入っているのか、こんなことよくありますよね
五嶋 ○ 防寒装備と食料が詰まった大きなザックが目に浮かびます。
片岡 ○ 山男、山女も、冬山に入るとなると確かに常人を越えた何かを感じます。雪、楽しいですけどね。
ショルツ ○ 何故冬山に?の問いは、「魅入られし人」で解けますね。お気をつけて。
久保田 ○ 冬山に魅せられた人の気持ちは個人的には良くわかりませんが過酷な条件をもモノともしない魅力がたくさんあるんだろうな。
久保田 ○ 冬山に魅せられた人の気持ちは個人的には良くわかりませんが過酷な条件をもモノともしない魅力がたくさんあるんだろうな。
小野 ○ 重装備の人が駅のホームにいたのでしょうか? 思わず「冬山、気をつけてくださいね」と言いたくなりますね。その感じが出ています。

No.56  箱根駅伝今年を爽の字で始む

白鳥 コ 箱根駅伝の応援に行きました。母校は襷を繋げなかったけれど、この大舞台に立つのがどれほど大変かを予選会で実感したので、出場できただけで十分。周りの知らない老若男女がみんな同窓生なのが感動的でした。
白井 コ 名前:爽:君は早いね 創価大の爽くんも 以前耀くんの応援にはいったけど
月足 ○ 爽で始まったチーム、そうではないチーム悲喜こもごも
辻 ○ 襷がつながらないのは,泣けます.先頭が速すぎる!
のり三田村 ○ 駅伝すばらしかったですね

広瀬

No.57  大そうじ家も身体も軋みをり

広瀬 コ 今回は大晦日から元旦の夜にかけての情景を時系列で詠んでみました。築35年の住居も築67年の身体も相当なガタがきており、特に窓拭きや棚の上や裏の掃除や家具をズラす際に身体を大きく使ったりすると身体は軋み、悲鳴を上げておりました。普段から少しづつやっておくべきだったと反省。
白鳥 コ 「身が軋む」わかります。一気にせずに少しずつやればいいんだけど、毎年同じ。
町田 コ 共感します。大掃除はしませんでしたが、
村松 ○ 家も自分も歳をとってあちこち軋む。すごくよくわかります
下河原 コ 今年は、義母が入院して年末がバタバタで大掃除もしませんでした。
白井 ○ いいね でもなんでこの寒い時期なんだと 我が家ではもう大掃除化石になった
大治 コ 普段使わない筋肉が悲鳴を上げている
月足 コ う~ん、わかります
片岡 コ 普段そうじしない所というのは、手の届きにくい、腰を無理にかがめなければならない所ばかりですね。
ショルツ コ お疲れ様~ 家も身体と共に大切な時を刻んできたのですね。
小野 ○ 家も自分のカラダもガタが来ていることをユーモラスに描いています。自分の心身の疲れを(多少自虐的表現ではあっても)素直に曝け出すことで、人間味のある愛すべき句になっていると思います。
辻 ○ 軋みいいね!というか,気をつけましょう!

No.58  明けの屋上へ初空迎へけり

広瀬 コ 前日張り切り過ぎたせいか初日の出に間に合わず、起きてすぐに慌てて屋上へ(本当は7階のルーフバルコニー)、初日の出は待つものだけど、「初空」はこっちから迎えにいくんだ!という前向きな自分?を詠んでみました。最初は「初空ひとりじめ」だったのですが、ありきたりだと感じて変えました。
白鳥 コ 屋上に初日の出を見に。
町田 ○ 屋上へ初空を迎えたという発想が新鮮。
白井 コ おだやかな 初日の出 2階でお迎えかね
久保田 ○ 初空を大切に思う、そして拝みたい気持ちがイキイキと伝わってきます。

No.59  蒼穹や御慶飛び交う跨線橋

広瀬 コ 近くの神社に出かけた途中の跨線橋で知らない方から「おめでとうございます」と声を掛けられました。その方に御慶返しをし、次は私から別の知らない方に御慶をお送りしました。空は青々と晴れ渡っており、すごく晴れやかで幸せな気持ちになる事ができました。
白鳥 コ ご近所さんと遭遇か。
木原 コ どこだろう。多くの人が行き交う駅か。初詣に行く人たちの新年の挨拶が飛び交う。
手塚 コ 青空と跨線橋というのが印象的です。
下河原 Q 何が飛び交っているのでしょうか?
白井 コ 神社そばの跨線橋かね にぎやかな様で
月足 ○ 蒼穹は同じ青空でも格別。跨線橋は、宿河原駅のような小さな駅が浮かび、なるほど御慶飛び交うが良いと思いました。

No.60  祝箸むんずと掴む小さき手よ

広瀬 コ 夕方近くに次男一家が孫を連れてきました。予定日約四か月前に700gの超早産でNICUで産まれた孫も早や2歳。お餅が好きで詰まらないように小さく切って与えていたのですが、突然孫が私の雑煮箸を奪いむんずと掴んで…小さく切った餅に箸を突き立てて上手に食べている孫が愛しくて…孫の句はちょっとどうかとは思ったのですが、心のままに詠みました。
白鳥 ○ 小さい子は遠慮なくしたいことをするのが、また可愛い。今年も一年元気にジジババを喜ばせてね。
町田 コ やる気満々なんだろうけど、まだちゃんとお箸をもてない子、むんずがいいですね。
木原 ○ 「むんず」がいいですね。可愛らしい景が浮かびました。下五の「よ」に元気に育って欲しいという作者の願いが込められていて良いと思いました。
手塚 ○ 良いですね。お孫さんとのお正月。幸せ一杯の感じ。
村松 ○
下河原 ○ お孫さんが祝い膳で祝い箸をつかんでいる様がかわいいです。
白井 ○ お孫さん お食はじめと 祝い箸 もしかして重なった? いいね
大治 ○ 小さな子にとって正月より美味しいものが食べれることが気になるのかも
五嶋 ○ 日本の良き伝統を、どんどん学んでいってください。
月足 ○ 初めての祝箸でしょうか。むんずと小さき手が景を際立出せていると思います。
片岡 ○ 孫のいる祝い膳、心より楽しいと思いました。
ショルツ ○ お正月、いかにも元気なお孫さん?がいること、おめでたさが溢れています。
小野 ○ 「祝箸」という非日常的なおめでたいものを、なんの配慮もせず力強く掴む赤ちゃん。そこに誕生から今日までを見守ってきたやさしい目線や、命の力強さへの畏敬の眼差しを感じます。「むんずと」という擬音表現が秀逸。第1句を上回ります。
のり三田村 ○コ 孫かわいいですね

片岡

No.61  霜枯れの葛野原にも朝日かな

広瀬 ○ 枯れ果てて色の無い荒涼とした葛野原に、朝日の光が射し込んだことで生命のエネルギーが注入された瞬間が切り取られており、ダイナミックな光景が頭に拡がりました。下五の「かな」も凄く効いております。
白鳥 コ わびしい光景に朝の陽が。この句も#9と同じく「朝日」で明るくなっていますね。
町田 ○ 遠山に日の当たりたる枯野かな を思い出しました。冷たい寂しい景色に朝日が当たる温かさ明るさが際立っています。
下河原 コ 次の句と同じ情景を違う角度から表現されているのですか?こちらは朝日に焦点があたっているように感じました。
白井 ○ そうお日様は分け隔てなく届けてくれますが
五嶋 コ 京都の西の、冬の一風景、でしょうか。
片岡 コ 冬の朝日を詠んだ四句です。
ショルツ ○ 冬の野の繊細な情景。早起きしてせめて庭の霜を観察しよう!
月足 コ 四句とも、同エリアの朝でしょうか。尾瀬?どちらだろう

No.62  枯れ葛野朝日の影に霜さやか

白鳥 コ こっちは「霜」をクローズアップ。同じ単語を使っていても上の句とは内容が違うのが面白い。
村松 ○ 朝日が射して霜がキラキラ光っていると枯れ野原もきれいな景色になる
下河原 ○ こちらは、冬の枯野が引き立ちます。私はこちらの句の方が気に入りました。
白井 コ 上句の続きのようで お日様は隔てなくあたりますが やはり影には 人生ずーと影のわが身かね
大治 ○ 荒涼たる光景にも朝日が一筋の希望を醸しだしています
片岡 コ 一句目を作って、もう少し写生をしなければ、と改めてもう一句です。
辻 ○

No.63  木の葉積む沼地に水の朝の色

白鳥 ○ 「水の朝の色」ということは水には「昼の色」「夕の色」があるのですね!意外な視点です。
木原 ○ 「水の朝の色」とした語順がとても良いと思いました。
下河原 ○ 朝の色という表現が文学的な感じがします。
白井 コ また 公園の水にも
片岡 コ 民家園へと向かう途中の沼地です。
月足 コ 枯葉が沼底に堆積しても濁らず澄んだ水面と朝の光が浮かびます
久保田 ○ 確かに水にも朝の色があるのかもしれ確かに水にも朝の色があるのかもしれないない。朝の光の柔らかいニュアンスも感じられます。

No.64  木道の氷朝日の粒となれ

白鳥 コ これもキラキラ、明るい句。
町田 コ 清々しく力強い
木原 コ 寒いけど爽やかな朝のお散歩。
手塚 ○ 朝日シリーズ。朝日の粒というのが独特な表現。
村松 ○
白井 ○ 氷が解けて これもお日様のおかげ
五嶋 ○ 寒さのなかに、暖かさを感じさせる句。
片岡 コ 「粒となり」を「なれ」としましたが、「なり」ぐらいが穏当だったか。
月足 ○ ダイヤモンドダストのように
小野 ○ どこかの遊歩道でしょうか。凍った木道の「氷」がキラキラと溶け出していく。冷たく閉ざされた氷の世界が、光によって解き放たれていく有機的な美しさを目の当たりにし、「朝日の粒となれ」と祈りのように願っている。豊かな感性が詠まれています。
のり三田村 ○コ 朝日の粒 とはすてきです

大治

No.65  坐禅組む踵あかぎれ冬安居

白鳥 コ 「安居」って籠って修行することですよね。素晴らしい!偉い!
手塚 ○ 冬安居は冬場の座禅の修行なのですね。寒そうな儀式。
村松 ○ 踵のあかぎれが坐禅の厳しさを物語っているような句ですね
下河原 ○ 私は、座禅どころか、胡坐もかけなくなってしまいました。
白井 ○ そうそう 歳のせいかかかと 指があかぎれなって 痛くて 治らない 歳のせい?
大治 コ 永平寺の正月は冬安居の季節、裸足での床の雑巾がけは寒いよね
ショルツ ○ 冬 安居は言葉の響きに反して、厳しい修行なのですね。
月足 ○ あかぎれと冬安居の冬の季語も、踵あかぎれの具体的な描写が効いていると思います
久保田 ○ とても寒そうでハードの冬の感じが踵のあかぎれで伝わってきます。
小野 ○ 「坐禅」を組もうとしたその瞬間に目に入ってきた自分の「踵」のあかぎれ。相当なひび割れだったのでしょうか。傷や痛みも修行の一部、というような修行感にも思えますし、ちゃんと労わらないといけなかったな…という踵(自分)に対する罪滅ぼしの気持ちで坐禅を組んでいるようにも思えます。内省的な句。

No.66  家族らと語らい拝む初日の出

白鳥 コ 今年も一家全員にとって良い年でありますように。
町田 コ 幸せな家族の様子がいいですね。
木原 コ やっぱりお正月は家族と過ごすのが一番。
白井 コ いいね みんなでお正月で
大治 コ 今年は家の二階のベランダから家族皆で(6人)初日の出を見ました。寒かったですが心温まる一時でした
ショルツ コ あとの三句はほんわかムード(o^^o)
月足 コ こちらは一転、穏やかで和やかな新春の景です
辻 ○ 私以外は爆睡してました.二子玉川まで日の出見に行くが,丁度東に雲がかかって残念.去年は絶景でした.

No.67  熱燗や炬燵の中でうたた寝す

白鳥 コ これ最高!でも生活が大乱れするから私は炬燵を買いません。
下河原 コ 気持ちよさそうですね。
白井 コ これもいいね 最高の寝正月
大治 コ 炬燵が大好きです。熱燗を飲みながらぬくぬくしているといつの間にか寝ています
五嶋 ○ 正月は、こう過ごすのが良いですよね。

No.68  来春の旅を夢見る炬燵かな

広瀬 ○ 寒さを凌ぐ炬燵の中からまだ見ぬ春の旅に思いを馳せている事が素敵です。「炬燵」という静的で受け身なものと、「旅」というpositiveで動的なものとの対比も面白く、「かな」の詠嘆も効いております。四句トータルでの時系列のストーリー性も感じました。
白鳥 ○ これもいいね。炬燵があっていいなあ。
町田 ○ ぬくぬくと炬燵の中で見る夢は春の旅路。温かい気持ちになりました。
木原 ○ なんかほんわかした炬燵の温もりが伝わってきて良いです。
村松 ○
下河原 コ 旅に行きたいですね。この所何年も飛行機にも船にも乗っていません。
白井 コ いいね どこを彷徨ってらっしゃる 昔ならパリ ロンドン
大治 コ お酒を飲みながら炬燵に入り暖かい春になったら何処に行こうかと考える時が一番楽しい時です
片岡 コ 芭蕉のようです。芭蕉は奥の旅の前に、酒魚まで絶っていますが、「炬燵かな」で締めるところがゆるやかで一句会ですね。
月足 コ 旅の夢をめぐらします。どの順なら実現しやすいかなど、私は考えてしまう
のり三田村 ○コ どこへの旅行なのでしょう?