・奉行より  2025年8月のご案内 ・8/01金  投句開始  ・8/10日 投句締切  ・8/17日 選句コメント締切  ・8/24日 句会@渋谷  詳細は王子さんよりご案内されてます。(多くのご参加希望、ありがとうございます)

ショルツ

No.1  夏将軍全面包囲逃げ場なし

白鳥 吹いてくる風まで熱い。ほんと外には逃げ場がない。
広瀬 今年の夏は本当にそんな感じでしたね!「夏将軍」「全面包囲」「逃げ場なし」という言葉のチョイスもユーモアとリアリティを感じて素敵です。
ショルツ 昨今の夏の猛威ときたら、、、対冬将軍では圧勝するでしょう。
片岡 確かに今は冬将軍より恐い。
町田 冬将軍ならぬ、もはや夏将軍ですね。外には出られません。この通りです。
下河原 まさにその通リです。
月足 まさに逃げ場なし。万事休す
白井 そう そう もう災害だよね

No.2  夏の夜(よ)の研究室は秘密基地

白鳥 仕事の場であると同時にわくわくする場所。実際に見て感じました!
木原 確かに辻教授の研究室は秘密基地という感じでした。
ショルツ 辻教授の授業&実験。見たこともない実験機器あり、「人工イクラをつくっています」の貼り紙の研究室あり、120%文系の私には理工学部棟は未知領域への潜入体験でした。そこでの国語の授業(句会)も唯一無二の体験! 教授、ありがとうございました!
片岡 ほんとにそんな感じでした。何百万円する実験器を、5万で直したという辻教授が印象深かった。
梅原 秘密基地ドキドキ楽しそう
町田 辻研究室いけずに残念でした。
下河原 辻研究室は、本当の秘密基地のようでした。
月足 参加できず、残念でした。すみません
手塚 辻教授の研究室も俳句の題材に登場
小野 シンプルで良い意味で気負いがなく好感。子どものようなワクワク感を感じました。
大治 みんな子供心に帰ったのが良く解ります
村松 雑然とした部屋、よくわからない装置(私には)、誰もいない廊下、辻教授の大学は我が家の長男が子供の頃に来たら喜んだだろうなぁと思わせる空間でした
白井 辻教授のとこかね

No.3   “A” Trainノって真夏のジャズライブ

白鳥 エリントン楽団の代表曲!永遠の名曲です
ショルツ Alan大奉行のジャズコーラスライブ@銀座Tact、ごきげんな午後でした。“A” Trainは、スタンダードナンバーの「A列車で行こう」 (Take the \\\’A’Train) から。実際に乗ったのは銀座線で、この曲はプログラム外でしたが、気分で!
下河原 9日にアランさんのジャズコンサート聞きに行きました。
月足 暑さを吹き飛ばしたい!
手塚 A Train良いですね。懐かしの名曲。
白井 ジャズライブいいですね

No.4  フェス果てて余韻湛(たた)うる草いきれ

白鳥 祭りのあと。でも寂しさはなくライブの後はなぜか爽快。
広瀬 「余韻湛うる草いきれ」って、とても素敵な響きの表現ですね!「フェス果てて」ともスゴく響き合っています。
木原 フェスの余韻、いいものですね。
ショルツ 夏フェスの終演後、観客の踏みしめた草がその汗を吸い、熱気冷めやらぬ状態を想像しました。身内が出演したFUJI ROCKのLive中継を観ました。とんでもない暑さだったとのこと。
片岡 フェスに参加したことがないのに、とても実感できるのが不思議です。
町田 人いきれでなく草いきれ、野外コンサートならでは
月足 実感こもってますね。フェスも体力勝負
五嶋 この雰囲気、よくわかる。
久保田 お祭りが終わった後のやり切った感と寂しさが実感できます。
村松 野外ライブが終わった後の雰囲気が伝わる一句
白井 なんだろう もは亜熱帯化した日本の雑草の勢いかね

木原

No.5  波音をくぐるウクレレ虹二重(にじふたへ)

白鳥 二重の虹が。ハワイ感あふれるなあ!
木原 今月は音楽シリーズ4部作。まずは河津の夜を思い出して。下五の季語を何にするかおおいに悩みましたが、やはり皆で歌ったあの曲から虹を選びました。
ショルツ ダブルレインボーはハワイを連想しますが、下の句からすると沖縄、奄美か?どちらにせよ、空気感、音、情景がいかにも南国。
片岡 Q 「波音をくぐるウクレレ」は比喩でしょうか。
梅原 波音とウクレレの音がベストマッチ
下河原 伊豆合宿でのウクレレの合掌を思い出します。
月足 ウクレレ、波音、二重の虹、最高ですね!くぐるがしゃれてます
五嶋 虹二重は、ハワイの情景ですか。
白井 音楽シリーズ① そうなだ ウクレレは半音づつアップ 二重虹は実際は4回屈折の画像ですね

No.6  三線は蒼き海の音(ね)晩夏光

白鳥 こちらは沖縄ですね。私も宮古で三線のライブに行きました。「晩夏光」がステキ!
広瀬 作者はかなりの音楽好き?自身も弦楽器のプレイヤー?どの句も素敵ですが、「三線」「蒼い海」「晩夏光」がすごく合っていて情景も浮かびやすかったので一番好きです。
木原 三線は切ない夏の終わりを感じさせる音がするように思っています。
ショルツ その土地の楽器は、その風土をあらわすものと感じさせてくれます。季語が素敵。
片岡 「晩夏光」がとても心に響きます。
町田 琉球音階は何か郷愁を誘うよう。晩夏光という季語がいいなあと思いました。
月足 三線の音色と蒼き海、晩夏光合います
手塚 音楽と楽器に造詣が深い。三線は海の音ですね。
小野 「三線は蒼き海の音」だけでひとつの世界を感じます。
大治 三線の音を聞くと沖縄の海の音が聞こえてきます おばあの踊る姿も
村松 沖縄(離島?)のゆったりとした時間の流れも感じました
白井 音楽シリーズ② 三味線の音は 少しがけりの光か ね

No.7  Bメロの二拍三連(にはくさんれん)夜の秋

広瀬 Q 何の曲をイメージされて詠まれたのか?聞いてみたいです。
木原 少しだけ秋の風を感じる夜にジャズを聴く。二拍三連の心地よい違和感が夏なのに秋も感じる違和感と微かに結びつくかと、この季語を選びました。
ショルツ Q 解説求む!
町田 「夜の秋」は晩夏の季語なんですね。夏の終わりはちょっと物悲しい
下河原 Q Bメロとはどんなメロディなんですか?
月足 リズムの決め所でしょうか
白井 音楽シリーズ③ 音楽はようくわからずです

No.8  マーチンのフィンガーノイズ二日月

白鳥 ギターの練習に励む夜。高校生みたいでいいね。
木原 アコースティックギターのキュッキュッというフィンガーノイズって結構好きなんですよ。ここは思いっきり細い月と取り合わせてみました。
ショルツ Qコ ぜひお聴かせください。マーチンのギターの特徴は?
片岡 実演者だからこそのリアリティーがあります。
下河原 4句ともウクレレ、三味線、ギターの句ですかね。
月足 三日月はポピュラーですが、二日月なるほど。「月」の季語がでてくると一気に秋ですが。フィンガーノイズと細めの月もいいです。マーチンはいまでも憧れです。
久保田 フィンガーノイズ、初めて聞きました!
大治 生ギターのフィンガーノイズ大好きです この言葉で俳句をつくるとはさすが
白井 音楽シリーズ④ すみません よくわからずで

久保田

No.9  しろはえやオデコ貼り付くくせ毛かな

白鳥 汗で、ですよね。夏のワンショット、新鮮!
広瀬 爽やかな中にも若干湿気を帯びた白南風の特徴が、「オデコ張り付くくせ毛」で良く表現されております。くせ毛というのも登場人物のパーソナリティを表しているよう。
木原 梅雨も明けた日、南風に前髪が張り付くオデコがかわいい。一つの句に「や」「かな」二つの切れ字が入ってしまったのが少し残念。
ショルツ おでこ、ほお、構わず貼りつく髪、ウザい!!
片岡 あえて「汗」という季語を使わなかったことで実感がよく出ていますね。
月足 オデコの片仮名に暑さを感じます。白南風を漢字、おでこを平仮名もあるかもですが
久保田 今年の夏は、湿気がすごい。湿った風で髪がおでこに張り付くくらいの湿気で、やられました。
小野 とても共感できるし、シーンが目に浮かびます。一方で、最初「や」ときて「かな」はアリなのかなとも思いましたが、問題ないとChatyとGemyがいうので、これを選びました。「夏の夜や白き背浮かぶ遊歩道」も絵が浮かぶ良い句ですね。
大治 季語と張り付く髪の毛がベストマッチング
白井 そう歳取ると 白くなるけど 同時くせ毛 若い時さらさら黒かったけど 最近鏡みると だれだ

No.10  夏の夜や白き背浮かぶ遊歩道

白鳥 前の人がぼうっと。ちょっと涼しくなるね笑
片岡 夏の夜のアヤしいナマメかしさにドキドキします。
町田 誰かを思って歩いているのか、
下河原 お化けが出そうですね。
久保田 夜遅い空港からのバスの中から外を見ていたら、タンクトップを着た女性の背中が浮かび上がって見えて、ドキッとしました。
村松 夜の散歩、前を行く人は誰だろう
白井 夏の夜 暗がり遊歩道の人の波? 富士山登山道に白き線にみえたけど

No.11  蝉しぐれ水琴の音攫いゆく

白鳥 夏の庭。蝉の声が水琴窟の音を「さらう」とは素敵な表現!
木原 蝉の声と水琴の音が響きあっていいですね。
ショルツ 微かな、そして圧倒的な夏の音二種。
梅原 風流いいね
町田 かすかな水琴に耳を澄ますも蝉しぐれがうるさ過ぎて・・・攫いゆくがいいですね。
下河原 蝉しぐれと水琴の音の対比が素敵です。
月足 水琴の涼を蝉しぐれがうばう
手塚 音で日本の夏の感じさせる俳句ですね。
久保田 初めて水琴の音を聞いたのですが、それ以上に蝉の声が大きく持って行かれてしまいました。
大治 シチュエーションの妙ですかね
五嶋 リアルの水琴の音をまだ知らないので、聴いてみたい。
村松 蝉しぐれ(が)だと意味が変わってくるけれど 蝉しぐれ(を)だと思いました。水琴の音が清涼感をもたらす一瞬
白井 さらいゆく とは 難しいが セミとしても7年間の気持ちを一気になんで

No.12  昊天や握手する旧友(とも)いちご鼻

木原 「昊天」初めて知りました。勉強になります。
ショルツ 細かい観察眼。「いちご鼻」には揶揄より親しみが感じられます。
片岡 「いちご鼻」、なるほど。
町田 いちご鼻ってかわいい鼻?と思いきや「鼻の毛穴が黒ずんで種のよう」って毛穴パックあったかなあ
下河原 Q 句意の解説を聞きたいです。
久保田 久々に会った会社の元同僚。サングラスをとったら、いちご鼻が急に目立って見えて、おかしかったです!
白井 Q 解説願います

小野

No.13  盆来るや紺地の浴衣母の真似

白鳥 渋い!粋だね。「真似」としたところに着物を着こなしていたお母さんへの憧れを感じます。
広瀬 「盆来る」という言葉で、「五木の子守歌」やサザンの「盆ギリ恋歌」を連想しました。「盆踊り」とか「帰省時の飲み会」とか、昔の甘酸っぱい思い出が蘇ってくる句です。
木原 お母様をしのぶいい女。
梅原 想いを馳せる気持ちが伝わります
町田 ふっと気づくと母と趣味が似ていたりして
下河原 浴衣姿の女性は美しいです。私も俳句にしました。でもここでは男性だったりして・・・
月足 盆踊りに浴衣はつきものですが、季語はわかれる。浴衣の役割の変化ですね
五嶋 お母さん、きっととても喜んでいると思います。
久保田 私も浴衣は色ベース、特に紺が好きです。
小野 実家の整理で出てきた写真に40代とおぼしき母の浴衣姿がありました。今年、浴衣もどきを買ったのですが、浴衣を見ると、その写真の母を思い出します。盆踊り、行きたいなー でも、どこでやっているのか。。。
大治 親子の思い出が滲みでいる句でいいですね
白井 いいね お盆がくるとやはり 故人が帰る気がして

No.14  木の影や胸の谷間につたう汗

白鳥 セクシーだなー(谷間があってうらやましい)
広瀬 Q 愛の谷間で~溺れたい~ ♪ ??
木原 え??いい女がさらに艶っぽい。すみません。自分を見失いそうな夏の夜。
片岡 「木の影」に入って、少しほてりのさめたときに感じる「汗」の「つたう」感じが織細にとらえられた句ですね。
月足 木陰でも、汗がつたう
手塚 夏のひと時。艶めかしいですね。
小野 読んで字のまま、暑さを詠みました。ほっと木陰に入ったと思ったら、汗がつたうというシーンです。「胸の谷間に」を中七に使うかどうか悩みましたが、枯れた67歳だから作れる句だと思って、そのままに。ビオレのゼロシートが手放せません。
大治 木の陰で一息つこうとした一瞬に汗が
村松 炎天下、木陰に入ってほっと一息。いろいろなシチュエーションがあるけど私にとってはお盆のお墓参りです
白井 そう 暑い 日陰もどこも

No.15  風死すや般若波羅蜜多送りゆく

白鳥 盆送りでしょうか。「風死す」が神妙な。
広瀬 Q Don\’t Worry Don\’t Worry 般若波羅蜜 ♪ ??
ショルツ 真夏のご法要ですね。聞きかじりですが、般若心経は鎮魂というより、一種応援歌のような意味合いがあるそうな。
片岡 「風死す」と船若教の響きが生死の界を曖昧にする。
町田 私も(もは失礼かな)「般若波羅蜜多」だけは和することが出来ます。
下河原 「般若波羅蜜多」が意味深いです。
月足 送りゆくなのでお盆でしょうか。旧暦盆も夏以外のなにものでもないですね
小野 伝わらないと思いつつ、日記として投句します。父の四十九日の納骨の模様です。暑かったー 「風死すや般若心経達者でな」とか「風死すや般若波羅蜜多父埋める」をやめて、「送りゆく」にしました。どうでしょう?
白井 我がお寺はお施餓鬼法要があり 特に新盆には

No.16  夏の夜は歌えや歌えエンヤコーラ!!

広瀬 四句ともサザンのヒット曲の歌詞が引用されているのですね!?全句ともに季節のエネルギーを感じます ♪生まれく叙情詩とは 蒼き星の挿話 夏の旋律とは 愛の言霊~♪ カゴメやカゴメ時間よ止まれ~エンヤコーラ!!夏はやはりサザンですな~
ショルツ にぎやかでいいですね! カラオケで盛り上がったのでしょうか。
下河原 歌えや歌え・・・そういえば、アランさんのジャズ会の後の3次会もそうでした。
五嶋 この気持ちはよくわかる。
小野 先日、カラオケで初めてサザンの「夏の言霊」を歌いました。その記念に一句(笑) あの曲の歌詞に「エンヤコーラ」はありますが、「歌えや歌え」はありませんので、念のため
白井 なんだろう?

五嶋

No.17  夏祭り社(やしろ)見護る御神木

白鳥 毎年の祭りをずっと昔から見守ってきたと考えると、見えない神様よりすごい存在だと感じます。
ショルツ 境内を包む神聖な氣が伝わります。
片岡 河津の来宮神社が思い浮かびました。
五嶋 府中大國魂神社のすもも祭りにて。御神木は、樹齢1000年と言われている銀杏の木です。
大治 この間の伊豆の神社の木を思い出させてくれる余韻のある句です
村松 由緒ある神社の夏祭り、喧騒の中どっしりと立つ巨木の静寂。対比が良い。
白井 暑いけど お祭りはいいね 何年も見てきたことでしょう

No.18  空蝉(うつせみ)や永遠(とわ)に佇むさざれ石

白鳥 はかない命と永遠の石。
広瀬 儚いものの象徴である「空蝉」と、「永遠に佇むさざれ石」の対比がとても面白いと感じました。ギラギラの日射しと蝉たちの鳴き声が迫ってくる様な句。
木原 空蝉とさざれ石。この取り合せは渋い。まさに「わびさび」の世界です。
ショルツ はかなさと永遠の共存。変わらぬように見えるさざれ石も刻々と変化をとげているのでしょう。
片岡 さざれ石を沼津の御用邸で見たことがあります。胸に抱えられるほどの大きさでした。でも、この句の石はもっと大きく感じます。「空蝉」という軽く空虚な季語との取合せがいいですね。
梅原 刹那と永遠の対比が良い
町田 小さな石が年月をかけて巌となり永遠に残るのに比べて自分や人間の生を空蝉のように思ったのでしょうか。いや「さざれ石」ももともとは吹けば飛ぶような小さな石。もっと深いのですね
下河原 空蝉、永遠、さざれ石 なんか来世を想像させてくれます。
月足 京都のさざれ石でしょうか。はかない命と永遠の石
五嶋 これも、すもも祭りで賑わう境内の傍らの、静かな場所で見た一コマ。
手塚 さざれ石。苔のむすまで永遠に!
久保田 永遠(とわ)に佇むで、どっしり安定している感じがします。
大治 永遠の響きとさざれ石いい雰囲気です
白井 蝉の抜けがらあり 永久の命の継承でしょうか 日本国歌のごとく

No.19  薫風や御所(ごしょ)取り囲む深緑

白鳥 ここだけ特別の風が吹いているようですね。
木原 薫風と深緑の取り合せが響きあっていてといもいいです。
下河原 御所は、都会のオアシスですね。
月足 京都御所、深緑はあるいは赤坂御所をめぐる緑
五嶋 赤坂御用地(旧・東宮御所)の風景。8月に入って、緑がさらに濃くなって素敵です。ただ現実は、薫風ではなく「熱風」だけれど。。
大治 深淵とした雰囲気が醸し出されていますね
村松 御苑は緑が濃くて薫風という言葉がよく似合う
白井 薫風ですが 41℃越えのところも

No.20  夏草や湖面に映える逆さ富士

白鳥 絶景だ!
下河原 御殿場わさび平の富士研修所(今は無くなってしまいました)のそばの池で見た逆さ富士を思い出しました。
五嶋 河口湖を思い出して。今年は渇水で湖が小さくなっているらしいので、綺麗に見えているのかどうか。。
小野 どこでご覧になったのか、わかりませんが、逆さ富士を味わうのは日本人ならではのものだと思います。日本の美意識を感じました。
白井 河口湖? いま 水が減って

町田

No.21  夏空へ子等の声舞ふ急降下

白鳥 ジェットコースターかな。「夏空へ」とあるのに「急降下」。上に行ったり下に行ったりがよくわかる。
広瀬 子等の声が、歓声や燥ぎ声ではなく「悲鳴」に感じました。急降下するのは米軍機か、それとも崖から身を投げる子等自身か?反戦の悲しい詩を感じてしまいました。
片岡 夏の遊具、公園のブランコというより、遊園地の巨大なものが浮かびます。
梅原
町田 夏休みの飛行機。子供が多いなとは思っていましたが、急に期待が下がった時、一斉に「うわあ」と子供達の声。アトラクションのようでした。
下河原 ジェットコースターにでものっているのかな?
月足 ジェットコースターでしょうか。絶叫が遅れてくる?
小野 花火の句でしょうか? 花火の模様に声やため息が変わります。それを急降下と呼んだのかなと思いました。
大治 ジェットコースターに乗っているのかな
村松 ジェットコースターかウォータースライダーか、どちらにしても楽しそうないい景色
白井 もはや 外遊びはできない 鉄棒 すべり台ではやけどするようで

No.22  指差して回す子呪文星月夜

白鳥 何の呪文かわからないけど、可愛い!
広瀬 Q 平和を願う呪文なのか?米軍機の撃墜を願う呪文なのか?
木原 きっと満天の星なんだろうな。
片岡 意味不明の「呪文」ですが、なぜか「星月夜」にふさわしい!
町田 「お母さん星が綺麗!」「えっ、一つ見えるね」「ほら、ほら、」子の指をたどると次々星が気が付くと満天の星!宮古島、子(娘30過ぎ)と歩いたほろ酔い焼き肉屋さんの帰り道でした。
下河原 テクマクマイコン、テクマクマイコンですね。
白井 天の川が見えるような 夜 いいね

No.23  箱眼鏡幼子波に眠りたる

白鳥 水中を覗いているうちに波にゆられて寝てしまったのか。のどかな海を感じます。
広瀬 Q 幼くして海に沈んでいった子供たちの精霊が映って見えたということでしょうか?
木原 あれ?きれいな景を見ずに寝ちゃったのか。
ショルツ 船酔いしないでよかった~
片岡 海の中を覗いていっぱい遊んだ後に、波音を聞きながら風に吹かれて昼寝したのかな。
町田 箱眼鏡で海を覗く子を見て、昔、座間味の海で三女(当時3歳)が浮袋で寝ていたのを思い出して
月足 箱眼鏡を覗き、懸命に獲物を狙う横で幼子が揺れる船の中で寝ている
五嶋 盛夏の、可愛らしい一コマ。
大治 船の揺れがそのまま眠気を誘う、箱眼鏡の言葉が想像を掻き立ててくれます
白井 お孫さん 泳いだあと 疲かれ寝ちゃったかね

No.24  うーじ畑(はた)またうーじ畑海開け

白鳥 どこまで行ってもサトウキビだらけ。米作には向かない土地だったんだね。
広瀬 果てしなく続く沖縄のとうきび畑でしょうか?そして、その果てには海が開けている。リゾートとはまた違う沖縄の現実がここに表れている様です。
木原 うーじ畑のリフレインがどこまで行ってもサトウキビ畑が続いている感じが出ています。
ショルツ サトウキビ畑ですか! ひたすらひたすら続くサトウキビ畑のむこうに一気に海が開ける景色が見えます。
片岡 波照間島で見た風景が心の中にひろがりました。
町田 そう、緑攻めがとぎれると、間違いなく宮古ブルーの海が一面に開けました。
下河原 「うーじ畑」とはさとうきび畑のことなんですね。調べました。重ねた表現が面白いです。
手塚 見渡す限りのさとうきび畑。海とマッチしています。
久保田 さとうきび畑の先に海が広がる光景が奥行きをもって伝わって来ます!
白井 そうですか さとうきび畑 ざわわかね

月足

No.25  髪洗う不器用なのは親譲り

町田 「髪洗う」という季語を選んだ理由が知りたいです。
月足 不器用は生まれつき、年とっても変わらない。仕方ないよ、さっぱりしよう
久保田 不起用も遺伝するね!
小野 ご自分のことなのか、お子さん(お孫さん?)のことなのかはわかりませんが、あたたかい目線が素敵な句です。
大治 髪洗うという言葉を句にする女性心ですね
白井 これは お孫さん しいてはご本人にて

No.26  折り鶴や幼な子は汗ぬぐいつつ

白鳥 覚えた折り鶴を一生懸命小さな指で。じわーっといとしさが湧いてきます。
木原 一生懸命な感じがでてます。
片岡 一生懸命さが伝わります。
梅原 上手く折れたかな
下河原 原爆の日の情景ですかね。
月足 折り鶴にこめられた願いがクローズアップされる季節。子は懸命に鶴を折る
五嶋 可愛らしい。
手塚 鶴の折り方を誰に教わっているのでしょうか。微笑ましい。
大治 頑張ってと思わず声を掛けたくなる句です
村松 一生懸命に鶴を折る子供、可愛い
白井 時節ガラ 戦後80年?の話かね

No.27  変わりゆく渋谷新宿せみしぐれ

白鳥 昔はこの辺は庭みたいだったのに。時代は移る。「せみしぐれ」に寂寥感があっていいですね。
広瀬 なんかいいですね~大都会でありながら公園や街路樹の多い渋谷や新宿ではいくら再開発が進んでも蝉しぐれを聴く事ができるのですね~演歌のタイトルみたいな句調も好きです!
木原 今度の句会では渋谷でしみじみ感じるのだろうな。「せみしぐれ」との取り合せが時のうつろいの無常を感じさせていいですね。
ショルツ 本当にねー。原型は?? 「せみしぐれ」が絶妙にマッチしています。
片岡 都会にも蝉は鳴くんだ。
町田 「渋谷新宿せみしぐれ」が時代小説の題名や昭和歌謡の題名のようで、変わりゆくに対抗していて面白いです。
下河原 渋谷も新宿も昭和時代からは様変わりですね。
月足 行くたびに街は変わり、人波も近づきがたい気がするが。都会の夏には変わらぬ蝉しぐれも
五嶋 確かにどんどん変わってます。「せみしぐれ」が効果的。
白井 そうですか 渋谷の街も変わつつですが セミもクマゼミが ですか? もはやヒグラシはいなくなったかも

No.28  熱帯夜添い寝の猫はディスタンス

白鳥 寒い時にはくっついてくるくせに。猫の調子のよさが「ディスタンス」にぴったり。
広瀬 Q 「いつもピタリとくっついてくる猫も暑くて距離をとって添い寝している」という意味でしょうか?
ショルツ この暑さでは猫ちゃんもくっついてこないのでしょうか?
片岡 猫はそれでも冷たいイメージ、犬はもっと暑いかな。
町田 久しぶりにソーシャルディスタンス思い出しました。家の犬も同じく!
下河原 流石にこの時期は、猫の添い寝も距離をとらないと・・・
月足 そのまんまです
白井 お孫さんかね 暑くてね

村松

No.29  ひそやかに空を見上げる夜の秋

ショルツ そろそろ秋の気配が見えてほしい。
下河原 秋を先取りした句なのかな? 確かに立秋が過ぎれば俳句の世界は秋ですね。でもまだまだ暑い日が続いています。
村松 窓を閉める時に見上げた空に月がきれいだった
白井 秋とはまだまだですね

No.30  秋待つや陽射しに灼かる滑り台

白鳥 早く涼しくなって子どもたちに遊びに来てほしい。
広瀬 「灼かる滑り台」…暑すぎてとても滑れたものではありません。きっと滑り台も早く子供たちに遊んで欲しくて秋を待ち焦がれているのでしょう!
ショルツ 要注意!! 自転車のサドルも!
梅原 遊具も危険な夏だよね
町田 「滑り台」真夏は禁止です。
月足 忍耐がいりますね。滑り台が季節を示す日時計のようにも感じました
五嶋 確かに今は、夏の間は熱すぎて滑れない。
大治 まだまだ暑い
村松 日中の公園は暑過ぎて、滑り台にもブランコにも誰もいない 灼けるが季語なのには後で気が付きました
白井 そう すべり台使用禁止 やけど注意だって

No.31  夜濯の音ぼんやりと闇の中

白鳥 いい句ですね。遠い洗濯機の音。
広瀬 「音ぼんやりと闇の中」という表現で、闇の静けさとその余韻、深夜の時間そのものが夜濯されている様な全体が溶け込んだ雰囲気を感じました。
ショルツ 涼し気な季語。夜に洗濯する習慣、伝統的にあったのですね。
片岡 洗濯器の音だと思いますが、「夜濯」という季語が昼間の酷暑の余韻ある夜のひろかりを伝えてくれます。
木原 だれだー。夜中に洗濯しているのは。
町田 「夜濯ぎ」って夏なのか!私はずっとウイークデーの洗濯は夜です。
下河原 「夜濯」も素敵な季語ですね。
月足 寝苦しい夏の夜なか、誰かが夜濯ぎを。この季語、初めて知りました。
手塚 夜濯という季語が幻想的ですね。
久保田 機械音が響く暗闇、落ち着くのか、気になるのか、さみしいのか。私は全部です。
大治 夜濯という言葉は何処で知ったのかな
村松 洗濯機の音が微かに聞こえて来るけれど、どこの部屋からかはわからない集合住宅の夜更け
白井 いいね 暑く寝くれなく うたたねかね

No.32  幼子は乗りかかるごと西瓜抱く

白鳥 これも可愛い!子どものサイズがよくわかります。あとすごくスイカが好きなことも!
片岡 スイカはヒンヤリとして気持ちいい。
木原 大きな西瓜、大好きなのね。
町田 子供が一生懸命スイカを食べている映像がバッチリわかります。もう、全身ベチョベチョでしょう。
下河原 幼子がスイカを抱いている姿が面白いです。
月足 幼子が西瓜を初めて見た興奮も感じて、西瓜がクローズアップ
手塚 大きな西瓜なのでしょう。風景が浮かびます。
大治 夏はやはりスイカですね、だれもが好きなもの、それを連想させてくれます
村松 頂き物の大きな西瓜、孫には持ち上げることはできなくて抱えているんだか乗っかっているのかわからない状態
白井 いいね いいね

手塚

No.33  小海線古民家カフェのかき氷

白鳥 小海線近辺はただでさえ涼しいのにかき氷?うらやましすぎる。
広瀬 Q 四句はすべて山梨県から長野県にかけて旅行した時の句ですか?天空の湯や薪能を観た場所はどこですか?
ショルツ 絶景と古民家の風情がいいですね。宇治抹茶がいいなあ。
片岡 高い屋根の下、古びた板壁に囲まれて美味しそう。
木原 涼し気な山のカフェを思い浮かべました。
下河原 清里か野辺山あたりですかね?大学時代にもう少し先の松原湖で夏合宿したのを思い出しました。
五嶋 古民家に食べに行きたい。
手塚 八ヶ岳山麓の田園風景の広がる古民家カフェにて
小野 素敵な体験が伝わってきます。小海線のせいか、かき氷のせいか、涼しさも伝わってくる。
大治 昔の賑わいは何処に行ったのかそんなことを思い出させる小海線の旅
白井 Q さすがに高原は涼しいかね いいね合わせてカキ氷 麦わら帽子がにあいそう

No.34  天空の湯から眺むる雲の峰

白鳥 ほったらかし温泉だろうか?
片岡 夏ッ一!を感じる一句です。
梅原 贅沢空間だね
下河原 Q 「天空の湯」は勝沼のぶどうの丘温泉ですか? 山の温泉に行きたいですね。
月足 まさに高みの見物。しかも露天湯最高!
五嶋 これは最高の夏休み、ですね!
手塚 勝沼ぶどうの丘。天空の湯で朝湯に浸かって
大治 甲府の温泉? 天空の温泉と言えばほったらかし温泉?
村松 山を望む露天風呂、いいなあ
白井 八ヶ岳界隈の温泉かね いいね

No.35  尺八のしらべ哀しき薪能

白鳥 涼しいところなら薪能もいいですね。
広瀬 野外でかがり火の中で演じられる薪能…幽玄で荘厳な雰囲気の中にも哀愁の調べを奏でる尺八の音…是非、観てみたいものです。未体験のSCENEを想像させる良句です。
木原 薪能、いい季語ですね。
町田 古民家カフェも天空の湯もみーんな旅情をそそられますが、薪能を一番観たいです。尺八のしらべも聞きたいです。
下河原 「薪能」は、夜の能舞台を鑑賞したのでしょうか?
月足 薪能はもともとは5月と知りました。夜の能舞台は少し涼しげで趣を感じます
手塚 八ヶ岳。身曾岐神社の能楽殿にて。大雨でした。
白井 しぶいね 皆さん 多趣味で

No.36  朝採りのトマトは百円八ヶ岳

白鳥 八ヶ岳と聞くだけで美味しそう!
ショルツ ぜーーったい美味しい!
片岡 おいしいんだろうな。カブリつきたい!
木原 こんな美味しいトマトが百円なんて信じられない。「トマトは百円」→「トマト百円」とすれば中八は回避できます。
手塚 八ヶ岳の野菜の無人販売所にて
小野 別荘族にしかできないよう句ですが、朝の市場の賑わいが伝わってきます。
大治 野辺山あたりの路地のお店かな 目に浮かぶ八ヶ岳
白井 トマトまだなりますか きゅり なすは ほとんどダメでした もはや地上は亜熱帯

梅原

No.37  マリーナベイ夕日にキラキラかき氷

白鳥 今年の夏はかき氷必需品。
広瀬 羨まし過ぎる!マリーナベイサンズの展望デッキから夕陽を見ながら食べるかき氷は最高でしょうね~ てか私はテキーラベースのサンセットドライバーを飲みながら夕陽を見たい!
ショルツ Qコ シンガポールに行った方だーれ?? いいなぁ~
片岡 一日のカラダのほてりを、冷たい氷に反射する夕日が落ちつかせてくれる。
梅原 マリーナベイサンズのトップバーで一句
町田 盛れてる写真のようです
下河原 延べ1年以上滞在したシンガポールですね。懐かしいです。マリーナベイは10年以上前最後に訪問した時展望台に登りました。
月足 かき氷の句。前の方の小海線、こちらはシンガポールどちらも美味しそう
手塚 懐かしのシンガポール。うらやましい。
大治 おしゃれなカキ氷を食べているんでしょうねそんな光景が目に浮かびます
白井 シンガポール? いいな

No.38  夏盛りそぞろ歩きのオーチャード

ショルツ 常夏の国の「夏盛り」はやはり通常とは違うのでしょうか? 洗練された通りに変身しているようですね。
梅原 久しぶりのオーチャード散策で一句
下河原 オーチャードは、シンガポールの中心街(日本の銀座)ですね。1年中夏ですが、クリスマスの時期がきれいです。
月足 渋谷でしょうか
五嶋 シンガポールの方が東京より過ごしやすいのかも。
手塚 常夏のシンガポールです。いつも夏の盛り。
小野 Q オーチャードホール?
久保田 シンガポールですか?日本より過ごしやすそうですね。
大治 そぞろ歩き 観光気分が盛り上がっているんでしょうね
白井 シンガポール? お散歩中ですか

No.39  極暑来る今日も図書館大盛況

白鳥 わかるー!エアコンが効いていて長居できる場所。
ショルツ 図書館やショッピングモールは格好のクールシェアスポット。
片岡 エアコンもだが、あの大空間の静けさが心地よいのです。入口外の階段まで並んで順番待ちしています。
木原 でも静かにね。
梅原 皆、考えることは同じかな
町田 「図書館や駆け込み寺か我が避暑地」一句出来ました。高齢者ばかりかも
月足 暑いほど大盛況なんでしょうね。
五嶋 近場の図書館は、先日「大盛況」でした。
白井 そうですね 避難場所ですね

No.40  大花火無事に終われと空見上げ

白鳥 最近花火の事故が多いもんね。
ショルツ 本当に。美しさ、斬新さを競うには危険を伴うのか? 安全第一であってほしいですね。
片岡 横浜の事故もあって、あまりに大きな大会の人浪みより、どこか地方の海沿いの、のんびりとした大花火をみてみたいです。
木原 事故ありましたものね。
梅原 隅田川花火大会を遠目から眺めました
町田 びっくりする事故がありました。
下河原 横浜の花火大会で事故が有りましたね。大事にならずに良かったです。
月足 自動制御の花火も酷暑でトラブルでしょうか
小野 「無事に終われ」ですか。そこに意識がいく感性は私にはないです。そこが、ある意味スゴくて、花火の句としては稀なのではないでしょうか。
村松 いつ雨が降ってくるかとドキドキしながら子供たちと花火を楽しんだ思い出があります。
白井 長岡ですか? 事故もあって 大変ですね 花火業界も人不足のようで どこも大変です

下河原

No.41  夏燕連帯飛行にいざ出発

白鳥 あの小さい体で遠くまで帰るんだよね。「ダーウィンが来た」でやっていました。皆で集合して集団で帰るとか。
下河原 マンション鳥シリーズ第二弾 玄関前の廊下の手すりに10羽の列をなした鳥(子連れの燕かな)が並んでいて、眺めようと近づいたら一斉に列をなして空にとび出して行きました。残念ながらハクセキレイのように近づいて観察は出来ませんでした。
月足 燕が出発なので、秋が進んでいる感じですね
大治 燕は何処に帰るのかな
白井 そう もう春ひなも大きくなって 飛行訓練かね

No.42  水浅葱の浴衣を纏いた乙女かな

白鳥 浴衣姿は見て素敵だけど、着るとめちゃくちゃ暑いよ。
ショルツ 最も涼しさを感じさせる色。
片岡 美人図ですね、「水浅葱の浴衣」が涼しげです。
木原 水浅葱の浴衣、きれいでしょうね。もちろん乙女もきれいでしょうね。
町田 「水浅葱」が素敵。乙女は誰でしょう
下河原 NHK俳句7月号に色々な青色の言い方が記載されていてここから俳句を作ろうとして水浅葱を取り上げました。水浅葱(みずあさぎ)は、水色より薄い青色です。そのころたまたま薄い青色の浴衣を着た女性が電車に乗っていたので・・・
月足 日本の色の名はそれ自体、独特の美しさを感じます
手塚 水浅葱色というのが印象的です。お洒落。
小野 六八五で、いつもの私なら選びませんが、とても夏らしい風景だと思いますし、乙女に目が行ってしまうことを詠む心意気が素敵!
大治 爽やか乙女を連想しました。
白井 いいね いいね 藍染の一種のようで 涼しげ お似合いです

No.43  喜雨を待つ枯れた田んぼに頭(こうべ)たれ

白鳥 雨不足と大雨。天よ、良き配分を。
広瀬 Q 頭を垂れているのは生産者の方?神様にお願いしているのか?失意のなか項垂れているのか?
ショルツ ようやく雨が降りそうです。降りすぎた地域もあり、人の望み通りにはいかない自然。
片岡 お米が高どまりしてしまいそう。この二・三日の雨は、各地に被害をもたらし、喜雨とは喜びづらいですね。
町田 「喜雨」を待たれた日々がありました。その後の豪雨。自然は調節出来ません。
下河原 今年は、雨が少なく米どころの新潟でも水不足で田んぼが干上がっているのを農家の人憂いている映像がTVで映っていました。でも今週は、新潟地方でも雨が沢山降りました。(少し降りすぎでしたが・・・)
月足 まさに喜雨。間に合ったか?
五嶋 秋には美味しいお米が取れることを切に願っています。
村松 枯れかかった稲を前に祈るしかない
白井 でも 降りすぎ注意で 異常だね

No.44  四十度スパイス香る酷暑なり

白鳥 暑い時には辛いものってほんとかなー(絶対にもっと汗かく)
広瀬 百葉箱での気象庁発表が35℃でも、アスファルトの照り返し等を考慮すると体感はきっと40℃以上!噎せ返る様な都会の夏の熱気にスパイスは良くマッチしております。真夏を象徴するワンシーン!
ショルツ 暑い時に食べたいのがカレー! 我が家の温度計は期待にたがわず41℃超え。外気温がお風呂の湯温より上?!と考えると変な気分。
木原 いくらなんでも40度はかんべんして欲しい。
梅原 夏の定番
町田 40度は日本じゃないです!
下河原 日本列島いたる所で40度を記録しています。昔、インドデリーで50度を経験したのを思い出しましたがデリーより日本の方がじめじめしていてより暑く感じます。
久保田 インドなのか。インドのようになってしまった日本なのか。
白井 そう 異常ですね

大治

No.45  早起きや三文徳する蓮の花

白鳥 開く音を聞けたなら、まさに徳!
ショルツ 大蓮の見事さ、早起きの甲斐がありますね。
下河原 夜更かしの私には三文の徳は有りませんね。
月足 睡蓮は花を夜に閉じてしまうゆえの名と知りました
小野 ハスの花を見て、「三文徳する」というのは洒落ています。「早起きや」の詠嘆も効いています。
久保田 蓮の花は朝が美しい?確かに朝露がキラキラして花を添えている気がします。
大治 始発に近い電車に乗って鶴ケ丘八幡宮の源平池の蓮の花を見に行きました
白井 蓮の畑 見ました 私も

No.46  朝靄(もや)にすっと立ちゆく蓮の花

片岡 二句目のこちらの「蓮の花」の方が気品を感じました。
梅原 仏様が現れる
町田 「蓮の花」の神秘さや清廉さが伝わります。
下河原 朝靄に蓮の花は絵になります。
五嶋 情景が目に浮かびます。
手塚 蓮の花の神々しさが際立ちます。
大治 源平池の蓮は背が高くまさにすっと立つ貴婦人の様な真っ白な蓮の花でした
村松 三文得をして眺めたんですね
白井 そうです なんかお釈迦様がででてきそう ついでに覗くと地獄がありそうな(幼子のトラウマですみません)

No.47  店じまい暖簾をくぐる夏の暮れ

白鳥 早い店じまい。店を出てもまだ明るい。早飲みにあるあるです。
広瀬 Q 閉店ギリギリに入ったのかな?店主が喜んだかどうかは、昼間の上がり次第でしょうけど、、、
ショルツ 名残惜しい最後の一献でしょうか。
片岡 通い慣れた店が閉まるのは、ちょっとした喪失感があります。
木原 暑気払いかな。
大治 鎌倉に行くといつも行っていた居酒屋が店仕舞い、予約困難店で流行っているのになぜ辞めるのか 女将50歳の決断だそうです
白井 遅くまで ですか いいね

No.48  酒恋し鯵なめろうの美味しさや

白鳥 お酒がないとつらい!
広瀬 鯵なめろうで一杯、良いですね~ 「酒恋し」なんて上五が出てくるのは、作者は相当お酒好きの方と見ました!
ショルツ なめろう!いいですね~
木原 酒好きにはたまりませんね。下五の「や」はバランスを取りにくいので避けた方がいいです。
町田 これを読みながら冷酒が飲みたくなりました。
下河原 新鮮なめろうは美味しいですね。
月足 お酒なしで召し上がっているのですか?
手塚 やはりこうでなくちゃ。酒飲みの師匠です。
大治 ここのお店のなめろうは佐島沖でとれた鯵 本当に香り豊かな鯵なめろうでした 女将との酒談義もここまで
白井 いいね でも暑くて釣りはお預けです

No.49  天の園夕涼みかなカメレオン

白鳥 本当に見た?うらやましい!
広瀬 Q 「天の園」の意は?教えて下さい。カメレオンは自身で飼育?…はしてないよね~
ショルツ Qコ カメレオンの静けさが猛暑を和らげてくれそう。天の園は打木村治の小説でしょうか? 関係ないかもしれませんが、読んでみることにしました。生活圏の東松山~川越近辺が舞台なので興味をひかれました。
片岡 「天の園」?
町田 Q 「天の園」がピンとこなくてご説明お願いします。
下河原 Q カメレオンは何処にうるのかな?
手塚 Q 天の園は何を意味するのでしょうか。
小野 もしかして南国に? カメレオンを見て、夕涼みと感じたり、その場を天の園と感じる感性が素敵だな
白井 カメレオンも暑いのかね

No.50  天の園夏の日浴びて育て米

梅原
月足 今夏は日を浴びすぎ?
白井 でも 水不足が 結局お米は足りないのかね

No.51  猛暑なりガミガミガミと母の声

白鳥 悪いことしたんだろうが(笑)
広瀬 昔の思い出?もし今だとしたらかなり元気なお母様ですね~(もしくは超マザコン?) 確かに猛暑と母親の説教をダブルで喰らった時は耐えられなかったかも~(;\’∀\’)
ショルツ 暑さ+お母様の叱り声のダブルパンチ!効きますね~ それをなつかしく思い出しているよう。
木原 暑いし、ついついガミガミと言いたくなる。
町田 何か強烈なお母様と思ってしまいますが、元気がなにより!
下河原 我が家は、「ガミガミと妻の声」ですね。口を押えず咳してしまったら大変な剣幕でした。
月足 ガミガミガミ三連続は暑そう
手塚 今年の猛暑はいらだちを超えて殺人的です
村松 猛暑に重なるガミガミ声、お気の毒と思いつつも「この暑いのに余計なことばっかりして(または、いい加減にやることやりなさい)!」という母の気持ちもよくわかる
白井 母はどの母かね

No.52  台風や朝日を浴びる黒き富士

白鳥 台風なのに朝日を浴びている?富士山が高いからか
片岡 こんな富士は見たことがないのですが、迫力を感じます。
木原 台風に微動だにしない富士。頼もしい。
下河原 黒き富士の表現が斬新ですね。
五嶋 正に、嵐の前の静けさの風景、か。
久保田 台風が近づいているけれど日は照っている?シチュエーションが気になります。
大治 台風の雲の黒さと黒富士の対比を連想させてくれます
白井 そう 夏の富士 黒い 私もみた

白井

No.53  雷去りて夏雲率いる黒き富士

白鳥 黒い雲が去って現れた富士山!
片岡 奇しくも北斎の黒富士がお二人に詠まれましたね。
下河原 黒き富士の俳句が並んでいますね。偶然なのでしょうかそれとも一緒に旅して眺めたのかな?
町田 きっぱりとした素敵な句です。
村松 雷雨の後の富士山、ゆったりとした優雅なというより雄々しい姿かな
白井 3年ぶり 富士山ふもとのライブ会場へ ものすごい雷だったようですが 開場後晴れ 富士が顔出しました

No.54  義を生きた古城にそそぐ蝉しぐれ

白鳥 どこの城かわからないけれど鶴ヶ城などの官軍にやられたほうを想像します。「蝉しぐれ」に昔の人の思いを聞いている。
広瀬 Q 「義を生きた古城」とはなんというお城ですか?興味津々。
片岡 会津の鶴ヶ城を思い浮かべました。
木原 蝉しぐれに無常を感じます。
ショルツ その昔、義士たちにも蝉しぐれがふりそそいだことでしょう。
下河原 古城で響き渡る蝉しぐれの音がいまにも聞こえて来そうです。
町田 今はそこで戦う人はいない。静かな古城に蝉しぐれいいですね。
月足 鶴ヶ城でしょうか。蝉の声が哀愁を帯びます
五嶋 兵共(つわものども)が夢の跡、、
手塚 どこの古城でしょうか。夏草や兵どもも・・・
小野 「義を生きた古城」という形容と、蝉しぐれを「そそぐ」とした言葉選びが好きです。
大治 武士の魂が宿るお城蝉しぐれは今も変わらず 無常を感じます
白井 春日山城ではありません、謙信以前に情けない殿に義を貫いた上州箕輪城に初めて行ってきました なにか通じるものもありでした(一説によるこの辺が母方ルーツ?とか)

No.55  涼しげに揺れる木槿に気が和らぐ

木原 癒されますね。
ショルツ 水中花を思わせる風情。
大治 夏の木陰は全てを癒してくれる そんな気持ちが伝わってきます。
白井 あつい あついで 唯一の花むくげ さるすべりの花も数すくないですが

No.56  蓮開く清涼漂う浄土かな

白鳥 蓮を見て「浄土」を思い浮かべる年齢ですね。高校生の頃は「造花みたい」と思いました笑
広瀬 「蓮開く清涼漂う浄土」…一度見てみたいものです。すぐに行きたいという訳ではなく…あっもちろん地獄よりは極楽浄土が良いですが…あくまでも客観的に見てみたい。。。
梅原
下河原 やはり最後に蓮の花の咲いた極楽浄土に行きたいな!
町田 蓮の花は本当に清らかで涼し気です。極楽浄土のようですね。
月足 ハスの花は清らかに美しい
白井 埼玉蓮池へ 涼しいはずの朝でしたが 暑かった この花見ると寺子屋時代の紙芝居、蜘蛛の糸が頭に

白鳥

No.57  白砂に小魚の影南風(はえ)わたる

白鳥 この夏行った宮古島4句です。透き通った海に白い魚がたくさん泳ぐも砂と同じ色で姿は見えず。魚の影だけが元気よく動いていました。
広瀬 ○Q 小魚が海面をジャンプした影が白砂に映し出されたのでしょうか?もう一つの解釈として上空から俯瞰して見た時に浅瀬を泳ぐ小魚(の姿)とその背景の白砂が浜の白砂と一体に見えたとも解釈できます。想像を膨らませる句!「南風」と「映え」の同音異義テクも素晴らしい。繊細さと解放感が同居した句。
片岡 まさに南国!
梅原 沖縄いいね
ショルツ 美しい浜辺。透き通った温かい海水が感じられます。
町田 水の透明さまで伝わります。
五嶋 海の透明感がすごく良く伝わってきます。「映えわたる」との掛け言葉?。
村松 南の島の景色が過不足なく表現されていて風を感じる
白井 伊豆白浜先でキス釣りを思いだしました

No.58  翡翠の凪海亀の背を見送りぬ

白鳥 海亀と泳ぎました。エメラルドグリーンの浅瀬を沖に帰っていくのが遠くまで見えていました。
片岡 見たのでしょうか、いいな。
木原 私を龍宮城に連れてって。
ショルツ 美しい色合いの情景。
下河原 エメラルドグリーンの海にウミガメを見たのかな?
月足 親知らずでしょうか。翡翠の原石と大きな海亀像をみれる?
大治 真夏の離島の海辺のワンシーン まさに絵になります
村松 海亀見られたんですね。ゆっくりと泳ぐ姿に人も癒される
白井 越後の糸魚川ですか? 違うね

No.59  放たれた星々梯梧(でいご)の木のはるか

白鳥 空いっぱい星だらけだった。
広瀬 沖縄の夜空の満天の星空が浮かんできました。海はもちろんですが、空も沖縄の大きな魅力の一つですよね!?「島唄」を思い出しました。
片岡 Q 「放たれた」とは?
木原 南国の夜の景が浮かびます。
ショルツ 見たことがない(認識したことがない)木。
下河原 南の島で星空を眺めての一句ですかね。素敵です。
町田 「放たれた星々」という表現が新鮮!星からの光というより何億光年もの星の距離を感じます。
月足 南の島、梯梧の木々の先、空に流星群
手塚 沖縄なのでしょうね。夜空の星が煌めいています。
小野 「放たれた」という語を選ぶのか、すごいなー! それによって気持ちの良い空間的な広がりを感じます。地上目線から宇宙まで。と、同時に「縁」(地球と星との縁や、そこに暮らす私とあなたとの)のようなものまで感じるな。
久保田 放たれた星、何だろう?星がたくさん見える光景が浮かびます。
大治 南西諸島の星は本当に放たれたという言葉が合う
村松 「放たれた」 言葉のチョイスがいいなあ
白井 でいごの花ですか? しらべたらひめゆりの塔そばに咲いてるとか?

No.60  夏潮の問わず語りは冒険譚

白鳥 サップやりました。微妙な波を読んでバランスをとらないとひっくりかえる。凪に見えてもなかなか手ごわい。まさに「波の声に耳をすます」時間でした。
広瀬 Q どんな冒険譚を感じたのでしょうか?海亀の冒険かな?
ショルツ 「オレの話をきけ」とばかりにw どんな冒険?
下河原 Q どんな冒険譚だったのでしょうか?
町田 遠来の波ひとつひとつに旅がある
手塚 夏潮というが印象的です。さすがの選択です。
白井 沖縄戦の話でしょうか? 戦後80年で

片岡

No.61  玉虫の落ちて土間隅光りけり

白鳥 玉虫の光沢がその空間の唯一の光。陽の差さない日本家屋の佇まいも感じさせて素晴らしい句だと思います。
広瀬 暗い土間の隅で輝く玉虫…情景を写実しただけの句ですが、光と影のコントラストと虫の生命の儚さが良く表現されていて、リアリティとポエム(詩情)を併せ持った良句であると感じました。
片岡 民家園の連作で、この句も実景です。
木原 何かとても怪しげだけど風情も感じました。
ショルツ ひんやりした古民家の空気に一点の光。
下河原 法隆寺の玉虫厨子を思い出します。
町田 普段は全く見向きもされない土間隅の輝き!あやしがりて寄りてみるに・・玉虫だったんですね。映像が見えます。
五嶋 鋭い着眼、だと思います。
月足 旧家での四句でしょうか。それぞれに趣あり。広い土間の一隅がほのかに反射している
久保田 ぼんやり光る玉虫、土の土間。風情がある光景ですね。
大治 土間のある家 そこに玉虫 うす暗いなかにもささやかな楽しみが湧いてきます
村松
白井 生涯でタマムシ捕まえたのは 2匹 母がタンスに入れておいたが 昨日羽だけおちてたなんと偶然

No.62  夏の炉や風なき家の板黒し

白鳥 燻されて黒いのでしょうか。
片岡 くすんで眼からは涙、いぶされて板の間は黒ずんでいます。
ショルツ 磨きこんだ床、柱が黒光り。
五嶋 炉の周りの燻し香までが伝わって来るようです。
手塚 夏の炉を俳句にするとは。さすが上級者ですね。
白井 ずーと以前 まだ茅葺の母の実家で過ごした夏 縁側でスイカたべた を想いだしました

No.63  夕立に雫つらなる茅庇(かやびさし)

白鳥 この光景は茅葺ならではですね。「夕立」との相性が絶妙です。
片岡 茅葺き屋根には雨どいはありません。
梅原
下河原 茅葺屋根の家での一コマですか?
町田 茅葺屋根はこうなるんですね。
月足 どーという夕立からほどなく茅庇に大粒の雫がざざっと。爽快な夕立の景
手塚 これも古民家の風情が繊細に表現されています。
大治 夕立ちと庇から落ちる滝のような水 うまい表現です
村松 古民家四部作、どれも好きだけどこの句が一番好き
白井 いいね 夏 雷 雨がかやぶき屋根からですか 風情あり ですが とにかく暑い

No.64  蛇の子の迷う縁側二百年

白鳥 古い古い家屋なんでしょうね。「蛇の子」をもってくるのが素晴らしいです。
広瀬 Q 縁側二百年とは「築二百年の家」という意味ですか?床下から這い出た蛇の子はそれこそ生まれたてで「右も左もわからない」のでしょうか?きっと親蛇も居そうで少し怖い(;\\\’∀\\\’)
片岡 上から落ちてきた小さな蛇でした。永い時間の中でさ迷うようでした。
木原 縁側の歴史の世界へ蛇の子も迷い込んだか。
ショルツ 古い家屋の静と新しい命の動の対比が見事。
下河原 4句とも古民家(宿泊したのかな)で読んだ句ですかね。ここは縁側の有る古民家に蛇がいたのかな。
町田 築200年ですか。民家園シリーズですね。
月足 なんと広く長い縁側でしょう
小野 十分な解釈ができたとは思いませんが、ポエムがあり、世界があって、すばらしい!
白井 やはり昔の茅葺の実家を思い出します 奥のほうが暗く とても怖くて

広瀬

No.65  秋立てど体温超えの午後三時

白鳥 もうやめてほしいよね「体温超え」
広瀬 立秋にも関わらず気温が35℃超えって、マジで今年の夏はどうなっているのでしょうか?文字通りの意の句です。
片岡 みなさん、どうしてましたか?
木原 体温はるかに超えてます。
梅原 危険な夏です
ショルツ 体温どころか、湯温超えですものね~>o<;;
下河原 本当に今年の夏は暑いですね。
町田 立秋を過ぎてもこんな日が続きそうです。「秋立てど」の表現がいいですね。
五嶋 そう、この暑さ、なんとかしてもらいたい。
月足 いよいよ暦も変更か。それでも立秋以降、相対的には秋めいた気がします
白井 そう そう もう災害だよね

No.66  人熱れ負けじと叫ぶ推しの名を

白鳥 「ひといきれ」を漢字で書くと本当に熱さ(心の熱も)伝わってくるね。
広瀬 野外フェスでもドームコンサートのアリーナ席でも良いのですが、観客の熱気あふれる会場で、周りの客に負けじと推しの名を叫ぶ…でもなかなかこっちを向いてもらえない。物理的に距離が近いコンサートだからこその推しを近くに感じたいとの切なる思いを詠みました。演じているのがグループだったら尚更「負けじと叫ぶ」ですね!
片岡 「ひといきれ」を漢字で書くとほんとに暑そう。
ショルツ v( ̄Д ̄)v イエイ
下河原 Q 推しは誰なのかな?
月足 真夏のライブやコンサートでしょうか?暑さに負けず!
手塚 誰のコンサートでしょうか。野外フェスですか。
久保田 この光景、気持ち、わかりすぎます!
村松 推し活楽しそう 思う存分叫んでね
白井 どこの応援 ライブ? いいね 要注意熱中症

No.67  灼熱やイヤんバンカー霍乱す

白鳥 「イヤん」は可愛い!私は「なんでここにバンカーが怒」です笑。「霍乱」は「攪乱」?
広瀬 8月頭に行った灼熱ゴルフ。「神冷えグッズ」で武装して臨みましたが全然効かず…挙句の果てにボールがバンカーに落ちた時にはあまりの辛さに体調もスコアも乱れに乱れてしまいました。辛すぎて「イヤ~ん バカ~ん♡」Mの気分。
片岡 ど、どうした!?
町田 「攪乱」ではなく「霍乱」! あまりの暑さに日射病になり正気でなくなったの
月足 とにかくご無理なく。雪だけでなく、猛暑もクローズがよろしいかも
小野 お察しします笑
白井 暑くて 大変だ

No.68  夜帳(よとばり)に耳が目を追う遠花火

白鳥 遠くで花火の音が聞こえて目で探す。夏の夜らしい体験ですね。「耳で目が追う」もいいかも。
広瀬 ベランダでくつろいでいると遥か彼方の空に無音の遠花火が…数秒経ってから「ヒュ~~ドーン!」と音が遅れてやってきました。初めに気づいた音のない遠花火は、まるで夜空のスクリーンに投影されたグラフィック模様の様でした。その後は遥か彼方の光と音のページェントを楽しませて頂きました!
木原 遠くで上がっている花火の音に気づきましたね。
ショルツ 見事な表現。その時差もまたおかし。
下河原 日が暮れた後、遠くに花火の音が聞こえている様ですかね。
五嶋 「耳が目を追う」の表現がズバリ、です。
月足 遅れてドーンときますね
小野 「夜張」というのが素敵な言葉ですね。ユーミンの「埠頭を渡る風」を思い出しました。この句はもう少しレトロな印象ですが、それもまた良し。遠い花火に対して、「耳が目を追う」なんて表現をよく思いついたものです。その意識、花火ではなく他のもの(目の前の女性とか)に向かっていると想像しました。
大治 五感で感じる花火をこのように表現するとはすごい
白井 耳から見えるですか いいね