・句会5月24日(土)-25日(日) ☆句会 河津

広瀬

No.1  ライラック疵も愛(いと)しとミセス説き

白鳥 道ならぬ恋か
広瀬 最近ハマッてるMrs. GREEN APPLE「ライラック」の歌詞。この花言葉は「初恋」や「青春の思い出」。若い時の失敗はその後の人生の糧になるという内容ですが、人によって句の解釈が違くて「BARで出会った妙齢の既婚女性に『私も若い頃は色々あったのよ~』と語りかけられたという妄想でも面白いかもと考えて作ってみました。
片岡 「ミセス」がいい。上品なご婦人の人生観がかいま見える。
白井 そう 会社のBGMで決まって3時過ぎに流れる とても新鮮・おじさんには理解できない ミセス何とかライラックですが いいよね
月足 意味深。解説お願いします
小野 ライラック・屁・ミセスで検索してみて、Mrs.Green Appleのヒット曲「ライラック」にちなんでいるのかなーとか、素敵なマダムが誰かに教え諭しているのかなーなどと思いました。曲「ライラック」のことはよく知りません。どんな背景でできた句なのか、興味津々です。

No.2  初虹や天泣(てんきゅう)彼方いろどれり

白鳥 「天泣」初めて知りました。
村松 天気雨だけでも珍しいのに虹まで 不思議さが美しさを際立たせる
広瀬 数年前の晩春に、「虹」と「天気雨」に同時に遭遇した経験があり詠んでみました。雨とは言え本当に微かにポツリと皮膚に感じる程度で、空は明るく彼方に虹が掛かっていたのが印象的でした。
手塚 「天泣」という表現、言語学者ですね
梅原 粋な句ですね
下河原 「天泣」という表現が良いですね。
片岡 「天泣」ってあるんですね。不思議な光景です。
白井 虹にも季節があるんだ そうだよね
月足 淡い虹と天涙が合っています
五嶋 虹は夏の季語で、初虹は春の季語、と知りました。俳句はまだまだ知らないことばかり。。
大治 この間一度に2つの虹を見ましたその時の感動を思い出す句です
ショルツ 夏の訪れを泣いて笑って彩る天空ショー。
町田 「初虹」は晩春の季語で夏に向かうサインとありました。この句にぴったりです。そして、「天泣」という言葉もいい。泣いている空を彩って夏に向かう。美しく清々しい景色が伝わります

No.3  初がつを美味!酔鯨ガツン!我フワリ

木原 いいですね!感じ出てる。
白鳥 面白い!「フワリ」に共感
広瀬 夏井先生が「美味い食や酒に感動した時『至福』と詠むのは類想的で陳腐」と言っていたので、高知の海産物と名酒に因んで「旬の初がつをの超絶美味」と「辛口酔鯨のガツンと迫る喉越し」で「私はフワリと宙に浮くほど気持ち良くなった」と詠んでみました。
手塚 酔鯨は私もファンです。
下河原 「初がつを」美味しそうです。食べたいです。
白井 これまた 初ガツオですか いいね
月足 美味と美酒でよい心地
大治 土佐の高知のはりまや橋に・・・ まさに高知の味ですね
ショルツ 美味しさが躍動しています。
町田 挑戦作ですね。

No.4  高嶺の花か老いらくの恋かぎろひて

白鳥 小説のようだね。口説いたミセスだめだったか。
広瀬 10年程前に流行ったback number「高嶺の花子さん」のオマージュ。「老いらくの恋」にはmiddle age時代の様な生々しさは無く、陽炎にも似た非現実感が漂っているので良いかな?と。実はこの前に「夏立つや老いらくの恋にご用心」と詠んで止めた経緯あり。
手塚 意味深ですが「かぎろう」描写が良い
久保田 老いらくの恋なんて言わないで〜。同い年じゃないか
下河原 老いらくの恋は、憧れですね。
片岡 すごいな
白井 Q えー なんか意味深
小野 まるで私の今に合った句と感じました。恋はしていませんが、幼少期にお嫁さんになりたいと思っていた人と50年ぶりに再会し、現実と非現実が曖昧になる感覚を持ったので。この句はまさに私の心境です。

村松

No.5  一冊の本とコーヒー夏未明

木原 良い時をお過ごしのようで。
広瀬 「本を開く前の」「コーヒーを飲む前の」それぞれの期待感や匂いが、作者がこれから過ごす素敵な時間へのワクワクする気持ちを表している句だと思いました。
白鳥 夜更かしか、早起きか。この一人の時間がたまらなくいいですね。
村松 空が白み始める頃目が覚めてしまってなら良いのだけれど前夜から眠れなくて諦めてコーヒーを淹れることがあります
手塚 夏の未明ですか。アイスコーヒーが良さそう!
久保田 早起きして初夏の朝を楽しんでいる様子が伝わってきます
下河原 静かにコーヒーを飲みながら本を読む素敵ですね。
片岡 私も好きな一時です。今朝も河津でこうやって過ごしました。
白井 秋の長夜ならぬ 夏の早朝って
月足 静かな時間が流れる
大治 次の日を気にせず本に没頭する生活羨ましい
ショルツ 良い香りと共に贅沢な朝のひと時
町田 夏未明が効いています。冬なら布団から出られません。私も意に反して目覚めてしまった日は潔くコーヒーと新聞となりました。

No.6  夏めくや遊ぶ子供の声響く

広瀬 シンプルですが、映像はしばらく青空バックが続き、音声は子供たちの声が初めは微かに…そして徐々に大きくなって最後は映像も子供たちにフォーカスされるという…素敵な情景が、、、
村松 水遊びもできる気候になってはしゃぐ子供の声を聞くのは好き 楽しそうで何より
梅原 夏は子供の季節
片岡 「遊ぶ子供の声」が生命感と夏の活気を呼び起こしたのでしょう。
白井 そう 朝が早く 夕方も明るい
町田 そう、子供たちの水遊びどろんこ遊びの元気な声が響く季節になりました。「夏めくや」がいいですね。

No.7  髪洗う今日の疲れも流しおり

白鳥 「一日お疲れ様でした」と自分をねぎらう時間ですね
村松 娘と孫怪獣2匹連れて行ったディズニーランド 2匹が寝てホテルのお風呂でやっと一息
下河原 お風呂に入って1日の疲れをとるのは至福の時間ですね。
白井 お風呂で ごゆっくりかね
月足 洗髪が気持ちよい、爽やかな季節
ショルツ 洗髪は日常茶飯事なのに、髪洗うは夏を感じます。
小野 「髪洗う」は夏の季語なのですね。なんだかシンプルな季語だなー このシンプルさをカッコつけずに生かして、日常を表現したのかな? 私の毎日にも当てはまる日常感は好きだと思いました。

No.8  山々の恵みの湧き水辻々に

白鳥 町中に清水が流れているのでしょうか。涼しげだ。
村松 町中に湧き水を汲めるところがあちこちにあった旅先 どこだったっけ
下河原 湧き水を飲んだら美味しそうです。
片岡 あまり見られない光景ですね。
白井 そうですね
五嶋 初夏の清々しさを感じます。
大治 自然の中に暮らしその自然に感謝する作者の心根良し

ショルツ

No.9  聖五月白煙昇り鐘響き

広瀬 コンクラーベですね!宗教界も政界もトップの影響力は大きいもの。。「トランプが悪い、石破が悪い」と無責任に批判するだけではなく、当事者意識を持ってできる事から諦めずに根気よくコツコツと世界が良くなる行動を積み上げていく。まさに「根比べ」の様に行動していきたい。
白鳥 コンクラーベね。映画の「教皇選挙」見たい!
村松 コンクラーベですね 厳かな雰囲気が感じられる
手塚 コンクラーベのことですよね
下河原 ローマ教皇「レオ14世」の誕生ですね。
片岡 ポウプ!どうぞ平安を!
白井 そうか バチカン 大司教さん 願平和な世界に導いてくれる方
月足 映画と現実がごっちゃになりました
大治 宗教儀式をサラッと読むところが凄い
ショルツ 新ローマ教皇選出のコンクラーベ。決定を知らせる白煙と鐘。
町田 コンクラーベ、意外に早く決まりましたね。時事ネタ難しいですが、聖五月の季語がぴったりです。

No.10  将門公江戸に繰り出す付け祭

手塚 付け祭、神田祭りで有名とか
久保田 威勢いい感じがいいです!
白井 神田明神のお祭り 一連の祭礼で6月渡行へ
月足 神田祭。三越本店の神田祭展で余韻を味わいました
五嶋 まさに街中が神田祭り一色。
ショルツ 今年の神田祭。将門公の武者行列が、31年ぶりに附け祭(人気キャラクターの屋台、仮装行列が練り歩く)に登場。将門公は大黒様、恵比寿様と共に御祭神の一柱。

No.11  友ありて甘草良きと祈りくれ

白鳥 甘草は漢方薬ですね。友は「祈り」も送ってくれた。胸に沁みますね。
下河原 甘草(カンゾウ)が身体に良いようですね。
片岡 鎮痛効果が出て、河津へ行けますように。
白井 浜甘草 昨年 佐渡に見に行きました 薬草だよね
ショルツ ヨガ修行している友人が、ある特別な祈祷の日にわざわざ私の健康祈願をしてくれました。しみじみ有難いと思いました。
小野 「友ありて甘草良きと祈りくれ」。生薬である甘草(カンゾウ)が良いよと分けてくれた友を描いたのでしょうか。友情を感じる句だと思いました。4句とも文化や歴史に根差した句だと拝察しますが、私の教養が追いつかず、他の3句はイメージができませんでした。謎解きをしてほしいです。

No.12  魘(うな)された!蛙合戦(かわずがっせん)悪夢なり

白鳥 ちょっとグロテスクで怖い…
村松 蛙の声がうるさくて眠れなかったのかしらん
木原 凄い夢ですね。
梅原 面白い
下河原 「蛙合戦」の夢を見たのですか?
片岡 面白そうな夢ですが、「悪夢」なんですね。そうか、大の苦手の蛇・蛙系ですものね。
白井 カエルにうなされて?
月足 1匹2匹は癒されますが、合戦となると
大治 うなされる程のカエルの声が聞こえている場所は何処か
ショルツ 怖いもの、苦手なものは夢、想像の中で何倍にも膨れ上がってしまいます。 *高校時代の物理(理数科全部!)、蛙, etc.
町田 狸合戦より恐ろしいです!

久保田

No.13  エレベーター前で別れた友空へ

白鳥 つい最近までお元気だったのですね。
久保田 木本さんのところにお見舞いに行き、エレベーターまで送ってもらって別れたのが最後になりました。あまりにも突然行ってしまったので、受け止めきれません。
片岡 病院のエレベーターでしょうか。義父との別れがよみがえります。
白井 えーと ?
大治 悲しみの気持ちが伝わってきますね
ショルツ その一期を大切にと思います。
小野 本木さんを思った句ですね。そのシーン、故人は元気そうだったんだろうな。そのシーンを思い出すのは辛いよね。

No.14  北周りタイガの森に緑湧く

白鳥 極北の地にも春が。
村松 広大な森を眼下に見てこれからの旅への期待が膨らんだことでしょうね
木原 雄大な句です。
手塚 北回りというのも懐かしい。いつの話だろうか。。
久保田 北極周りでチェコに行きました。コペンハーゲンの空港に降り立つ前に針葉樹の森に新芽が芽吹いていたよ!
下河原 Q ロシアの上空ですか?(飛行機とべるのかな)それともフィンランドの上空ですか?
片岡 タイガの森は針葉樹の黒々としたイメージがありました。新緑が新鮮です。
白井 ずーと前 フランスから 当時ソ連上空直行で帰国 確かにどこまで行っても針葉樹の森を覚えております
月足 アラスカ上空?タイガの春?緑湧くが印象的です
五嶋 春の北周りヨーロッパ行きだと、これが見えるんだね。雄大な風景が見れて、羨ましい。
大治 日本では見れない風景が眼下に拡がっている 素晴らしい景色を見た感動が伝わってきます
ショルツ 空からの北の針葉樹、「湧く」ような生命力が感じられます。
町田 「北周り」「タイガの森」と素敵すぎます。緑湧くというのも印象深い言葉です。
小野 「緑」×「湧く」の組合せが素敵! 普段使わない組合せだけど、緑は確かに湧いてくる…

No.15  打つ時をスマホで拾う春の旅

久保田 ホテルの部屋がプラハの旧市庁舎の向かい側で、1時間に1回時を打つとお人形が出てくるので、いつもすごい人!最近はみんな、時計がなるのを聴くというよりスマホで拾っているように見えたので、かい側で、1時間に1回時を打つとお人形が出てくるので、いつもすごい人!最近はみんな、時計が鳴るのを聴くというよりスマホで拾っているように見えたので、詠んだんだけど、わかりにくかったかなあ。
下河原 ヨーロッパの旅ですかね。
白井 教会の鐘かね? おしゃれ

No.16  茜空映すチャーチの丸天井

広瀬 ドーム型丸天井の教会は「聖イグナチオ教会」しか知りませんが、東欧カトリック教会の丸ドームにキラキラと夕陽が反射している壮大な景色はきっと素敵だったでしょうね!
久保田 ちょうど夕暮れ時に教会でクラシックコンサートに飛び込みで入ったらすごく良くて、丸天井に映る夕暮れの空が綺麗だったこと!
梅原 映える
下河原 ヨーロッパの教会の丸屋根は素敵ですね。
片岡 クロアチア、それともスペイン?
白井 これも 西欧? 東欧?
月足 見上げる丸天井が赤く染まる。浸ってみたい
ショルツ 旅情がそそられます。

五嶋

No.17  青空や色とりどりのつつじたち

片岡 五月らしい。
白井 そうですね 川崎の花もあり 駅界隈の道路は見事
五嶋 先月の”あたり一面桜色”はもちろん綺麗だったけれど、今月のつつじは、色とりどりで、これも素敵だと思います。
大治 青空の下のつつじの色の対比が良いです
ショルツ 彩りが鮮やか!
小野 4句の中で最も絵が浮かぶのがこの句でした。青空の美しさのもと、さまざまなつつじが咲き乱れる様が伝わってきます。

No.18  ばら苑や遊園のころ懐かしむ

広瀬 遊園…懐かしいですね~決して狭くはないですが、子供の目には無限に拡がるワンダーランドが映っておりました。お化け屋敷、様々なライドアトラクションにスケートリンク…隔世の感がありますが、季節も良いので「ばら苑」に行ってみたくなりました。
白鳥 向ヶ丘遊園、子ども~青春時代の思い出の地がなくなって寂しい。
木原 向ヶ丘遊園、私も思い出あります。
手塚 向ヶ丘遊園跡地のばら苑は今が満開。
梅原 懐かしい
下河原 向ヶ丘遊園も懐かしいですね。
片岡 大きくて長い階段に花時計がありましたね。
白井 そうですね あったよね でもまだ駅名は向ヶ丘遊園だけど
月足 遊園駅から、バラ園までも長いバラのアプローチが美しかった。
五嶋 生まれ育ちが多摩区の自分にとっては、ばら苑が向ヶ丘遊園の一角だった頃が本当に懐かしい。
久保田 向ヶ丘遊園のバラも綺麗だったんですね。懐かしさが伝わってきます。
町田 毎年ばら苑に行こうと思うのですが思うばかりです。向ケ丘遊園地、懐かしいです。

No.19  まだつぼみ紫陽花(あじさい)の色あれこれと

白鳥 どんな色になるかまだわからないからこそ、楽しい。
村松 色付く前の紫陽花 どんな色になるのか咲く前から楽しめる
下河原 もうじきアジサイが似合う季節になりますね。
片岡 楽しみですね。
白井 まだ ぶつぶつですね
月足 原種から欧州他改良種まで、多彩です
五嶋 「あれこれと」の後に「想像し」と続けたかった。胡麻粒のようなつぼみは、すべて綺麗な黄緑色です。
大治 初夏は色々な花が咲きますが想像するだけでたのしいですね
久保田 紫陽花は色々な色で咲くものね。想像をめぐらす感じがいいですね。
ショルツ 緑からあらゆる色に変身するのが楽しみ。
町田 紫陽花を待つ心がすごく伝わります。この句を読んでから、紫陽花を見つける度に緑の蕾を見て私もわくわくしています。

No.20  将門(まさかど)は神田祭りで蘇る

下河原 神田明神は平将門が御祭神なんですね。
白井 あそこのおみこし 大きいい
五嶋 神田祭りの初日の夜の「神輿(みこし)遷座(せんざ)」の神事を初めて見て。平将門の御神霊を神輿に遷して街中を巡ってもらうという祭の意味を深く理解しました。
ショルツ 久々に降臨しましたね!

大治

No.21  青空や土手いっぱいの鯉のぼり

白鳥 気持ちいい勇壮な光景。鯉のぼりの背景は青空じゃなくちゃね。
村松 五月晴れ!
片岡 生田駅の前の川で毎年見られます。風に生きているようです。
白井 いいね 川越しかね
五嶋 この季節らしい句。
大治 ゴールデンウイークは家族で相模川にBBQしに行きます。川一面に広がる鯉のぼりを土手からみた景色です
久保田 清々しくて、元気溢れる光景を素直に詠んだ素敵な句ですね
町田 気持ちの良い景色が伝わります。

No.22  耳澄ます川のせせらぎほととぎす

下河原 川のせせらぎとホトトギスの鳴き声が聞こえるようです。
白井 今度はホトトギス さすがに都会では?
月足 山の季節感の幸せ
大治 BBQでお腹いっぱいになり河原で横になっている時の光景です
ショルツ す、す、の音感がいいですね。清々しさをかんじます。

No.23  BBQ宴の後の熾火の夜

白鳥 炎が消えるまで立ち去りがたい。防災のためではなく心の癒しのため。
村松 楽しかった一日が終わってしまうちょっと寂しいような気持ち「熾火」の一言が効いてる
木原 BBQに良い季節になりました。
手塚 「うたげ」や「おきび」美しい日本語です。
下河原 今月のBBQ句会が楽しみです。
片岡 最高のひと時。息を吹き入れると星々のように赤く光る。
白井 くすぶる炭火を見てかね
月足 熾火で「おき」?「しか」?でしょうか?宴の後は、焚火の音だけ
五嶋 この雰囲気も、好きです。
大治 夕方暗くなってくると熾火になった炭は何となく気持ちを落ち着かせてくれます
町田 宴と熾火の対比がいいですね。静かな熾火の夜贅沢だなあ。

No.24  夏の宵一升瓶の底が見え

広瀬 気候の良い中で昼間から呑む宴(BBQ?)は最高ですよね~ 日没後のダークブルーの空、BBQの残り火、ほぼ飲み切った一升瓶… 昼間の盛会ぶりとの対比で、少し寂しい気持ちになってしまいます。。。。
白鳥 さっき開けたばかりなのに…飲みすぎたねー
手塚 何人で飲んでいるのやら
梅原 飲みすぎ注意(笑)
下河原 キャンプで日本酒を楽しんでいるのかな。
片岡 飲みましたねえ。四合瓶なら分かるけど。まあ、一晚で、ではないのかな。
白井 いいね ごゆっくり
月足 皆でならいいけど、一人だと大変
五嶋 お互いこの歳なので、そろそろ飲む量には気をつけましょう(笑)。
大治 男3人で一升瓶を殆ど空けてしまいました
ショルツ また空けちゃった~
小野 この句がいいと最初に思い、これは自分が酒好きだからなのかと自問し、そうではないとの結論に到達しました。確かに酒飲みの心境は伝わってきますが、映画のカメラ的にいうともう少し引いて「夏の宵」を見ると、この句はやっぱり良いなと思います。

町田

No.25  囀りにエコーが掛かる今ひとり

村松 小鳥の囀りを一人で聞いている 心地よい孤独を感じる
白井 うぐいすかね
大治 エコーが掛かるという表現が良いですね
久保田 良いですね。句もとても良いけど、囀りの中にいる環境も羨ましい
ショルツ Q もう一羽の鳥?囀りを聴くもう一人のだれか?
町田 隣の木や林で鳴いている囀りが本当に綺麗で癒されます。

No.26  ケセラセラ桜蘂降る好きは好き

広瀬 桜蕊の落花を受けた作者の感動の瞬間が理屈抜きに表現されていて、私にとっても「好きは好きな句」です。役割を終えて大地に舞い戻る桜蕊を「ケセラセラ」と表現したのも素敵です。
白鳥 シャンソンのようなリズムの句です
下河原 「ケセラセラ」は、なるようになるさと言う意味なんですね。
梅原 散り際いい
片岡 散り際も楽しむ!我々世代の極意ですね。ケセラセラ!
白井 なるようにしかならない 反語 どうにでもなる?
月足 桜蕊降るの前後で自分に言い聞かせている
久保田 桜には色々な楽しみ方があるということですか?そうだよね。満開も散り際も、素敵です。ケセラセラと桜蕊の組み合わせが好きです
ショルツ メロディーにのせて歌ってほしい♬
町田 満開の桜や桜吹雪もいいけれど、今は桜蘂の降った道や水たまりが大好き。好きは好きであっけらかんと生きていきたい年頃です。
小野 谷川俊太郎の詩を思い出したのですが、あの詩のタイトルは何だったかな? しがらみに左右されずに生きられた10代の終わりの頃(いえ、今もそうでありたいけど)を懐かしく思い出しました。桜って、若い頃(それを青春と呼ぶの?)を思い出させるんだよね。

No.27  羽衣ジャスミン連れて飛んでよ宇宙まで

白鳥 これはJAZZかな。Fly me to the Moon
下河原 Q 宇宙に羽衣ジャスミンとはどういう意味ですか?解説をお願いします。
白井 すごい香りの花ですね 宇宙までか
町田 堀田季何先生が上五の字余りはどれだけ長くても必要なら許されるといっていたので、使ってみました。

No.28  風切りてブレイクダンス鯉幟

広瀬 鯉幟は通常は3匹が優雅にたなびく画が想像されますが、この句は強風の中で3匹の鯉がバラバラに…翻ったり、舞い上がったり、絡み合ったりと、まるでブレイクダンスの様に自由に泳いでいる様子を独自の視点で表現した句だと思いました。
白鳥 鯉のぼりがブレイクダンスに見えるとは!
村松 風に舞う鯉幟 ブレイクダンスという言葉を選んだのがいいなあ
木原 なるほど。面白い描写ですね。
手塚 鯉のぼりのブレイクダンス。斬新な感性。
下河原 こいのぼりがブレイクダンスしている様が面白いです。
片岡 分かります。とぎどき二つに折れたかと思うと縦に反り返り、まさにブレイクダンス!
白井 いいね 風に任せたけど まるでとぎすませれた動きかね
月足 鯉幟の不規則な動きがブレイクダンスの連想につながる。若い!
五嶋 ブレイクダンスに見立てたのは、面白い。
大治 鯉のぼりもブレークダンス今時の句ですね
町田 風の強い日、こいのぼりがすごいことになっていました。子供たちに吹く風もいつでも順風満帆ではないけれど、あがいて乗り越えてね。

月足

No.29  藤棚の帰路見上げれば山の藤

広瀬 新東名上り藤枝PA(パーキングエリア)でしょうか?人工物のPAの藤棚と、自然の山の「遠景の藤」の対比が見事です!もし本当に藤枝PAだとしたらトリプル「藤」の完成です。
白鳥 たくましい自然の藤も今が見ごろ
村松 作られた藤棚も見事だけど山に咲く藤の強さにも惹かれる
下河原 藤の花は美しいです。
片岡 昔、通ったへらぶなの釣りの池の森には、高木の高い所に鮮やかな野性の藤がありました。
白井 そう 山のあちこちで 藤が目立つ季節に
月足 藤棚には、3種類(3色)の藤の花が棚ごとにきれいに咲いていたのに対し、ふと見た山の中の藤は自然体の良さあり
五嶋 遠近それぞれの藤の美しさが目に浮かびます。
大治 鎌倉で同じ風景を見ました やはり山藤の方が迫力ありますよね
ショルツ 人が咲かせた藤棚の藤、自然の山藤、どちらにもそれぞれの美しさ。

No.30  春惜しむドリンクバーは4杯目

白鳥 相当長居笑
手塚 ずいぶんと長居をされて、話が弾んでいるご様子。
下河原 ドリンクバーを4杯も飲んだらがぶがぶですね。
白井 どこかの高校生級ですね 4杯も
月足 久々の友人とのランチで、あれやこれやと話が続いて
大治 窓から新緑などを眺めてのドリンクバーか
久保田 なんとなく帰りがたい感じがよく出ていると思います
町田 本当は「ドリンクバー」じゃなくて「メガハイボールも4杯目」ではないでしょうか。私もなんと同じ季語で「春惜しむ夜まで続く昼呑みが」を作っていました。
小野 その場がどんな場なのかはわかりませんが、ドリンクバーがある=ファミレス、惜しまれる=家族・親族…みたいな連想をしました。その場がとても良い場であることが「春惜しむ」と「ドリンクバーは4杯目」から伝わってきます。

No.31  メーデーや平日価格ゴルフ晴れ

白鳥 隠居の役得
白井 電機メーカだったので 昔は5月1日は動員でデモへ でも今はどうなだろう
月足 メーデーは現役組も休日ながら、世間は平日で安く楽しめました
久保田 リタイア世代の心境と環境を見事に表現していると思います
町田 語呂が良くて、情報がちゃんと入っている。すごい

No.32  子どもらは帰り支度のこどもの日

白鳥 連休の里帰りは子どもの日で終わりですか。寂しくもほっと一息。
木原 視点が独特だと思いました。
下河原 確かにこどもの日はG/Wの最後なので帰り支度ですね。私は、毎日がG/WなのであまりG/Wを感じませんでした。
梅原 ほんのり寂しさが表現されてる
片岡 今年のカレンダーですね。
白井 そうですか 長い連休だったら 1日残し帰り さみしくなるね
月足 GW終了間近のこどもの日は、あわただしい
ショルツ そうでした。。。今年はこどもの日がこども(もう子供ではない)が帰る日に当たりましたっけ。

白井

No.33  幾年か返り咲きたる長き藤

白鳥 藤の樹齢はかなり長いそうですね。さらに返り咲きとは。
下河原 藤の花は、毎年はなかなか咲かないようですね。でも咲くと本当に美しいですね。
梅原 桜の次は藤
片岡 永きにわたる愛情を込めたお手入れに、藤も応えてくれたのでしょう。
白井 今年ようやく藤咲きました が これから剪定と思ったらなんと キジバトが巣を作っており 当分またぼさぼさかね
月足 山藤の趣、ましてや返り咲き
五嶋 きっと、花が咲いた後も大事に手入れされているんですね。
大治 藤の花の難しさが何となく感じる句です
ショルツ 年を経た藤の臈たけた美しさが描かれています。
小野 藤は古くから「栄枯盛衰」や「時の流れ」と重ねられて詠まれる花だそうですね。根底にあるものは想像さえできませんが、何かしら希望を抱いての一句と受け止めました。私は「藤棚」のあるような由緒あるお宅をイメージして観賞しました。

No.34  草霞白き漂う東の月

村松 まだ明るい空に浮かぶ白い月を想像しました 「白き」は草霞にも月にもかかる でいいのでしょうか
木原 春らしい景が浮かびます。
手塚 草霞の季語と東の月の取り合わせが綺麗です。
白井 草霞とありまして 使ってみたく
大治 東の空の白い月珍しい風景を上手く描写しています。
久保田 白き漂う、昼の月でしょうか。
町田 実際に見た風景なんだろうな。見たいなー

No.35  箱根路や曲輪(くるわ)に和む躑躅かな

広瀬 戦国の世で西方の攻撃から関東を守る要としての小田原城の石垣に咲く躑躅は、武士だけではなく、過酷な箱根越えの旅人をも癒したのかと思うと感慨深い気持ちになりました。
白鳥 躑躅、目線より低くまさに「和む」が合っていますね。
下河原 「曲輪」は遊郭のことかと思いましたが、城の内外を土塁、石垣、堀などで区画した区域の名称のことなんですね。
片岡 江戸の昔にも、咲いていたのかな。
白井 最近 後北条5代を大河に(本の一部の人)を受け 世にいう「小田原評定」見直しとなっております これ受け山中城見学
月足 箱根路のお城は、石垣山?まだ、行ってないが山の躑躅が似合いそう
町田 車で行く箱根と「箱根路」はちょっと違う感じなのでしょうか。曲輪という言葉に躑躅が華やかな感じがします。

No.36  高尾太夫撫子魅かるゝ三年越し

下河原 「高尾太夫」は、吉原の太夫ですね。やはり前の句は曲輪ですか?
白井 先日 寄席 感動の結末の話 ちなみ 花言葉:白カーネーションとしたくでしたが 和名なでしこで
月足 悲話もあるようですが、三年越しは?
ショルツ 廓噺には珍しい純愛、泣かされました。登場人物全ていい人なのも良かった。
小野 高尾太夫というのは実在の人ですよね? 4月の句会で尋ねた場所と関係があるのかしら?

No.37  やっと来たこれで最後の新学期

広瀬 辻教授の句とみました。今年度で退官されるのでしょうか?下は昔のお子さんとの入園式の思い出?悲喜交々のこの時期の人々(先生、生徒、親)の気持ちを上手く表現した連句だと思いました。
白鳥 今年いっぱいのお勤めですか?
村松 新学期を迎えるのも最後、教壇を降りるということでしょうか 「やっと来た」に込められた達成感と満足感と安堵
手塚 待ちに待った「最後」の新学期。ご苦労様です。
下河原 最後の新学期は誰なのかな?(二人の学校の先生は昨年退職されましたものね・・・)
片岡 永年の勤めも最後の一年! 私は、イベントごとに「これも最後の〜だなあ」と思いつつ味わいました。
白井 そうなの 来年はやらないの もう1年ですね
月足 お疲れ様です。
五嶋 長年のお勤め、お疲れ様。
大治 やっとお疲れ様がきた感じですね
町田 お疲れ様でした。
ショルツ 」「とうとう」ではなく「やっと」にやれやれ感が出ていますねw
小野 「やっと来たこれで最後の新学期」は、「作り手の達成感」が存分に出ているのではないでしょうか。俳句自体はとてもストレートで、俳句の完成度以上に気持ちよく読めます。

No.38  握る手に力を込めて入園式

木原 社会への第一歩だ。肩の力を抜いて。
白鳥 お孫さんかな
村松 「力を込めて」で緊張した様子がよくわかりますね 子供も若い親もどちらも微笑ましくてかわいい
下河原 お孫さんの入園式ですかね。
白井 これは誰の?
大治 親の気持ちか先生の気持ちか 気持ちが籠った句です
久保田 緊張する幼子の手を握りしめた入園式?子供にとって新しい経験をしている感じが「握る手に力を込めて」で伝わってきます。
ショルツ 子離れ、親離れの時。無意識に力が入るのでしょう。

No.39  交差指差すは春の青空

白井 右よし 左より 青空よし で

No.40  春風に押されて走る神田川

白鳥 「春風に押されて走る」爽快感!
下河原 神田川は、「貴方はもう忘れたかしら赤いてぬぐいマフラーにして・・・」かぐや姫を思い出すます。
梅原 相変わらず頑張りますね
片岡 ラストラン、あと一年頑張って、と風の声を聞くようですね。
白井 いいね 風かおる五月
月足 ランニングもお疲れ様です。ほどよいペースで
五嶋 追い風に体が押される感じが伝わってきます。
町田 いやー気持ち良さそうです。神田川がいいですね。
ショルツ 川べりランニングは爽快でしょう。

下河原

No.41  春深し江戸にさらばと渡し舟

手塚 先日の句会の「矢切のおおお~渡し」ですね
下河原 4月の吟行で高台から江戸川の矢切の渡しを眺めました。
梅原 粋だね
片岡 荒川を渡れば奥の国。東下りの一節を思い出します。「舟こぞりて泣きにけり」と。
白井 「連れっていいてよ ついておいでよ」 多摩川より広く 渡しを渡る覚悟が感じて
月足 矢切の渡し?柴又昼の部出れず残念でした
五嶋 江戸から向かった先は、東北の方へ?それとも、両国から東の下総国へ?
大治 歌が聞こえてきそうな情景描写ですね
町田 どんな物語なんでしょうか。興味をそそられます。
ショルツ ♬矢切の~渡~し~~♬、のびのびした景色でしたね。昔は川を渡れば別世界だったのでしょう。
小野 江戸を背に渡し船に乗っていく人の思いやいかにと思わされる句です。「春深し」なので、いろいろな思いとともに「希望」とともに、その感慨を謳っているのかなと想像します。

No.42  赤青黄帽子の先のこいのぼり

白鳥 保育園児のお散歩でしょうか。年齢別の帽子の色、かわいいね。空には鯉のぼり、これがまたいい。
村松 保育園児か幼稚園児のお散歩の風景かな 鯉幟を見上げる子どもたちの姿が見えるよう 季節を感じる良い句ですね
木原 子どもの日らしい、いい感じが出てます。
下河原 公園で様々な園児(保育園毎に帽子の色が違って赤色や、青色や、黄色の帽子を被っていてその頭上でこいのぼりが舞っています。
片岡 子ども達の歓声が聞こえてきそうです。
白井 幼稚園のこいのぼり?
月足 保育園の帽子?子供らが見上げる鯉幟
大治 鯉のぼりもカラフルになりました
久保田 帽子の色もにぎやか、鯉のぼりの色もにぎやか、カラフルで、元気があって良いです
ショルツ カラフルな春の情景。こいのぼりに相応しいビタミンカラーに元気さを感じます。

No.43  青嵐一手一手に疲労感

白鳥 将棋ですね。囲碁かな。
広瀬 藤井聡太名人と永瀬九段の名人戦でしょうか?青嵐という爽やかながらも強い風が、藤井名人の繰り出す手筋の力強さを表していますし、「一手一手に疲労感」という言葉が常人には計り知れない高次元の緊張感を表していると感じました。
下河原 G/Wの麻雀は、二代目(我流さん)にこてんぱんに遣られてしまい、家に帰ってからも全身に疲労感が残りました。
白井 聡太君の差し手?かね
町田 「青嵐」と言うと青葉を揺らす強めの風との認識でしたが、体調が悪い時には字の如く嵐にも感じられるのか、とこの句を読んで思いました。健康な時は忘れてしまうけど、ひとつひとつが大変です。お大事に

No.44  八千草にダイヤル廻し純喫茶

白鳥 ダイヤルも純喫茶も完全に昭和ですね。八千草…「岸辺のアルバム」?
手塚 Q 八千草薫のこと?? 純喫茶?
下河原 八千草薫主演の岸辺のアルバムを一気見しました。多摩川の決壊(50年も前ですね)、ダイヤル電話、純喫茶、事務所机の喫煙等 昭和時代満載のドラマでした。ちなみに八千草は、秋の季語でしたねので秋に投句しようと思ったのですが他に作れませんでした。
片岡 八千草さん、最後までお綺麗でしたね。このダイヤルはテレビかな。
白井 八千草と言えば「岸辺のアルバム?」 ダイヤルと言えば「歌 ダイヤル回して手を止めた」 純喫茶と言えば 「紅茶の美味しいとこ」? すみません勝手な創造で
町田 Q 「八千草にダイヤル回し」が読み解けませんでした。
ショルツ 渋谷の喫茶店から竹脇無我が八千草薫に電話をかける「岸辺のアルバム」の一場面か? 我々世代、特に多摩校生には実体験と結びついたドラマでした。

梅原

No.45  雨上がり西日に光る桃の花

村松 可憐な桃の花 雨の雫を残していっそうきれい
下河原 桃の花がきらきらと光っている様が良いですね。
梅原 庭の桃今年も見事に咲きました
片岡 夕暮れの静かな美の一刻。
白井 もも色吐息的な?
大治 どんな雰囲気だったのか想像させられます
町田 雨上がりの雨粒を付けた桃の花それだけでも綺麗そうですが、西日に光っているのですね。見てみたい情景です。

No.46  みどりの日運動公園孫駆ける

白鳥 いいお天気、元気な孫、いうことなし!
木原 元気にお孫さんを追いかけましょう。
下河原 小さい子供は、疲れ知らずで元気ですね。
梅原 孫守も体力勝負です
白井 みどりの日と言えば 昭和天皇のバースデイ 崩御してはや37年 人生の半分 全く関係なくすみません
五嶋 元気なお孫さん!
ショルツ どの観光地にも勝るGWの一日!!

No.47  若芝や還暦祝いのうかい亭

広瀬 弟さんでしょうか?奥様でしょうか?還暦祝いに「若芝」を持ってきたところがお上手です!第二の人生への期待感に溢れています。「うかい亭」もちょっと贅沢な感じがして主催者である作者の祝意が表れております。
白鳥 横浜うかい亭?めっちゃ豪華ですね!今時分バラがきれいですよね。
手塚 おめでたい。どなたの還暦祝いでしょうか。
下河原 「うかい亭」はあざみ野やつきみ野に有りますね。沿線なのですが一度も行ったことがないので一度は行って見たいです。
梅原 芝うかい亭の中庭が素晴らしい
片岡 若芝と還暦の対比が、若い家族に囲まれた幸せな老いを示しています。うかい亭、行ったことあったかなあ。
白井 うかい亭とは?
月足 奥様の還暦祝い?うかい亭でよいお祝いに。若芝もよく合います
五嶋 「若芝」の緑が目に浮かびます。
久保田 還暦祝いの季語に「若芝」を持ってきたのは、第2の青春スタートという事なのでしょうか。それならば、勢いがあって良いと思います。

No.48  八重桜ティーグラウンドでハイチーズ

白鳥 ゴルフが気持ちいい季節になりました。
梅原 見事な八重におもわず記念写真
白井 はい 続き ナイスショットで
月足 花がきれいな日のラウンドはスコアは別としていいですね!
ショルツ 美しい春の日、最高の笑顔。
小野 他のどの句も春らしいのですが、一番ご本人の姿が想像できました。ゴルフ場で八重桜に見入った経験はありませんが、十分に状況も分かり、共感もできました。

手塚

No.49  半袖で庭に水やる薄暑かな

白鳥 そういう季節が来ましたね!
手塚 初夏の気候に思わず、半袖姿で水やりです。
下河原 最近は少しづつ暑くなってきました。
片岡 爽快感のある句です。
白井 春なき 四季になってきたね
月足 一気に暑くなり、この歳にはこたえます
五嶋 「薄暑」は、まさに今の季節を表す季語ですね。
ショルツ 着る物、触れる物、その感触は日々変わり、季節の移ろいを感じます。
小野 この季節ならではの素敵なシーンだと思います。またこれは、一戸建ての人しかできない作業なのですが、それがさり気なく描かれていて良いですね。「庭に」か「庭で」か迷わなかったのかなと最初思いましたが、庭を愛すれば自然と「庭に」になりますね。すてき!

No.50  薫風に思わず童謡口遊み

村松 つい童謡を口遊むほど気持ちの良い風だったのでしょうね
木原 良い風で純粋な気持ちになってますね。
広瀬 夏の訪れを予感させる若葉が香る暖かく心地よい風に思わず童心に帰ってしまったのでしょう。草木と戯れた幼少期の匂いを身体が覚えていたのですね~
白鳥 わかるなー!「屋根より高い鯉のぼり♪」かな?それとも「柱の傷は♪」?
手塚 私は思わず「鯉のぼり」の歌を思い出しました。
梅原 いい季節、楽しい
白井 風かおると言えば 「亜麻色の 長い髪が 風がやさしく包む」
月足 薫風に静かな高揚感が伝わります
大治 この気持ち解ります
町田 気持ちの良い風に思わず歌っていたのですね。
ショルツ ♬緑のそよ風♬という唱歌が好きでした。

No.51  草団子人の情けや芸の道

手塚 先日の遊史郎師匠の人情噺が素晴らしかったです。
下河原 帝釈天の参道で購入した草団子美味しかったです。
片岡 芸人さん、特に寄席芸人さん達には、苦労のなかの様々な情を感じます。
白井 そうですね
月足 寅さん団子食べたかった
大治 草団子が効いています 人の情けと合う
ショルツ こんな風に柴又&落語会を詠みたかった。師匠も「お団子、美味しくいただきました」と。

No.52  枯れゆくや花いろいろに躑躅山

村松 咲く時期に個体差があって咲いている躑躅と枯れ始めた躑躅が混在した山の様子がよくわかります
手塚 つつじ山では種類によって順々に枯れていきます。
下河原 「枯れゆくや」に自分を重ねます。
白井 つつじもいろいろで
大治 時の移ろいで枯れた花もあり盛の花もありつつじはそんな花ですね
久保田 私はツツジというと枯れている印象が強いので、枯れることを詠んだこの句に共感します
町田 Q 枯れゆくやは何が枯れてゆくのですか?

小野

No.53  水満ちて滝水満ちて落ちにけり

白鳥 実際にこの景色を見たので大いに共感しました。水が次々に満ちて落ちて、何段も何段も。「水満ちて」のリフレイン、本当にそうだった!
手塚 落ちて、落ちて、落ちるリズムが良いですね
梅原 滝の美しさが表現されてますね
白井 欧州のかね
ショルツ 大自然の風景でしょうか。
小野 クロアチアのプリトヴィツェ湖群は、たとえていうなら段々と連なる日本の棚田が湖と滝になったような自然の作品でした。「水満ちて」を2回繰り返すことの是非はもちろん承知していますが、それ以上の表現が思いつきませんでした。

No.54  アドリアの海夏隣りはしゃぐ娘(こ)ら

白鳥 まぶしい陽光に青い海、すべてが輝いている。こういう所に住むと人の気質も変わるだろうな。
手塚 いいな。アドリア海一度見てみたいものです。
下河原 クロアチアの海ですね。クロアチアの旅は素敵だったことでしょう。
片岡 お!破調。「はしゃぐ娘ら」って、お二人だったりして。
白井 アドリア海って 聞くけど 青い海 多分肌白く 鼻高く 目が大きな娘たち 絵になる
月足 クロアチアから?それともイタリアから
五嶋 地中海の明るい雰囲気が伝わってきます。行って見てみたい。
小野 「夏隣り」と「はしゃぐ娘ら」の組合せは、類想の域を出ないだろうなと思いつつ、夏でもないのに皆んな夏のようにはしゃいでいて。ここでは「娘ら」としましたが、特に男子笑。岩から飛び込んだり。童心に帰っているようでした。

No.55  千年の光と影や石の壁

木原 長い歴史をしみじみ感じたのですね。
広瀬 クロアチア ドブロヴニク旧市街の石畳の街並みでしょうか?歴史、自然、文化、そこで生きてきた人々…「千年の光と影」という言葉がそのすべてを包み込んでいます。
下河原 ヨーロッパは、中世の面影が石の文化と相まって素敵ですね。クロアチアにも行って見たいです。
片岡 日本の陰影は柔らかい。「光と影」が「石の壁」に遊ぶ、それはやはり異国の情緒ですね。
白井 リルクロード始まりの町かね
大治 歴史の重みを感じる句 歴史がある国は本当に良いです根
五嶋 これもクロアチアかな?カトリックの歴史と伝統を感じます。
久保田 ヨーロッパの建物は頑強で、長期の歴史を見てきたんだろうなあ、と思いを馳せます
町田 ただただずーっと建っていたいた石の壁。そこに重く深い歴史を感じたのが伝わりました。
ショルツ 千年前からそこにある石壁、じっと耳を傾けたら何を語ってくれるのか?
小野 これも「千年の光と影」に「石の壁」を組み合わせるあたりはありきたりだなと思います。ただドブロブニクの歴史の重みに敬意を評したかったこと、具体的には何千年も交易を支えてきた地が、内線で荒廃し、なおかつ復興したことについて伝えたい想いにかられました。

No.56  カーネーション連合い亡き日長くなり

村松 お母さまを思った句でしょうか 夫はいないけれどカーネーションを贈ってくれる子がいる穏やかな日々
広瀬 お父様の句でしょうか?奥様を亡くされて娘さん達に囲まれて元気に過ごされているお父様の姿に、これからもずっと長生きして欲しい!大切にしてあげたい!という作者の決意が表れている気がしました。
白鳥 かつて共に生きていた人が今はなく。深い寂寥感が滲みます。「いない日々」という意味なら「亡き」は「なき」がいいかも。
手塚 高齢となられたお母さまへのお思いやり。が
下河原 お父さんのことですかね。妻に先立たれると男はつらいですね。
片岡 お父さまを思っての句でしょうか。
白井 そうですか
大治 独り取り残された夫の姿かな寂しさがジワットきます。
月足 あるきっかけで、長くなったなとあらためて感じる
久保田 時間が悲しみを癒してくれますか?
小野 5月6日が母の命日です。亡くなったのは2018年ですから、すでに7年前になります。段々に体も弱くなって、認知できることが狭くなってきた父。母のことも言われなければ忘れています。この時期、スーパーでは母の日のアナウンスが流れ、私は母を思い出し、父を思い出し、ちょっとやるせいない気持ちになります。

木原

No.57  亀鳴くや無人の野菜直売所

木原 誰もいない静まりかえった野菜直売所に春の野菜が並びはじめた。あまりに静かすぎて亀の声でも聞こえてきそうだ。
手塚 想像の春の季語「亀鳴く」が無償に響きます。
下河原 亀の鳴き声は聞いたことが無いような気がしますが鳴いているのですか?
梅原 のどか
片岡 のどかだ、実にいい。
白井 亀はミドリガメの大きいの たまになくけど
大治 亀の鳴き声聞いたことがあるかな
五嶋 「ポツンと直売所」かな。ひとけのなさが伝わってきます。「亀鳴くや」の季語がおもしろい。
久保田 亀って鳴くんだ。亀の鳴き声と無人の野菜直売所で、時が止まったような静かな景色を想像できます。
町田 近頃は自動販売機も電化製品もおしゃべりする。無人の直売所からも何か声が聞こえてきそう。「亀鳴くや」の季語が面白いです。
ショルツ 長閑な無人直売所の静けさを、実際は鳴くことのない亀の季語で効果的に描いている(なーんて、偉そうに評してごめんなさい)

No.58  風光るポニーテールの一輪車

木原 きらきらと春の風の中少女が一輪車の練習をしています。
白鳥 可愛い。そして瑞々しい。「風光る」がぴったりのキラキラの句。
村松 爽やかで軽やかな句ですね
広瀬 「風光る」「ポニーテール」「一輪車」すべてが躍動感のある言葉で構成された良句です。楽しそうな女の子の表情までもが目に浮かんできました。
手塚 若さと溌溂さ満載でうきうきする句です。
下河原 一輪車に乗った少女が目に浮かびます。
片岡 少女の美しさ生命力。「風光る」の季語にぴったりだ。
白井 いいね かっこいいよね
大治 少女の得意げに一輪車に乗る姿が目に浮かびます
月足 明るく軽やかな景
ショルツ 一枚のパステル画のよう。

No.59  休職や白き出窓のヒヤシンス

木原 真っ白な純粋の思いで自分の意見を言ってきた。出る杭は打たれた。心が疲れ休職する事になってしまった。部屋のヒヤシンスがあまり頑張りすぎるなよと言っているようだ。フィクション。
白鳥 休職中の微妙な心理を感じさせます。ヒヤシンスの色が明確なほうがいいと思いました。「出窓の白き」ではどうでしょう。あと「休職中」のほうが無聊感が出るような気がします。いろいろすみません、とても好きな句なので。
白井 休職から育てたのかな
月足 白い出窓に紫?の花。不安な感じも?
町田 ヒヤシンスを風信子とすると、休職が生きる気がしました。

No.60  旅の夜の妻のため息春惜しむ

木原 この旅に本当に出られるのか、不安な日々が続いた。やっと旅に出かける事ができ、その夜妻のため息が聞こえた。
白鳥 大きく深く重い心情は言葉にできず、出るのは小さなため息だけ。それを理解している作者は良い夫です。
村松 旅の終わりも春も名残り惜しいとため息をついているのか 良い旅だったのでしょう
下河原 Q なんで妻がため息ついているの?
白井 蒼き時も惜しんでですか?
久保田 まだ帰りたくないというため息?それともまた違うため息?旅はもう少しいたいくらいがちょうど良いです
小野 どの句もとても技巧的かつ素敵にまとまっていて、選句は悩みました。そんな中、なぜこの句を選んだかと言えば、最初の3句は素が弱く感じたのに対し、この句は素を出している感じがしたからです。

片岡

No.61  山葵田の水そそぐかな河津浜

村松 山葵田からのきれいな水で作られた海 衒いのない句が好き
白鳥 わさび園の透明すぎるきれいな水はそのまま海に注いでいるのですね。
手塚 山と海に囲まれた伊豆の風景が浮かぶ。
下河原 「山葵田」と書いて「わさびだ」なんですね。初めて知りました。
梅原 河津の山葵いいね!
片岡 天城のわさび田を流れる水は、夏でも冷たく透きとおっています。その清流が滔々(とうとう)と集まって流れ込むのが桜並木の先の河津浜です。
白井 ワサビ田と言えば やっぱ 「わさび沢 隠れ里 寒天橋 」
月足 山から海へ、豊かなつながり
五嶋 水がきれいな東伊豆に憧れます。
ショルツ 伊豆四句。旅人からは出てこない、その地を知り、暮らす人の愛着を感じます。豊かな水のサイクルを謳い上げています。
町田 わさび田でとてもきれいな水を思いました。河津浜愛ですね。
小野 上から下への物理的なシーンを詠んでいる感じもありつつ、河津浜の開けた感じが伝わってもくる、不思議な句。

No.62  流木にきざまれた波海の霧

下河原 流木が流れ着いた霧の浜は、サスペンス劇場の世界ですね。
片岡 河津浜には流れついた流木が多い。生えていただろう山の記憶は波にあらわれ、いくときかたって再び浜に打ち寄せられる。その姿はまるで白骨のように曲がって波を模すようだ。どこで生まれ、どのようにしてたどり着いたのか、その生成は海に漂う霧のように杳(よう)としている。
白井 海が見える生活 いいね
月足 山から川そして海へ流木のこれまでが刻まれています
町田 これも綺麗。霧の中に波の思い出。

No.63  侘(わ)ぶる卓に鱗の光目刺かな

広瀬 「侘ぶる卓」という言葉は「質素な食卓」という事を想像させますが、「鱗の光」という言葉が放つエネルギーから、逆に飽食の時代に対するアンチテーゼ=本質的な活力の様なものを感じました。それより、目刺・ごはん・味噌汁・沢庵…最高っ!
白鳥 気鬱の食卓にも目刺しは光っている。いい句です。
手塚 侘ぶることもかろうに。目刺もご馳走。
下河原 新鮮な目刺しは、美味しいそうです
片岡 年金暮らしで田舎住みの日常は派手なものではない。それでも自然に近い落ちつきが食卓にも宿る。美しさも感じる。例えば虚子が「失せてゆく目刺のにがみ酒ふくむ」と詠んだ悦びがある。
白井 一汁一菜 と めざし しぶい
月足 存在感のある目刺です
大治 侘ぶるにはやはり目刺しがあいます 金目鯛ではだめです
久保田 だんだん(いい意味で)粗食になる中、目指しの鱗がギラリ光ってアクセントになっている。もしかしたら食卓が人生で、このギラリは、長く生きてきて育まれた粋なのかなあなどとも想像できる、素晴らしい句だと思います。
小野 貧しさを詠んだわけではないと思いますが、質素な中にも美はある、あるいは、ふとした瞬間に命の美しさや豊かさを感じるということを詠んでいるのだと思います。目刺しを食べても、普通は目刺しの鱗にまで目がいきませんが、作者の目線はそこに向かいます。

No.64  薄暑光海辺歩めば砂白し

村松 光を浴びて白い砂 気持ち良い散歩「薄暑光」の季語がいい
木原 また今年も夏が来た。夏組としては、この薄暑光という季語が好きです。
白鳥 海はいいね。海に行きたくなる句
片岡 今回、一句会で訪れる今井浜は、河津浜の隣りにありますが、対照的な雰囲気をもっています。東急などの高級ホテルの前に遠浅の浜が広がり、お洒落でいかにも初夏の光が似合う所です。楽しんでほしいと思っています。
白井 いいね また海が近くで
大治 海はもう完全に夏ですね それが伝わってきます
ショルツ 初夏の浜辺をゆったり散歩、いいですね。
町田 「薄暑光」ギンギラの夏の日差しではなく、初夏の美しい光ですね。砂白しが輝きを増しています。

白鳥

No.65  胞子舞う闇満ち満ちて春の森

村松 深い森
広瀬 暗くてジメジメした春の森を詠んだ句。とはいえ、キノコ達は美味しいだけではなく、生命力があり、土壌を肥沃にしたり、環境浄化作用があったり、様々な形で地球の役に立つ可能性を秘めております。キノコの胞子はそんな自分の役割を知ってか知らずか暗い闇を舞い続けているのですね~
白鳥 春の王禅寺ふるさと公園、夜は暗闇に何かがうごめいていそう。木の葉が日毎にあんなに成長するのは夜中に何かあるからに違いない。
下河原 静かに闇に満ちている森が直ぐそこに見えているようです。
梅原 幻想神秘
片岡 見えないものを見る力があると、この作者には感じます。
白井 うっそうとした森が想像できますが すぎかね
大治 なんかジブリの森の中に迷い込んだような気がする句です
久保田 春になり様々な植物が芽吹き、菌類が成長し出す夜の森。暗い森の中で蠢く自然の営みが伝わってくる素敵な句です。
ショルツ 「寝る子は育つ」は森も同じなのでしょう。

No.66  光散らすバイオリンの音揚雲雀

白鳥 クロアチア、ドブロブニクで見た路上演奏。本当はバイオリンではなく、弓で弾くマンドリンのような民族楽器でした。空が真っ青だった。
手塚 バイオリンの音と雲雀の鳴き声がシンクロしています。
白井 薄スポットと音楽 舞台はととのい 後は読むだけ?
月足 ヴォーン・ウィリアムスでしょうか?久しぶり!光散らすに脱帽。
五嶋 ヨーロッパ(?)の明るい雰囲気が伝わってきます。

No.67  石畳啓示のごとく蝶の影

村松 教会の前の石畳に落ちる蝶の影 印象的
木原 蝶の影をみて、このように感じる感性が俳人だ。
広瀬 こちらもクロアチア?羨まし過ぎます!ドブロヴニク旧市街の石畳…クロアチアは蝶の種類も多いそうですね!?でも作者の句才は体験事実にとどまらず、「蝶の影」を「啓示のごとく」と詠んだオリジナリティにあると思いました。脱帽!
白鳥 ドブロブニクの大聖堂に続く白い石畳の道。ここに蝶が飛んでいたらどんなふうに影をつくるのだろう。
下河原 石畳と蝶の対比が素晴らしいですね。
片岡 すぐれてモダニズムの詩情のある句です。西脇順三郎の詩を思い出しました。
白井 これまた 渋い設定 熊野古道かね
月足 石畳の歴史も含め、光と影が語る
久保田 西洋では蝶には復活や輪廻天性など様々な意味があるそうです。蝶の影が石畳に焼きつく(ように思える)光景は、今後の作者の未来を示唆しているようですね。
町田 どんな啓示なんだろう。いろんなものに意味を見出す感性がすごい。
ショルツ 生き物もいわくありげに見える趣のある情景。
小野 タブチの句だと思いますが、同じ土地に行ったのに、こうなるのか?と思うほど、洗練されてるよね。蝶の登場、しかも影。それを「啓示」と例える。到底できまへんわー

No.68  蒼鷺の永き孤独や塔の上

村松 塔の上の一羽の鷺 凛とした姿に孤高を感じる
広瀬 Q 君たちはどう生きるか??ジブリづいてますね~流石クロアチアン!
白鳥 ドブロブニクはジブリ映画「紅の豚」「魔女の宅急便」の舞台となった街。豚や魔女ではなく「君たちはどう生きるか」のアオサギを置いてみました。明るく朗らかな人たちと馴染めなさそうなアオサギは、きっと高い所から街を見下ろしているだけでしょう。
手塚 アオサギの高貴な様子が臨場感たっぷりです。さすが。
下河原 塔の上にアオサギが佇んでいる姿が良いですね。
片岡 異国情緒を謳う。水辺から遠く離れた塔なのだろう。
白井 だれもいない 山道ですね
月足 ジブリのアオサギ?青でなく蒼はさすが。実際のどこかの塔を見て広がった景でしょうか?
大治 孤独を背負い込んだようなアオサギの姿が目に浮かびます
町田 鳳凰のようにお城を守ってくれているのでしょうか
ショルツ 古城か教会か、主のような蒼鷺の佇まい。
小野 これも。観察眼が私とは違いすぎるぅー