第63回 選句・コメント表   2024年09月
俳句 選句者 点数・記号 コメント・質問・自作の説明
1 雨上がり戦闘態勢ヤモリ速っ 町田 ヤモリの獲物を狙う緊張感と捉える一瞬を見ました。
ショルツ わー!攻めてこないで~~ あれが大型生物だったら??? 想像するだけで恐ろしい~
廣瀬 臨場感を持って場面が想像できる良句です。きっとそのあとの動きも素早かったのでしょうね~
下河原 雨が上がったので餌を求めて「速っ」とヤモリがすばやく動いている様が良いですね。
大治 内にもヤモリがいました 速さ解ります
白井 そう どんくさく見えるけど捕まえようとすると ちなみやもり=家守とされておりますので
白鳥 ヤモリもびっくりしたのでしょう。「速っ」がいいね。
2 夏果つる残り薬と予定表 町田 体調が悪く宮古島も諦めた夏でした。
月足 この夏(実際はまだまだ)を振り返って?
手塚 なるほどです。ある年齢になると分かる心境です。
白井 残り夏を惜しむ季節となっております なるほど 薬準備でおでかけ? ですか
久保田 共感です。薬は残らず飲み切りましたが
村松 体調を崩して飲みきれない薬とできなかった楽しい予定。残念な感じが季語にも表れていますね
木原 夏の初めに処方してもらったいつもの薬も残り少ない。夏の初めに作った予定表が置き去りに。
夏の終わりのなんかちょっとせつない感じが出ていて良いと思いました。
廣瀬 夏の間ご体調を崩されていたのでしょうか?部屋には医師から処方された薬と果たせなかった予定
が記載してあるカレンダー?作者の心情が伝わってきます。
片岡 「残り薬」のはかなさ、「予定表」の期待、それが「夏果つる」という時のきわで対照されていて面白い。
大治 夏の間の様子が残り薬で分かるような気がします
梅原 掛け合わせ良し
ショルツ まだまだ果てしのない夏、、、ですが、予定と薬とにらめっこ。実感。
下河原 夏は体調が良くなかったのですかね。元気になりましたか?
白鳥 体調がすぐれずやり残したこともいくつか?涼しくなれば大丈夫!
3 悩むより忘るが早し秋気澄む 町田 最近悩んでもすぐ忘れちゃう。スッキリ爽やか
五嶋 季節の巡りと合わせて諸事忘れていくのが、この歳になるといいのかもしれません。
木原 それができれば苦労はしないような気もするが、まあ夏に犯してしまった罪は秋の澄んだ空気に
かき消してもらおう。
白鳥 「秋気澄む」…忘れたほうがいいよ!という潔い肯定感。
月足 座右の銘にします。なんだか、すっきりした気分に
ショルツ これも実感。悩みはあってもどんどん忘れていく。年を重ねた利点か?
白井 そうですね なるようにしかならないので 小生の場合です
大治 そうですね
4 野分立つ心浮かれて妙なこと 町田 嵐の日って、
村松 台風に何だか妙に心が騒ぐことってありますよね。うちの孫も謎の大興奮でした。
下河原 何に心が浮かれていたのでしょうか?
大治 Q 妙なやつでは
月足 非日常感。ただ、最近は被害が大きくて
ショルツ 妙なことは何でしょう?? 想像かきたてる句。
手塚 不謹慎ですが、なんとなく分かります。
白井 あらしのような風が吹く 神社ではこの時期風よけの祈願をします 雷がくるとわくわくする心理ですか
片岡 とても分かります、私もです。
白鳥 嵐や雷に(不謹慎にも)ウキウキしちゃうことありますよね!
5 秘密基地初めてのキス休暇果つ 月足 プレバトのお題、「秘密基地」で、小四の一年のみ住んだ三鷹での思い出より。藪の中の基地、
仲良し四人で、秘密の血判状的なもので、お騒がせですが、キスそのものではありません
町田 秘密基地と言うと小学生?の夏休み。映画ですか?実体験!
木原 夏が来るたびに思い出が増える。これはとっておきの思い出ですね。
廣瀬 小学生の夏休みの想い出?早熟だったのね~KISSはもちろん「ほっぺに」だよねん
下河原 「初めてのキス」が凄く気になります。
片岡 秘密にしたい、宝物となった思い出が伝わってきます。
白井 Q えー いきなりのお言葉 夏休み明けでしょうが?? どなた??
ショルツ 秘密基地、あったあった。だれかさんのこんな可愛らしい体験の場だったのかなぁ。
手塚 何歳の時の話ですか、休暇って?
白鳥 夏休みの終わりに二人だけの甘い記憶。遠い日々(最近じゃないよね?)。
6 秋初め今日の焼鳥タレにしよ 月足 普段は塩でお願いしてます
ショルツ 陽気、温度、湿度が変わると嗜好も変わる。人の味覚も季節の移り変わりの一部なのでしょう。
久保田 涼しくなると恋味が恋しくなりますね!
木原 夏が終わり、少しこってりめの物が食べたい。私もタレの方が好き。妻は塩派。
もちろん具材によりますが。口語の感じが良いですね。
白井 なんか上句と異なり おっさん語になった
7 毎月のお寺の掲示途絶え秋 月足 通勤途中に楽しみにしてる掲示板が、九月に張り出されず。結局、三日遅れで、張り出され。
以前に、地域猫の死を悼む句(実は保護され、20歳過ぎで健在)に続く、はやとちり句
白井 そう お寺の教え 神社の教え この歳になると心にくるものが
木原 この秋、このお寺に何が起きたのか気になる所。
梅原 寂しい
ショルツ Q 掲示が途絶えたのは、行事続きの夏が終わったしるしなのか?それとも??
下河原 お寺も後継者問題が深刻なようです。掲示が途絶えて心配ですね。
大治 何か悲しいしらせがあるような心持ちにさせます
8 つくつくしひと月遅れ吾を囲む 月足 あまりの暑さに、蝉も蚊も出てこず。九月でようやく、むかしの盛夏から晩夏に向かう趣に
手塚 つくつく法師の鳴き声は待ちどおしいですね
五嶋 実感しています。
村松 つくつくぼうしがひと月遅れで鳴き始めた様子を巧く表現していると思います
大治 蝉しぐれの季節からツクツクボウシへ季節の移ろいが解ります
白鳥 夏が異常に長くなって自然界も戸惑っているよね。
下河原 Q 「つくつくし」は、ツクツクボウシに囲まれたのでしょうか?
ショルツ とうとうツクツクボウシも温暖化に対応しはじめたか?!
白井 ツクツクボウシが鳴けば 涼しくなると思っていたが??
片岡 ほんとに夕方になると最近うるさい。
9 朝霧に自由はここと女神立つ ショルツ その昔、大西洋をを越えてきた移民達が「自由の国に着いた!」と知るのが、
NY湾で自由の女神を目にした時。霧の中でも掲げたtorch(灯火)でそれと知ったことでしょう。
町田 句の調べからもすくっと堂々と立っている様子が伝わります。
久保田 NYもパリも女神は水際にあるのですが、この女神はどこに立つ?
五嶋 早朝のマンハッタン島/バッテリーパークが目に浮かびます。
村松 霧の中に凛と立つ自由の女神ですね。
廣瀬 船でアメリカに向かった移民の人達が海上の霧の奥から浮かび上がってくる自由の女神を見た時の感動と
解放感は如何ばかりか?という事を想像させる句!!
大治 アメリカの象徴も霧の中、今のアメリカを象徴しているような気がします
白井 ニューヨークです 埼玉のパチンコ店しか見たことない いいな
下河原 ニューヨークに行って実物の自由の女神像を見たいですね。
白鳥 自由の女神といえば晴天のイメージ。珍しく感じます。
10 水鳥のlullaby(ララバイ)細く霧の湖(うみ) ショルツ 湖上の夜霧の遥か彼方からloon(滞在先のNH州オシピ湖に生息するアヒルより少し大きめの水鳥)
の鳴き声が細く響きます。リコーダーの中音のような声。
月足 幻想的
白井 優雅というか とても上品は風景で いいね
片岡 朝の水辺の風景が浮かびます。
梅原 大陸の自然素晴らしい
手塚 lullaby細くの説明を聞きたい
11 羊雲湖(うみ)山森と翔け続く ショルツ 羊の群れが湖から山、森へと空を翔けていく。大鷲が牧羊犬のごとくゆったりと周遊していました。
村松 広大な自然を感じさせる句です
木原 美しい森と湖と秋の空。いいですね。
下河原 「湖山森と翔け続く」の表現が素敵です。
片岡 大きな自然の鳥敢図。
大治 雲と湖と森が溶け込んでいるそんな風景が浮かびます
白鳥 森と湖に秋の気配を濃厚に感じる。うらやましい限りです。
月足 アメリカの雄大な湖、山並みに羊雲
手塚 翔(か)け続くというのは表現として正しいのでしょうか
白井 これまた 雲海の表情で よいです
12 Side by side loon(ルーン)親子とオール漕ぐ ショルツ 湖というふところでは、私が漕ぐカイヤックもloon達も目線が同じレベル。人を
下河原 Q 「loon」は水鳥のことですか?
月足 かわいい競争相手
白井 いいな いいな 湖でのカヌーかね いいね
13 墓参り花こぼるるは百日紅 手塚 この時期の百日紅の赤い花は見事です。
白井 そう サルスベリがこの暑さで さらに茂って
村松 花はいつもきれいで墓参りのちょっと切ない気分を慰める。
下河原 お墓と紅色のサルスベリの花との対比が良いですね。
大治 ピンクの百日紅かな 夏の数少ない花
ショルツ 百日紅は「さるすべり」と読むか「ひゃくじつこう」と読むかで感じが変わりますね。
それぞれの味わいがあると思います。
14 夏逝くや赤ん坊だいて三回忌 手塚 義理の父の三回忌には昨年生まれた孫も参列しました
町田 亡くなった方と赤ちゃんの対比、赤ちゃんの成長を感じます。
久保田 逝った人を偲ぶ3回忌に赤ちゃんを抱いていることで、命の息吹が感じられる良い句だと思います
村松 逝ってしまった命と生まれて来た命の対比が印象的な句。
木原 我が家も9月に父の十三回忌でした。
大治 世代の移り変わりに無常を感じます
白鳥 亡き人の知らない新しい家族。こうやって世代はかわっていくんですね。
ショルツ 夏のご命日のどなたか
白井 早いよね 故人をしのんで二年
片岡 逝く者と来たる者の対比。
15 向日葵の枯れ伏すままに炎天下 手塚 先日の大雨で倒れてしまった向日葵の様子
ショルツ 無残にも見える様子が猛夏の日差しの厳しさを物語っています。
五嶋 今年の夏は、ひまわりにとっても試練かも。
村松 向日葵の枯れた姿が無惨に見えるほどの酷暑。表現が上手
廣瀬 常に太陽を向いている向日葵もさすがにこの炎天下では枯れて下を向いてしまったのでしょうか?
「枯れ伏す」という表現が素晴らしく「酷暑」ぶりが伝わります。
片岡 大きな向日葵(生命)まで枯れさせる=敗北させる炎暑。
梅原 気候変動心配
月足 さすがの向日葵もうなだれてました
白井 そう ひまわりも枯れる炎天下で 異常
下河原 今年の夏は、ひまわりも枯らしてしまう猛暑でしたね。
白鳥 うだるような熱気と強い日差し。救いようがない日本の夏。
16 短夜や深夜ラジオの流行(はやり)歌 手塚 暑くて寝付けない夜にはラジオを聴くことが多いです。
月足 眠れぬ夜はこれですね
久保田 深夜ラジオからの流行歌ってどの曲なんだろう。想像が膨らむ句です。
木原 深夜放送懐かしいです。「天才秀才バカ」「恥の上塗り」等々。
白井 聞いてないなー 深夜ラジオ 熱帯夜はエアコンでさっさとねてて
下河原 「深夜ラジオ」は学生時代を思い出します。今は、深夜にアマゾンプライムですが・・・
白鳥 深夜のラジオ懐かしい。昔はよく聴いてたなー
17 送り盆鶏頭泛ぶ祖母笑顔 白井 盆も終わり 墓参り 本家墓地に鶏頭の花が揺れていました 母よりずーと長生きだったの祖母が
大好きな花です
ショルツ 鶏頭の花=おばあちゃんの思い出、私もつながります! 季節は違いますが、
足袋の色があんな色だったような。。。
村松 亡くなった祖母を穏やかに偲ぶ良い句だと思います
下河原 鶏頭をおばあさんの笑顔に見立てているのかな?
大治 いつまでもお元気でと思わず声を掛けたくなる気持ちにさせてくれますね
18 三尺に永久の和宿す大花火 白井 長岡へ 花火の1週間後でしたが 花火館に立ち寄って
町田 花火を見て「永久の和」など考えたこともありませんでした。高尚な思いが素晴らしいです。
月足 火薬の平和利用を広めたい
五嶋 花火に「和」を感じるのは、気がつきませんでした。
木原 花火を見ながら世界平和を願ったのか。
廣瀬 大花火に「永久の和」を祈るという事で、分断された今の世の中に最も必要なことだと共感しました。
花火師の三尺玉に込めた思いが伝わりました。
片岡 これが人々の願いです。
大治 三尺玉では光が永遠に降り注ぐ様な感じが本当に実感しますね
梅原 花と平和の掛け合わせいいね
白鳥 花火は同じ「火」でも平和の象徴。
下河原 日本旅館から花火を鑑賞しているのかな?
19 颶風(ぐふう)来ぬ荒天祈願す二百十日 白井 今年もはや お宮の行事の風祭りの祈願へ(9月1日) 今年は早くも台風で 雨でした
久保田 強く激しい風、来てほしいですね
片岡 Q ネットで、「昔、花街の女性達が港から船乗りが出て行かないよう、高麗犬の向きを変え、
荒天祈願をしたのがはじまり。」と湊稲荷の記事を見つけましたが、これでしょうか。
ショルツ 八月末はダラダラ台風に翻弄されたようですね。
手塚 颶風というのを初めて聞きました。
下河原 暴風を「颶風」と表現するんですね。初めてしりました。
白鳥 「好天」ではなく?
20 夏富士や時合がくるまで粘り勝ち 白井 2年ぶり なぎの駿河湾へ 小さなボートで 潮変わるまでのんびり鯛狙い
竿の先には黒い富士の峰 成果鯛6匹(小さいが)
手塚 海づりですか、湖での釣りですか
村松 富士山とじっくり待つ釣り、共通するのは悠然と構えること?
月足 待ったかいがあった?
木原 中七の「が」はいらなかったかも。
白鳥 待って待って待って、大当たり!
21 おしゃべりの花咲く避暑地のパッサージュ 久保田 クロアチアの旅の句。素敵なパッサージュ(横道)では、カフェがあっておしゃべりの花が咲いています
町田 おしゃれなマダムが沢山見えます。華やかな句です。
月足 バカンス感満載。クロアチアですか
手塚 海外の様子でしょうか。優雅さ漂っています。
村松 避暑地の街角でのおしゃべり、のびやかな気分が伝わって来る。
下河原 海外を旅されているようですね。「パッサージュ」はヨーロッパにあるアーケードに囲まれた
商業施設なんですね。
片岡 お洒落な四句が並ぶ中でも、この句が一番人々の声やにぎわいが聞こえてくるようでした。
大治 パッサージュという言葉初めてしりましたが避暑地に合います
白鳥 暇な時間を持て余さない休暇上手なヨーロピアン。
白井 海外版? アメリカ避暑地ですか いいね
木原 中七の「の」はいらなかったかも。
22 サングラス越しの青い目どこ見てる? 久保田 とにかく美人が多かった。サングラス越しの青い目にどきりとさせられます
廣瀬 軽井沢もインバウンドの観光客が多いのかしらん?外人さんは日本人でも気付かない「日本の良さ」
を発見してくれますよね!
白井 そうですか でも なんで目が青いだろう?(ちこちゃんに聞くか?)
下河原 何を見ているのでしょうかね。
23 隣席のマダムの香り秋近し 久保田 テラスのカフェで隣に座ったマダムの香水の香りがこそばゆい。
空気が少し澄んできた気がして、秋を感じます。
ショルツ おしゃれマダムは香りも季節によってお着換え。秋を感じる香り、どれかなぁ??
白井 いいですね 優雅そのもの
村松 秋を感じさせる素敵なマダムだったんですね。
木原 どんな香りだろう。
大治 香水にも季節があるとは
梅原
月足 秋を感じさせる香水は何でしょう
片岡 きっと上品な香りなのでしょう。
白鳥 先日新幹線に乗ったら車両は外国人だらけで強烈なコパトーンの匂い。
こちらは「秋」なのでいい香りなのでしょう。
24 お試しのラベンダーの香日本まで 久保田 クロアチアはラベンダーの産地。ラベンダークリームのサンプルを塗って飛行機に乗ったら、
羽田についてもほのかにラベンダーの香りがしました
五嶋 飛行機を降りたあとにも旅の余韻があって、いいですね。
ショルツ 旅先でのお試しの香りが荷物、洋服に残って日本までついてきたのでしょう。消えてほしくないお土産!
白井 ラベンダーで タイムトラベルできるので?
下河原 お土産は、ラベンダーの香水ですか? それとも肌に試しにつけてそのまま日本に帰国されたのかな?
25 急ぎ足夕焼け空に富士見えず
梅原
ショルツ 夕焼け+富士山を期待したのに!! あるある。
白井 急いで帰宅途中ですか? ずーと 暑もやーで 富士は見えませんね
下河原 夕焼け空に富士山なら俳句の情景になりますが、富士山が見えなくても俳句にできるんですね。
白鳥 きれいな夕焼けなのに残念!見るものがないと自然と足早に。
26 朝日あび走り出す足止める秋
町田 あまりの気持ち良さに立ち止まって深呼吸!かな
月足 ふと感じる秋に、スタート直後でも立ち止まる
ショルツ 秋になったと気づいた瞬間を切り取った描写。日々ルーティンを続ける人だからこそ感じられる
繊細な変化が伝わります。
手塚 早朝ジョギングの様子ですね。
五嶋 秋は無理せず、ゆっくり行きましょう。
村松 朝のジョギング、つい足を止めてしまう。秋の気配を感じる句です。
廣瀬 朝陽に染まった街の風景があまりにも美しくて足を止めてしまったのでしょうか?
毎日のランニングは四季の変化を五感で感じられるから羨ましいです。
片岡 一瞬の息をのむような朝日を浴びたのですね。
大治 秋の気配を身体一杯に感じるそんな状況をうまく表現
白鳥 朝駆けだした時に秋の気配を感じた?なんと繊細で優美な感性。
白井 何が秋かね? 一般的にはモズ高ね? これは足元の??
下河原 最近は、朝晩は少し秋をかんじれるようになりましたね。
27 舘山寺句碑に滲みる虫の声
白井 浜名湖ですよね 秋の虫ですかねー
久保田 虫の声が句碑に滲みる、秋を感じます
木原 秋の虫の声は心に滲みますね。
下河原 句碑と虫の声の対比が良いですね。「舘山寺」は浜松のお寺ですか?
月足 その碑にある句とは?このお寺を読んだ句や短歌が多いようですね
ショルツ そうですね。虫の声は響くというより「滲みる」感じがしますね。
片岡 浜名湖の温泉、原田浜人(ひんじん)の名を知りました。
白鳥 誰の句碑なんでしょう。
28 ***
29 風涼し東京タワーにかかる月 五嶋 ちょっと涼しくなった日の夕べに。
手塚 そろそろ月見のシーズンですね
村松 澄んだ空にきれいな月。絵のような風景が目に浮かびます。
木原 少し涼しくなって夜空を見上げる余裕もでてきてか。
片岡 首都高から見えそうな風景。
白井 そーですか 少し秋めいた? でもまだ暑いよね
白鳥 東京の一風景。
30 涼風をともに楽しむ鈴虫や 五嶋 これも、虫の音と涼しい風を楽しめた、貴重な一晩に詠んだ句、です。
白井 いいね でもまだ暑い
下河原 昔、鈴虫を飼っていて秋になると家の中で鳴いているのを思い出しました。
梅原 夜は少し秋めいてきました
ショルツ 可愛い句! 本当に長すぎる夏でしたものね、一緒に「お疲れ生ですw」
手塚 難しい下五の「や」に挑戦です
木原 下五の「や」は不安定になるので再考した方が良いかも。
31 オーダーでアイスかホットか迷う秋 五嶋 ここのところは、アイス一辺倒に戻ってしまってます。
ショルツ 昨日も迷いましたw 結果、アイス!
久保田 季節の変わり目の感じがアイス、ホットで表現されているのが素晴らしいです
白鳥 今はホットが飲みたいけれど、外に出たらきっとアイスが飲みたくなる。迷うーわかるー!
月足 早く、迷う季節よ来い
白井 そうそう いつになれば?です
木原 中七ホットのあとの「か」は省いて中八を避けた方が良いかも。
下河原 私は、冬でもコーヒーはほとんどアイスです。(冷たい飲み物が好きです)
片岡 あるあるです。
32 台風に翻弄されつつお食い初め 五嶋 突然の雨を避けながら、みんなで孫と外出。
町田 予測不能の進度、スコール級の豪雨、何とかして欲しい台風でした。
月足 無事終えるまで、心配が尽きないですね
村松 お食い初めのお店は予約してあるけれど、全員集まれるのか皆ハラハラドキドキ。
皆に祝福されている赤ちゃん幸せになりますね。
廣瀬 「お食い初め」も一つのイベントで、双方の親御さんも招待して…という事できっと何度も
リスケしたんですよね?勝手な想像ですけど。。。
大治 行事を行う時天気が気になります、ましてや孫のお食い初めでは
ショルツ 集まろうか?延期しようか?迷ったことでしょう。無事にお祝いができたようですね。
おめでとうございます!
白井 そうですか いいですね
下河原 今回の台風は、進路の予定が大きく変わり「お食い初め」で皆さんが集まるのが大変だったようですね。
白鳥 せっかくのお祝いなのに台風で予定が二転三転。うらめしい。
33 秋驟雨びしょ濡れ笑顔母も子も 村松 保育園のお迎えが土砂降りの時に重なり、大興奮の孫はレインコートも嫌、抱っこも嫌で水たまりに
突っ込んで行くので諦めたと言う娘。俺はやったぜみたいな顔した孫とお風呂に直行しました。
月足 この親子なら、秋驟雨でも笑顔
白井 濡れても 暑いので いいね
久保田 雨が激しすぎると濡れるのを楽しむしかない、ということかな
木原 仲良し親子。濡れても笑顔。
廣瀬 この一物仕立て?の句は秋驟雨が決してネガティブなものとしてではなく伝わってきます。
「びしょ濡れ笑顔」という表現が素敵だし、母と子の絆も感じます。
下河原 「秋驟雨」という季語が引き立ちます。
梅原
ショルツ びしょ濡れを「やあね✖」じゃなくて「笑っちゃえ~」というお母さんの陽気さが子供の性格に
きっと反映していくことでしょう。
手塚 微笑ましい母子の様子。秋驟雨も綺麗です。
片岡 ある限界を越えると楽しくなるときってありますね。
白鳥 あまりの大雨、あまりのびっちょりに笑うしかない。
34 虫籠の幼虫そっとてのひらに 村松 保育園で飼っているヘラクレスオオカブトの幼虫、順番に手のひらにのせて真剣な顔の保育園児。
かわいいけど幼虫は大きくて気持ち悪い。
町田 ドキドキ感、ワクワク感が伝わってきます。
大治 生き物をいとおしむ心が表れてほんわかした気持ちにさせてもらいました
ショルツ 小さな命を包む小さな手のひら。
白井 暑く ダウン?
下河原 子供が虫かごの幼虫を手のひらに乗せているのかな?
35 猫二匹月見るごとく庭の隅 村松 近くの公園に野良猫がいて、子供たちが帰った時間になると草むらから出てきます。
公園より庭の方が絵になるかなと思いちょっとフィクションです。
ショルツ 絵本の1ページのような情景。
手塚 なにか絵になりますね。猫二匹がシュール
久保田 ほのぼのした光景が浮かんできます
五嶋 猫も月を見るのではないかと感じたことがありました。
木原 きっと本当に月を見ているのだよ。
下河原 猫2匹が庭で月見して様が良いですね。
片岡 寄りそう猫の彼方に月。
白鳥 月夜の庭によりそう二匹の猫のシルエット。めちゃいいね!
月足 寄り添って、上空を見上げる二匹のかわいい様子が浮かびます
白井 なんか ジジがいるようね
36 小鳥来る朝の光に誘われて 村松 窓を開けると鳥の声、少しだけ暑さも和らいだ気持ちの良い朝でした。
大治 これも小鳥の気持ちを思う作者の気持ちがいいです
白井 そうですね
37 秋風やC判定の模擬試験 木原 秋風が吹き始めた頃の模擬試験結果。C判定!まだ受験本番まで時間があると思っていたが、
焦りを感じ始める。
月足 入試絡みの四句。この時期にCはつらい気持ちが伝わります
廣瀬 秋風が吹く時期には受験の目途をつけて志望校の最終決定をしなければならないのに。。
「C判定」という言葉がすべてを物語っております。
大治 頑張れこれからだという気持ちですね
梅原 秋風×C判定
ショルツ まだまだ!ここからです!! この時期C判定は御の字でしょ。
白井 えー何の試験?かね
片岡 おお、思い出す、いや、E判定だったな。
白鳥 この時期「C」はきびしいね。泣
38 秋蟬(しゅうせん)や塾の講師の声の張り 木原 秋の蟬が最後の力を振り絞って鳴いている。塾の先生も受験後半戦へ声を張り上げる。
月足 蝉の声と追い込みに入る講師の声
ショルツ 「ツクツクボウシ」が「ここ出るよ!」に重なる。受験勉強も佳境に入るころ。
久保田 塾の先生の張り合いのある声。確かに覚えがあります
五嶋 秋に入ると塾講師の声のトーンが強くなるのは、かなりリアルな季節感。
村松 受験も追い込みの時期に入って講師陣にも気合いが入るんですね。
下河原 塾の先生の声と蝉の声の対比が良いですね。
片岡 いよいよ迫ってきたぞ、と先生は熱くなり、生徒達は…?
手塚 そろそろ塾も追い込みのシーズンですか。
白井 これも 受験勉強だね
39 でる単の最終ページ夜食とる 木原 やっと「でる単」が最後のページまできた。夜食をいただいても良い頃か。
廣瀬 きっと、お母さんがずいぶん前に夜食を運んでくれてたんだけど、作者は「最後のページまでは!」
と頑張ったんですね!ドラマもあります!「でる単」…経済効率が高い言葉
月足 最後までやりきって、えらい
ショルツ 告白:でる単の最終頁を見ぬまま入試に突入しました。
白井 でる単? 昔は覚えるため食べた??
下河原 「でる単」は懐かしい響きですね。私は英語が大の苦手でしたのであんまり
良い思い出ではないのですが・・・
大治 受験勉強の大変さを思い出します
白鳥 若い頃に戻りたいけど、受験は二度とやりたくない。「でる単」時代を感じます。
40 柚子は黄に吾子初めての面接日 木原 すみません。最後の句だけ小学校受験の話になってしまいました。11月に入ると私立小学校の受験が
始まるんです。柚子の実の成長と吾子の成長を取り合せました。
町田 「柚子は黄に」って珍しいけど効率のいい表現だなと思いました。
また、黄色が緊張感を醸し出しています。
手塚 お子様の緊張感のある受験の様子が伝わります。
白井 上の句で お子様の受験かね?
村松 柚子は黄色になりように、子供は育つ。感慨深いものがありますよね。
白鳥 親のほうが緊張しているのがよくわかります。「柚子は黄に」…もうそんな年齢になったのか
という思いを感じます。
下河原 Q 社会人になるために面接をされているのでしょうか?それとも入試の為の面接なんでしょうか?
月足 緊張感が伝わります
41 秋郊へ秩父鉄道小旅行(ことりっぷ) 廣瀬 夏も果てつつある8月末に台風影響の合間を縫って大学のゼミの仲間6人で秩父の長瀞温泉に行きました。
往きは西武線→秩父鉄道で、帰りは秩父鉄道→東武線で、普段乗り付けない私鉄ローカル線の小旅行を
満喫してまいりました。
白井 いいね いいね 秩父 お参りにいくともりが はや10年
片岡 奥秩父への小旅行のスケッチが楽しい四句です。
月足 秩父長瀞四句。秩父鉄道は、旅愁を誘いますね
ショルツ 秩父鉄道のコピーに使えそう!ウキウキ感があります。
下河原 「ことりっぷ」の表現が良いですね。最近はなかなか旅に行けません。
42 岩畳寝転び仰ぐ空高し 廣瀬 長瀞の荒川河川敷を覆っている岩畳に寝転がって空を見上げたら、晴れ晴れと高い空と
そこに浮かぶ雲が気持ちよかったです。風も吹いてきて秋の気配を感じました。
村松 秋晴れの様子がよくわかります。涼しいところに行かれたんですよね?川崎はまだまだ暑い。
木原 秋の空は高くて気持ち良いね。背中は痛くないのかな。
大治 寝転んで見る秋晴れの晴れやかさが目に浮かびます
梅原
白鳥 長瀞かな。気持ちよさそう!岩のひんやりが伝わってくる。
ショルツ 秋の長瀞を身体いっぱいで感じていますね。
白井 長瀞ですかね
43 漫ろ歩けば瀞にざわわと風立ちぬ 廣瀬 長瀞の川べりを散策していたら風が気持ちよかったのですが、川は台風の影響で流れも速く若干
濁っておりました。本来であれば青く澄んでゆっくりと流れる「瀞」が見られ、そこにこの風が
吹けばきっと「ざわわ」と瀞に共鳴するであろうと想像して詠んだ句です。
町田 「瀞にざわわと風立ちぬ」が素敵です。上五を「漫ろ行く」など5音にした方がすっきりするかも
手塚 瀞を漫ろ歩くなんて、風流ですね。
久保田 長瀞でしょうか。静かな瀞に吹く風が何を物語っているのかなあ
村松 こちらも何だか涼しさを感じる句です
木原 「ざわわ」がいいです。
下河原 奥様と長瀞を旅しているでしょうか? それとも他の人(4句目が気になります)なんでしょうか?
ショルツ 季節が変わる瞬間を大自然で感じる醍醐味。
白井 川風が気持ちさそう
44 夏の果て二人ぼっちのテラス席 廣瀬 これも長瀞散策時の句ですが、8月末の秩父は観光客も少なく、少し寂れたカフェのテラス席で男二人で
地ビールを飲んだのですが、他の客はもちろん店員さえもそのテラスにはおらず、男二人ぼっちで笑って
しまったという句です。
月足 二人っきりでなく、二人ぽっちに、特別な想いが伝わるようです
ショルツ いい雰囲気♡ 話が弾むのか?言葉少なになるのか?
五嶋 季節の移ろいが強く感じられます。
木原 これは旅の終わりに二人でお茶している所?もしくは夏の終わりに楽しかった夏の旅を語り合って
いるのか。二人ぼっちという表現が「夏の果て」という季語と響きあっていていいですね。
片岡 大自然の中で、連れあいの存在を感じる、素晴らしい時間ですね。
手塚 二人ぼっちの表現が印象的な句
白井 この季節すいいてて いいじゃん
下河原 誰とテラスに座っているのかな?
大治 観光も一時的に少なくなる そんな情景がいいです
白鳥 ほかに観光客は誰もいない?「ぼっち」はうれしいより寂しい感じ。
45 くちなわや雫をふるい猛ダッシュ 下河原 台風の雨の中、草むらから1匹のやまかがしが道に飛び出しものすごい勢いで道を走っていきました。
町田 「くちなわ」は蛇で夏の季語なんですね。恐ろしいです。
月足 猛ダッシュに出合い頭の怖さが出ています
村松 雨上がりかな?道をシュッと横切るヘビを思い出しました。
木原 急にダッシュすると怪我するよ。それどころではないか。
白鳥 きゃー蛇!向こうもびっくりしたんでしょう笑
ショルツ キャー~( ゚Д゚)~
白井 蛇出現ですが 最近みないね
46 雨あがり琴線ふれる虫の声 下河原 雨上がりにヤマカガシが飛び出した草むらのコオロギが一斉に鳴きだしました。
白井 多少涼しくなりましたが? 虫のねはまだ遠そうです もはや亜熱帯
梅原 心地よい句ですね
47 プリンセスきりりと桟橋天高し 下河原 大桟橋に、かの有名なダイヤモンド・プリンセスが停泊していて、青空にそそり立っているようでした。
ショルツ 秋空に映えるプリンセス号が目に浮かびます。
片岡 豪華客船はまるで海に浮かぶ巨大ビルのよう。
大治 旅行の季節を実感しましt
白井 山中湖 白鳥船? さすがに涼しいかね?
白鳥 プリンセス誰?
48 新米を探し求めて店歩き 下河原 このところ、スーパーからお米が無くなってしまい、あちこち探してようやく茨城産の新米
「あきたこまち」を 手に入れました。
手塚 令和の米不足で皆さん大変ですね
久保田 お米、本当に消えてしまいましたね
五嶋 今年のこの季節の風物詩、になってしまいましたね。
村松 見事にスーパーの棚空っぽでした。
廣瀬 新米どころかお米そのものもなかなかお店に並ばない今年の状況を上手く詠んだ句であると思いました。
月足 よもや、こんなことになろうとは
ショルツ 実感がありませんが、米消費の多いご家庭には深刻でしょう。
白井 そーなんで 我が家も胚芽米ブレンドでしのぎ中
片岡 まだありません。
白鳥 コメがない!「うちの近所のスーパーにはある」と言った農水相にひっくり返りそうに。
49 腕時計置き去りにして秋窓辺 片岡 退職した春以降、めっきりしなくなりました。
廣瀬 「窓辺に座り、時を忘れて何時までもいつまでもボォ~~っと景色に浸っていた時間」を
「腕時計置き去りにして」と表現したと解釈しました。
月足 夜長を楽しむため?でも、置き去りとは
ショルツ 時間を忘れる、あるいは忘れようとしているのか?どんな感情、場面なのか?想像をかきたてる句。
白井 時間経過は気にせずとのことでしょうか?
白鳥 おしゃれな写真集を思い浮かべました。日差しが秋。
50 凉新た雲白く街の上ゆく 片岡 雲が真っ白で涼しげでした。
ショルツ 街中でも秋を感じ、秋を観る感性が伝わります。
村松 爽やかな秋、きれいで素敵な句
白鳥 雲が街の上をゆく…とても素敵な表現ですね。
白井 凉新を感じたくですが ?
下河原 「凉新た」と言う秋の季語が素敵です。
51 青蜜柑触れれば揺れる繁みの実 片岡 以下二句は生田緑地で。
五嶋 青蜜柑って、風情がある季語だと思いました。
村松 上手に言えないのですが、この句好き。
大治 これは実感してみなければできない句 素晴らしいです
梅原
白井 茂美=しげり実こと とありました 手入れをしない我が家のミカンみたい?
下河原 そう言えば、高校時代ミカン狩りに1年6組のみんなと行きましたね。
52 合掌の茅葺き光る秋しめり 片岡 差し茅といって、古い茅の中でそこだけ白く新しい茅が光っていました。
町田 絵葉書を想像しました。夏と秋違うだろうなと。「秋しめり」という季語から艶やかな感じを受けました。
月足 冷え冷えとした湿っぽさと歳時記にあり、旧い家屋に合う。ただ、今は冷え冷えが羨ましい
手塚 シンプルな句です。秋しめりの季語が印象的です。
白井 いいね 民家園の風景が浮かびます
久保田 茅葺き屋根が雨に濡れて光っている?美しい光景です
五嶋 秋雨の季節も、捨てたものではない、と感じました。
木原 雨上がりの白川郷でしょうか。いいですね。
下河原 情景が目に浮かび秋を感じます。
大治 五箇山の風情をこのように表すとは作者の表現力が素晴らしい
白鳥 白川郷かな五箇山かな。朝日に光る茅葺の屋根。
53 猛暑日を断ち切る刃野分風 大治 今年の夏は暑かったけど台風が来て一時それを断ち切ってくれました
町田 野分風を「断ち切る刃」と断じた表現がかっこいいです。
村松 一時暑さを和らげる雨。台風の影響を受けた激しい雨は確かに刃。
廣瀬 これは作者の希望の句であると解釈しました。実際には何度となく列島が野分の風雨に襲われても
今年の猛暑を断ち切る事はできませんでした。むしろ「刃」は暴風雨&猛暑となって
(地球を大切にしない)私達に逆襲をしてきたのかとさえ思えるほどでした。
片岡 30度に達していた海水温も一挙に26度まで下がったとか。
月足 お願いします
ショルツ 今年の夏は台風にもびくともしない獰猛な夏でした。
白井 なかな秋風にならずで ずーと夏バテです
下河原 台風が過ぎて少し涼しくなるかと思ったのですが、まだまだ暑い日が続きますね。
白鳥 そのまま涼しくなってほしかった。
54 蝉しぐれ時移ろいてひぐらし鳴く 大治 ウォンウォン鳴いていた蝉もいつのまにかひぐらしに無常を感じました
白井 ヒグラシが鳴くと涼しくなるんだけど 今年は暑くて セミは少ない気が
55 虫の音もさやかに聞こゆ日暮れ時 大治 いつのまにか虫の音が聞こえてくる夕暮れ時 これも季節の移ろいです
月足 早くこんな夕暮れ時を
久保田 虫の音が聞こえてくるとホッとしますね
五嶋 これぞ、秋の気配。
村松 秋、ですね。
下河原 日暮れに虫の音は良いですね。
梅原 実感です
白鳥 涼しい風を感じる句です。
白井 少しですが 虫も
56 宵の月一人手酌も乙なもの 大治 ベランダで月を愛でながら燗酒を飲む これから増えるだろうな
ショルツ 力の抜けたホッとする句。宵の口にお月様と一杯、我々世代がようやく手に入れた
贅沢ではないでしょうか。
手塚 これはこれはやはり一人手酌が通です
白井 いいね いいね 月見酒
五嶋 同感、です。
木原 いい時間を過ごしていますね。
下河原 お酒の好きな方は。月を見ながらのひとり酒もきっとおつなんでしょうね。
片岡 宵の口から、何のこだわりもなく月に酒の至福。
白鳥 私はいつも手酌派
57 雨宿り霞む景色と走る人 梅原 ゲリラ豪雨に遭遇し一句
手塚 このところのゲリラ豪雨は風情がありませんが。
久保田 そうですね1ジョギングする人もいれば、ぼんやりした景色に目をやっている人ますよね。
それぞれの雨宿りなのかなあ
五嶋 今年の夏に何度も遭遇した、突然の強雨が目に浮かびました。
下河原 絵になる情景ですね。
片岡 雨宿りしなから見る街の風景、激しい雨音が聞こえてくるよう。
大治 ゲリラ豪雨にも風情を感じる凄いです
月足 最近頻発のゲリラ豪雨の風景ですね
ショルツ 待つ人あり、走る人もあり。突然の雨に見舞われた街の様子を切り取った絵のようです。
白井 そー 駅で 少しまてばよいのですが ビシュヌレ
58 夏の夕暮静けさ戻り孫帰る 梅原 孫も増えて賑やかさが増しました
村松 孫は来て良し帰って良し。実感。
木原 なんか分かる。疲れ切ったけど、ちょっと寂しい。
廣瀬 ストレートに共感できる良句です。夏の終わりの寂しさとお孫さんとの楽しい時間が終わって
しまった淋しさがダブルで伝わってきます。
白井 どこにお出かけ? だった
白鳥 帰った時の安堵感、わかりますー!「あー疲れた」
59 幼き日語る老父の終戦日 梅原 酒を交わしながら聞き入りました
月足 また、その日が来ました。お話、よく伺って、心に留めねば
ショルツ しっかり聞いて次世代に伝えたいと思います。私も繰り返し聞かされた亡父の戦争体験、
年を重ねるとより重みを増して感じられます。
木原 太平洋戦争の事を語ってくれる人もめっきり減った。
大治 もう忘れてしまう記憶になりそうですね
白鳥 語り伝える、生の声で。大事なことですね。
白井 結局先の大戦の話はうちのおやじから聞いたことがない
下河原 第2次世界大戦は随分遠い過去になりましたが、まだまだ世界では戦争が続いていますね。
60 歓声で転寝から覚め夏五輪 梅原 観戦寝落ちの果て
町田 すごくよくわかります!
白井 そうですね やり投げ 女子マラソン
村松 なんとなく付けっぱなしのテレビ、ウトウトしていたら歓声で目が覚める。こういうことありますよね
下河原 今年の五輪も日本人は大活躍でしたね。
片岡 老い生活がけれん味なく描かれている。
大治 クーラーが効いた部屋で見るとはなしに見ていたオリンピックの一コマですね 発想が良いです
白鳥 熱戦は続いていた!いい場面で目覚めたのですね。
61 スケートボーダー夏雲つかみ一回転 白鳥 五輪ではスケートボードパークに釘付けでした。パリの青い空をバックにあの滞空時間。
町田 今思いましたが、夏が似合う競技ですね。一瞬が鮮やかに表現されています。
月足 夏雲つかむは、身近に見たような臨場感あり
手塚 「夏雲つかむ」がかっこよいです
五嶋 日本の若者に期待。
村松 オリンピックのスケートボード、本当にこんな感じだった! 私もこんな句が作りたい。
廣瀬 876の破調ですが、不安(不安定)と爽快感が同居している競技の特性と臨場感が
よく表現されている句だと感じました。
片岡 こういう動きのある句、作ってみたい。
大治 何故か坂の上の雲のフレーズ登ってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば、
それのみを見つめて坂を登ってゆくであろうを思い浮かべてしまいました
白井 最後 大逆転で すごい
62 梨届く箱いっぱいの郷(さと)の水 白鳥 父の故郷から梨が。懐かしいあの土地の水がたっぷり(梨ってほとんど水)。
ショルツ 正にその地域の水。梨は特にそれを感じますね。
白井 どこの梨 里の水とは これまたいいね
五嶋 「郷の水」は、いい表現だと感じました。
村松 梨はまさに「水」って感じですよね。本当に上手に表現するなぁ。
廣瀬 まさに梨の味は自然から絞り出した甘い水!夏の過酷さを乗り越えてこんなに美味しくなったんだと
共感できます。それが箱いっぱい!なんて幸せなんでしょう!梨ダイスキ!!
片岡 「郷の水」がいい。
大治 梨と水を結びつける 口に含んだ梨の瑞々しさが伝わってきます
下河原 多摩川梨を食べたいですね。昔、中野島の周辺に梨もぎ出来る農園が沢山有りました。
63 無住寺の読経とまがう蝉の声 白鳥 夫の故郷も過疎化が進んで無住寺があちらこちらに。
村松 こちらもお見事。ちょっと寂れたお寺にお経のように蝉の声が響く。
下河原 住職のいない寺と蝉の声の対比が素敵です。
大治 なるほど読経を蝉の声での表現する 素晴らしいる
月足 延々と続く蝉の声はまさに読経。かつてのお寺がよみがえったよう
ショルツ 無住寺の乾いた情景と声の限りお経を唱える蝉の生命力の対比、というかむしろ調和を感じます。
白井 夏セミが住職代わりとは
64 夏休み最終日に買う白絵具 白鳥 翌日から二学期という8/25、文具店で画用紙を買っている小学生が。
私も宿題が終わらず絵具を買いに行きました。白い絵の具はすぐになくなるんだよね。
白井 白絵具で 夏思の思い出をにじませる? かな??
久保田 宿題?夏の思い出に絵を描く?夏休みの最終日というワードで想像が膨らみます
木原 うわー、夏休み終わるのに白絵具切れてる。買いに行かねば。
梅原 昔ながらの・・
下河原 Q 「白絵具」の意味を教えて下さい。
月足 手直し用?
ショルツ わ~~(*o*;、思い出したくない子供時代の絵の宿題。お絵かきが嫌いで先延ばしにしつづけて最終日。
手塚 白絵具が良いです。想像力をかき立てます。