第58回 選句・コメント表 2024年04月 | ||||
№ | 俳句 | 選句者 | 点数・記号 | コメント・質問・自作の説明 |
1 | 菜の花やラグにはらはら河を描く | 久保田 | 自 | いつも花を生けているのですが菜の花が急に散り始め、近くに敷いているラグに散って、 黄色い河のよう。 |
ショルツ | ○ | ラグも春色に衣替え! | ||
町田 | ○ | ラグとあるから家の中なのかなあ。飾っていた菜の花がはらはら散ってカーペットに 描いたのでしょうか。「はらはら河を描く」がとても気に入ってしまいました。 |
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下河原 | Q | 「ラグ」とは何ですか? ネットで見たら絨毯のようなものでした。 | ||
大治 | コ | 季節に色がある事を実感させてくれます。菜の花の黄色、桜より鮮やかで季節を楽しませてくれる | ||
白井 | コ | 河原に菜の花 春風にゆっくりゆれてる様ですか? 春景色ですね | ||
2 | 疾風や水溜りにも花の渦 | 久保田 | 自 | 今年のお花見シーズンは風が強い日が多く、水溜理に散った桜も渦を巻いているよう。 水溜りに桜、好きなんです。 |
五嶋 | ○ | 花(さくら)の季節の天気は、まさにこういう感じ、ですよね。 | ||
大治 | ○ | 花の渦という表現が素晴らしい、風に散った桜が水に落ちても楽しませてくれる | ||
月足 | ○ | 水溜りの落花が風で渦巻く。春の嵐 | ||
手塚 | ○ | 春の季節感が満載です。花びらが一杯。 | ||
村松 | ○ | 強い風が水たまりを揺らして花びらが渦を巻く、目線を上げたら散りゆく満開の 桜かなと思いました。 |
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木原 | ○ | そろそろ花も散りだしたか。 | ||
梅原 | ○ | 散り始めでしょうか | ||
白鳥 | ○ | 春の嵐に水溜まりにも花筏。道端のワンシーンを目ざとくとらえた。 | ||
片岡 | ○ | 春の風景の鮮やかなワンシーンです。「水溜り」には「にわたずみ」という雅語もありますが、 そうすると気取りすぎかな。 |
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広瀬 | ○ | 様々な視点から着目して「花」を描いていて面白いです。疾風で桜が散ってその花弁が 水溜りに落ちて疾風で渦となっている。素晴らしい表現です。 |
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ショルツ | コ | 風×水溜りでまた違った趣のお花見 | ||
町田 | コ | 桜が散って雨の後、この光景でした。 | ||
白井 | コ | 今年は春先から荒れる天気で これも温暖化? | ||
3 | 花の香を抑えて外は雨模様 | 久保田 | 自 | 3月半ばから色々なお花が咲き始めて、良い匂いが漂っているような気分になるのですが、 雨が降ると匂いが止まるような気がします。 |
下河原 | ○ | しっとりとした感じが良いです。 | ||
片岡 | ○ | この花は、桜というより庭先に咲く様々な花、道端の野草の花々ですね。 | ||
白井 | コ | 雨が多かった 冷たいあめ | ||
木原 | コ | この雨で散らないといいのだが。 | ||
白鳥 | コ | 春の雨に花もトーンダウン。 | ||
4 | 闘いへ球児(子ら)送り出す愛の花 | 久保田 | 自 | 今年の甲子園はあいみょんの「愛の花」でした。美しい曲ですが、これから闘いが始まります。 |
白井 | ○ | 石川代表ですかね 頑張った 惜しかった | ||
月足 | コ | 春は球児の季節でもある | ||
下河原 | コ | 高校球児愛を感じます。 | ||
片岡 | コ | 春の選抜ですか、輪島の日本航空石川の選手のドキュメントを見ました。…でも、 今年の私はドジャーズです。午前3時開始の試合を観ながら、つくづく自由を味わっています。 |
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5 | 花たちのドレスの枝垂れ競い(きおい)かな | 小野 | 自 | *** |
片岡 | ○ | 黄いレンギョウや白い馬酔木(あせび)など、「枝垂れ競い」の語が美しい。 | ||
白井 | コ | 今年は桜が遅く その分またゆきやなぎと共存で まさに爛漫と咲いて | ||
木原 | コ | 咲き乱れているのですね。 | ||
6 | 山椒や鯛の子蕗(ふき)を侍らせて | 小野 | 自 | *** |
五嶋 | ○ | おいしそう!春らしさ満載。 | ||
村松 | ○ | 木の芽を添えた鯛の子と蕗の炊き合わせ、美味しそう。季語てんこ盛りですが、 そうするしかないですよね。 |
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大治 | コ | 桜鯛の季節蕗も合わせて季節感満載の句ですね | ||
月足 | コ | 良いお店の一品。山椒の存在感がすごい | ||
ショルツ | コ | 主役は山椒なのですね! | ||
手塚 | コ | 侍らせているところが美味しそう | ||
下河原 | コ | 「鯛の子」食べたことないですね。タラコと味は違いますよね。 | ||
町田 | コ | 山椒が主役なのが面白いです。 | ||
白井 | コ | ふきとたらこ? おいしそう | ||
7 | 木の芽雨(このめあめ)花なき枝にクリスタル | 小野 | 自 | *** |
久保田 | ○ | 雨粒がクリスタル?綺麗ですね。 | ||
大治 | ○ | 枝に細かい水玉が着いている情景をクリスタルで表現 素晴らしいです | ||
村松 | ○ | 雨上がりの情景でしょうか?枝の水滴がクリスタルのように光ってきれい。 | ||
下河原 | ○ | 「木の芽雨」美しい季語ですね。 | ||
町田 | ○ | 雨粒が宝石のように輝いているのが伝わります。 | ||
梅原 | ○ | 水滴がクリスタル | ||
白鳥 | ○ | 雨に濡れた枯れ枝の光を「クリスタル」とはおしゃれ! | ||
片岡 | ○ | 芽ぶいた枝先の若い緑に、透明な水滴が命のように光っています。 | ||
広瀬 | ○ | 枝の芽についた雨の水滴がキラキラ光っているのを「クリスタル」と表現した感性に センスを感じました。 |
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月足 | コ | 開花を待つ蕾がクリスタル?木の芽雨は、素敵な季語 | ||
ショルツ | コ | 素適な季語。クリスタルのような煌めく雨は春らしい。 | ||
白井 | コ | さむーい日もあり ひょっとすると霜? | ||
8 | 京焼の猪口に見惚るる日永かな | 小野 | 自 | *** |
大治 | ○ | 多分日本酒好きなんだよね。この気持ちすごくわかります。 | ||
月足 | ○ | 至福の時間を感じます。FBでご披露の永楽のお猪口でしょうか | ||
ショルツ | ○ | 京都の贅沢な午後。 | ||
手塚 | ○ | お猪口に見惚れるなんて優雅です。 | ||
白井 | ○ | うー ぐい飲みですか? みはるる? お酒は? | ||
木原 | ○ | 早く飲みに行きたいです。 | ||
片岡 | ○ | 和服を着流した芥川龍之介が、縁側に出て古物を手にとる写真があるのですが、 あの穏やかな横顔が思い出されます。 |
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下河原 | コ | 京焼のお猪口で飲む日本酒は格別ですかね。 | ||
町田 | コ | 赤にゴールドの素敵なお猪口、鑑賞しながら飲んでるのかな | ||
白鳥 | コ | お気に入りをゲット! | ||
9 | ダウン脱ぎTシャツを着て花見かな | 五嶋 | 自 | 寒暖の差が本当に激しい、今年の花見のシーズン。 |
村松 | ○ | 暖かくなって一気に咲く桜を連想させる、上手い。 | ||
梅原 | ○ | 寒暖の差が激しいですね | ||
月足 | コ | いきなり、暑い! | ||
ショルツ | コ | 何着よう?? って毎日悩むのがお花見時。 | ||
白井 | コ | そうーでも 急に寒く | ||
木原 | コ | 季節が飛んでるよね。 | ||
白鳥 | コ | 朝夕は寒いのに昼暑い。この季節はほんとこれ! | ||
10 | ラマダンの月に照らされ桜(はな)開く | 五嶋 | 自 | 俳句とイスラムの組合せは冒険ですが、今年は、3月後半がラマダン(断食月)の満月でした。 |
久保田 | ○ | 世界中でお花見ししている様子が浮かびます。 | ||
月足 | ○ | イスラムの皆さんも同じ月を見あげ、花をめでる。今年のラマダンは 3月から4月上旬と知りました。 |
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手塚 | ○ | イスラム教と桜の取り合わせが新鮮です | ||
町田 | ○ | かっこいい。こういう発想ができるのは世界を知っているから、羨ましいです。 | ||
片岡 | ○ | ラマダンと桜のとりあわせが新鮮。異国で観る桜は格別です。でもどこ? | ||
ショルツ | コ | エキゾチックなお花見。 | ||
下河原 | コ | 「ラマダン」マレーシアですか? でも桜有るの。 | ||
白井 | コ | 今月がマレーシアでもラマダン月 どこのことだろう? | ||
白鳥 | コ | 異郷にいますか?物騒な中東ではなくインドネシアかパキスタンあたりか? | ||
11 | 枝ゆらし桜ついばむ小鳥たち | 五嶋 | 自 | なんで満開の桜が揺れるんだろうと見上げたら、これでした。 |
下河原 | ○ | 桜と小鳥の取り合わせ、てっぱんですがでも良いですね。 | ||
白井 | ○ | そう 桜のはなをすずめがきように蜜すって | ||
白鳥 | ○ | こういうのを見ると「春!」と実感します。 | ||
片岡 | ○ | 素直な表現で、小鳥たちの躍動をとらえた作風が好きです。 | ||
広瀬 | ○ | パッと詠んで、映像が浮かんでくるくらい「言葉」に動きを感じました。 小鳥の可愛い表情まで想像できました。 |
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大治 | コ | たくさんの小鳥達の声が聞こえて来そうです | ||
町田 | コ | 私も見ました!枝が揺れているな、とよく見たらメジロが何匹も、可愛かったです。 | ||
12 | 酢味噌つけアスパラガスを噛みしめて | 五嶋 | 自 | アスパラガスは晩春の季語なので、ちょっと早過ぎたかも知れないけれど、おいしかったです。 |
大治 | ○ | 今のアスパラは茹でてシンプルに酢味噌やマヨネーズをつけて食べるのが1番 美味しさが伝わって来ます |
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ショルツ | ○ | 酢味噌もいいですね! アスパラガスファン♡ | ||
木原 | ○ | 食べ物の句は美味しそうである事が大事。 | ||
片岡 | ○ | 春の青物を酢味噌あえにする、その相性は抜群、しかも、晚春の季語アスパラガス としたことで、お洒落な感じが出ました。 |
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月足 | コ | 美味しそう。頂きます。 | ||
下河原 | コ | アスパラガス美味しいですね。 | ||
白井 | コ | アスパラの漬物 いつのものかね? | ||
13 | 桜木も凍える寒さ彼岸過ぎ | 大治 | 自 | 今年の桜の開花早いと思ったのですが3月中頃は寒い日が続いて開花も遅れてしまった |
五嶋 | ○ | 今年は、まさに、これ。 | ||
手塚 | ○ | 今年の桜の開花宣言は待たされましたね。 | ||
片岡 | ○ | これは実感でしたね。寒暖の差に驚く春でした。 | ||
ショルツ | コ | 焦らされましたね~ | ||
下河原 | コ | 3月は寒い日が続いて今年は、桜の開花が遅かったですね。 | ||
白井 | コ | そう あんなに暖冬だったのに | ||
白鳥 | コ | 寒が戻りましたね。 | ||
14 | 待ち人やそっとほほ笑む花五輪 | 大治 | 自 | 開花宣言はよ出てくれの思いです |
村松 | ○ | 待つのは人か桜か?五輪咲いたら開花宣言、お待たせって待ち人が来たんですね。 | ||
下河原 | ○ | 恋人?と待ち合わせですかね。なんか小説の世界感が漂います。 「花五輪」の意味を教えて下さい。 |
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町田 | ○ | すごくわかります。今年の京都は桜が遅く今か今かと待ちました。そっと微笑む花五輪がいいです | ||
梅原 | ○ | 五輪で開花宣言ですね | ||
白鳥 | ○ | 「花五輪」は花瓶の花かな。待ち人はきっと来ると励ましてくれている。 | ||
片岡 | ○ | 東京オリンピックを記念して名付けられた新種のシンビジームとありました。 写真では、ゴージャスな花で、それを「そっとほほ笑む」とした作者に、 「待ち人」への思いを推しはかりました。 |
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白井 | コ | ランの名前ですか? 待ち合わせ場所にあれば 微笑むようね | ||
15 | 夕暮れにいざよう道は花盛り | 大治 | 自 | 桜道を当てどもなく歩いている時の気持ちです |
久保田 | ○ | いざよう道、この表現は春に似合いますね。 | ||
村松 | ○ | 歩みがゆっくりと止まりがちになる花盛りの夕暮れ、共感。 | ||
片岡 | ○ | 夕暮れのそぞろ歩きでしょうか。ふと紛れこんだ道で出会う満開の桜並木。 心のゆとりがもたらす美しさです。 |
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月足 | コ | 花に誘われ、浮き立つ雑踏の賑わいが聞こえるよう | ||
白井 | コ | 月を見ながら回り道? | ||
木原 | コ | なんかいい雰囲気ですね。 | ||
16 | 高瀬川花散る窓辺一人酒 | 大治 | 自 | 京都の高瀬川川ベリの飲み屋さんから見た桜が忘れられません。 今年も高瀬川の桜は2部咲でした 残念 |
月足 | ○ | いくつもの歴史上の舞台で、魅力的なお店も多い。そしてこの季節。どんな思いが去来する。 | ||
ショルツ | ○ | 一日の旅を思い返す豊かなひと時。いいなぁ | ||
白井 | ○ | いいね 京都ですか? 桜は遅れてますよね | ||
木原 | ○ | 素敵な一人の時間を楽しんでいますね。 | ||
広瀬 | ○ | 友人との旅の途中での「一人時間」を楽しんでいるのでしょうか?国籍を問わない 花見観光客の雑踏からホテルに帰ってホッとした様子が伝わってきました。 |
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下河原 | コ | 作者は、京都の高瀬川の傍の宿で1人酒を楽しんでいるのですか? | ||
町田 | コ | 高瀬川、花散るくらい咲いて欲しかった・・・ | ||
白鳥 | コ | 高瀬川沿いのお店は湯豆腐屋でしょうか。 もしかして豆水楼かな(この句にぴったりのお店です)。 |
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17 | 口開けた空のゴミ箱花は未だ | 辻 | 自 | *** |
久保田 | ○ | ゴミ箱でお花見を感じる感性が素晴らしいです。 | ||
月足 | ○ | 桜まつりに万全の準備。予想は肩透かしでも、次週はゴミ箱いっぱいです。 | ||
村松 | ○ | 花見の準備はできたのに、今年の桜は遅かったですね。 | ||
広瀬 | ○ | 「口開けた空のゴミ箱」という言葉が、開花前の桜名所の様子を表していて 上手いな~と感じました。ゴミ箱は開いてるけど、蕾は開いてない…みたいな~ |
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白井 | コ | そう 遅いね 今年 | ||
白鳥 | コ | 花見に備えて設置されたごみ箱も、寒の戻りで出番なく。 | ||
18 | 異国語が飛び交う御苑花盛り | 辻 | 自 | *** |
五嶋 | ○ | この時季の御苑は、日本人の方が少数派かも知れない。 | ||
手塚 | ○ | 今年は特に欧米系の外国人が多いです。 | ||
村松 | ○ | 桜の名所はどこもインバウンドの人でいっぱい。日本の桜を楽しんでほしい。 | ||
下河原 | ○ | 円安の今、日本国中に外国人がいますね。円高時代に世界中に日本人が行ってた時代は どうなったのでしょうか? |
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梅原 | ○ | 本当に多い | ||
片岡 | ○ | インバウンドも盛りの頃に戻ってきたようですね。彼らも見る目が成熟してきました。(上から目線) | ||
久保田 | コ | お花見時期はゴールデンシーズンだそうですから。 | ||
大治 | コ | 京都の嵐山の竹林は外国人比率9割。思わずここは何処と思ってしまいました | ||
ショルツ | コ | どこもかしこも! しかも多言語 | ||
白井 | コ | でも 以前はチャイニーズが占領だったけど 最近ほんとにいろんな言葉がですね | ||
白鳥 | コ | 今、外国人観光客の間で「HANAMI」がブーム。 | ||
19 | 目黒川枝打ちされた幹に花 | 辻 | 自 | *** |
ショルツ | ○ | 美しさはたくましさに宿ると教えてくれます。 | ||
町田 | ○ | 近くの公園の桜もずいぶん枝を切られたけれど少し花を咲かせました。 「枝打ちされた幹に花」という表現で桜の逞しさも伝わりました。 |
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白井 | ○ | チョコと新芽に 若いはな なんか若さの息吹きがと思うのは老人でしょうか? | ||
木原 | ○ | 枝打ちされてもけな気に咲いている。 | ||
白鳥 | ○ | 枝がなくても桜は幹に直接花をつけますよね。あれも好きです。 | ||
片岡 | ○ | 染井吉野の寿命は六十年前後といわれ、枯枝を落として再生された姿を、 よく見るようになりました。 |
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月足 | コ | 各地の染井吉野など、よる年波で桜守も大変ですが、その甲斐あり | ||
下河原 | コ | 目黒川の桜を一度見て見たいですね。 | ||
20 | 桜の木自由に伸びろ駒場野に | 辻 | 自 | *** |
大治 | ○ | 桜は川べりだと川面にそって枝が伸び広い敷地のところでは上に伸びる 面白い習性があるのかと思います |
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下河原 | Q | 「駒場野」とは、ネットで引いたら目黒区立の公園と有りました。ここのことですか? | ||
月足 | コ | 駒場の桜も、来年はぜひ! | ||
ショルツ | コ | 自由に伸びたらどこまでいくのでしょう? | ||
町田 | コ | 枝打ちされた桜に対して、作者の心の応援歌ですね。 | ||
白井 | コ | 駒場公園ですかね? 何か不自由があるのかね 老木後の若根かね? | ||
木原 | コ | 枝打ちされず自由に伸びている桜が好きです。 | ||
21 | 毎朝の数珠も日毎に温くなり | 月足 | 自 | 冷たい!という感じがなくなってきました |
久保田 | ○ | 少しずつ春に向かっている感じがよ〜くわかります。 | ||
大治 | ○ | 毎日お経を読んでおられるのかな、悟りの境地はもうすぐですよ | ||
町田 | ○ | 数珠に季節を感じるところがすごい!です。 | ||
白鳥 | ○ | 毎日の欠かさない勤行で春を感じる。すばらしい。 | ||
片岡 | ○ | 毎朝のお念仏を日常となさる方なのでしょうか。この句のような、その方の日常の手触りに 季節の変化を伝えてくれる作品は、俳句の本領かもしれません。 |
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広瀬 | ○ | 毎朝仏壇に手を合わせてお祈りを欠かさない作者の優しさと律儀さが伝わってくる良句です。 心穏やかに一日をスタートさせているのですね。 |
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下河原 | Q | 「毎朝の数珠」の意味を教えて下さい。 | ||
白井 | コ | そうですが 昨今は急激に夏に | ||
22 | 夕永し早稲田松竹二本立て | 月足 | 自 | 早稲田松竹は中七の語呂優先で、名画座を代表させました。 学生時代前後どはまりした映画館通いを思い出して |
木原 | ○ | 二本立てかあ、懐かしい。 | ||
梅原 | ○ | 日永の楽しさ | ||
片岡 | ○ | これは、本当に懐かしい! 時間が無尽蔵にあるように思えた学生時代、高田馬場から少し歩いた 所にある五百円二本立ての映画館で、「寅さん」やATGの作品や「幕末太陽伝」や「男と女」 を観ました。 |
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大治 | コ | 懐かしいよく見に行った思い出が蘇ります | ||
ショルツ | コ | 二本立ての映画館、まだあるんですね。それが早稲田とは何ともいえぬ風情。 | ||
白井 | コ | 田んぼの工程は良く知りませんが シロタ作業で春をと 祖母から聞いたことが | ||
白鳥 | コ | 映画館の二本立て!私の青春 | ||
23 | 風車思い出の街巡り行く | 月足 | 自 | 小学校前半に暮らした街の近くに用事があり、あわせてかつての生活圏を訪ねました |
町田 | ○ | くるくる回る風車という季語が「思い出の町巡り行く」にとても合っている!と思いました。 | ||
ショルツ | コ | 風車の思い出、どんな思い出でしょう? | ||
下河原 | コ | 風車の有る「思い出の街」はどこなんでしょうかね? | ||
白井 | コ | オランダ? でないよね | ||
片岡 | コ | どこの街でしょう。私が勤務した中国の大学は海辺にあって、白い砂浜に造りものの風車が 建っていましたっけ。 |
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24 | 片栗の花ひそひそと陽だまりに | 月足 | 自 | 明るさと目立たなさが同居しているように思い |
五嶋 | ○ | 環境の変化で片栗の花を見るのが難しくなっていると聞きました。 「ひそひそと」がよくわかります。 |
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大治 | ○ | 片栗の花いいですよね。人に知られずひっそり咲いているまさにその感じが出ています | ||
ショルツ | ○ | 可憐で和やかなひそひそ話。耳を傾けてみたい。 | ||
手塚 | ○ | ひそひそと咲いてる風情が良いですね。 | ||
村松 | ○ | 下向きに咲くカタクリの花は陽だまりに咲いていてもひっそりした感じがします。 | ||
下河原 | ○ | 「片栗の花」は可憐で素敵ですね。 | ||
白井 | ○ | 武蔵野にカタクリの群生があるとか? 今年も行けず | ||
片岡 | ○ | 子どものように、草原に腹ばいになると別世界が広がっている。目の前に立つ植物たちの、 声まで確かに聞こえてきそうだ。 |
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町田 | コ | 可憐な片栗の花がひそひそとおしゃべりしているようで、可愛らしいです。 | ||
木原 | コ | 見ている人はいなくても健気に咲いている。 | ||
白鳥 | コ | かたくりの花、たしかにひっそり。 | ||
25 | 催花雨や降れども振られ月跨ぎ | ショルツ | 自 | 降っても降っても咲かぬ桜に振られ続け、とうとう開花は4月。 もう少し色っぽく描きたかったけど挫折↘ |
久保田 | ○ | 3月末の落ち着かないお天気に翻弄される桜のことを17文字で絶妙に表している句だと思います。 | ||
手塚 | ○ | 催花雨という季語を初めてしりました。美しい! | ||
町田 | ○ | 催花雨という季語を知りました。そんな雨が降ったのに期待を裏切られ、 開花は4月になってから・・・、月跨ぎという表現も面白いし、リズムもいいですね。 |
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月足 | コ | いや~、よく降りました | ||
白井 | コ | そう 春先から 強い雨 | ||
片岡 | コ | 花よ咲けよと降る雨にも、恋では振られて、四月へと雨もよいの空は続く….? | ||
26 | ゆらゆらり三味に手拍子花見舟 | ショルツ | 自 | 飲めや歌えの花見舟。踊りは控えめに。 |
五嶋 | ○ | こういう風流な時間を持てるのは、すばらしい。 | ||
大治 | ○ | こんな優雅な花見を一度でいいからしてみたい そんな気持ちにさせてくれる句です | ||
下河原 | ○ | 「花見舟」良いですね。 | ||
白井 | ○ | いいね いいね なんかいいね | ||
片岡 | ○ | こりゃまた、なんと春の浮き浮きなことでしょう。楽しいです。 | ||
広瀬 | ○ | すごくリズムが良くて思わず音読してしまいました。いや実はそれだけではなく、 節までつけて手拍子しながら歌ってしまいました(汗) |
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久保田 | コ | 上質などどいつ、聴いているみたいです。 | ||
月足 | コ | 究極の憧れ | ||
町田 | コ | なんて贅沢な!体験談ですか? | ||
木原 | コ | いい調子。 | ||
白鳥 | コ | 粋な遊びをしていますね。 | ||
27 | 三成に見せたや忍(おし)の濠桜(ほりざくら) | ショルツ | 自 | 荒川の対岸に位置する行田市(武蔵の国)・忍城は石田三成の水攻めにも落城しなかった名城。 お濠の桜が見事です。三成がここまで遠征してきた史実に感銘を受けます。 野村萬斎主演「のぼうの城」で映画化。 |
村松 | ○ | 落とせなかった忍城の桜を見て三成は何を思うのか、私も知りたい。 | ||
梅原 | ○ | 歴史と美のシンクロ | ||
下河原 | Q | 「三成」は、石田三成ですか? | ||
大治 | コ | 忍城の桜 三成の時代から咲いているのかと思ってしまう気持ちにさせられましたb | ||
月足 | コ | 忍城の桜もぜひ見なければ | ||
町田 | コ | どんな逸話が・・・ | ||
白井 | コ | これはこれは のぼうの城ですが 小生も昔あの古墳のいただきでお城を拝見したことが | ||
白鳥 | コ | 石田三成? | ||
28 | 桜(はな)おくり金龍山の鐘一つ | ショルツ | 自 | 花時の終わりを惜しむような金竜山浅草寺の鐘。 昨今は世界からの観光客の歓声にかき消されがちのような。。。 |
月足 | ○ | 隅田川の桜に浅草寺の鐘 いいですね | ||
下河原 | ○ | 「金龍山」は浅草寺の山号のことですかね。桜にお寺の鐘もあいますね。 | ||
木原 | ○ | 桜とお寺の日本の春らしい景が浮かびます。 | ||
白鳥 | ○ | 浅草寺の春がゆく | ||
片岡 | ○ | これも楽しいリズムに惹かれます。浅草寺の花まつりの頃かな。 | ||
五嶋 | コ | 金龍山が、浅草の浅草寺の山号なんだと、初めて知りました。 | ||
白井 | コ | 本件は浅草の話ですか? 隅田川添いの桜ですかねー | ||
29 | 多摩川に春もなごりの卒業歌 | 手塚 | 自 | 卒業式はあまり記憶にありませんが、やはり多摩川が思い出です。 |
五嶋 | ○ | 多摩高時代を、思い出しています。 | ||
ショルツ | ○ | 後輩諸君に幸あれ。 | ||
下河原 | ○ | 卒業式の音楽が多摩川に響き渡る美しい情景が目に浮かびました。 | ||
梅原 | ○ | 懐かし多摩高 | ||
片岡 | ○ | 思い出すなあ、卒業式の後、春休みに高校の友達と多摩川で野球して、校歌を歌って別れてゆく。 いや、そんな実際の記憶はないのに、何だか思い出すように懐かしい。 |
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白井 | コ | 稲中 宿河原小? いいね 多摩高? | ||
白鳥 | コ | 旅立ちの季節 | ||
30 | かび臭き写真の中の入社式 | 手塚 | 自 | 40年以上前のことですので。 |
久保田 | ○ | ずいぶん昔になっちゃいましたね。 | ||
大治 | ○ | 今や画像なのにカビ臭い写真にノスタルジックな気持ちを禁じ得ません | ||
白鳥 | ○ | あの時の未来のうんと先に今いる私たち… | ||
片岡 | ○ | 一つ、髪が長くて多い。二つ、ピントはボケぎみ。三つ、じっと見てしまう。 | ||
月足 | コ | あれから随分と時はたちました。お疲れ様です | ||
ショルツ | コ | 初々しい姿だったことでしょう。 | ||
下河原 | コ | 今から43年前の入社式を思い出します。思わず当時の集合写真を見てしまいました。 | ||
白井 | コ | これはこれは 多摩高? | ||
木原 | コ | はるか昔の懐かしい写真。この頃何を考えていたのだろう。 | ||
31 | 春の月言葉たらずも人の常 | 手塚 | 自 | コミュニケーションの取り方は一様ではありませんね。 |
村松 | ○ | 春の月を眺めながら、言葉が足りなかったなと思うのはわたしだけじゃないんですね。 | ||
町田 | ○ | 「言葉たらずも人の常」に納得。春の月も優しく見守ってくれる感じてよく合っています。 | ||
片岡 | ○ | そうですね、昔はホゾをかむ思いもしましたが、今となれば、四月のこなれていない 人間関係で起こりがちな「人の常」です。 |
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広瀬 | ○ | 「どう見えるか?」は「どう見たいのか?」だし、見る側の気持ちでどうとでも見えるのが 「常」ですが…できれば相手に「察して欲しい」と委ね過ぎずに気持ちはしっかりと 伝えたいものですね! |
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ショルツ | コ | 訳ありげ。 | ||
白井 | コ | 春の月に言葉はいらない?とのことかね | ||
32 | ぼたもちにビールひと缶さあ花見 | 手塚 | 自 | 宿川原の二ケ領用水の桜も満開でした。 |
月足 | ○ | アンマッチなようでもありますが、花見だ!いいじゃない | ||
白井 | ○ | \”いいね ひょっとするとお日彼岸から 花見? 今年のお彼岸は以前行っていた五重塔で お祭り復活でしたが 事前の天候予測でNG ゆっくりお墓参りをしました\” |
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木原 | ○ | 花より団子の雰囲気まんまん。 | ||
大治 | コ | ぼtsもyいにビールの取り合わせ 外国人の方では考えられない取り合わせ 日本人を感じます | ||
ショルツ | コ | ビールに甘味、合いますよね。 | ||
下河原 | コ | 「さあ花見」の表現がストレートで良いですね。 | ||
町田 | コ | なんかいいなあ | ||
白鳥 | コ | 「なぜ日本の人は桜の下で飲み食いしたがるの?」同僚のALTが。 | ||
片岡 | コ | 甘いものとビール、奥さんは得意なのですが、私はちょっと….。 | ||
33 | 夢の果て枝垂れ桜を揺らす風 | 村松 | 自 | 醍醐寺の桜、早朝拝観を申し込んで混みあう前の1時間、風に揺れる枝垂れ桜が本当に 綺麗でした。「醍醐の花見」の夢の跡であることと大袈裟ですが夢のように綺麗だった ということで夢の果てとしました |
月足 | ○ | 枝垂桜は美しさとともに不思議な感傷も | ||
白井 | ○ | いいね 何処のかね? 滝桜かね? | ||
梅原 | ○ | 揺れる桜風情あり | ||
広瀬 | ○ | なんとなく「春愁」や「無常」を感じる句です。「花鳥風月」とはよく言ったものですね~ | ||
大治 | コ | 夢の果てと枝垂れ桜が妙にまっち いいなこの雰囲気 | ||
木原 | コ | どんな夢なんだろう。 | ||
34 | ほんのりと紅を纏えり花曇り | 村松 | 自 | 平等院で唯一満開だった枝垂れ桜、曇り空もそこだけうっすら色付いていたように感じました。 こちらもちょっと大袈裟。 |
久保田 | ○ | 桜のほんのりとしたピンクを紅を纏えりと表現する、素敵です。 | ||
下河原 | ○ | 平安ロマンを感じます。 | ||
町田 | ○ | 青空に桜!が見たかったのですが、今年はどうも曇天で、でもこのように 「ほんのりと紅を纏えり」と教えてもらうと、花曇りも素敵ですね。 |
||
白井 | ○ | いいね いいね 曇りの時が赤くなるようで | ||
片岡 | ○ | 花曇りの空、「ほんのりと红」をまとう空、豊かな感性の観察です。 | ||
白鳥 | コ | 桜の色が雲にも移ったのね、きっと。 | ||
35 | 阿弥陀堂浮かび上がらせ花篝 | 村松 | 自 | 平等院のライトアップ。鳳凰堂も、普段は暗くてよく見えないお堂の中の仏様の姿もくっきりと 見え昼間とはまた違う趣でした。 |
ショルツ | ○ | 幻想的! | ||
手塚 | ○ | 花篝という季語が立っています。見てみたい光景です。 | ||
下河原 | ○ | 「花篝」(はなかがり)は、素敵な季語ですね。初めて知りました。 | ||
木原 | ○ | 美しい日本の風景。桜と共に阿弥陀堂も映えているのか。 | ||
白鳥 | ○ | これは素敵な春の宵!「花篝」といえば祇園でしょうか。 | ||
片岡 | ○ | 夜桜の花見も、こんなのは古風で雅びでいいですね。 | ||
大治 | コ | まさに極楽浄土の世界 花や歌舞音曲に囲まれた浄土を思い浮かび上がらせますね | ||
月足 | コ | 花篝に浮かぶは、宇治か、福島?、平泉? | ||
町田 | コ | どこのお堂でしょうか?見たかったなー | ||
白井 | コ | 夜桜ですか? いいなー | ||
36 | 海山の幸を並べて春の宵 | 村松 | 自 | 春は山菜、たけのこ、新キャベツ、貝類等々私の好きなものの多い季節です。 |
五嶋 | ○ | きっと、おいしい日本酒も、一緒に並んでいるんでしょう。 | ||
大治 | ○ | 日本は海山の幸が豊富 桜を愛でながらの宴会 | ||
片岡 | ○ | さあ、一献(いっこん)。 | ||
月足 | コ | う~ん、羨ましい | ||
ショルツ | コ | いいな、いいな! | ||
下河原 | コ | 作者は旅をしながらご馳走を食べているのでしょうか。 | ||
白井 | コ | お酒は なにー | ||
37 | 黄塵や目じり細めて山かすみ | 下河原 | 自 | 花粉に黄砂が混じり、我が家から見た大山もかすんでいました。 |
五嶋 | ○ | 情景と気持ちが、よくわかります。 | ||
手塚 | ○ | 黄砂の到来もこの季節の風物詩。 | ||
片岡 | ○ | 春は花粉やホコリ、それに黄砂ですものね。 | ||
白井 | コ | そう 花粉より黄砂でくしゃみが? | ||
38 | 花冷えに衣を纏い首縮む | 下河原 | 自 | 今年は3月が寒かったので桜の開花が遅かったですね。桜の蕾を見て俳句にしました。 |
町田 | ○ | 桜を待っていたあの頃、寒かった。今やっと首を伸ばして風を心地よく受け止められます。 | ||
白鳥 | ○ | 急に寒さが逆戻り。「花冷え」とはよくいった。 | ||
月足 | コ | えてして、花見は寒い | ||
ショルツ | コ | 冷えましたねぇ | ||
白井 | コ | そう さむーく 花なかなかで | ||
39 | 吊り橋の漫ろ歩きに春怒濤 | 下河原 | 自 | 半年ぶりに3月会社の元同僚と伊豆高原の会社保養所に宿泊し翌日城ヶ崎海岸の門脇つり橋を 散策しました。 波は穏やかでしたが、季語で「春怒涛」を使って見ました。 |
大治 | ○ | 吊り橋を渡りながら眼下の桜かな いい景色ですね | ||
村松 | ○ | 春怒涛の一言で圧倒されるほどの満開の桜が浮かんでくる、すごい。 | ||
白井 | ○ | 何処の? でしょうかね いいね | ||
片岡 | ○ | 急流ですねえ、どこでしょう。高い所が苦手になった私としては、あまり「すずろ歩き」 とはいきません。 |
||
広瀬 | ○ | この句を詠んで「JR東海のポスターみたいだな~」と思いました。 ビジュアライズし易い句です。特に「春怒涛」が良いです! |
||
ショルツ | コ | 気をつけて! | ||
町田 | コ | 怖そうです。 | ||
木原 | コ | もしかして吊り橋かなり揺れていますか? | ||
白鳥 | コ | どこの吊り橋かな? | ||
40 | 手料理にこころが躍る春の宴(えん) | 下河原 | 自 | 3月句会久保田亭の時の御礼です。ありがとうございました。ご馳走様でした。 |
月足 | ○ | 美味しいお料理はじめ、ごちそうさまでした! | ||
ショルツ | ○ | 作って楽し、食べておいし♡ | ||
木原 | ○ | こころ踊りますね。 | ||
梅原 | ○ | 同感でした | ||
大治 | コ | 句会ですかね 手料理食べたかったと思わせます | ||
白井 | コ | これもいい いいなー | ||
白鳥 | コ | 久保田亭かな? | ||
片岡 | コ | 前回の一句会ですね、久保田亭、ぜひ次回はお邪魔したいな。 | ||
41 | 咲く咲くよ花ささやきて嵐山 | 町田 | 自 | 今年の京都は桜が遅くて、ずっと待ってる私、そして桜達も「咲く?もう咲こうよ」 と言っている気がして・・・、嵐山にもぽっと薄紅の木々が見えました。 |
久保田 | ○ | これから咲こうとしているって花が言ってるの? | ||
大治 | ○ | 花への気持ちがストレートに伝わってきます この句大好きです | ||
手塚 | ○ | 擬人化した今年の桜の気持ちを代弁しています。 | ||
下河原 | ○ | 「咲く咲くよ」の表現が面白いです。作者は、京都を旅しているんですかね。 私も行きたいですね。 |
||
梅原 | ○ | 嵐山懐かしい | ||
広瀬 | ○ | 素晴らしいですね~「咲く咲くよ~」が最高!花が囁くのですね~「嵐山」もより一層 共感性を高める役割を果たしてます。「山笑う」ならぬ「山囁く」と言っても良いかも? |
||
ショルツ | コ | リズムが楽しい。本当に語りかけているよう。 | ||
白井 | コ | 桜ら ちるー ちるー 嵐山のメロディーが | ||
白鳥 | コ | 凍てつく冬が終わり、ようやく都にも花の季節。 | ||
42 | 蹲踞(つくばい)に落椿ひとつ友を待つ | 町田 | 自 | 桂離宮には客人をもてなす趣向が満載で感動しきりでした。そんな中、蹲踞に落椿の赤がひとつ。 周りを見ても椿の木はない。と言うことはこれも人を待つ心の一つか、と。 |
久保田 | ○ | 跪くと椿が落ちている、冬から春への移り変わりを感じます。 | ||
五嶋 | ○ | つくばいの石と椿の色のコントラストが、目に浮かびます。 | ||
大治 | ○ | このシュチュエーションがどんなところか知りたいくらい いいですね | ||
月足 | ○ | 京都旅行での一景、少し時間がとまった様に | ||
ショルツ | ○ | 美しい旅のひと時。しかも友が一緒。嬉しさがにじむ一句。 | ||
木原 | ○ | 情緒のある風景が浮かんでいい句です。 | ||
白鳥 | ○ | 心が満たされた優しい所在なさ、みたいなのを感じます。 | ||
片岡 | ○ | 落ちつきのある、上品な作風が素敵です。 | ||
手塚 | コ | 蹲踞(つくばい)は初めて知りました。お茶の世界に通じているとは。 | ||
白井 | コ | 友の想いでしょうか | ||
43 | 八寸に盛られ山海春京都 | 町田 | 自 | 沢山美味しいものを食べました。八寸に盛られた京都の繊細さに感動。 |
白井 | ○ | 京都で お料理 まんきつ? かね いいね | ||
片岡 | ○ | 鰆(さわら)の塩焼きに、こごみのごまあえ、菜の花のおひたし、筍(たけのこ)の 醤油こがしの香りづけ。 |
||
大治 | コ | 京料理を堪能されたのですね いいな | ||
月足 | コ | おいしいお料理も旅の一興 | ||
ショルツ | コ | 八寸の意味を知りました。 | ||
下河原 | コ | 京料理美味しそうですね。 | ||
44 | 一斉に手伸ばしスマホ桜愛づ(めづ) | 町田 | 自 | 枝垂桜は五分咲きくらい。みんな待ちに待った桜の花を撮ろうと、 |
五嶋 | ○ | 春の桜は日本人にとって最高のアイドル。 | ||
村松 | ○ | 現代の花見、まさにこんな感じ。 | ||
片岡 | ○ | 人々の、おーっ、という感嘆が聞こえてくるような瞬間。 | ||
久保田 | コ | 今はこうやって桜を愛でるのね。 | ||
下河原 | コ | 私は、昔の会社メンバーのラインに各地の桜が送られてきています。 | ||
白井 | コ | はーい 自撮り さくらバック | ||
木原 | コ | やっぱりみんな写真撮りたくなるよね。 | ||
45 | 温む川指折り過ぎし桜咲く | 白井 | 自 | 温暖化の暖冬ですが、春寒く ようやく咲きました 今年は ゆきやなぎ、レンギョウ、 こぶし、ぼけ、桜、木蘭と同時時期に |
久保田 | ○ | 確かに今年は今年は指折り数えて桜を待ちました。 | ||
下河原 | ○ | とても美しい情景ですね。 | ||
町田 | ○ | 毎日毎日桜の開花を待った今年でしたね。 | ||
片岡 | ○ | 日ごと指を折り、待ちに待った開花です。あう、春ですね。 | ||
月足 | コ | 随分とじらされました | ||
木原 | コ | 今年の桜は遅かったね。 | ||
46 | 木の芽雨爽やか晴れる新人たち | 白井 | 自 | 4月1日 中小企業ですが 工場高卒、本社と4名の新人が この(本社)中一番年寄りから一言 |
大治 | ○ | 木の芽雨と新人の取り合わせが清々しさを醸し出していていいですね | ||
村松 | ○ | 雨上がりと新人の両方にかかる爽やか晴れる。新社会人に寄せる眼差し。 | ||
梅原 | ○ | 輝かしい門出 | ||
片岡 | ○ | 新しい人、フレッシュマン、雨も止んで、さあ、スタート。 | ||
ショルツ | コ | 爽やかな門出、おめでとう。 | ||
白鳥 | コ | まぶしいフレッシュマン、がんばれー! | ||
47 | 燕来る改札口で春告げに | 白井 | 自 | 桜のまだ半分咲の中燕が帰ってきて 登戸駅では改札の上に陣取って 春を告げておりました |
五嶋 | ○ | 春の訪れを感じるこの光景を思い出しています。(そういえば近頃は燕を見かけない気がする。) | ||
白鳥 | ○ | 駅にツバメが巣を作る季節になった!これぞ春便り | ||
片岡 | ○ | もう来日ですか。巣作りに子育て、忙がし、いんがし。 | ||
広瀬 | ○ | 長閑な風景…でもワクワク感のある風景ですね!都会に向かう新入生や新入社員もこの時期、 この燕の姿にきっと励まされることでしょう! |
||
大治 | コ | 季節を感じますね それにしても燕の飛び方は自由奔放でいいですね | ||
ショルツ | コ | おかえりなさ~い。 | ||
下河原 | コ | 元気よく飛んでいる燕が目に浮かびます。 | ||
町田 | コ | 改札口で…ずっと燕が改札口で待っている感じがします。改札口にの方がいいのかなあと | ||
48 | 緑の風よりそいながら雲雀浮く | 白井 | 自 | ちょっと早いですが 茨城工場の麦畑の上、鳴いたような? |
月足 | ○ | 雲雀がふわりと浮く、言い得ています | ||
手塚 | ○ | 雲雀が「浮いている」が良いですね | ||
木原 | ○ | 緑の風の季節ですね。雲雀も気持ち良さそう。 | ||
ショルツ | ○Q | 「浮く」がいいですね。飛びなれない雛だから? | ||
下河原 | コ | ヒバリのさえずりが聞こえるようです。 | ||
白鳥 | コ | 揚げ雲雀ですね。まさに空に浮いている(翼フル回転ですが)。 | ||
49 | 大振りのタクトの軌跡卒業歌 | 木原 | 自 | 三年間一緒に過ごしてきた生徒たちが歌う卒業歌に最後の指揮をとる。感情がこもり ついつい大振りになってしまう。このタクトの軌跡がこの子達の三年間の歩みだ。 |
ショルツ | ○ | 卒業生代表指揮者、振り向くと涙ボロボロ(ToT) | ||
町田 | ○ | タクトの軌跡が卒業までのいろいろな出来事を物語っているようです。 そして、大振りと言うのがドラマチックでいいな |
||
片岡 | ○ | 三月に四十二年六ヶ月の最後の卒業式に参列しました。最後に、音楽科を中心に生徒達が 式場の中央に集まり、保護者席の方を向いて、混声三部で合唱を聞かせてくれました。 彼らの姿、彼らの声が、今も熱く胸に生きづいています。 |
||
白井 | Q | 解説お願いします | ||
白鳥 | コ | 学生指揮でしょうか。思いをこめて振っている。 | ||
50 | つり革を握る手堅し新社員 | 木原 | 自 | 紺スーツを着た見るからに新入社員と分かる若者がバスに乗っている。吊り革を握る手、 いやいや身体全体がカチコチに堅い。緊張の塊のような彼が微笑ましい。ガンバレ‼️ |
久保田 | ○ | 緊張を吊り革を握る手で表現するところが好きです。 | ||
五嶋 | ○ | 初々しさと緊張した様子が伝わってきます。 | ||
ショルツ | ○ | そんな部分に緊張感を見つける観察眼、それを「堅し」と描き見事。 | ||
村松 | ○ | 少し緊張した様子の新入社員ですね。 | ||
白井 | ○ | 電車で見かける 通勤から緊張してると疲れちゃう かくわが身はシルバーシートで座るの目標 | ||
片岡 | ○ | 生い生いしい緊張した横顔、いいですね。(ガンバレ..) | ||
大治 | コ | 頑張れ新入社員 緊張するな新入社員 | ||
月足 | コ | 緊張感が伝わります | ||
下河原 | コ | 昨年4月最後の新入社員に講師をしたのを思い出します。 | ||
白鳥 | コ | 真新しいスーツ、カバン、靴、散髪したての髪、緊張MAX | ||
51 | 畦道を隠す菜の花真珠婚 | 木原 | 自 | 花が畦道を隠すほど咲き乱れている菜の花畑。結婚して30年。辛かった事、悲しかった事も 今の幸せがこの菜の花のように覆い隠してくれているようだ。 |
大治 | ○ | いつのまにか過ぎる月日菜の花の様に明るいご夫婦なのですね | ||
月足 | ○ | 30年の真珠婚。一面の菜の花に明るさを感じます | ||
手塚 | ○ | 結婚30年おめでとうございます。 | ||
村松 | ○ | うららかな春の日、結婚30年を迎えられた仲睦まじいご夫婦と思ったのですが、次の句!… | ||
下河原 | ○ | 「真珠婚」結婚30年ですか? 私も結婚は遅かったですがもうじき30年ですね。 | ||
梅原 | ○ | おめでとうございます | ||
白鳥 | ○ | 菜の花の咲く頃に結婚して30年。咲き誇る菜の花を見ての感慨。 うちは40年…なんだろね、結婚という制度。 |
||
ショルツ | コ | おめでとうございます。 | ||
町田 | コ | 素晴らしい結婚生活だと思います。 | ||
白井 | コ | パール婚は30年 菜の花 畦となにかね? | ||
52 | クローバの匂う隠れ処卒婚す | 木原 | 自 | 一人になり草むらに寝転べる秘密基地を見つけた。懐かしいクローバの匂いがする。 これからはそれぞれの人生を楽しむ。 |
広瀬 | ○ | いや~何方が「卒婚」されたのでしょうか?しかも「隠れ家」って?何方の為の? 興味津々な気持ちを持つのは私が不純だからでしょうか?でも、卒婚おめでとうございます!! |
||
町田 | Q | クローバの匂う隠れ処ってなんだろう | ||
白井 | Q | うーんどこだろう??? | ||
ショルツ | Qコ | あれ?今度は卒婚??? | ||
月足 | コ | 前句から一転、発展的卒婚? | ||
手塚 | コ | 新たな生活、これも一つの区切りでしょう。 | ||
村松 | コ | えーっ、隠れ処、卒婚ということは別居ですか? でも経済状況が許せばいいかも、羨ましい。 | ||
下河原 | コ | 「真珠婚」の後の「卒婚」は気になりますね。 | ||
白鳥 | コ | それぞれの幸せ。同じ道か別の道かの違いはあっても。クローバーの隠れ処が 居心地よさそうで安堵感を感じます。 |
||
片岡 | コ | 「卒婚」という言葉を調べて、ちょっと驚きました。…でも、アリですね。 | ||
53 | 春の嵐通勤電車いざさらば | 梅原 | 自 | 現役最終日は嵐の朝でしたが感慨深く一句 |
手塚 | ○ | セカンドライフを満喫してください | ||
木原 | ○ | 私の会社生活を象徴しているかのようなこの天気。嵐が過ぎ去れば穏やかな日々が待っている。 | ||
白鳥 | ○ | お疲れさまでした!必死で仕事をした日々もこれからの自由な生活も人生の大事な一部だよね。 | ||
片岡 | ○ | うん、さらばじゃ! | ||
広瀬 | ○ | これはストレートに共感できます!「春の嵐」は心中における一抹の淋しさと達成感が 入り交じった高揚感を表してる?「今こそわかれめ~♪いざ~さら~ば~♬」 |
||
大治 | コ | ご苦労様です | ||
月足 | コ | 長年のご苦労に一区切り | ||
ショルツ | コ | 今までお疲れさまでした。 | ||
下河原 | コ | 退職した時一番感じるのは、通勤からの解放ですよね。 | ||
白井 | コ | 長い間お疲れ様でした。 これからは自由に?ですか いいですね | ||
54 | 坂道を友と仰げば田都の桜 | 梅原 | 自 | 初参加の句会に合わせったかのように桜がやっと開花して一句 |
大治 | ○ | タマプラや鷺沼あたりの桜はすごいですねまさしくこの句の世界です | ||
下河原 | ○ | 田園都市線沿線は、桜が一杯有りますね。 | ||
片岡 | ○ | 小田急もそうですが、田園都市線も丘陵に咲く桜が綺麗ですね。 この高低感のある風景が、心の古里になりました。 |
||
ショルツ | コ | あの宮崎台駅前の桜かな? | ||
白井 | コ | 何処の? 桜でしょうか? | ||
白鳥 | コ | 田園都市線宮崎台ですか? | ||
55 | ランドセル選ぶ母娘と走る孫 | 梅原 | 自 | 二度目の孫のラン活。男の子はこんなものですね。 |
久保田 | ○ | 一生懸命ランドセルを選ぶ母娘のそばで元気溢れるお孫ちゃん。 微笑ましい光景が映像として浮かびます。 |
||
五嶋 | ○ | 微笑ましい情景。 | ||
月足 | ○ | 背負う本人は、知らん顔で走り回る | ||
ショルツ | ○ | ランドセル通学が楽しみでたまらないのか?ただ走りたいのいか? 真剣な母娘さんとの対比が微笑ましい。 |
||
村松 | ○ | ランドセルを真剣に選ぶ祖母と母親、走っているのは男の子だろうなあ。 | ||
町田 | ○ | この情景、どの家庭にも当てはまりそうです。 | ||
白井 | ○ | いいね 話は聞きます ランドセル商法どんどん早まるみたいで | ||
片岡 | ○ | なんてなんて、幸せな光景なことでしょう。全てがここにあります。 | ||
手塚 | コ | ランドセルも入学1年前の4~5月に購入すのだとか。 | ||
下河原 | コ | ランドセルの購入は、ジジババの定番ですかね。 | ||
白鳥 | コ | 本人の興味は別にあり(笑)。微笑ましい光景。今は「ラン活」と言うらしいですね。 | ||
56 | 我が庭の今年も主役は桃の花 | 梅原 | 自 | 新築時に植えた桃ノ木もベテランです |
五嶋 | ○ | 春は、桜もいいけれど、桃の花もいいですよね。 | ||
町田 | コ | 桜もいいけど、桃の花は存在感があります。 | ||
白井 | コ | 桃色と称するごとく いいね | ||
木原 | コ | 中七の「は」はいらないかも。 | ||
片岡 | コ | ぜひ写真を!我が家はボケの花です。 | ||
57 | 桜東風人みな黒を脱ぎ捨てる | 白鳥 | 自 | 街をゆく人の服の色が三月半ばごろから変わりました。 |
久保田 | ○ | わかる〜!私は思い切り黒を着たくない気分です! | ||
大治 | ○ | 東の暖かい風にあたり皆コートを脱ぐ それにしても素敵な言い回しで素晴らしい | ||
月足 | ○ | いよいよ春本番。コート=黒?脱ぎ捨てるがいいです | ||
手塚 | ○ | 桜東風(さくらごち)は季節感ある季語です。 | ||
村松 | ○ | 本当に冬は真っ黒ですよね、特に男性は。服装で春を感じる様子がよく表現されています。 | ||
木原 | ○ | 春に黒は似合わない。そして着る服はピンク? | ||
片岡 | ○ | 色が街にあふれる季節がやって来た。 | ||
広瀬 | ○ | 「春一番」の歌詞みたい!「桜東風」ステキな言葉ですね~少しヒンヤリしつつも春への期待感 と高揚感を助長するこの風はこの時期ならではのもの…まだ少し寒いけど人は重いコートや 重い色の服を脱ぎ捨てる!この人々の期待感や高揚感といった「熱い思い」が気候を温かく 変えていくのかもしれませんね~ |
||
ショルツ | コ | 淡い色を着たくなりますねぇ。 | ||
下河原 | コ | 「桜東風」さくらごちと読んで季語なんですね。この季語は初めて知りました。 | ||
町田 | コ | 桜東風という季語があるのですね。ほんの少し寒さの残る頃とは言いながら、 春を待つ心意気ですね。 |
||
白井 | コ | そうです・重いコートぬーいで でかませんか? もうすぐはーるですね | ||
58 | 群青に浮かぶ菜の花島の果て | 白鳥 | 自 | 西伊豆に行きました。本当は「岬の果て」。 |
五嶋 | ○ | この景色を見に行きたい。 | ||
下河原 | ○ | リズムがとても良いです。 | ||
町田 | ○ | 鮮やかな岬の風景が想像されます。 | ||
片岡 | ○ | 青海原に浮かぶ島を彩る黄色い菜の花、島の人々の生活を思いやります。 | ||
大治 | コ | 海の色と菜の花の色のコントラストが目に浮かびます | ||
月足 | コ | 空と海の間の鮮明な黄色が印象的 | ||
ショルツ | コ | 鮮やかなコントラスト。 | ||
白井 | コ | 島に菜の花いっぱい どこだろう? 玄界灘? | ||
59 | 夕桜懐かしき人現れよ | 白鳥 | 自 | 夕方ひとりで桜並木を歩いていると、もう会えない人が向こうからやってくる気がしませんか。 |
ショルツ | ○ | 夕桜の木の陰なら出てきてくれるかもしれない。 | ||
村松 | ○ | 夕暮れの桜はこの世のものとは思えない、亡くなった人に会えるかもしれないと思わせる 風情を上手に詠んでいます。 |
||
梅原 | ○ | 誰だろうか | ||
片岡 | ○ | 彼岸へと一足先に行かれた人を思えば、花影に見える気がして。 | ||
下河原 | コ | 誰が現れたのか気になります。 | ||
白井 | コ | すーと 出てくるかも | ||
60 | 新学期爪は南の海の色 | 白鳥 | 自 | 3月まで教えた子たちが近影を送ってくれました。もう高3、 ネイルも鮮やかなターコイズブルー。 |
白井 | ○ | いいね 美らさんブルーかね | ||
片岡 | ○ | この作者、今日は優しく鮮やかな感性で春の色をとらえた四句でした。素晴らしい。 | ||
ショルツ | Qコ | ブルー! 大学生の新学期かな? | ||
久保田 | コ | エメラルドグリーンのマニキュアですか? | ||
木原 | コ | 春休みの思い出を持ちつつの新学期か。 | ||
61 | 壇高し八百(やお)吾を見る離任式 | 片岡 | 自 | 今月の四句のテーマは、ハレの緊張から日常の寛ぎへの流れです。一学年9クラス270人の 生徒達と後方の先生方が一斉に体育館壇上の私を見ています。何を話したら良いのでしょう。 |
五嶋 | ○ | 永い間のお勤め、お疲れさまでした。 | ||
大治 | ○ | 最後の晴れ舞台ですね 緊張したかな | ||
月足 | ○ | 同席の皆さんだけでなく、これまでの皆さんからもお疲れ様、ありがとうございましたと | ||
ショルツ | ○ | 感謝、労い、祝意、様々な眼差しに包まれたことでしょう。 | ||
手塚 | ○ | お疲れ様でした。離任式の気持ちが伝わります。 | ||
村松 | ○ | 退職の日の誇らしさを感じます。何度も経験したであろう離任式でしょうが退職の時は 感慨深いものがあるのでしょうね |
||
白井 | コ | 大変長らくご苦労様でした でも先生の特権だね | ||
白鳥 | コ | 体育館の離任式は久々でしたね。オンラインと全然違いますね。 | ||
62 | 別れの宴夜ごと深まる弥生すゑ | 片岡 | 自 | 有難いことに、別れを惜しんでくださる方々と、連日飲みつづけました。 |
白井 | ○ | ご苦労様です 今年度で無事退職 これからももっと光って | ||
ショルツ | Q | 「弥生すゑ」は三月末? 調べたら不思議な人物が紹介されました。 | ||
下河原 | Q | 退職の送別会ですかね。なんかしんみりします。「弥生すゑ」の意味を教えて下さい。 | ||
大治 | コ | 毎日が送別会かな | ||
町田 | コ | お疲れさまでした。胃も・・・ | ||
木原 | コ | 忘れられない三月となりそうですね。 | ||
白鳥 | コ | 送別会の嵐、本番は4月から。 | ||
63 | 身のほどの桜鯛かな退職日 | 片岡 | 自 | ついに迎えた退職の日、夕餉に鯛が出されました。大きくはありません。 身のほどのささやかなごちそうです。 |
久保田 | ○ | 謙虚で、でもおめでたくて素敵です! | ||
村松 | ○ | 淡々とした句からは穏やかに満足して退職の日を迎えられたのだろうと思わされます。 | ||
町田 | ○ | 桜鯛がいいですね。 | ||
木原 | ○ | お疲れ様でした。立派な鯛が立派だった社会人生活を讃えています。 | ||
梅原 | ○ | 同感、同感! | ||
白鳥 | ○ | すごく良い句ですね。「桜鯛」謙虚さとほんの少しの自負と、そして鮮やかな達成感。 お疲れさまでした! |
||
広瀬 | ○ | めっちゃ温かい句ですね~次句も含めてご夫婦相互の愛情が溢れています。「身のほど」 という言葉を選ばれる謙虚さに、作者の社会性の高さや人を想う気持ちを感じました。 とっても良い句です。ご卒業おめでとうございました! |
||
月足 | コ | いやいや、大変お疲れさまでした | ||
ショルツ | コ | 特大の桜鯛だったことでしょう。 | ||
手塚 | コ | 身のほどの真意は? 長年のご苦労に敬意を表します。 | ||
下河原 | コ | 永きにわたり奉職本当にお疲れ様でした。桜鯛でお祝いですかね。 | ||
白井 | コ | 下の句と合わせ 身のほどどとは? 40年以上もかかわった仕事を無事退職 とっても詰まった身ですね |
||
64 | 身のほどと妻の添へたる桜鯛 | 片岡 | 自 | これからも、つつましく暮らせばいいね、そうだね、と話しました。 教師という、一生慣れることのなかった重い服を脱いだ夜でした。 |
大治 | ○ | ご夫婦のお互いの思いやりの気持ちが伝わってくる句ですね 羨ましい限りです | ||
月足 | ○ | いやいや、ありがたいことです | ||
下河原 | ○ | 永年の奥様のサポートを感謝される気持ちが良いですね。 | ||
ショルツ | コ | 抑え目の言葉に労いがこもっています。 | ||
手塚 | コ | 同上 | ||
村松 | コ | 旬の桜鯛は若い魚を皮ごと食べるのが醍醐味という説もあるようなので、大きな鯛でも 小さな鯛でも立派な「身のほど」。円満なご夫婦の様子は奥様の気遣いのなせるわざでしょうか? |
||
町田 | コ | この場合は身のほどと、ではない気がしますが、 | ||
白井 | コ | 上句と合わせ ご苦労様でした まだこれからです 奥様といっしょに いいね | ||
白鳥 | コ | 奥様も、ほんとにほんとにお疲れ様でした!桜鯛を選んだそのセンスが素晴らしい。 |