第56回 選句・コメント表 2024年02月 | ||||
№ | 俳句 | 選句者 | 点数・記号 | コメント・質問・自作の説明 |
1 | 冬の朝会場向かう親子連れ | 辻 | 自 | 受験生の親子連れ、辻としては入ってからが心配 |
広瀬 | ○ | 中学受験でしょうか?緊張と決意で少し張り詰めた空気が冬の寒さと相まって、 こちらの背筋も伸びてきそうです。 |
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月足 | ○ | 入試でしょうか?緊張感と冬の朝のキリッとした感じが伝わります | ||
木原 | ○ | 中学受験でしょうか。2月1日の景かな。 | ||
梅原 | ○ | 祈念吉報 | ||
町田 | ○ | 小学校入試ですね。中学校かなー。映像がうかびます。 そう言えば、最近は就活も保護者説明会があると聞きました。 |
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片岡 | ○ | 入試、しかも中学受験ですね。 | ||
白鳥 | コ | 受験シーズン。親も来るということは小学校か中学校受験?まさか大学入試じゃ? | ||
下河原 | コ | 受験会場に向かう親子ですかね。 | ||
白井 | コ | お受験ですかね 元気で全力を 「だからもう迷わわずに進まばいい」 | ||
2 | 節分やベンチで一人恵方巻 | 辻 | 自 | 夜駅のベンチで年配の女性。一緒に食べる人はいない?これから仕事?悲しくなった |
小野 | ○ | ご自身のことのようでもありますが、こんな風景は日比谷公園とか、ビルの谷間の緑地などでも 見ることができそう。イメージはスーツを着た50代ビジネスマンなのですが笑 |
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手塚 | ○ | 一人恵方巻もおつですね。 | ||
村松 | ○ | ベンチで一人恵方巻をかじっている図なんとも言えない可笑しみ | ||
ショルツ | コ | これもまた一つの節分の過ごし方。 | ||
白鳥 | コ | たった一人、ベンチ(戸外)で、東北東に向かって。日本の伝統はこうやって続くんですね。 | ||
月足 | コ | 寒い節分、大丈夫? | ||
下河原 | コ | 今年は恵方巻を食べませんでした。 | ||
白井 | コ | いいね ランニング途中かね | ||
片岡 | コ | さびしくない? | ||
3 | 餅つきや頬張る友に笑顔あり | 辻 | 自 | みんな楽しそうで良かった |
ショルツ | ○ | あの伸び!柔らかさ!格別でした。ご準備ありがとうございました。 | ||
久保田 | ○ | 本当にお餅が美味しかったです!ありがとうございました。 | ||
白鳥 | ○ | なかなかの重労働でしたが、その甲斐あってお餅はとっても美味でした! | ||
下河原 | ○ | 辻亭の餅つきは楽しかったですね。 (私は一句会は入院で参加できませんでしたが暮に別口で参加しました) |
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白井 | ○ | いいね みなさん | ||
村松 | ○ | うん楽しかった | ||
大治 | ○ | 皆が集う餅つきそこにお持ちを食べる友の笑顔、そんな仲間がいるのは幸せです。 | ||
手塚 | コ | 腰痛で参加できませんでした。残念。 | ||
町田 | コ | みんな楽しそうでしたね | ||
4 | *** | 辻 | 自 | |
5 | 寒昴熱気溢れるギター弾き | 小野 | 自 | ラテン系の曲を中心としたライブに行きました。ジプシーキングスとかフラメンコ。 外の寒さをよそに熱気が漂っていました。 |
木原 | ○ | どんな曲? | ||
下河原 | ○ | 寒い日に屋外でギターを弾いている様が想像できます。 | ||
片岡 | ○ | 寒昴(かんすばる)、いい季語ですね。これがサックスならブルージャイアトです。 | ||
ショルツ | コ | 屋外ライブでしょうか。 | ||
白鳥 | コ | 寒さを吹き飛ばす熱演。 | ||
月足 | コ | 冬の路上ライブ?寒さに負けぬ演奏者。昴で谷村さんにも想いが飛びます。 | ||
白井 | コ | 残念ですねー 我々の兄貴的存在だったのに | ||
町田 | コ | 寒昴で、夜、戸外で弾いているのがわかります。 | ||
6 | 田舎家でストーブ眺め日が暮れる | 小野 | 自 | 社員の一人が離婚して、古民家に住みたいと長野県に引っ越ししました。 離婚祝いにストーブを贈ったのですが、生活を楽しむ彼女の様子を詠んでみました。 |
辻 | ○ | もう直ぐ私も仲間入り | ||
久保田 | ○ | すごく贅沢な1日の過ごし方ですね。ストーブが良いです。 | ||
広瀬 | ○ | のんびりした気持ちが伝わってくる良い句ですね~春の「温かさ」も良いですが、 「暖かさ」ってむしろ冬に感じるものかもしれませんね~ |
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白鳥 | ○ | こういう一日、いいですね。しかも「田舎家」なのがいい。 | ||
手塚 | ○ | なんと羨ましい暮らし方でしょう。 | ||
白井 | ○ | いいね 全く関係がありませんが 平井堅の歌詞にこのような 「超えられない夜に一人部屋ほこりみてた」的 |
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村松 | ○ | 何もしない贅沢な一日 | ||
梅原 | ○ | ゆっくりと時は流れ・・いいなあ | ||
ショルツ | コ | のんびりと、いいですね。 | ||
下河原 | コ | 学校に有った達磨ストーブも目にしなくなりましたね。 | ||
町田 | コ | ストーブの「火」ですね。 | ||
片岡 | コ | 薪ストーブなら言う事なし。 | ||
大治 | コ | 退職後の理想の暮らしかも、でも少し寂しいかな | ||
7 | 餅搗きや神木欅(しんぼくけやき)の大一番 | 小野 | 自 | 辻邸での餅つき。立派な臼が「任せとけ!」と言っているかのようで。中七が八に。 |
広瀬 | ○ | 餅つきの臼も杵もケヤキから造られているのですね?年に何回も使うものではないから 満を持しての登場!まさに大一番!…にしても辻家の餅つき大会、行きたかったな~ |
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大治 | ○ | 木の臼でお持ちを搗く日本人の世界だな。ついこの間近くの小学校で石の臼と プラスチックの杵でお餅搗きをしていた。 |
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白鳥 | コ | みんな気合入ってた! | ||
白井 | コ | ウスのことですかね? | ||
8 | 赤信号耳を澄ませば土匂う | 小野 | 自 | 最近、聴覚に意識を向けるというひとり遊びをよくします。近くから遠くまでいろいろな音が 聞こえてくるのですが、そうすると土のざわめきも聞こえてくる気がします。 |
ショルツ | ○ | 土の匂いで春を感じるのですね。しかも耳で! | ||
月足 | ○ | 立ち止まり、静かななか春の気配。視覚、聴覚、嗅覚 | ||
村松 | ○ | 視覚聴覚臭覚フルに使って春の気配を感じている | ||
町田 | ○ | ちょっと立ち止まった時、五感で春を感じたのですね。 | ||
白鳥 | コ | 耳を澄まして匂いを嗅ぐというのがおもしろい。 | ||
下河原 | コ | 隣に畑が広がる田舎の道の信号待ちですかね。 | ||
白井 | コ | 春の香りですか 全く関係ありません 春の訪れ関東の人は多く 梅 桜 花のようで 北国で土の色とのこと |
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片岡 | コ | 往来で気づく春の訪れ。 | ||
9 | 黒じゃなく臙脂にしたねピーコート | ショルツ | 自 | 黒は無難だけど、意外性をとって臙脂を選んだある日のショッピング。 |
久保田 | ○ | これはかなりファッション上級生ですね! | ||
広瀬 | ○ | 臙脂って「えんじ」と読むのですね?初めて知りました。ピーコートだけでも少しウキウキした 気分が伝わりますが、黒でも紺でもグレーでもない「臙脂のピーコート」に、何か作者の ポジティブな気分の変化を感じた句です。 |
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月足 | ○ | 楽しげで、この会話から、いろいろと想像がふくらみます | ||
手塚 | ○ | 臙脂(えんじ)色の方が高級感ありますね | ||
片岡 | ○ | 着てたたずむ人や、こう語りかける作者との関係性も想像されて、お洒落な句ですね。 | ||
白鳥 | コ | 臙脂色のピーコートって個性的! | ||
木原 | コ | お似合いですね。多分。 | ||
下河原 | コ | シニアになって臙脂来ている方は、きっと素敵な方でしょうね。 | ||
白井 | コ | いいね 古来からのベンガラ(ちょっとちがう?) | ||
町田 | コ | 話し言葉が新鮮です。 | ||
大治 | コ | 早稲田大学の出かな | ||
10 | 春の雪鎮め給えよ血の熱き | ショルツ | 自 | 「春の雪(豊饒の海 )」映画をつい観てしまいました。妻夫木聡の残酷な若さが痛いほど。 建築、衣装も見応えがあります。 |
梅原 | ○ | 躍動感あり | ||
白鳥 | コ | なんで熱くなっているのか知りたい。恋か怒りか? | ||
白井 | コ | うーなんだろう | ||
11 | 女坂梅香(ばいか)誘(いざな)う天神社(てんじんしゃ) | ショルツ | 自 | 湯島天神の女坂づたいに並ぶ白梅。フリガナを書き過ぎて視覚的には 艶消しになってしまいました。 |
辻 | ○ | 湯島天神? | ||
木原 | ○ | 梅の香に包まれ坂を登ってお参りですね。 | ||
下河原 | ○ | 「梅香誘う」の表現が素敵です。 | ||
白井 | ○ | いいね 梅花見 | ||
村松 | ○ | 単語の選び方が良いのかその使い方が良いのか 粋を感じる句ですね | ||
片岡 | ○ | 夜もいいですよね。 | ||
大治 | ○ | 梅の季節到来、その季節感がでています | ||
白鳥 | コ | 坂を上って探梅の一日ですね。「香に誘われて」が風流です。 | ||
月足 | コ | 湯島でしょうか。 | ||
12 | 犬矢来(いぬやらい)脇に瑞香(ずいこう)しゃがみおり | ショルツ | 自 | 瑞香=沈丁花の香りが低く漂う様。「しゃがむ」態勢は静と動の中間のように感じて 使ってみました。 |
白鳥 | ○ | 町屋に沈丁花。目に入らなかったけれど香りでわかったんですね! | ||
月足 | ○ | あれ?は犬矢来というのですね。しゃがみおりがいいですね | ||
下河原 | ○ | 瑞香(沈丁花)と犬矢来の取り合わせが素敵です。犬矢来はネットで確認しました。 | ||
村松 | ○ | 犬矢来のある町家に沈丁花がよく似合う | ||
町田 | ○ | 「犬矢来」「瑞香」も味わいのある言葉で、風情のある街並みが思い浮かびます。 背の低いジンチョウゲの様子がよく伝わります。 |
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小野 | Q | 犬矢来、瑞香と知らない言葉ばかりでしたが、調べるとなるほど!と。 京都の風景でしょうか? 思わず花の匂いを嗅ぎたくなったのですね? |
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久保田 | コ | 犬矢来(いぬやらい)、瑞香、初めて聞く美しい言葉ですね | ||
手塚 | コ | 難解な言葉をよくご存知で尊敬します | ||
白井 | コ | 沈丁花のことかね? となると やっぱり石川さおり 「沈丁花」だね | ||
13 | 冬霞み我が手にくきり運命線 | 久保田 | 自 | 私の手相は運命線が薄かったのですが、くっきりして来ました。 ぼんやりした人生を脱したいものです。 |
白鳥 | ○ | どんな運命線なんだろう? | ||
木原 | ○ | 冬霞みがこの先の運命を予言している? | ||
村松 | ○ | 運命線のはっきりした人はバリバリ働くタイプだとか 冬の穏やかな日に今までの自分を振り返ってほっと一息でしょうか |
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片岡 | ○ | 冬霞みの視界のもやと、掌のくっきりとした線の対比が面白い。 | ||
町田 | Q | もう運命は決まっている? | ||
小野 | コ | 霞みとくっきりの対比がおもしろく、また運命線が気になる時というのは何かの出来事が あったことを連想させます。想像力が掻き立てられる句。 |
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ショルツ | コ | ドキッ! | ||
月足 | コ | くっきりは良い運命線? | ||
白井 | コ | 次の句含め 故人を思い 自分をみたですか | ||
14 | 影長し「いいね」をくれた逝きし人 | 久保田 | 自 | 冬の夕方宮崎台の駅のホームに登ると、電車の待つ人の影が長く写り季節を感じます。 その写真をfacebookに投稿したらある方から「いいね」を珍しくいただきました。 その方はDJで茶人、ファッションにもとても詳しく人並外れて素敵な方でしたが、 癌で闘病中で、翌年亡くなられました。今でもこの季節の夕刻、駅の階段を上ると、 その方を時々思い出します。 |
辻 | ○ | |||
広瀬 | ○ | 冬の夕方にスマホ見ながら物思いに耽っているのでしょうか?ご自身のインスタを見返して 「ふと、逝ってしまった友人のイイネに気付いた」といった感じ?人は存在を忘れられる事が 一番辛いので、亡くなったご友人も思い出してもらってきっと喜んでますよー |
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梅原 | ○ | SNSが想い出に | ||
片岡 | ○ | 寄り添ってくれた人を、失ったことの空白。 | ||
白鳥 | コ | 「いいね」は何にくれたのでしょう? | ||
下河原 | コ | 身近な人がお亡くなりになったのですかね。ご冥福をお祈りします。 | ||
白井 | コ | かなしき ですね | ||
町田 | コ | 影長し(季語?)から亡くなった方がまだ寄り添ってくれているような気持ちを感じました。 | ||
15 | 爪弾きダウン転がる雪の粒 | 久保田 | 自 | 「爪弾き」はネガティブな言葉ですが、「ダウンに積もる雪よ行け!」って、 意地悪くピンピン弾いちゃいました。 |
月足 | ○ | 黒い?ダウンの上を雪が転がる、非日常の雪を楽しんでる | ||
白鳥 | コ | 「つまびく」ではなく「つめはじく」ですね。 | ||
下河原 | コ | 本格的な雪が今年初めて降りましたね。 | ||
手塚 | コ | 読み方は「つまはじき」or「つまびき」 | ||
白井 | コ | そうですか 結構寒かった? | ||
大治 | コ | 一瞬の情景を捉えた句、表現が上手です | ||
16 | 群青の水面に溶ける浮き寝鳥 | 久保田 | 自 | 冬の木は、人も、生き物も黒っぽい。だから冬の夕方の景色は枯れ木や人や生物のシルエット が背景に溶け込んで、微妙なコントラストが美しく、ハッとさせられました。浮き寝鳥は 浮かんだまま寝ている鳥ですが、水面に溶けているように見えて、「 ザ・冬景色」に見えました。 |
小野 | ○ | 「浮き寝鳥」という言葉を知りませんでしたが、見かけますね。のどかなまどろみ。 | ||
ショルツ | ○ | 浮き寝鳥は「思う人に会えない嘆き」の意味もあるとのこと。 冬の水辺の情景と情感が重なります。 |
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下河原 | ○ | 寒い川面で寝ている水鳥が目に浮かびます。 | ||
手塚 | ○ | 浮寝鳥という季語が印象的です。 | ||
白井 | ○ | 冬鳥の風景 寂しげだね | ||
町田 | ○ | あの姿を「浮き寝鳥」と言うのですね。しかも季語。勉強になりました。 冬の時間が止まっているような静かな風景を感じました。 |
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大治 | ○ | 浮き寝鳥という言葉を知っている作者の感性に脱帽 | ||
17 | 寒暁のひと足遅れ父果てる | 広瀬 | 自 | 夜中に施設から「父の呼吸が止まっている」との連絡が…明け方に駆け付けましたが 既に亡くなった後でした。あと3ヶ月で満95歳なので天寿を全うしたのだと考えたら 自然と感謝の言葉が出てきました。帰り道の情景はまさに寒暁…一生忘れる事はないでしょう。。 |
木原 | ○ | 残念です。大切な方の最期に間に合わなくて。私もそうでした。 | ||
梅原 | ○ | 作者の無念が伝わります。 | ||
大治 | ○ | お父様のこと寂しいですね。 | ||
ショルツ | コ | お父様のご最期に間に合わなかったのでしょうか? 思いはきっとつながっていたことでしょう。 | ||
白鳥 | コ | 寒い時期にお父様が亡くなったのですね。ご冥福をお祈りします。 | ||
下河原 | コ | ほんの少し間に合わなかったのですかね。御尊父様のご冥福をお祈りします。 | ||
白井 | コ | 寒き朝ですか | ||
村松 | コ | お父さまのご冥福を心よりお祈りいたします | ||
片岡 | コ | 到着が間に合わなかったのですか。心より御冥福をお祈り申し上げます。 | ||
18 | 小さき手に別れ花あり冬葬儀 | 広瀬 | 自 | 父の葬儀で、参列者が棺に別れ花を次々に手向け、私の孫も同様にお別れを…火葬を待つ間、 ふと気付くと孫の手の中に花片が残っており…亡くなる2週間ほど前に父が初めて曾孫と対面した 事を想い出して、しみじみとした気持ちになりました。 |
小野 | ○ | まずはお父様のご冥福をお祈りいたします。葬儀で曽孫さんが花をたむけているのでしょうか。よくわからないままに、初めて「死」に触れる体験の重み。 | ||
久保田 | ○ | お孫さんですか。お棺にお花を入れる小さい手、可愛くて、悲しいです。 | ||
白鳥 | ○ | お孫さん、あるいはひ孫がお棺に入れる花を持っているのですね。「冬」が寂しく悲しいけれど、 故人のご血縁が未来まで繋がっているのを感じる句です。 |
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木原 | ○ | 小さな手にも永遠の別れは伝わっているのでしょう。 | ||
手塚 | ○ | 悲しさと寒さがたんたんと伝わる俳句です | ||
村松 | ○ | 葬儀の席の幼い子供の存在は救いになると両親の葬儀でも感じました | ||
町田 | ○ | 家族みんなでお別れしているシーンがよく伝わってきます。 | ||
ショルツ | コ | お孫さんの会葬風景、いじらしい。 | ||
月足 | コ | 小さなお子さんも、お花を添えてお別れ | ||
白井 | コ | そうですか | ||
片岡 | コ | 御尊父からするとひ孫にあたるお子さんでしょうか。 いたいけない小さな手の中の花があわれです。 |
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大治 | コ | 悲しさが伝わってきます | ||
19 | 主なき部屋の窓辺や蝶凍つる | 広瀬 | 自 | 施設の部屋で父の遺品整理をしていたら、窓辺に一羽のスズメが…母が父を迎えに来たのかな? とも思ったけど、俳句にできないか?と考え調べたら、スズメは無季または春の言葉との 組み合わせが多いとの事だったので、「凍て蝶」に変えて詠んでみました。 |
小野 | ○ | 「蝶凍つる」という季語がこれほどにマッチしたシーンはあるでしょうか? | ||
久保田 | ○ | 季語「蝶凍つる」が主なき寂しさを増幅させ、効いています。 | ||
白鳥 | ○ | これは素晴らしい句だと思います。冬を越せなかった蝶は日射しが恋しくて窓際で最期を 迎えたのですね。その蝶と部屋の主を重ね、深い深い哀悼を感じます。 |
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木原 | ○ | 亡くなられたお父様の部屋でしょうか。じっと動かない冬の蝶が淋しさを際立たせます。 | ||
下河原 | ○ | 亡き父の部屋での様子ですかね。 | ||
村松 | ○ | 「蝶凍つる」 から伝わる喪失感 | ||
片岡 | ○ | 「主なき」と「蝶凍つる」の季語が深く響きます。 | ||
月足 | コ | 蝶(春)が凍つる、心象が伝わります | ||
白井 | コ | そうですか | ||
20 | 明日の夢抱く人(ひと)皆春隣 | 広瀬 | 自 | 父が95歳、私が65歳…と考えたら、「まだまだ若い!先は長い!」と思える様になりました。 「明日への希望を持って生きよう!」と…これは生きてる皆に共通で、夢や希望を抱ける人は皆、 春隣を生きてるのだ。と思って詠んだ句です。 |
辻 | ○ | 春、早くこい! | ||
ショルツ | ○ | 希望を持つ者の将来はみな明るい!とのメッセージ。 | ||
月足 | ○ | 夢に向かい、春はもうそこまで | ||
木原 | ○ | 悲しい出来事を乗り越え、前を向いて進む句が最後を締めてくれました。 辛い事も俳句を作る事で乗り越えて行きましょう。 |
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白井 | ○ | そうですね | ||
村松 | ○ | この時期だから受験生かな未来に向かって頑張る人に春はもうすぐだよって優しい目線の句ですね | ||
町田 | ○ | この通りです。ストレートに伝わります。 | ||
白鳥 | コ | とってもいい句です。四句は連作? 次の世代への希望に満ちている。 | ||
下河原 | コ | 若い人が、明日の夢を持って生きる様ですか? 父の葬儀との対比が面白いです。 | ||
21 | 寒暁の緋色が月を見送れり | 白鳥 | 自 | 朝焼けが沈む月に「主役を譲れ」と。 |
小野 | ○ | 華麗な天体ショーですね。緋色という抽象物が「月を見送る」という発想が面白いです。 | ||
ショルツ | ○ | 早朝の月の入り、出会うと嬉しい! | ||
広瀬 | ○ | 冬の夜明けは神々しいですよね~ 私も夜中に亡くなった父と明け方に対面した時に、 悲しみだけではない何か神々しいものを感じたので共感します。 父も寒暁に見送ってもらえたのかと思ったら救われました! |
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手塚 | ○ | 残月の風景描写、色彩が豊かです | ||
白井 | ○ | いいね いいね | ||
梅原 | ○ | 少しづつ日脚伸ぶ | ||
片岡 | ○ | 薄明のなか、赤い月が沈んでゆく。 | ||
大治 | ○ | 東の空に緋色のかぎろい、天空には白い月 冬の早朝の空が見渡せます。でも寒い | ||
22 | 息白きランナーの背を朝陽追う | 白鳥 | 自 | 夜明けのランナー。朝陽を連れて走っていた。 |
小野 | ○ | 朝陽で輝いているランナーの背中、目に浮かびます。 | ||
久保田 | ○ | 早起きのランナーの躍動感が伝わってきます。 | ||
広瀬 | ○ | 映像が浮かんでくる良句です。早朝から頑張っているランナーを朝陽が讃えている様です。 | ||
月足 | ○ | 寒いけれど、明るい朝。白と朝陽の色の対照 | ||
下河原 | ○ | 朝早くランナーが朝陽を浴びて走っている様子が良いですね。 | ||
村松 | ○ | 白い息と背にさす朝日 かっこいい | ||
町田 | ○ | 秋から冬の朝陽は強く真っすぐに刺さるようです。白い息との対比、 そして背を押し応援している感じがいいなと思いました。 |
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片岡 | ○ | 朝の空気を感じます。 | ||
白井 | コ | なんか ロッキーみたいな気分? | ||
23 | まだ誰も踏まぬ小径や霜の朝 | 白鳥 | 自 | 霜で浮いた地面を踏む快感!ただし誰も踏んでいない所に限る。 |
辻 | ○ | |||
久保田 | ○ | これまた朝早い時間の光景。作者さんは早起きですね! | ||
木原 | ○ | 静かな冷たい冬の朝。 | ||
村松 | ○ | サクサクと霜柱を踏む音が聞こえて来るよう | ||
ショルツ | コ | サクサク踏みたい! | ||
下河原 | コ | 火曜サスペンス劇場の一場面のようですね。 | ||
白井 | コ | 霜柱もめったにでないね | ||
大治 | コ | サクサクと音をさせたいですね | ||
24 | ドカ雪に跡形もなき昨日かな | 白鳥 | 自 | スキーに行くと、夜降った雪に覆われて前の日の何もかもがリセットされている 光景に感動します。 |
ショルツ | コ | 今回の雪は一気に積もって一気に解けてしまいましたね。 | ||
月足 | コ | 一夜で景色一変、跡形もなきは実感 | ||
下河原 | コ | 思わぬ大雪でしたね。 | ||
白井 | コ | そうですね 全てを隠す | ||
25 | 震災の続報の中梅早し | 月足 | 自 | 地震で始まった今年、被災と復旧の中、季節は進む |
久保田 | ○ | 震災はまだ落ち着かないけど、自然は否応なく動いていくね。 | ||
広瀬 | ○ | なかなか復興が進まずさらなる追い打ちをかけられている被災地と、季節の進行の 早さの対比が上手く表現されている句だと思います。能登の復興を心よりお祈りいたします。 |
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白鳥 | ○ | 何があっても季節は確実に巡るんですね。 | ||
村松 | ○ | 震災の悲惨さと例年より早く咲き始めている梅 その対比がつらい | ||
大治 | ○ | 北陸は寒く悲しいけど春はやってくるそんな気持ちですね | ||
白井 | コ | 大変です 心配してた千枚田 どうなるか? | ||
町田 | コ | 梅も全ての作物も早い!被災地には春が早く来るといいです。 | ||
26 | 春近し建築中木の保育園 | 月足 | 自 | 暖かな雰囲気の木造の保育園 |
ショルツ | ○ | 木の遊具で遊べる保育園、いいですね。工事も急ピッチ! | ||
木原 | ○ | この保育園、春には完成なのですね。なんか楽しみ。 | ||
白井 | ○ | いいね 木の感覚が こどもははだしかね? | ||
下河原 | Q | 木造で新築の保育園ですか? | ||
小野 | コ | 「建築中の」ではなく、「建築中木の」? | ||
片岡 | コ | 落成し、子ども達の声が響く日が待たれますね。 | ||
大治 | コ | 春の入園に間に合わせるために急ピッチで建てている。そんな感じが伝わってきます。 | ||
27 | 小袋のミックスナッツ福は内 | 月足 | 自 | 近年重宝していた小袋入りの大豆が売っておらず、ミックスナッツで代用。これも多様性? |
辻 | ○ | |||
小野 | ○ | ミックスナッツで豆まきをした気分を楽しんでいるユーモラスな視点がいいですね。 | ||
手塚 | ○ | 今時の豆まきですね。掃除しやすいでしょうが・・。 | ||
村松 | ○ | 現代の節分 炒り大豆よりおいしい | ||
梅原 | ○ | おもしろい | ||
町田 | ○ | 口の中に向かって「福は内」楽しい句です。「小袋のミックスナッツ」が絶妙 | ||
白鳥 | コ | 私も節分の豆よりミックスナッツがいいです(でも撒かないね笑) | ||
下河原 | コ | ナッツで豆まきですかね? | ||
白井 | コ | いいね | ||
28 | 雨音の強まる未明寒の明け | 月足 | 自 | 雨音に気づいて早く?起きた朝は~ |
広瀬 | ○ | 異常気象も季節が変わっていくサインだとポジティブに捉えなければ!と感じた句です。 寒い日、温かい日、風の強い日、突然の豪雨の日…こんな日々の繰り返しの先にきっと 春は待っているのですね! |
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木原 | ○ | 雨音で季節の変わり目が感じられたのですね。 | ||
下河原 | ○ | 立春が来ましたね。雨音と寒の明けの対比が面白いです。 | ||
片岡 | ○ | どこか雨音にも春の兆しが感じられます。 | ||
ショルツ | コ | 音で知る季節の変わり目。 | ||
白井 | コ | そうですか 今冬もまたまた異常 温暖化で | ||
29 | 二度切りの妻の手捌き庭蜜柑 | 木原 | 自 | 蜜柑農家出の妻はやはり上手い。 |
小野 | ○ | ミカンの収穫は2度切るのですね? 奥様に教わりながら収穫する (ちょっと頭が上がらない)様子がよく伝わってきます。 |
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久保田 | ○ | 蜜柑を手際よく切る奥様の様子が生き生きと伝わって来ます。 | ||
月足 | ○ | 二度切りで収穫するのですね。お庭のみかん狩りは奥様にお任せ | ||
手塚 | ○ | そうか。蜜柑の二度切りというのが通なのですね。 | ||
村松 | ○ | 蜜柑を傷つけないように二度切り きちんとした妻 円満なご家庭が想像できます | ||
白鳥 | コ | 奥さんは達人ですね。丹精をこめた蜜柑のおいしいことでしょう。 | ||
白井 | コ | 二度切りですか 収穫時はそうするみたい | ||
大治 | コ | そうどの家でも蜜柑庭に植えていますね。 | ||
30 | 玻璃戸(はりど)震う父の嚔(くさめ)の余韻かな | 木原 | 自 | 親父の大きなくしゃみは窓ガラスを震わすほどだ。ああ、驚いた。 |
小野 | ○ | 玻璃戸=ガラス戸、嚔=くしゃみと知らない言葉ばかりですが、知れば実に言い得た 世界にたどり着きました。 |
||
ショルツ | ○ | ふとした瞬間、場所に家族の声、言葉が残っていますね。 | ||
下河原 | ○ | 「玻璃戸」「嚔」知らない言葉をググって鑑賞しましたが素敵な句に思えました。 | ||
手塚 | ○ | よっぽど大きなくしゃみだったのでしょう。。 | ||
白井 | ○ | 昭和初期の家屋のようで 縁側の薄いガラスが想定されます 日当たりよく 昼にいい | ||
梅原 | ○ | 元気ですね | ||
町田 | ○ | 嚔(くさめ)の大きさ、連続?存在感が面白いです。 | ||
片岡 | ○ | でかい!(笑) | ||
大治 | ○ | 私もそうですが家の中ではハクション大魔王です | ||
白鳥 | コ | ガラス戸が揺れるほどのくしゃみ、すご! | ||
31 | 合格の友の横顔盗み見る | 木原 | 自 | 合格発表を友達と一緒に見に行った。彼が合格、自分が不合格。帰りの電車で会話は無かった。 |
広瀬 | ○ | 昔の受験の想い出?作者は不合格?面と向かって見たら気を遣わせるからそっと盗み 見たのかしらん?その時、もし彼がほくそ笑んだ表情だったら少し複雑かも…汗 |
||
片岡 | ○ | 作者はどうだったんだろう….気になる。 | ||
辻 | ○Q | 合格春の季語?本人は不合格? | ||
月足 | Q | リスキリング?気になります | ||
ショルツ | コ | それが嫌さに合格発表は一人で遅めの時間に行った思い出があります。今はクリックひとつ。 | ||
白鳥 | コ | 青春の1ページ | ||
下河原 | コ | 受験に合格したのかな? | ||
白井 | コ | どなた?の話かね | ||
町田 | コ | 合格が春の季語なんですね。 | ||
32 | 手作りシュシュ値を決め蚤の市の春 | 木原 | 自 | 蚤の市に出そうとシュシュを手作りした。いったいいくらにしたら売れるのだろう。 値段を考えながらも初めての体験と春の訪れに気持ちはワクワク。自分の事ではありません。 ウクレレで一緒の方を見て作りました。 |
久保田 | ○ | 玻璃戸(はりど)震うの句と全く雰囲気が違う可愛い句ですね。 | ||
白鳥 | ○ | 楽しそう!シュシュは売れたのかなー | ||
下河原 | Q | 「シュシュ値」とは何の値? | ||
月足 | コ | よし、蚤の市に出すぞという気持ち良い勢いが出ています | ||
白井 | コ | 骨董品の市ですか? しぶい | ||
33 | 冬ざれにピッピッピッと響く部屋 | 下河原 | 自 | 60年ぶりに入院しました。関連した3句です。 夜になると隣の部屋の心電図の音が響いていました。 |
村松 | ○ | 冬ざれの景色の中 電子音だけが響く部屋ですか ちょっとさびしい | ||
手塚 | Q | なにがピッピッピッと鳴っているのでしょうか | ||
ショルツ | コ | 無上のアラーム。。。 | ||
白鳥 | コ | 何の音? | ||
白井 | コ | へやの加湿器かね | ||
町田 | コ | 何の音だろう | ||
片岡 | コ | 音の源は分からないのですが、なぜか病室で心電図の画面が浮かびました。 | ||
34 | すっきりと心晴れたる寒日和 | 下河原 | 自 | 1週間の入院で退院できました。その時の素直な気持ちです。外はすごく寒かったです。 |
ショルツ | ○ | こんな日が多いといいな。 | ||
久保田 | ○ | 何かいいことがありましたか? | ||
白鳥 | ○ | よけいな蒸気がなくて冬の空はくっきりすっきり。心もそうありたい。 | ||
白井 | ○ | いいね 透き通るような 空 空気 | ||
村松 | ○ | 上の句とは打って変わって空も心もすっきりと晴れた日 羨ましい | ||
梅原 | ○ | 作者の心境がストレートに表現されていますね。 | ||
町田 | ○ | 春日和や秋日和に増して、厳しさもある寒日和、頭も心もすっきりしそうです。 | ||
大治 | コ | 青空と心の晴ればれさが重なり作者の心境が伝わってきます。 | ||
35 | 雪道やとぼとぼ歩き永遠の先 | 下河原 | 自 | 退院4日後の雪の降った日に病院での再診に向かう時の心境です。 病院が何か特別な場所なような気がしました。 |
辻 | ○ | 先はどれくらいあるのか? | ||
小野 | ○ | 元気なく歩いたのではなく、人気の少ない雪道を歩くと、子供以外、誰が歩いても 「とぼとぼ歩き」に見えるということかと。「永遠の先」とは家までの道のりは気が遠くなるほど あるということでしょうか? |
||
広瀬 | ○ | 「永遠の先」という言葉…好きです。「いったいいつになったら辿り着けるのだろう?」という 気持ちが表れています。私は雪道よりも、チョロを重ねるロングホールでこんな気持ちになる 事が多々あります。 |
||
木原 | ○ | 小股で歩いてね。 | ||
手塚 | ○ | 独特の感性を感じます。永遠の先には・・ | ||
月足 | Q | 永遠の先とは? | ||
白井 | コ | そうです 川崎市豪雪地帯は大変 会社はやがえりしても 駅から坂で | ||
36 | 平安の思いを馳せるミモザかな | 下河原 | 自 | 久しぶりにNHKの大河ドラマ「光る君へ」を視聴しています。 藤原姓ばかりで関係図が必須ですが今まで馴染みのなかった平安時代の恋物語を堪能しています。 |
月足 | ○ | 終わらぬ戦争、続く天災に | ||
片岡 | ○ | 温かい黄が優しい気持ちにしてくれる。春に咲きますように。 | ||
大治 | ○ | ミモザの黄色と平安の思い華やかな気持ちになります。 | ||
小野 | コ | この「平安」は平安時代ではなく、無事で穏やかなことですか? | ||
白井 | コ | 光きみかね いいね | ||
37 | ため息は嘆きの霧に能登の冬 | 手塚 | 自 | 今回の能登半島地震に心が痛みます |
木原 | ○ | 復興を祈るばかり。 | ||
下河原 | ○ | 能登の情景が目に浮かびます。大森投手が能登にボランティアに行かれていましたね。 | ||
梅原 | ○ | 希望の光に変わってほしい | ||
町田 | ○ | この通りです。 | ||
白鳥 | コ | 観光客を受け入れるために避難先のホテルから追い出すのはひどいですね。 被災者ファーストにできないものか。能登の霧深し。 |
||
月足 | コ | 早く復旧復興が進み春になりますように | ||
白井 | コ | そうですね 大変ですが なにもできず | ||
大治 | コ | そのとおりですね。本当にどうしたら良いか解らない溜息がでます | ||
38 | 鬼は外園児の豆は「新聞紙」 | 手塚 | 自 | 夕方のテレビのニュース番組を見て |
久保田 | ○ | リアルな豆を撒けないんですね。ちょっと可哀想。 | ||
月足 | ○ | 安全など考えて? | ||
小野 | コ | 今の時代を表した句です。 | ||
白鳥 | コ | 最近は子どもの誤飲が怖いから豆まきしないとか。袋入りの豆をまく保育園もあるらしい。 | ||
白井 | コ | なんか のどに詰まるので みたい 我々みたい | ||
町田 | コ | うちの園は本物の豆なので、カラスの饗宴となります。 5歳以下は食べてはいけないとお達しがあるので、いろいろ苦労します。 |
||
片岡 | コ | 誤飲を避ける為ですね。ニュースで見ました。 | ||
39 | 貸し祝着(のしな)赤子をあやす写真館 | 手塚 | 自 | 初孫のお宮の写真撮影の様子です |
小野 | ○ | これも時代感たっぷり。サービス全開! 利用者大満足! | ||
白鳥 | ○ | 赤ちゃんにとっては大きくなってから家族の愛を実感する写真。「貸し祝着」がほほえましい。 | ||
白井 | ○ | いいね お宮参りかね | ||
村松 | ○ | 貸衣装で記念撮影 主役の赤ちゃんをあやす技も写真館の腕の見せ所 | ||
片岡 | ○ | おじいちゃんかな、おばあちゃんかな、上の子と親が写真を撮る間、あやしているのかな。 | ||
大治 | ○ | 写真館の方の一生懸命の姿が目に浮かび楽しい句です | ||
ショルツ | Q | こんな読み方があるんですね。 | ||
下河原 | コ | 赤ちゃんの写真を写真館で撮影されている様ですかね。 | ||
40 | ご祈祷も二時間待ちの厄払い | 手塚 | 自 | 2月の寒川神社は大混雑です。本当は3~4時間待ちとのこと。 |
辻 | ○ | みんな並ぶの好きですね | ||
ショルツ | ○ | 有難さが増しますね。 | ||
広瀬 | ○ | 「何が起こるかわからない」「想定外の〇〇」という言葉が飛び交う昨今の風潮を 良く表した句だと思いました。 |
||
白鳥 | コ | これも赤ちゃんの幸福のため。 | ||
月足 | コ | それは大変。でもしっかり厄払い | ||
下河原 | コ | ご祈祷も大変ですね。 | ||
白井 | コ | どこのことですね 大変ですね | ||
村松 | コ | 二時間待った分ご利益は増したはず | ||
41 | 白黄(き)波海風受けし浜水仙花 | 白井 | 自 | 今年も行けませんでした 伊豆つめき崎の水仙 駅ポスターで |
久保田 | ○ | 水仙が波に見立てて詠むさくささんの感性が素敵です。 | ||
白鳥 | ○ | 水仙、好きな花です。たくさん揺れているのを見てみたい。 | ||
片岡 | ○ | 爪木崎を思い出しました。 | ||
大治 | ○ | 黄色い花の波が情景を浮きだたせるそんな描写が素晴らしい | ||
ショルツ | Q | 「白黄波」では調べられませんでした。読み方がまちがっているのか? | ||
下河原 | Q | 「白黄波」とはどういう波のイメージですか? | ||
42 | 梅開くめじろ押したる春の群れ | 白井 | 自 | 梅の開花が早いです 同時にメジロの群れが |
広瀬 | ○ | 梅の花が次々に開いていく様子を「めじろ押し」と表現し、それこそが「春の群れ」の様だと 詠む。季節を早回しした感じで、まさに「春」の躍動が見えてきました! |
||
下河原 | ○ | メジロが開花した梅の花に群がる姿が素敵です。 | ||
村松 | ○ | 満開の梅の木にめじろの群れ 先日見かけて私も句にしようと思ったのですができなかった | ||
梅原 | ○ | 梅満開ですね | ||
白鳥 | コ | カレンダーの2月の写真に採用だ!メジロきれいでかわいい。しかも梅の枝に。 | ||
町田 | コ | 今、めじろが可愛い姿を見せてくれています。めじろ押しを見ると幸せな気持ちになりますね | ||
片岡 | コ | お腹、減ってるのかな。 | ||
43 | 福は内鬼は何処か豆喰らう | 白井 | 自 | 昔を思い出い 子供を豆合戦だった 今年は一人寂しくでした |
辻 | ○ | |||
月足 | ○ | 豆まきも早々に頂きます | ||
手塚 | ○ | 歳の数の豆を食べるとお腹を壊しそうです | ||
白鳥 | コ | 窓を開けて寒風に吹かれるより、撒くはずのお豆をポリポリと。 | ||
下河原 | コ | 豆まきも部屋が汚れると言って我が家はやれません。 | ||
44 | 白き夜を覚ますがごとき雪起こし | 白井 | 自 | 2月5日 昼から雪 会社早帰り 川崎の降雪地帯は10Cm位 突然雷が 新潟では聞いたことあるが 初めて |
小野 | ○ | 「白き夜」が雪の白さだけでなく、静寂を伝えていて、その後の「雪起こし」で 音が聞こえてきます。 |
||
ショルツ | ○ | 降りましたね~。雪起こしは雷鳴ですか。 | ||
木原 | ○ | あの雪の日の雷には驚きました。 | ||
村松 | ○ | この音何?って思ったら雷だった この句も私が作りたかった句です | ||
町田 | ○ | 最初、「雪起こし」を「雪かき」と同意に思いましたが、雪の雷のことなんですね。 そう、確かに雷が鳴りました。びっくりしたのを覚えています。 |
||
月足 | コ | 積もりすぎる前に早朝から雪起こし? | ||
大治 | コ | 吹雪と雷で大変でした | ||
45 | 金柑の実る庭先犬の声 | 村松 | 自 | 近所の風景 飾りみたいに実のついた金柑の木とじゃれて鳴く仔犬 幸せそうな家 |
小野 | ○ | 日常の何気ない情景が切り取られていて、好感を持ちました。 | ||
ショルツ | ○ | 早春のお家の一コマが目、耳で、そして香り、気温まで感じられます。 | ||
久保田 | ○ | こういう庭のある家に住みたいと思わせる句です。 | ||
下河原 | ○ | 「金柑」を見つめている(そんな風に感じました)犬がかわいいです。 | ||
白鳥 | コ | きんかんの実はなっている時が本当にきれいですね。 | ||
白井 | コ | そう この季節金柑がたわわに 犬との組わせがいいね | ||
町田 | コ | 蜜柑も柚子も収穫されるのに、どの家も金柑は手付かず。平和な日本の庭先ですね | ||
片岡 | コ | どこか平和な日常を感じさせてくれる。 | ||
大治 | コ | 犬がなぜ鳴くのかそこが謎 | ||
46 | 食卓に季節を添えるふきのとう | 村松 | 自 | ふきのとう好き |
月足 | ○ | 春ですね | ||
木原 | ○ | あのほろ苦さが季節を運んできます。 | ||
下河原 | ○ | 「ふきのとう」が実に美味しそうです。 | ||
手塚 | ○ | 「ふきのとう」が食卓にのぼればまさに春ですね。 | ||
大治 | ○ | ふきのとうが食卓に出る。春だなあ | ||
ショルツ | コ | 天ぷらのタネが変わって春を感じます。 | ||
白鳥 | コ | ふきのとう大好き。春の使者です。 | ||
白井 | コ | 春の味 少し苦く しぶくだね | ||
町田 | コ | 私ももう頂きました。 | ||
47 | 節分やお絵かきの鬼可愛くて | 村松 | 自 | 保育園児の作品の鬼どれも可愛くて鬼なのに和みます |
辻 | ○ | |||
広瀬 | ○ | お孫さんの絵でしょうか?それだけでも可愛いのに、お孫さんから見たら、 可愛く描いた「鬼」もまたお遊び相手だったのかもしれませんね~ |
||
白鳥 | ○ | ほほえましい絵。小さい子は本当に怖い顔は描けないもんね。 | ||
木原 | ○ | お孫さんですか。お絵描き上手なのね。 | ||
白井 | ○ | いいね いいね お孫さんの鬼かね | ||
梅原 | ○ | お孫さん? | ||
片岡 | ○ | 子どもの優しさが鬼の絵にも出てしまうんですね。 | ||
大治 | ○ | 子供の一生懸命書いた絵とそれを被る大人の対比が目に浮かぶような句です。 | ||
下河原 | コ | 園児が書いた鬼でしょうかね。きっとかわいいでしょうね。 | ||
町田 | コ | あるある! | ||
48 | 春まけてまだ立ち尽くす声もなく | 村松 | 自 | 能登 ウクライナ ガザ ニュースを見るのがつらい |
広瀬 | ○ | 春まけて=「春が近づいて」という意味だと初めて知りました。となると、 「まだ立ち尽くす」というのは、春が立ち往生しているのか?まだ冬のパワーの方が強くて 「春が負けちゃったのか?」とか想像したら、楽しくなってしまった! 「春まけて」がダブルミーニングだという解釈! |
||
町田 | ○ | 「春まけて」初めて知りました。 | ||
辻 | Q | |||
月足 | Q | 教えてください | ||
小野 | コ | 春が近づくことを「春まけて」というのですね。知りませんでした。 | ||
白井 | コ | 雪の事かね? 思ったより積もらなかったが 駅からの道大変でした。 | ||
49 | 初打ちは我慢比べの寒稽古 | 梅原 | 自 | 初ゴルフちょうど寒波にあたり一句 |
白井 | ○ | まだ寒いよね 小生など 1月に竿もださずです たぶん初めてかな? | ||
村松 | ○ | 剣道かな? 子供からお年寄りまで寒くても頑張っていて偉い | ||
町田 | ○ | ゴルフ?寒稽古?取り合わせが面白いです。 | ||
下河原 | Q | 「初打ち」はゴルフ? | ||
小野 | コ | 寒いと修行化しますね笑 「初打ち」は季語かと思いきや、「寒稽古」が季語なんですね。 | ||
ショルツ | コ | ファイト! | ||
白鳥 | コ | もしかしてゴルフ? きゃー寒そう。 | ||
月足 | コ | 寒さとの闘い | ||
木原 | コ | 寒い中お疲れ様です。 | ||
片岡 | コ | これはコルフですか。 | ||
大治 | コ | 上手になりたいと思う心意気が伝わります | ||
50 | 冬の朝バックにお守り親子連れ | 梅原 | 自 | まだ暗い早朝に恒例の中学受験 |
木原 | ○ | 中学受験でしょうか。2月1日の景かな。 | ||
手塚 | ○ | 受験生でしょうが。この季節の風物詩。 | ||
白鳥 | コ | 受験ですね。最近では高校受験も親同伴が多いですよ。 今年も校門の外でたくさんの保護者がお見送りしていました。 |
||
月足 | コ | 受験でしょうか | ||
白井 | コ | 初詣でのお守りかな? | ||
51 | 立春や在りし日偲び三回忌 | 梅原 | 自 | 母の三回忌が立春に重なり一句 |
白鳥 | コ | 亡くなって2回目の春。これから先も立春は故人を偲ぶ日になりますね。 | ||
下河原 | コ | どなたの3回忌なのかな?時が経つのは早いですね。 | ||
白井 | コ | そうですか? 早いもんですよね | ||
52 | コンビニの棚がさびしや雪強し | 梅原 | 自 | 雪の翌朝コンビニに立ち寄り一句 |
小野 | ○ | 天候の中でも雪ほど影響力のあるものはありませんね。 コンビニの棚に如実に現れること、よく伝わります。 |
||
ショルツ | ○ | 雪慣れない都会をこんな角度から描く視点が効果的。 | ||
久保田 | ○ | 都会は雪に弱いですね。そんなことが伝わってくるコンビニ模様です。 | ||
広瀬 | ○ | 上手い!大雪で初めてわかる…物流…というか配送ドライバーさんのお陰で、私たちはいつも 欲しい物を欲しい時に手に入れられる。高速道路をメンテするネクスコさんのお陰でもある…と、 この句でしみじみと考えてしまいました。 |
||
白鳥 | ○ | 雪で商品が届かない。今ある便利は当たり前じゃない。 | ||
月足 | ○ | 相変わらず雪に弱い首都圏 | ||
下河原 | ○ | 確かに、雪の降った日はコンビニの棚が空になりますね。 | ||
村松 | ○ | 雪の翌日スーパーの棚がスカスカでまさにこれ 強しは雪の降り方の激しさにも雪の影響の 大きさにもかかっているのでしょうね |
||
片岡 | ○ | 万一に備える人が多かったのでしょうか。 | ||
大治 | ○ | 雪に弱い都会の姿、それを上手に描写しています。 | ||
白井 | コ | 雪の日 スーパーも一部商品なくだって? 帰るだけで頭いっぱいで 気づきもせず | ||
町田 | コ | 都会は雪に弱いですね | ||
53 | もやもやの会議出づれば月冴ゆる | 町田 | 自 | くっきりと澄んだ月に心が洗われました。 |
ショルツ | ○ | 最近そんな会議に出くわす機会が増え共感しました。自然は忖度も根回しもなし。 | ||
久保田 | ○ | こういう気持ちになっている日本人がなんと多いことか。 しかし「月冴ゆる」が気持ちを変えてくれます。 |
||
広瀬 | ○ | 結論も出せずにダラダラと長~く続いた会議を終えたら夜だった!という感じでしょうか? それとは対照的にパキッとメリハリの効いた月の姿が何とも素敵で、 モヤモヤ気分を上げてくれた!と、私は解釈しました。 |
||
白鳥 | ○ | これわかるなあ。こんな日が今まで何度あったことか。月に救われましたね。 | ||
月足 | ○ | 同感の会議多し | ||
手塚 | ○ | ご苦労様です。また明日頑張りましょう。 | ||
白井 | ○ | いいね いいね ウルフムーンだって なんかもやもや吠えたりして 気分転換 | ||
村松 | ○ | もやもやする会議を終えて空を見たらきれいな月 少し気がはれる お疲れ様 | ||
片岡 | ○ | 心底共感! 深呼吸して頭スッキリ。 | ||
小野 | コ | やっと終わった会議。外に出れば、月が…。おつかれさまでした! | ||
下河原 | コ | 会議でもやもやとは、まだ現職の方ですかね。 | ||
大治 | コ | 長い会議の後の疲れた心に月が沁みとおってくるそんな気持ちが伝わってきます。 | ||
54 | 彩沁みる冬暁(ふゆあかつき)や今日始む | 町田 | 自 | 夜明けのあまりの美しさに、「筆舌よりも今朝の空・・」としようと思ったけど、 表現してみることにしました。始むは「今日を」と「何かを」と両方。 |
久保田 | ○ | 1日の始まりの美しい光景ですね。 | ||
広瀬 | ○ | きっと早起きして今日から何かを始めるのですね?朝焼けの燃えるような赤は決意の証!? 三日坊主で終わらない事を祈ります! |
||
村松 | ○ | きれいな朝焼けから始まる今日はきっと良い一日 | ||
梅原 | ○ | 身が引き締まる1日のスタート | ||
大治 | ○ | 冬の朝の空、何かを始める心意気がまっちしたのですね | ||
白井 | コ | そうですね 冬の一日初めの景色 寒ー | ||
55 | めるめらと頬に炎(ひ)映しどんど焼き | 町田 | 自 | めらめらじゃないなー 時間経過と心の動きが出るように活用形?にしてみました。 |
小野 | ○ | 「頬に炎映し」という切り取り方がいいですね。迫力も感じます。 | ||
木原 | ○ | 熱そうですね。気をつけて。 | ||
下河原 | ○ | どんど焼きの赤々と燃える火炎がイメージ出来ます。 | ||
片岡 | ○ | あえての「めるめら」、ちょっとした変化でリアルさが増しています。 | ||
ショルツ | Q | 「めらめらと」でなくあえて「めるめらと」? | ||
白鳥 | コ | 勢いがあって元気が出ますね!どんど焼き。 | ||
月足 | コ | 炎の暖かさが伝わります。どんど焼きも復活しました | ||
白井 | コ | 近所も4年ぶりに大きなの 燃やし やっぱり 消防車きて と消防団の息子がなげき声 | ||
56 | 虎落笛かの隙間より能登の地の | 町田 | 自 | 最初は能登の町と体言止めで考えたのですが、完結するより「地の」 とぐるぐる回る方がいいかなと |
白鳥 | コ | 能登、ニュースでやらなくなったけど、忘れちゃいけない。 | ||
下河原 | コ | 能登の地が早く昔の姿を取り戻せることを祈念します。 | ||
手塚 | コ | 虎落笛という季語が心に刺さります。 | ||
白井 | コ | 近所も4年ぶりに大きなの 燃やし やっぱり 消防車きて と消防団の息子がなげき声 | ||
57 | 甲虫となるザムザ落つ冬ふしど | 片岡 | 自 | 冬の朝の目覚め。変な夢でした。『変身』は、甲虫となり思い悩んだセールスマンの ザムザが、ベッドから落ちるところから始まります。 |
白鳥 | ○ | カブトムシの幼虫に「変身」の主人公の名を?だから死んじゃったんだと思う (え?死んでない?)。 |
||
木原 | ○ | ちょっと意味は理解していませんが、冬の感じが出ていて良いかと。 | ||
町田 | ○ | カフカ来た~!こういうの好きだなー | ||
ショルツ | Q | 『変身』が元かと思いますが、読んだことがなくわかりません。ご説明ください。 | ||
手塚 | コ | ザムザ? ぜひ解説をお願いします。 | ||
白井 | コ | 一番寒い時のことかね? | ||
58 | 氷りたる光とどむる青バケツ | 片岡 | 自 | 朝のベランダの美しく青い光でした。 |
小野 | ○ | バケツの中に凍った光が閉じ込められたという比喩的な表現が素敵です。 | ||
ショルツ | ○ | 身近な道具で季節のその瞬間を描写する観察眼が素晴らしいと思います。 | ||
月足 | ○ | 寒さの中に明るさのある句 | ||
下河原 | ○ | 凍ったバケツの水が生き生きとしています。 | ||
町田 | ○ | ただのバケツに張った氷を「氷たる光とどむる」と見る感性「青バケツ」を 持ってくるところすごいです。 |
||
大治 | ○ | 青バケツに氷がはる、その何気ない冬の情景を描写する錯書の力量を感じる句です | ||
白井 | コ | すみません この意味は? 光とコラボする? | ||
59 | 雪かとぞ梅が枝白き蕾の児 | 片岡 | 自 | 北の庭の、梅一輪の蕾です。 |
広瀬 | ○ | 雪と見紛うほど白い蕾…しかも小さいから「蕾の児」…なんとも可愛い表現を 古語(文語)体で詠まれており素敵な句だな~と思いました。 |
||
白井 | ○ | つぼみの児がいいね | ||
村松 | ○ | 蕾の児という表現がかわいい 梅の妖精や雪の妖精が遊ぶ絵本ができそう | ||
梅原 | ○ | いいね! | ||
大治 | ○ | なんとも言えず良い表現に感じ入ります | ||
白鳥 | コ | 梅と雪の競演は昔から。これは白梅が主役ですね。 | ||
下河原 | コ | 梅のつぼみと雪は絵になりますね。 | ||
町田 | コ | これもいいです 梅の蕾をかわいいなーと思って見ている様子が伝わります。 | ||
60 | 北窓をひらかん湯気出す風呂上がり | 片岡 | 自 | 冬の間はおっくうで開かぬまま出ていた風呂の小窓、開け放つ湯気の勢い。 |
久保田 | ○ | 入浴で温まったお風呂と、作者さんの状況がよくわかる光景ですね。 | ||
月足 | ○ | 春を呼ぼう | ||
手塚 | ○ | 北窓ひらかんという季語の使い方が印象的 | ||
白鳥 | コ | もう春だから。逆ヒートショックに注意。 | ||
下河原 | コ | 寒い日に熱いお風呂に入って寒気に触れると気持ちが良いですね。 (歳をとると危険ですが・・・) |
||
白井 | コ | どこのお風呂かね | ||
大治 | コ | これも表現が秀逸 | ||
61 | 七福神幸多かれとおすそ分け | 大治 | 自 | 鎌倉七福神巡りをしました。幸せのお裾分けの言葉ではないですが今年も一句会の方は もとより全ての人に幸多かれと祈願してきました。 |
広瀬 | ○ | 七福神の中では、私は布袋さんが好きです!体形が自分に似ているだけでなく、いつも笑顔で、 その大きな袋には沢山の宝物が入っていて、それこそ「おすそ分け」をして頂けそうな 気がするからです。大黒さまにもサンタクロースにも似ているけどね~ |
||
下河原 | コ | 七福神巡りやって見たいな。 | ||
白井 | コ | 今年も七福神に行ってまいりました 横浜 鶴見 でも小生足が悪く 大黒天だけで あとは中華街 先日のお店で 辛いもので新年カンパイでした |
||
62 | 坐禅会ストーブ脇に只管打坐 | 大治 | 自 | この時期永平寺の早朝坐禅はマイナス10度の中ですることもあるそうです。 自分はお寺のお堂でストーブのそばで坐禅です。道元禅師に喝を入れられそうです。 |
ショルツ | ○ | これが人情というものw せめて温かい席をGET! | ||
木原 | ○ | 「只管打坐」初めて知りました。悟りは開けましたでしょうか。 | ||
下河原 | ○ | 座禅を組んで修行ですか?凄いですね。 | ||
手塚 | ○ | ストーブ脇というのがユーモラスです | ||
小野 | コ | 「只管打坐(しかんたざ)」とは「悟るためにではなく、ただ坐禅する」という意味なんですね。 勉強になりました。 |
||
白鳥 | コ | 座禅の効用を今度じっくり聞かせてください。 | ||
白井 | コ | これむかーし寺子屋でやった そのうち親ぼんさん(旧 旧 住職から )けいさく? カツが いつも決まった2名へ |
||
町田 | コ | 只管打坐 初めて聞きました。 | ||
片岡 | コ | 厳しさ覚悟の修行も、ストーブ脇に座っちゃう御年頃。 | ||
63 | 初春や金色(こんじき)纏い六地蔵 | 大治 | 自 | 東京国立博物館の中尊寺金色堂展に行ってきました。六地蔵といえば路傍の石仏で赤い前掛けが 一般的ですが、金色堂の六地蔵は金箔に輝いており初春の寿(ことほ)ぎを感じました。 |
月足 | ○ | お地蔵さんもおめでたい衣装に。お世話する方、お参りする方も浮かびます | ||
木原 | ○ | 初春を六地蔵を眺めながら楽しむ。いいですね。素敵ですね。 | ||
村松 | ○ | 金色の衣か光かを纏った六地蔵 一年の安寧を祈りたいと思います | ||
梅原 | ○ | 荘厳 | ||
町田 | ○ | 初春に金色、おめでたく華やかです。リズムもいいです。 | ||
ショルツ | コ | お正月はお地蔵さんも晴れ着。 | ||
白鳥 | コ | おめでたい雰囲気が私にも漂ってきます。 | ||
下河原 | コ | 金色衣のお地蔵さをん見て見たいです。 | ||
白井 | コ | そうですか お地蔵様に | ||
64 | 蕎麦猪口や葱の残り香蕎麦湯かな | 大治 | 自 | 蕎麦を食べた後、蕎麦つゆにそば焼酎を入れて蕎麦湯で割った時の味わいです。 |
辻 | ○ | 美味しい蕎麦!いいね | ||
小野 | ○ | 蕎麦好きな作者。私も蕎麦が好きなので、この隅から隅まで味わい尽くそうという感覚は よくわかります。つゆと蕎麦湯とネギのマリアージュ。 |
||
久保田 | ○ | 葱の香りが付いた蕎麦湯、いいですね! | ||
白鳥 | ○ | お蕎麦を食べた時のこの瞬間もいいんだよね~ | ||
手塚 | ○ | いかにも美味しそうな蕎麦の描写です | ||
白井 | ○ | さすがそば通といかうか 飲むなら蕎麦屋 昔から打つ時間にまず1とっくり ゆで上がりを肴にもうひとつ 岩波正太郎の世界 |
||
片岡 | ○ | そしてもちろん、酒の香も。 | ||
月足 | コ | 美味しいお蕎麦の後の満ち足りた時間 | ||
木原 | コ | 「や」「かな」切れ字が二つ入ってしまいました。 |