第65回 選句・コメント表 2024年11月 | ||||
№ | 俳句 | 選句者 | 点数・記号 | コメント・質問・自作の説明 |
1 | 子は走る行く秋も見ずただ走る | 村松 | 自 | 最近の孫、楽しそうにただひたすら走っている。 |
小野 | ○ | この句に流れる「ひたすら感」と秋の風景(風景を詠んでいないのに見える)がマッチしていますね。 見えた景色は多摩川沿いのあの道です。 |
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廣瀬 | ○ | 私もつい最近まで(俳句を始める前まで)同じでした。てか還暦までは、花鳥風月も含めて周りを じっくりと見ることもなく、振り返ることもなく突っ走ってたかな~笑 |
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久保田 | ○ | 確かに子供の頃、秋を実感するよりも走り回っていたかも。 | ||
手塚 | ○ | なんか応援したくなります。走れ少年! | ||
木原 | ○ | 一生懸命前だけを見て無心に走る子が浮かんできました。いい句だなあ。 | ||
大治 | ○ | 子供季節に関係なく元気、その元気さが伝わる句です | ||
下河原 | ○ | ひたする走っている子供が目に浮かびます。上の句の走ると下の句の走るの対表現が面白いです。 | ||
月足 | ○ | 季節の移ろいも感じる間もなくひたすらに | ||
ショルツ | ○ | そうあってほしい子供の姿。それを愛で慈しむ大人は季節の移ろい、時の経過を惜しみつつ。 | ||
梅原 | ○ | どこに向かって走るのか | ||
町田 | ○ | そう、しみじみと秋を感じたり、惜しんだりするのは年を取ってからです。 子供は純粋に,若いうちはがむしゃらに前を向いて進みます。 |
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白井 | コ | 秋も走る ですか? | ||
白鳥 | コ | 秋よりももっとおもしろそうな何かを見つけたのでしょう。それともただ走りたかったのかも。 | ||
2 | 川端に帰り花咲く二つ三つ | 村松 | 自 | 季節外れに花を咲かせた桜、そのままの句です |
五嶋 | ○ | 気候がこうだと、「帰り花」があちこちで見られそうですよね。 | ||
片岡 | ○ | 河津桜の帰り花を川ぞいの道で見ました。 | ||
大治 | コ | 秋も深まった時の散歩の景色が思い浮かびます | ||
月足 | コ | 帰り花が増えてきた気がします | ||
ショルツ | コ | 「帰り花」の季語を学びました。 | ||
白井 | コ | 返り咲きは なんですかね 我が家は木瓜とつつじです | ||
白鳥 | コ | 今年の秋はいろいろな春の花が咲いているようですね。 | ||
3 | 冬ざれや喧騒の町歩みゆく | 村松 | 自 | 友人と東海道ガイドウォークで歩いた川崎の町、本当はまだ暑い日でした。 冬ざれっていうと一人で歩いているみたい、季語で印象が変わるものですね。 |
木原 | ○ | そろそろ年末も見えてくるこの頃。慌ただしく人々が動く荒れさびれた街を作者も早足で歩いている。 作者は何を思いながら歩いているのだろう。 |
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下河原 | コ | 先日久しぶりに新宿の街を歩きましたが、人が多くてまさに喧騒の町でした。 | ||
白井 | コ | 北国ですかね | ||
4 | 団栗を集める子等の声響く | 村松 | 自 | 子供はみんなどんぐりが好き |
五嶋 | ○ | 今も昔も、この季節らしい、嬉しい句。 | ||
片岡 | ○ | この季節の空気は子供のはりのある高い声をよく響かせますね。 | ||
辻 | ○ | 平和がいいです. | ||
白井 | ○ | どうんぐり ひろいですか | ||
白鳥 | ○ | 湿気がなくなると声がよく通る。澄み切った秋空が浮かびます。 | ||
下河原 | コ | どんぐりは子供も集めるのが好きですね。私は栗鼠とどんぐりで俳句にしました。 | ||
ショルツ | コ | こんな無邪気な情景が続いていってほしい。 | ||
5 | 転校の朝君黙る秋来たる | 小野 | 自 | 先月末、幼馴染の友たちと何十年かぶりに再会。居酒屋で飲みました。当時の友の中で中心的な存在 だった修ちゃんは行方がわからず、みんなで探そうということに。彼は10歳で転校したのですが、 その日の朝のことを思い出しました。実際の別れは春だったんだけど。 |
村松 | ○ | せつなくて何も言えない子。別れと秋はよく似合う。 | ||
木原 | ○ | 今日転校していく。好きだったあの子は下を向いて黙っている。寂しい秋が来た。 | ||
月足 | ○ | 転校までの物語も浮かんできます | ||
ショルツ | ○ | その日はその日の「君」と共に忘れ得ぬ日となっているようですね。「黙る」「来たる」の韻もいいです。 小5の石井君はその日も清々しく「緑のそよ風♬」を歌って、にこやかに転校していきました。 大人になった石井君の声が聴きたい、、、と今思う。 |
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町田 | ○ | 転校してきたのは君?自分?物語がありそうで想像力が掻き立てられます。 | ||
片岡 | コ | 転校ではないですが、高二のこの時季だった席替えの忘れられない思い出を蘇らせます。 | ||
下河原 | コ | 子供にとって転校はインパクトが大きいですね。 | ||
白井 | コ | まさに転校生? | ||
白鳥 | コ | 2学期に誰かが転校していったのかな。こういう別れはせつない。2学期が「秋」だった頃。 | ||
6 | 柿の里友と作りし子ども基地 | 小野 | 自 | 1句目の続き。当時、私も含め、子どもたちは近所の柿の木に登ったりして、毎日わんぱくに遊んで いました。柿の木のふもとに畳1畳ぐらいの穴を掘って隠れ家をつくったり。 それは、私たちにとって子ども基地でした。 |
廣瀬 | ○ | 作者は子供時代を麻生区で過ごされたのでは?と拝察いたします。禅寺丸柿が有名ですもんね? 秘密基地ならぬ敢えての「子ども」基地も良いです。 |
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五嶋 | ○ | 自分は「柿の里」の隣の区の出身ですが、これは心に響きます。 | ||
久保田 | ○ | 子供基地、ワクワクしますね。 | ||
手塚 | ○ | 秘密基地ではなく、子ども基地なのですね。 | ||
下河原 | ○ | 子供時代に、雑木林の中に友達と秘密基地を作ったことを思い出しました。 | ||
梅原 | ○ | セピア色の句 | ||
白井 | ○ | いつの話ですかね | ||
白鳥 | ○ | 自分の育った土地の懐かしい思い出。「柿の里」がいいねえ! | ||
月足 | コ | 柿の里が古き良き時代に連れて行ってくれます | ||
ショルツ | コ | どんな仕掛けがあったのかな? | ||
7 | 秋晴れや勇士が変える米国記 | 小野 | 自 | トランプが返り咲きましたが、日本での評判はなぜか悪い。でも、私は、トランプ、ケネディ、 イーロンマスクの三人がアベンジャーズに見えます。 |
手塚 | コ | トランプですか。かえって心配では・・・ | ||
大治 | コ | いい勇士ならいいのですが | ||
ショルツ | コ | 天晴! 報道の一人集中が気になります by ダルビッシュファン | ||
白井 | コ | 大谷君 すごー | ||
白鳥 | コ | 秋晴れとは真逆の混沌とした未来が浮かんでしまう。 | ||
8 | 我が旅や行き先いずこ秋の空 | 小野 | 自 | 春になったらどこに行こうか、そんな気持ちが湧いてきます。でもね、女心と秋の空。 どこ行くのか、本人にもわからない。 |
村松 | ○ | 来し方行く末を思う、一句目2句目と合わせ今回の句はそんな感じでしょうか。 | ||
廣瀬 | ○ | 「我が旅」とは?私は作者の人生と解釈しました。もしそうだとしたら全く同じ心境です。。 「この先どうなっていくのか?」と。 |
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片岡 | ○ | こんな旅が理想です。 | ||
大治 | ○ | こんな旅がいいです | ||
辻 | ○Q | どこへ行った? | ||
下河原 | コ | 行く先を決めない旅に出たいですね。若いころ車で帰りのフェリーだけ予約して気ままな遠距離ドライブを 楽しみましたね。 |
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ショルツ | コ | 贅沢な旅のかたち。 | ||
白井 | コ | どこえ向かうのだろ | ||
白鳥 | コ | 行先も決めずに旅に出たのでしょうか。私にはできないから憧れます。 | ||
9 | 雲間から流星出でて道決める | 廣瀬 | 自 | 雲間から飛び出たというのは少し創作しましたが、いろいろ迷っていた時期に流星群を観に行って、 最初は願掛けをしようとの思いでしたが、ずっと星を眺めているうちに 「願掛けではなく、自ら切り拓くのだ!」という気持ちに変わっていきました。 |
村松 | ○ | 曇りがちな空に一筋の流れ星。道を決めたのは星か自分か。 | ||
小野 | ○ | 「これは吉」と背中を押されたんですね。どんな決断をされたのでしょうか? 句のポイントは ただの流れ星ではなく、雲間から見えたことですね。良い暗示に見えますもの。 |
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片岡 | ○ | オリオンを縦に突っ切る流星を見ました。私はむしろ世界の道が平和へと向かってくれと祈るばかりでした。 | ||
大治 | ○ | 星に運命を託すそんな人生もいいですね | ||
ショルツ | ○ | 輝かしい未来が待っていそう! 苦しい時もその流星を思い出してがんばれることでしょう。 | ||
辻 | ○Q | 中国の流星? 見れませんでした. | ||
白鳥 | ○ | これも行先を決めない散歩かな。流星に導かれ…が素敵です。 | ||
白井 | コ | なんか棒倒して行き先きめた 幼稚時代をおもいだし | ||
10 | ゆ〜らゆらココニイルヨと吾亦紅 | 廣瀬 | 自 | 吾亦紅は決して派手ではありませんが、どこか存在感のある花。流されている様でもあり… 自己主張している様でもあり…です。「私達はここに居るよ!」って言ってるのかな~と。。 |
木原 | ○ | 「ココニイルヨ」がカタカナなのが、人間ではなく吾亦紅の声のようで面白い。 | ||
下河原 | ○ | 「ゆ〜らゆら」の表現が独創的ですね。 | ||
月足 | ○ | 独特の吾亦紅感 | ||
白井 | ○ | みようによっては 線香花火みたいな この花すきです 花 | ||
手塚 | コ | |||
ショルツ | コ | 何気ない長閑な風情が吾亦紅にピッタリ。 | ||
11 | 色変えぬ松か愚直かルビー婚 | 廣瀬 | 自 | 「色変えぬ松」という季語を初めて知りました。「周りが変わっていっても愚直なまでに変わらずに在る事」 と、解釈しました。そういえば私も先月で結婚40周年。妻が素敵?という事もありますがw お互いに変化を選ばなかったという事もあるのではと。深いよね~ |
手塚 | ○ | 結婚40年おめでとうございます。夫婦の歴史ですね。 | ||
木原 | ○ | 40年ですか。松のように地味でも愚直に生きてこそ続いたのですね。 | ||
町田 | ○ | 色変えぬ松の季語をこう使ってきたか!いいですね | ||
下河原 | コ | ルビー婚は、結婚40周年なんですねおめでとうございます。 色変えぬなのできっと素敵なパートナーなんでしょう。 |
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ショルツ | コ | 続けること、続いたこと、おめでとうございます!どの結婚も並大抵ではないと思います。 | ||
白井 | コ | これすごい かも 40年かね | ||
白鳥 | コ | ルビー婚おめでとうございます。「愚直」ではなく永遠に熱く輝くルビーでしょう! | ||
12 | 答え待つラインは既読小夜時雨 | 廣瀬 | 自 | LINEというWordで最近の事と思われたかも知れませんが、これは特定のエピソードではなく、 これまで幾度となくあった「返事」や「通知」や「結論」を待って眠れない夜を過ごした記憶の象徴です。 そんな時は、外から雨音や風音が聞こえていた様な。。 |
村松 | ○ | 既読になったのに返事が来ない心もとない感じに季語が合ってる。若い子だったらキュンキュンだけどね。 | ||
五嶋 | ○ | 誰あてのLINE、なのかな? | ||
久保田 | ○ | LINEの既読は便利だけど、それ故返事を待ってしまう、という状況を見事に表現していると思います。 | ||
木原 | ○ | 既読スルー。寂しい。でもこの冷たい雨も止むはず。 | ||
片岡 | ○ | 雨の音が静かですね。 | ||
梅原 | ○ | 物悲しい | ||
町田 | ○ | ラインは既読でも返信は来ない。小夜時雨が心情を表しています。 | ||
大治 | コ | よくあることですね | ||
下河原 | コ | ラインの既読判別機能は、便利ですがなんか気になりますね。 | ||
月足 | コ | 不安な気持ちが伝わります | ||
白井 | コ | さよしぐれと言えば 天城越えだよね どちらかというと 夜桜お七か すみません 意味不明で | ||
白鳥 | コ | こういう時あるよね。季語がぴったりハマってる。 | ||
13 | 食べ納め冷やしみたらし秋の風 | 五嶋 | 自 | 夏の間は手に入れるのが大変だったけれど、風がひんやりし出したら、ちょうど販売が終了。 |
久保田 | ○ | あっという間に秋になってみたらしの濃い味も | ||
手塚 | ○ | 冷やしみたらし食べたことないです。 | ||
木原 | ○ | 冷やしみたらし、知りませんでした。 | ||
片岡 | ○ | 冷やしみたらし、知りませんでした。来夏は食べたいと思いました。 | ||
月足 | ○ | やっと来た秋、それでも夏に名残惜しさも? | ||
白鳥 | ○ | あっという間に寒くなって、夏の食べ物が一気に姿を消しました。 | ||
下河原 | コ | 私は、冬でも冷たい食べ物が好きです。 | ||
ショルツ | コ | たしかに! 寒い時期にはみたらしのたれも温かい方がいいですね。 | ||
白井 | コ | 冷やしのみたらし団子?かね | ||
14 | 夏日とは背中合わせの木枯らしか | 五嶋 | 自 | 自分の感覚に素直に句を作ると、夏と冬の季語が並んでしまいます(ルール違反は承知)。 |
村松 | ○ | 10月になっても暑い日もあれば次の日は冷たい風が吹くこともある、こんな感じですよね | ||
廣瀬 | ○ | 本当に今年はそうですね~異常気象!一日の中でも温度変化が激しかった!そういう意味では 「夏日と木枯らし」というのも今後のスタンダードか。 |
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片岡 | ○ | ほんとに秋がない! | ||
下河原 | ○ | 夏から一気に木枯らしの季節になり、落葉樹も紅葉することなく葉が散ってしまっていますね。 | ||
梅原 | ○ | 夏秋冬が同居だね | ||
白井 | ○ | そう 天気急変 | ||
町田 | ○ | 言い得ています。秋よなくならないで! | ||
大治 | コ | 本当に秋と春が無くなってきましt | ||
月足 | コ | 日々の天候の変化に翻弄されます | ||
ショルツ | コ | 実感。近年らしい秋の感慨。 | ||
白鳥 | コ | 秋が短い!短すぎる! | ||
15 | 待ちわびた富士の頂(いただき)冠雪(かむりゆき) | 五嶋 | 自 | 季語を正しい意味で使っていないかも知れませんが、やっと富士山の冠雪(かんせつ)があったので。。 |
小野 | ○ | 日本人のアイデンティに刺さります。「かんせつ」ではなく「かむりゆき」と読むのですね。 | ||
廣瀬 | ○ | こちらも今年を象徴してます!統計開始から130年間で最も遅い富士山の初冠雪! | ||
大治 | ○ | これもおそいよね | ||
ショルツ | ○ | ようやくでしたね。温暖化。。。 | ||
白井 | コ | そうですね 1つき遅れだって これから どうなるんだろう | ||
町田 | コ | 冠雪(かむりゆき)って言うんですね。使ってみたいです。 | ||
白鳥 | コ | 富士山もいつまでも夏気分でしたね。 | ||
16 | マスクしてメガネが曇る昨日今日 | 五嶋 | 自 | コロナの最盛期はこれで苦労したけれど、まだ、油断できません。 |
辻 | ○ | 同感. | ||
下河原 | コ | 寒くなるとマスクでメガネが曇りますね。でもすっかり最近マスクはしなくなりました。 (うがいは続けていますが.・・・) |
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白井 | コ | そう でも小生はスポンジ付マスクを愛用 | ||
17 | ネイビーに歯磨きのシミ秋衣 | 久保田 | 自 | 歯磨きをすぐ服につけてしまう私ですが、案の定、おろしたての洋服に付けちゃいました。 |
村松 | ○ | 秋になると濃い色の服が増える、歯磨き粉のシミも目立つ。 | ||
小野 | ○ | あるあるですね。着てから気づくんだよね。好きな服にやっちゃってたというガッカリ感と、 出かけなきゃの焦りのミックス。 |
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木原 | ○ | うっ。なぜこんな所に歯磨きのシミが付いたのか。お気に入りの服なのに。 | ||
片岡 | ○ | ネイビーと白では目立ちますね。私もよくやります。しかも気づかず、職場でハッとしたりしました。 | ||
町田 | ○ | 色がすぐ浮かびました。やばい!って心情も。 | ||
白鳥 | ○ | とっても繊細で素敵な句。お気に入りの秋の服に目立つ、つまみ洗いでは落ちない白いシミ。 小さな「あ~あ」というため息が聞こえてきそう。「ネイビー」が洒落ている! |
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白井 | コ | あら 深紅の紺に よそ行きで | ||
18 | 思い出し笑いする女性(ひと)藤袴 | 久保田 | 自 | エレガントな女性の思い出し笑いを見てしまうと、何となくドキッとします。 |
村松 | ○ | クスッと笑う佳人、ですね | ||
廣瀬 | ○ | 「藤袴」調べました。写真を観たら、この句の素敵さが増してきました!筒状の花弁が沢山集まって 開いていますが、上品で決してバカ笑いではない感じが「思い出し笑い」と表現されていると感じました。 |
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木原 | ○ | 藤袴と取り合わせる事により、その女性の魅力が増しました。 きっと大人の艶っぽさ漂わせた女性に違いない。 |
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大治 | ○ | 女性らしい句ですね | ||
月足 | ○ | 女性(ひと)、やや抽象的な「女性」としたのが気になります | ||
ショルツ | ○ | 床しい花姿に平安朝の袴姿の女官の姿が重なり、生き生きと感じられます。 | ||
下河原 | Q | 「藤袴」は秋の七草ですよね。思い出し笑いする女性と藤袴の関係性は? どんな取り合わせの句なんですか。 | ||
白井 | Q | 解説お願いします | ||
19 | 秋恋しアウトレットの綿コート | 久保田 | 自 | 今年は秋が短かった。端境期用の綿コートがもうアウトレットに並んでいます。 |
手塚 | ○ | 今年はいつから秋だったのでしょうか。実感こもっています。 | ||
梅原 | ○ | やっとコートが活躍ですか | ||
大治 | コ | ダウンでないところが同世代 | ||
下河原 | コ | 綿コートが恋しい季節になりました。 | ||
ショルツ | コ | ダウンを着る前の綿コートの季節がいいですね。 | ||
白井 | コ | こうなりゃ 買っちゃえ ですか | ||
町田 | コ | アウトレットが面白いです。アウトレットでも使いたいです。 | ||
白鳥 | コ | まだ暑い夏の終わりに見つけた秋物のコート。今はまだ着られない。早く秋になれ!これもポップで素敵! | ||
20 | シナモンをニッキと叔母ちゃん言ってたな | 久保田 | 自 | 一緒に住んでいた叔母はお料理上手。生きていたら100歳を超えているので、昔言葉がデフォルト。 でも洒落た料理を作ってくれて、日記を使ったお菓子などもレパートリーにありました。 |
五嶋 | ○ | この二つが同じものと知ったのは、実は、割と最近です。。 | ||
片岡 | ○ | でも何だかオシャレ、何だかいい。 | ||
下河原 | ○ | 私も同じかと思っていました。調べたらどちらもクスノキ科ニッケイ属の植物から作られますが、ニッキは国産、 シナモンはスリランカ産、シナモンは樹皮をニッキは根皮を使用すると書いてありました。 | ||
月足 | ○ | 無季?でも、わかるわかる!句ですね | ||
辻 | ○ | 同じもの? | ||
白井 | ○ | そう ニッキだよね ニッキ飴好きだった | ||
ショルツ | コ | 言ってた、言ってたw | ||
白鳥 | コ | うちの両親の世代はみな言ってたよ。この2つが同じものだと知ったのはずいぶん大きくなってからでした。 | ||
21 | 秋晴れや親にも娘にも笑い皺 | 手塚 | 自 | やっぱり親娘です。似るもんです。 |
村松 | ○ | いい秋の日。日常の一コマかお祝い事の席かどちらだろう。 | ||
廣瀬 | ○ | 高く青い空をバックに、顔をクシャクシャにして笑い合う幸せな親子の様子が伝わってきました。 それが日常だとしたら本当に素晴らしいことですね! |
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木原 | ○ | 明るく歳を重ねている親子が素敵です。 | ||
片岡 | ○ | いい家族、いいな。 | ||
大治 | ○ | 幸せな家族ですね | ||
月足 | ○ | ほほえましい一景 | ||
ショルツ | ○ | 笑った皺は美しい! 親(奥様)と娘(お嬢様)への愛情が感じられる。 | ||
町田 | ○ | 親子って似ますよね。しかも笑い皺!秋晴れ!いい親子関係が伝わりました。 | ||
白鳥 | ○ | 誰もが少しずつ年を重ね、しかも母娘は皺もよく似ている。のどかでいい句です。 | ||
白井 | コ | 娘さんも同じしわですか | ||
22 | 秋深し銭湯帰りの缶ビール | 手塚 | 自 | 風呂上りはビールです。 |
小野 | ○ | 臨場感が出ていますね。銭湯ファンなので推したい一句です。 | ||
五嶋 | ○ | 秋深くても、燗酒とかではなくて、やはりこの場面ではビールでしょうね! | ||
片岡 | ○ | おお、オヤジ感大目ですが、あの方かな。 | ||
辻 | ○ | 昔は、コーヒー牛乳だった | ||
梅原 | ○ | 湯上りビール最高 | ||
白井 | ○ | いいね 風呂上り | ||
大治 | コ | いつの季節も風呂上りはビールですかね | ||
下河原 | コ | 風呂上りの一杯まさに至極の時ですかね。残念ながら私にはわかりませんが・・・ | ||
白鳥 | コ | 帰り道に歩きながら飲んだのか?すごく真似したい! | ||
23 | 黒猫や暗闇坂に後の月 | 手塚 | 自 | 近所の通称 暗闇坂にて。 |
小野 | ○ | 黒猫と暗闇坂があっています。 | ||
久保田 | ○ | 黒猫、暗闇坂、月。物語を読んでいるみたいな句ですね。 | ||
下河原 | ○ | 黒猫、暗闇、月の取り合わせが面白いです。 | ||
月足 | ○ | ミステリアス。静かに上る後の月 | ||
ショルツ | コ | 使ってみたい季語。 | ||
白井 | コ | なんかJIJIみたい アニメの | ||
24 | 桐一葉アイヌ暮らせし長者穴 | 手塚 | 自 | 近所には長者穴と呼ばれる横穴墓群があります。 |
白井 | Q | ちょっと解説お願いします 桝形山の長者穴古墳群がありますが 小学生のとき調査した記憶が? | ||
下河原 | コ | 生田緑地にも長者穴が有るんですね。 | ||
ショルツ | コ | 緑地でしょうか。地元ガイドさんにお話しを聴きたい。 | ||
白鳥 | コ | 北海道に行ったのかな。アイヌの人たちは暖房もないのによくあんな寒いところに住んでいたものです。 | ||
25 | 柚子の香や手挽きコーヒーミルの音 | 木原 | 自 | 秋の朝、ヒラさんのログハウスでタブチがコーヒー豆を手で回しながらゴリゴリ挽いていたのを思い出して 詠みました。キッチンでヒラさんが柚子ジャムを煮ていた。(ここの部分はフィクションですが) |
廣瀬 | ○ | 晩秋の穏やかな午後の風景が目に浮かんできました。喫茶店なのか、自宅なのか、 ゆず皮の入ったパウンドケーキか、柚子ジャムか、気になるところですが、、 |
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五嶋 | ○ | 柚子とコーヒーの組み合わせが、新鮮です。 | ||
久保田 | ○ | コーヒーを挽く音、いいですね。柚子の香も心地良くて至福の時を感じます。 | ||
大治 | ○ | カリカリというミルを引く音と庭に実るゆずの香り一時のやすらぎですね | ||
下河原 | ○ | 昔ながらの馴染みの喫茶店で食べる柚子のお菓子とコーヒーですかね。 | ||
ショルツ | コ | 爽やかな柚子、深いコーヒーの香り、ミルの音、心地よく混じり合っていますね。 | ||
白井 | コ | いいよね コーヒー挽く香が感じられす | ||
町田 | コ | コーヒーに柚子を入れて飲むんですね。このレシピ検索しました。 | ||
26 | 学童の灯(あかり)漏れたり鬼の子よ | 木原 | 自 | 昨年小学1年生になったばかりの孫のひかりちゃんを学童に迎えに行った事があった。歩いて行くと 学童から暗くなった道に灯が漏れていた。枕草子で親の帰りを待つ鬼の子(蓑虫)と取り合わせてみた。 |
手塚 | ○ | 鬼の子(ミノムシ)の季語が印象的 | ||
片岡 | ○ | ミノムシと学童、この親和性は何でしょう。 | ||
ショルツ | Q | 学童保育の子供達と、鬼の子=蓑虫が重なります。秋は早く家路についてほしい。 | ||
辻 | Q | |||
町田 | Q | 鬼の子はミノムシ? | ||
白井 | コ | うーん 学童で 鬼の子って? なんだだろ | ||
白鳥 | コ | 早く暮れる秋の夕方。親のお迎えを待って遊ぶ学童の子とかくれんぼの鬼が重なります。 | ||
27 | バス停は長蛇銀杏もみぢ微動 | 木原 | 自 | どこかで事故でもあって渋滞しているのだろうか。バスが全然来ないんですけど。 そばで色づいた銀杏の葉が微かに揺れていた。 |
月足 | ○ | 気ぜわしい通勤風景と静かに移る季節感 | ||
梅原 | ○ | バス待ちも楽し? | ||
下河原 | Q | 「長蛇銀杏もみぢ微動」の表現はおもしろいですね。でも読み解きの解説をお願いします。 | ||
手塚 | コ | これは俳句の定型句ではないですが。インパクトありますねえ。 | ||
白井 | コ | 田舎のバス停でしょうか? | ||
白鳥 | コ | バスが来てその振動で樹々が揺れているのか。 | ||
28 | 星月夜通過列車の風の駅 | 木原 | 自 | 田舎の小さな駅で星の綺麗な夜に汽車が来るのを待っていた。特急が通過して小さな駅は風に包まれた。 (本当は登戸駅で各駅停車を待っていたらロマンスカーが通過したのですが) |
村松 | ○ | 旅先の駅?通勤電車?どちらとも取れるけれど、雰囲気は変わる。 | ||
小野 | ○ | JRのローカル線をイメージを連想しそうになりましたが、これは多分私鉄。 アイボリーのコートを着たビジネスマンが見えますby宜保愛子 |
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五嶋 | ○ | しみじみとした、秋の夜の一コマ。 | ||
片岡 | ○ | メルヘンを感じた。 | ||
大治 | ○ | 田舎の駅ですね想像が膨らみます | ||
月足 | ○ | 一面の星夜空の静けさと列車の通過音。風の駅で、その音も爽やか | ||
ショルツ | ○ | 各駅停車駅の通貨列車でこれだけ豊かな風情。 | ||
辻 | ○ | 風の駅いいね.列車の風? | ||
白井 | ○ | なんか秋の寂しさが? | ||
町田 | ○ | 人もまばらな駅に星月夜が綺麗なんだろうな。 | ||
白鳥 | ○ | これ好きな句です。ただ風を残し通り過ぎる急行とそのあとに見上げた夜空。 | ||
下河原 | コ | 情景が目に浮かびます。 | ||
29 | 少女問ふどっから来たの山をさす | 片岡 | 自 | 実際、学校帰りの小学二年生くらいに突然きかれました。何だっんだろう。 |
村松 | ○ | 何だか民話の挿絵のよう。 | ||
五嶋 | ○ | 山の神?天狗? | ||
大治 | ○ | 山道で出会った少女との一瞬の出会いいいですね | ||
ショルツ | Qコ | 秋の山と深く対峙する4連作でしょうか。少女は山の精霊? だれがだれに問うているのか? 複数解釈がありそうな。 |
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白井 | Q | 解説お願いします | ||
町田 | コ | この4句は難解でした。でも4句にストーリーがあると解釈しました。 少女がどこから来たのと聞いた相手は月夜茸。 |
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白鳥 | コ | ここからの三句は何かの物語でしょうか。 | ||
30 | ミネは鳴く寂しい秋にミネは哭く | 片岡 | 自 | 伊豆の家に訪ねてくるようになった野良猫です。エサをあげると、濡れ縁に寝そべってドジャーズを 一緒に見たりします。そのミネが夜中に、一人で激しく鳴くのを聞きました。 |
廣瀬 | ○ | 文字で音を感じる深い句です。「なく」は、泣く、鳴く、哭く、啼くと、様々な文字で表現されますが、 下から山頂を見上げた時に感じたもの、、鳴くは生き物の音、哭くは山そのものの音。 風によって木々が揺れる音もありますが、静寂そのものが「シーン」という音圧になって作者を 包んだのかも?想像すると楽しかったです。 |
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月足 | ○ | ミネの悲しい鳴き声の原因は秋だけではないですね? | ||
ショルツ | ○ | 「ミネ」は猫ちゃん? 作者の寂寥、あるいはもっと深刻な胸の内が「鳴く」を「哭く」と聞いたのか? 「ミネはなく」の繰り返しで乾いた空気に感情が響く。 |
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辻 | ○ | 号泣? | ||
梅原 | ○ | 寂しさが漂う | ||
五嶋 | Q | ミネ、とは? | ||
下河原 | Q | 二つの「ミネ」の意味を教えて下さい。 | ||
白井 | Q | ミネとは? | ||
手塚 | コ | ミネって?哭くにしたのは?教えてください | ||
町田 | コ | ミネは峰。峰は泣いている。慟哭している。 | ||
白鳥 | コ | ミネって誰だろう?あとの「哭く」にただならぬ悲しみを感じます。 | ||
31 | 音楽をかけてください谷より声 | 片岡 | 自 | これも実話です。例によって伊豆の家で窓辺に座って大音量でジャズを聴いていたら、 下の谷の家の子二人がもう一曲かけてくださ~い!!とリクエストを叫んでくれました。 |
大治 | ○ | 谷も音楽が聴きたくなるほど自然の静けさがあるんですね | ||
下河原 | ○ | かたりかけの句が新鮮ですね。 | ||
白井 | Q | 解説お願いします | ||
手塚 | コ | これも不思議な句ですが気になる。 | ||
ショルツ | コ | 静かな谷に耳を澄まし、谷の声を聞いたのでしょう。 | ||
町田 | コ | そして、再生の音楽(比喩)をかけて欲しいと懇願する。 | ||
白鳥 | コ | 声の持ち主は?この句とっても気になります。 | ||
32 | 病む樹々の傷口に生ふ月夜茸 | 片岡 | 自 | 生田緑地で、全国緑化フェアをやっています。そのイベントの一つの、樹本医と散策するツアーに 参加しました。いつもの散歩道の樹々が、思いのほか病んでいたり傷んでいたりしたのはショックでした。 でも、枯らす茸も命なんですよね。 |
村松 | ○ | 枯れ木に生えた月夜茸、今回の句、四句とも民話のようです。 | ||
小野 | ○ | 月夜茸という名前のキノコがあるとは! なんか妖怪っぽいというか、ちゃっかりキャラだと 意味付けてしまいました。でも、それを樹々は受け入れているという自然の営み。 |
||
久保田 | ○ | 宮沢賢治の物語の挿絵を思い出すような世界観のある句です。素敵です。 | ||
木原 | ○ | 毒キノコのようですね。この4句、どうコメントしていいか難しかった。 ただ全体に漂う不思議な絵本のような世界が心に沁みてきた。 |
||
ショルツ | ○ | 生命の循環を神秘的に捉えていますね。 | ||
白井 | ○ | 同年齢の桜かね | ||
町田 | ○ | 樹々は病んでいるんだよ。「月夜茸(ブナの枯れ木に群生する)」、美しい季語だけれど、 悲しみを伝えたい。と読み取りました。どうかなー |
||
白鳥 | ○ | これも物語の続きかな。とても幻想的で印象に残る句です。 | ||
下河原 | コ | 「月夜茸」はシイタケに似た毒キノコですね。痛む樹木に生えるのですか? | ||
月足 | コ | 病む樹に育つ毒キノコ | ||
33 | 空高し銀翼の下薄化粧 | 大治 | 自 | 高知に旅して来ました。その時の4句、飛行機の窓から見る富士山日本一の山です。 |
村松 | ○ | 飛行機の窓から山を見下ろすのって何か嬉しい。綺麗な句。 | ||
小野 | ○ | 「空高し」とあるので、この句は空を見上げたようにも読めますが、「銀翼の下」とあるので、 飛行機の上から眼下に見えた風景ではないでしょうか。もしかしたら富士山かもしれませんね。 上から眺めても「空」って高いと思えるものなんだな、と感じました。 |
||
白鳥 | ○ | 飛行機から見えた富士山かな。旅の爽快感がありますね。 | ||
片岡 | コ | 富士、ですね。 | ||
下河原 | コ | 飛行機から眼下に富士山を眺めているようですね。 | ||
月足 | コ | 高知行きの四句でしょうか。 | ||
ショルツ | コ | 空からの冠雪の眺めでしょうか。贅沢。 | ||
白井 | コ | 富士山 初冠雪あ1月遅れだそうで ちがうよね | ||
34 | 一人立つ秋風寂し桂浜 | 大治 | 自 | 桂浜に一人立つ竜馬像、同じポーズで少しは竜馬の気持ちに近づけたかな |
廣瀬 | ○ | 高知旅行の四句でしょうか?どれも素敵ですが、夏賑わった桂浜の静寂を詠んだこの句に最も惹かれました。 どの句も自然と人間との様々な関わりが上手く表現されていると思いました。 |
||
木原 | ○ | 龍馬の心境か。 | ||
下河原 | ○ | 坂本竜馬のようですね。桂浜に確か坂本竜馬の銅像有りましたね。 | ||
辻 | ○ | 高知 龍馬 一人は寂しいですね.後輩で、結婚式の帰りに行った桂浜で、 結婚式で同席した人と結婚した人います. |
||
梅原 | ○ | 土佐行きたい | ||
白井 | ○ | 高知にご旅行で 一人ですか? 飲みすぎ注意ですね グラスに穴あるので | ||
月足 | コ | 一人立つのは、作者そして竜馬像 | ||
ショルツ | コ | 「秋は寂しいぜよ。。。」 | ||
白鳥 | コ | 高知に行ったのですね。立っているのは作者か坂本龍馬の像か。 | ||
35 | 沈下橋落ち鮎跳ねる水しぶき | 大治 | 自 | 四万十川では落ち鮎と鰻を食べてきました |
村松 | ○ | いいなぁ、高知旅行。沈下橋渡るのはこわいけど。 | ||
五嶋 | ○ | 四万十川、ですか?現地の鮎の元気なところを見てみたい。 | ||
久保田 | ○ | 鮎の躍動感が伝わってくる句ですね。 | ||
手塚 | ○ | これも高知の風景でしょうか。沈下橋が良いですね。 | ||
片岡 | ○ | 実際にご覧になったのですか?おいしそう。 | ||
月足 | ○ | 沈下橋から間近に | ||
白井 | ○ | これまた 四万十川ですかね | ||
町田 | ○ | 落ち鮎と言う季語を知りました。沈下橋に合っていますね。 | ||
ショルツ | コ | 沈下橋ならではの増水時の景観でしょうか。 | ||
白鳥 | コ | 四万十川ですね。沈下橋いいところですよね。 | ||
36 | 藁焼きや戻り鰹の香ばしさ | 大治 | 自 | 愛称鰹としては高知の藁焼き鰹塩タタキは最高でした |
片岡 | ○ | これが目的の旅でしたか。 | ||
ショルツ | ○ | 高知では豪快な鰹の食べ方があると聞きました。 | ||
手塚 | コ | カツオのたたきで、当然一杯 酔鯨あたりで。 | ||
下河原 | コ | 高知の皿鉢料理でかつおのたたき食べたいですね。昔、高知を旅して食べました。 | ||
白井 | コ | 高知戻りがつお いいね | ||
37 | 秋深むツリーに届くハーモニー | 下河原 | 自 | 錦糸町のすみだストリ-トジャズフェスティバルで月足さんの素敵なハーモニーを拝聴しました。 スカイツリーまで声が届きそうでした。 |
村松 | ○ | スカイツリーの見える場所に響くハーモニー、いいですね。 | ||
廣瀬 | ○ | 屋外?ハーモニー?これはきっと月さまのライブか??行きたかったなぁ~あらためて行かれた方の 投稿写真と照らし合わせて味わったら、臨場感がスゴく伝わってきました♪ |
||
大治 | ○ | 634mまで届いた歌声素晴らしいです | ||
梅原 | ○ | 時がたつのは早い | ||
月足 | コ | ありがとうございました! | ||
ショルツ | コ | あの日の澄んだ墨田の空なら、きっと届いたことでしょう♬ | ||
白井 | コ | ハーモニーは 何のかね | ||
町田 | コ | クリスマス! | ||
38 | ドングリにひらり突進栗鼠跳ねる | 下河原 | 自 | 半年ぶりにまた元の会社の現役に誘われ伊豆高原の会社保養施設を訪問しました。 近くの庭で走っているタイワンリスを見かけ落ちているどんぐりを追いかけているように見えました。 |
村松 | ○ | 野生のリスを見たいと思わせる句。 | ||
小野 | ○ | つぶらな瞳のかわいいリスの、すこし滑稽なしぐさ。どんぐりよりリスが主役に感じますが、 それはそれで良いようにも思いました。 |
||
五嶋 | ○ | とても、この季節らしい句、ですよね。栗鼠=リスは、検索してわかりました。 | ||
久保田 | ○ | 栗鼠の躍動感が出ている句ですね。しかも可愛らしさも伝わる。 | ||
木原 | ○ | ひらり突進が躍動感が出ていて良いと思います。季語団栗はカタカナにしない方が良かったかも。 | ||
片岡 | ○ | 速い速い! | ||
大治 | ○ | 躍動感がいいです | ||
白井 | ○ | リスね 最近台湾リスが鎌倉あたりから進出とか | ||
町田 | ○ | 可愛い映像が浮かびました。 | ||
白鳥 | ○ | リス園のリスでしょうか。米国でもカナダでも公園に普通にリスがいてびっくりしたのを思い出しました。 | ||
辻 | Q | ネズミ? | ||
ショルツ | コ | 可愛らしい栗鼠のしぐさ。栗鼠にはドングリが合いますね。 | ||
39 | 秋灯やカラオケハモリほほ緩む | 下河原 | 自 | 同じく会社保養所での夜、若い女性にヂュエットを誘われ唄いました。月さんとは全く格調が違いますね。 |
手塚 | ○ | カラオケ楽しそうで羨ましい。 | ||
月足 | ○ | 秋灯とカラオケの意外な組み合わせのようですが?おうちカラオケ? | ||
ショルツ | ○ | 聴いても歌っても、歌は心地よいものですね。 | ||
辻 | ○ | 秋灯 いいね. | ||
白井 | コ | |||
白鳥 | コ | 声に出してサブパートを歌ったらバッチリだったという句ですね。やったぜ! | ||
40 | 秋暁に完璧笑顔南後かな | 下河原 | 自 | 恒例の女子アナウンサーシリーズです。最近TBSの朝の番組に出演している2年目の 南後杏子アナウンサーが最近のお気に入りです。 |
白井 | ○ | わかりました TBS朝アナ ちなみNHKしかみない私の推しは以前同時刻NHK佐藤アナ 今年どっかいっちゃて |
||
廣瀬 | Q | TBSのアナウンサー?女子アナ好きってことは、ひょっとして作者はあのお方か?? | ||
手塚 | Q | 南後さんってアナウンサー?ですか。 | ||
町田 | Q | 南後は? | ||
片岡 | コ | でた!女子アナシリーズですね。 | ||
ショルツ | コ | 女子アナシリーズ! | ||
41 | 秋惜しむ惜しむ間もなき秋惜しむ | 月足 | 自 | 別の意味(秋がなくなる)で秋を惜しむことにならないよう、どうすれば良い |
村松 | ○ | 夏からいきなり冬になってしまいそうな最近の気候を上手に詠んでいる、リズムも良くてこの句好きです。 | ||
小野 | ○ | チャレンジングな一句、シャレています。が、それだけでなく、この繰り返しの使い方にせわしなさが 出ていて、クリエイティブだと思いました。 |
||
廣瀬 | ○ | まさにこの秋の実感!!!手に入らなかったものほどまた欲しくなるもの。 ですが、また一年待たないと秋も惜しめないよね?くぅ~~泣 |
||
五嶋 | ○ | 印象的な、繰り返しの句法、初めて知りました。 | ||
手塚 | ○ | 本当に。秀逸な今年を示す秋の句です。 | ||
辻 | ○ | 春とか秋とか短くなった | ||
梅原 | ○ | 秋が短い | ||
町田 | ○ | 気持ちが切々と伝わります。 | ||
片岡 | コ | うまい。 | ||
ショルツ | コ | 本当です!夏が続き過ぎでした! ようやく訪れた秋、満喫しましょう。 | ||
白井 | コ | そうですね 日本の四季は夏期 冬期になりつつ これも温暖化ですな | ||
白鳥 | コ | 今年は秋がなかった!(泣) | ||
42 | ジャズフェスの募金箱重し秋の暮れ | 月足 | 自 | 皆さんに支えられて無事終了できたことに感謝 |
片岡 | コ | ご成功よかったですね。 | ||
大治 | コ | 凄い、重くなる程皆さんの表かです | ||
下河原 | コ | 月足さんのジャズ素晴らしかったですね。私は募金しませんでした。ごめんなさい。 | ||
白井 | コ | 何の募金かね、 | ||
白鳥 | コ | ジャズフェスに来る方は篤志家が多い。 | ||
43 | 座禅組む足裏のしわ冬隣 | 月足 | 自 | いつも目に触れる皺より、ショックが大きい |
久保田 | ○ | 確かに正座をすると足にシワがよりますね。視点が楽しいです。 | ||
木原 | ○ | 視点が面白いと思いました。 | ||
片岡 | ○ | 妙にリアルな画が浮かびます。 | ||
大治 | ○ | そう坐禅は裸足で組むのです。その足を見て季節感を表す流石です | ||
下河原 | ○ | 「冬隣」素敵なフレーズ(季語)ですね。 | ||
ショルツ | ○ | そう!皮膚の渇きで季節を知りますね。 しかし、座禅とは!尊いことです。 | ||
白井 | ○ | 座禅お寺託児書でやらされた 足組んで 動くと愛のムチが | ||
白鳥 | ○ | ついいろんなことを考えてしまう座禅。くすっと笑えます。 | ||
手塚 | コ | 足裏のしわを見て、晩秋を感じるとはさすが。 | ||
44 | 暮れの秋優勝セールダース買い | 月足 | 自 | ファンの皆さん おめでとうございます |
廣瀬 | Q | 横浜DNA?何をダースで買ったのかな? | ||
ショルツ | Q | DNAなら横浜、高島屋とかでセール? ダースで何を買ったのですか? | ||
下河原 | コ | ベースターズの優勝セールですか? ビールのダース買いですか。 | ||
白井 | コ | ソフトバンクのかね でもなんと今年は横浜が?? | ||
町田 | コ | 何をダース買いしたのでしょう。 | ||
白鳥 | コ | 何を買ったのか気になる。 | ||
45 | 草津路や硫黄目に沁む秋更けて | ショルツ | 自 | 草津のお湯は目に沁みる。沁み方で目の調子を推し量る。しばらく目が開けられないほど沁みて、 のぼせてしまったことがあります。 |
村松 | ○ | 三句めまでは草津三部作かな?それとも朝寝も旅先で四部作? | ||
久保田 | ○ | 草津の強烈な硫黄漂う感じが実感できます。どの句も粋ですね。 | ||
下河原 | ○ | 草津の熱い湯につかりたいですね。 | ||
大治 | コ | 濁り湯最高ですね | ||
白井 | コ | 湯けむり上がる旅路 いいね | ||
46 | 吾妻(あがつま)に舟遊びかな龍田姫 | ショルツ | 自 | 吾妻侠に棲まう姫君の紅葉狩り。打掛は流水に紅葉。 |
手塚 | ○ | 我妻川と紅葉、舟遊びとは風情があります。 | ||
白井 | ○ | 四万温泉あたりお泊り いいね いこうよう? | ||
下河原 | Q | 龍田姫は、吾妻のどこで舟遊びしているのでしょうか? | ||
47 | 丸岩の山粧(よそお)ひて真田道(さなだみち) | ショルツ | 自 | 信州上田から上州沼田方面へ続く真田街道沿いの丸岩山の紅葉。 真ん丸な山を縦にすっぱり割ったような独特な景観。 |
片岡 | ○ | 峻厳な山合いの道なんですね。 | ||
大治 | ○ | 昔の戦街道でしょうか真田道がいいです | ||
白井 | ○ | 真田の居城の岩櫃城ですかね 登ってみたいが 足が・・・ | ||
手塚 | コ | これも歴史を感じさせますね。 | ||
月足 | コ | 山容はまさに丸岩、城造りは大変? | ||
白鳥 | コ | 紅葉狩りの旅三句。うらやましい! | ||
48 | 温々(ぬくぬく)と朝寝の土曜冬隣 | ショルツ | 自 | 寝床の温かさを一番心地良く感じる季節。何もない土曜日って意外にないものだと思いました。 |
村松 | ○ | 朝寝の気持ち良さが伝わってくる | ||
小野 | ○ | 格調高い上の旅の3句も素敵なのですが、日常を描いたこの句に親しみを感じます。 「温々と」がいいのかな。 |
||
廣瀬 | ○ | やっと「温々(ぬくぬく)」が感じられる季節になりました!これからはお布団がお友達の季節です。 「冬隣」の季語がスゴく効いてるし、「朝寝」も「土曜」もジャストマッチング! |
||
五嶋 | ○ | こういう時間を、大事にしたい! | ||
木原 | ○ | 気持ち良さそうな土曜の朝。 | ||
下河原 | ○ | 今は、毎日が日曜なので朝寝の毎日です。 | ||
月足 | ○ | ぬくぬくに、幸せ感がたっぷり | ||
辻 | ○ | 羨ましい!私は朝寝ができません。 | ||
梅原 | ○ | 朝寝、二度寝が幸せな季節 | ||
町田 | ○ | 贅沢な休日の朝。ぬくぬくしたいです。 | ||
白鳥 | ○ | これこそ人生の至福。「ぬくぬく」最高! | ||
片岡 | コ | 毎日が日曜になって半年が過ぎ、それでも冬が近づいてきて、朝寝は嬉し楽しです。 | ||
白井 | コ | ごゆっくりで いいです | ||
49 | 大東京緑攻め込む秋の陣 | 辻 | 自 | そこらじゅう雑草だらけでした.温暖化の影響? |
小野 | Q | これは何だろう? 小池都知事(緑のタヌキ)の神宮外苑の樹木伐採を連想しました。 | ||
下河原 | Q | 「緑攻め込む」とは何ですか? 常緑樹のことですか? | ||
ショルツ | Q | 緑の何が攻め込んでくるのか? 色々想像しましたが思いついません。 | ||
白井 | コ | どこだろう? 皇居だよね | ||
白鳥 | コ | 秋の「緑」とは? | ||
50 | 落ち葉敷きゆらりゆらりと目黒川 | 辻 | 自 | 目黒川の川底に落ち葉が沈んで、敷き詰め荒れていました. |
村松 | ○ | 花筏ならぬ葉筏、都会の中ののんびりとした時の流れ。 | ||
五嶋 | ○ | 桜並木の落ち葉、ですよね。職場が近いので、今毎日見て、季節を感じています。 | ||
手塚 | ○ | ゆらりゆらりのオノマトペが良いですね。 | ||
下河原 | ○ | 落ち葉が水面に落ちてゆっくり流れていく様が美しいですね。 | ||
月足 | ○ | 目黒川は、桜(春)秋刀魚(秋)そして冬も楽しめますね | ||
梅原 | ○ | 目黒川秋もいいよね | ||
白井 | ○ | 目黒川 桜並木の紅葉ははやいよね | ||
町田 | ○ | 秋の目黒川を眺めている人もゆったりしている感じがしました。 | ||
大治 | コ | 桜も良いけど落ち葉を敷き詰めた目黒川も良いのか 今度見てみます | ||
白鳥 | コ | 春は花筏、秋は色づいた落ち葉。季節に染まる川。 | ||
51 | 西方より押し寄せる雲天高し | 辻 | 自 | 神宮付近の雲、横浜から川崎を通って流れてきます. |
廣瀬 | ○ | 一句目からこの句まで、ランナーでないと感じられない景色と見ました。 それを一番感じたのがこの句!的外れだったらごめんなさいm(__)m |
||
久保田 | ○ | 天気は西から変わりますもんね。 | ||
片岡 | ○ | 気温が高かったせいか、秋でも雲に勢いがありました。 | ||
ショルツ | コ | ゆったりと変わりゆく秋空の模様。 | ||
白井 | コ | 天気は西からですね | ||
52 | 紅葉咲く百回目の那須永遠に | 辻 | 自 | 子供の頃から数えると、100回くらいは那須にきてるはず.永遠にはこれませんが、 できれば、永遠だといい。 |
小野 | ○ | 数字の力は大きいですね。この句は「百回目」があるからこそ、その後の「永遠に」という 作者の気持ちが生きています。 |
||
木原 | ○ | 今の幸せがずっと続きますように。 | ||
大治 | ○ | 那須の紅葉の思い出が蘇りますね | ||
ショルツ | ○ | 那須訪問百回!那須愛が溢れています。「咲く」ような紅葉はさぞ鮮やかで美しいことでしょう。 | ||
白鳥 | ○ | 「咲く」というぐらい紅葉がきれいなんですね!那須の別荘、もしかして築100年ですか? (まさかね)行ったのが100回目だね! |
||
手塚 | コ | |||
片岡 | コ | いつまでも! | ||
下河原 | コ | 那須の紅葉は、きっと美しいでしょうね。 | ||
月足 | コ | 百回の感慨深く | ||
白井 | コ | 那須にですか? | ||
53 | 秋日和泣き声こだます水天宮 | 梅原 | 自 | 秋晴れの中お宮参りで一句 |
村松 | ○ | かわいい泣き声、幸せな風景。 | ||
小野 | ○ | 七五三の模様でしょうか、大勢の初参りのご家族が水天宮に訪れている様子、感じ入りました。 水天宮という比較的知られているスポット名が入っていたのも、良かったんですね。 |
||
廣瀬 | ○ | 無事に出産を果たしたご夫婦のお礼参りorお宮参りでしょうか?真っ青に澄んだ晴天に、赤い水天宮と、 ご家族の笑顔がゲキ映えしている中で、赤ちゃんが元気に泣いている状況が想像できる句です。 |
||
木原 | ○ | お宮参りかな。 | ||
片岡 | ○ | 安産、これが今の私の一番の願いであり祈りです。 | ||
月足 | ○ | お祝い事でも、子は泣きますね | ||
辻 | ○ | 水天宮=安産祈願? | ||
白井 | ○ | お宮参りだよね いいね 願元気にすくすく | ||
白鳥 | ○ | お宮参りかな。赤ちゃんにはうれしくもなんともないけれど、成長を祈る親心よね。 | ||
五嶋 | コ | 孫の百日祝い(お食い初め)の日に、水天宮にお礼参りに行ったのを思い出しました。 | ||
ショルツ | コ | 泣き声は元気な証拠。 | ||
54 | 肌寒に遅れ遅れの衣替え | 梅原 | 自 | 温暖化で予定も立たず |
村松 | ○ | いつまでも暑くて衣替えをいつするか悩む、実感。 | ||
五嶋 | ○ | まさに、遅れ遅れを、やっていました。。 | ||
手塚 | ○ | 11月になっても半袖が必要でした。季節感が狂います。 | ||
ショルツ | ○ | 温暖化時代の衣替えはタイミングがズレますね。 | ||
片岡 | コ | 今週やりました(奥さんが…)。 | ||
大治 | コ | 実感 | ||
下河原 | コ | 一気に寒くなり身体が付いていけていません。 | ||
月足 | コ | ようやく衣替え | ||
白井 | コ | そうなんで まだ タンスです | ||
町田 | コ | つい最近までTシャツでした。やっと衣替えです。 | ||
白鳥 | コ | 衣替えの時期も以前とは全然違う。はたしてダウンコート着るときはいつなんだろう。 | ||
55 | コロナ後の運動会は時間別 | 梅原 | 自 | 運動会も様変わりでした |
辻 | Q | |||
下河原 | コ | まだ通常運用になっていないんですかね。 | ||
ショルツ | コ | ちょっと世知辛い。。 | ||
白井 | コ | 会社の人も 時間で トラック競技なし 午前中だけだったと もちろんお弁当なし | ||
町田 | コ | そうなんです。コロナで運動会は変わりました。 | ||
白鳥 | コ | たしかに簡素化。学年によって時間が違う。 | ||
56 | いにしえの銀杏黄葉日吉の丘 | 梅原 | 自 | 秋の日差しが銀杏並木を黄葉色に染めてました |
大治 | ○ | 楓の赤色も良いけど銀杏の黄色もいいですよね | ||
下河原 | ○ | 銀杏の黄色い紅葉は素敵ですね。今年はマンションの銀杏は色ずく前に葉が落葉してしまっています。 | ||
白井 | ○ | いにしえですか? 思い出ですね 私は結構近所で仕事 折を見て 黄色の並木みにいきます | ||
町田 | ○ | そう、銀杏は黄葉ですね。きっと昔から同じ光景なんだろうな。 | ||
ショルツ | コ | 日吉キャンパスの銀杏並木は三田祭の頃色づきますね。 | ||
57 | かたぐるま吾子と戯れ秋あかね | 白井 | 自 | 関越道 新潟PAで 赤とんぼが乱舞 子どがかたぐるまで |
村松 | ○ | かたぐるまと赤とんぼ、絵になる情景。 | ||
小野 | ○ | 秋茜はトンボの種類なのですね。お父さんと子どもの微笑ましい風景。トンボが親子を見、 親子もトンボに気づく。視点に動きがあるのが、句の動きにつながっている気がします。 |
||
廣瀬 | ○ | 近年その数が激減し、絶滅危惧種に近づきつつあるアキアカネですが、この句の中では、お孫さんを肩車 した作者の周りの景色を赤く染めながらグルグル回っている沢山のアキアカネの様子が頭に浮かびました。 |
||
五嶋 | ○ | 秋あかねは、久しく見ていないような、、懐かしい情景です。 | ||
久保田 | ○ | ほのぼのとした良い光景ですね。 | ||
木原 | ○ | 懐かしいメロディが聴こえてきそうですね。 | ||
片岡 | ○ | 実に星一徹的昭和感!しかしやはり、王道です。 | ||
下河原 | ○ | シンプルな句が逆にすごく秋を感じます。 | ||
月足 | ○ | 忘れられぬ思い出 | ||
梅原 | ○ | 微笑ましい句 | ||
町田 | ○ | 秋の爽やかな季節、親子の笑い声が聞こえます。 | ||
ショルツ | コ | 夕焼け空に肩車のシルエット、いいですね。 | ||
白鳥 | コ | なんだか郷愁をそそるなあ。 | ||
58 | にぎあうし白き飛来の苅田かな | 白井 | 自 | 同じく新潟の魚沼の田んぼに 二番穂もとめ白鳥がたくさん |
大治 | ○ | 苅田は今は昔見なくなりました | ||
手塚 | Q | にぎあう、にぎわう、にぎおう?? | ||
下河原 | コ | 雪が舞っている様ですか? 東京ではまだ雪はまっていませんが何処ですかね。 | ||
月足 | コ | 見通しよく広がる苅田に集まる鳥たちでしょうか。見渡す限りの秋 | ||
59 | 柿実もぐ暮れの早さに心冷え | 白井 | 自 | 今年は半月?遅れで柿もぎ 3時から初めて アッという間に夕暮れに |
廣瀬 | ○ | 柿狩りに夢中になるあまり、夕暮れになってしまったのでしょうか?「暮れの早さ」が、「日暮れ」と 「年の暮れ」の double meaning っぽくて良いです。今年は秋が短かったからね~ |
||
手塚 | ○ | 夕暮れが早くなりましたね。 | ||
大治 | ○ | 柿の木はなんか夕暮れを連想させます。 | ||
ショルツ | ○ | 柿の甘い味覚と短日の心細さが好対照。晩秋の味わい。 | ||
白鳥 | ○ | 暑さは続いたけれど、日は確実に短くなっているこの頃です。そこは「秋」。 | ||
60 | 彩りた木立を抜ける秋の風 | 白井 | 自 | ようやくですが 山はいろづき 風はきもちいいかも |
村松 | ○ | 爽やかな秋 | ||
五嶋 | ○ | 正に、この季節! | ||
片岡 | ○ | この辺ではもう少し先かな。 | ||
辻 | ○ | いろどりた | ||
下河原 | コ | 「彩りた木立」は美しいですね。 | ||
61 | ふやーんふやん赤子泣きて月太る | 町田 | 自 | 毎日太ってくる月を見て、子供の成長を思いました。 |
村松 | ○ | この声は新生児かなあ、月も太るし赤子も太る。いい句だなあ。 | ||
片岡 | ○ | いつもながら感服です。「月太る」と「ふやーんふやん」の絶妙のツケ。 | ||
月足 | ○ | ふやーんふやんのオノマトぺと月太るに独特の世界観 | ||
白井 | ○ | でた擬態語 いいね いいね なんともいいです | ||
久保田 | コ | ふやーんふやん。こんな泣きするよね。 | ||
ショルツ | コ | 生まれたての赤ちゃんはオギャーと泣きませんよね。絶妙な擬声語。 | ||
白鳥 | コ | 中原中也「サーカス」の「ゆあーんゆよーん」、萩原朔太郎「猫」の「おわあおぎやあ」を思い出した。 シュールな句。 |
||
62 | 夕日溶けコスモスの紅静かなり | 町田 | 自 | 一枚の絵のように静かな景色でした。 |
小野 | ○ | 「夕日に溶ける」という表現は詩や歌詞などにも見かけますが、コスモスの野と合わせると また格別に生きますね。 |
||
廣瀬 | ○ | いつもなら青い空・緑の大地の背景を鮮やかに彩るコスモスさえも、夕陽の赤には溶けて目立たなく なってしまうという意でしょうか?でも、空も大地も赤く染まっていく雄大なパノラマの1ピースとして、 自分も染められてみたいと感じた良句でした。 |
||
手塚 | ○ | 秋の夕枯れの静かな風景が浮かびます。 | ||
木原 | ○ | コスモスの紅が静かであると描写した所が好きです。 | ||
大治 | ○ | 夕日の茜とコスモスの紅、色のグラディエーションですね | ||
下河原 | ○ | 夕日の紅とコスモスの紅の対比が美しいです。 | ||
ショルツ | ○ | 溶けるような夕日に風のないコスモスの色の移り変わり、そんな瞬間になかなか出会うことはありません。 | ||
梅原 | ○ | 夕日とコスモスの掛け合わせいいね | ||
白井 | ○ | うまい 秋の静かな夕暮れ | ||
63 | いい月夜種子(たね)ううーんと伸びをする | 町田 | 自 | 秋まきの種は目が出るかなーといつも心配。いい月夜だよ!伸びをしてねーという願望も込めて。 |
五嶋 | ○ | 植物は、夜に芽が出て伸びる、と聞きますが、月の灯りが大事か。 | ||
久保田 | ○ | 種の成長が「ううーんと伸び」で伝わってきます。 | ||
片岡 | ○ | これもやはり「ううーん」でなくては感じでないですものね。 | ||
下河原 | ○ | 「ううーんと」のオノマトペが良いですね。 | ||
辻 | ○ | トトロ? | ||
白鳥 | ○ | これは可愛い。芽が出る前の種の様子が子どものよう。 | ||
村松 | コ | トトロ! | ||
白井 | コ | 水栽培の? 大根? 月夜に目覚める? | ||
64 | 種多き小さき柿生る(なる)里に住む | 町田 | 自 | 今年も里の柿、ぎゅっと甘くておいしかった。 |
村松 | ○ | |||
廣瀬 | ○ | 作者は東京近郊なのにとても自然豊かな場所にお住まいですね?ランドマークが無くて タクシーへの道案内は大変かもですが(;^_^A |
||
手塚 | ○ | 小さい柿、王禅寺の禅寺丸が有名ですね。柿生の里? | ||
月足 | ○ | かつての普通の柿、ほっとする里の秋 | ||
ショルツ | Qコ | 何柿というのでしょう? 住んでいるのはだれか? 想像が広がります。 | ||
大治 | コ | 小さい柿の実は農家に多い様な気がします。柿なる里のしずけさまで感じられます | ||
下河原 | コ | 母方の祖父の家の庭に3本柿の木が有り、取って食べました。 確かに実のわりに種が大きかった記憶が有ります。 |
||
白井 | コ | ひょっとすると 禅寺丸ですか? いまだ母の実家にたわわに だれもたべすで | ||
白鳥 | コ | 熱い郷土愛 | ||
65 | 自転車を駆る子らの声羊雲 | 白鳥 | 自 | 小学生たちが遊ぶ約束をしながら自転車で駆け抜けていきました。やっと爽やかな季節が来た。 |
村松 | ○ | 羊雲をバックに友達といる子供たち、偏見かもしれないけどこれは男の子だよね。 | ||
五嶋 | ○ | 天高く、風が澄んだ、秋の情景、ですね。 | ||
木原 | ○ | 秋の空の下、子供たちの楽し気な声が聞こえてくるようだ。 なんかノスタルジックな気持ちにさせていただいた。 |
||
下河原 | ○ | 自転車に乗った元気な子供の声が羊雲に届きそうです。 | ||
梅原 | ○ | 秋たけなわ | ||
白井 | コ | いいね 秋晴れの中 元気な | ||
66 | 添削の夜長一途さ消さぬよう | 白鳥 | 自 | 今年高3の教え子の志望理由書の添削。大人のつまらない文章にならないよう気をつけながら。 |
廣瀬 | ○ | 生徒の個性を消さないように、良いところを見出しつつ一生懸命に直しながら指導してより良くして あげたいという作者の真摯な気持ちが伝わってきました。私の句も添削して頂きたいです! |
||
手塚 | ○ | 俳句の添削をしているのだろうか。 | ||
大治 | ○ | 一途さの言葉がどうして出てくるのか不思議 | ||
ショルツ | ○ | 作文の添削でしょうか。正しいと一途さのせめぎ合いか?! 国語教師の腕の見せ所ですね。 | ||
辻 | ○ | 偉い! | ||
町田 | ○ | 作文の添削でしょうか。あまり滑らかに直してしますと、人柄もきえてしましそうです。 「一途さけさぬよう」がいいですね。 |
||
月足 | コ | 個性を大切に育てる添削指導の苦労 | ||
白井 | コ | 添削のよなべですか ご苦労様です | ||
67 | 父と同じ我が爪の形(かた)星月夜 | 白鳥 | 自 | 昔私の親指の爪を見た父に「へんな形やな」と笑われた。 先月亡くなった時父の手を握ったら同じ形の爪でした。 |
村松 | ○ | 親子って思いがけないところが似ている、しみじみとした良句。 | ||
小野 | ○ | ふと見た自分の爪に、親子だな、自分はあの人の子どもだな、と一人思う親子の時間。月星に見守られて。 | ||
久保田 | ○ | 細かいところが似ているのが親子ですね。 | ||
木原 | ○ | 天に召されたお父様に対する愛おしさが、星月夜という季語に凝縮されているようだ。 | ||
片岡 | ○ | 大宇宙のなかで継がれてゆく命、そんな大きな物語を感じました。 | ||
手塚 | コ | しみじみ見いている様子が愛おしい。 | ||
下河原 | コ | 親子はやはり似ていますね。 | ||
ショルツ | コ | 爪、声、後姿、、、親子って尊い。 | ||
白井 | コ | どの状況でお読み? 介護中なら ご苦労様です | ||
68 | 大きなアルバム開いたような小春凪 | 白鳥 | 自 | 父の訃報を聞いた従弟が送ってくれた故郷の海の写真はこんなふうでした。 |
廣瀬 | ○ | 陽射しを受けてキラキラしている海面の風景が拡がりました。心地よい風も吹いてきましたよ。 スマホ内のGoogleフォトではなく「大きなアルバム」というのがまた良いですね~ |
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木原 | ○ | 小春凪は作者の心情をも表しているように思う。アルバムとの取り合わせが見事である。 きっと穏やかな日々の写真がたくさん貼られていたのだろう。 |
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片岡 | ○ | 何とも不思議な喩です。大自然の時間の中の、一瞬のスナップの深さよ。 | ||
大治 | ○ | アルバムと心春凪の結びつきが面白いです | ||
月足 | ○ | ほわっとあたたかさに包まれたひととき | ||
白井 | ○ | そう こんな日に ボートでのんびり釣りしたいが | ||
下河原 | コ | 「大きなアルバム開いたような」の比喩が面白いです。 |