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第45回 選句・コメント表 2023年3月 |
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№ |
俳句 |
選句者 |
点数・記号 |
コメント・質問・自作の説明 |
1 |
箸でつり父と歩いた雪の朝 |
辻 |
自 |
雪玉釣りしながら保育園に通いました |
月足 |
○ |
お父さんとの思い出につながる雪の朝 |
久保田 |
○ |
お箸で釣り?お父様との関係がよくわかる表現だと思います。 |
小野 |
Q |
箸でつり? |
白鳥 |
Q |
「箸でつり」とは? |
白井 |
コ |
小物 タナゴ釣り? かね カツてお父さんと 小生にも思い出あり |
手塚 |
コ |
箸?、橋? つりをするのはどっち? |
下河原 |
コ |
父との思い出がよみがえります。 |
2 |
雨水過ぎ濡れた路面をひた走る |
辻 |
自 |
寒さが少し和らぎ気持ち良く走れた |
木原 |
○ |
濡れた路面。そこにも春を感じる。「ひた走る」がいいです。 |
白鳥 |
○ |
これ、勢いがあって面白い句です。 |
片岡 |
○ |
農作業の始まりとなる、雪ではない、大切な雨の一降りですが、ランナーには
春の気配の心地よい冷ややかさなのでしょう。 |
ショルツ |
コ |
雨水の季語と「濡れた」路面が合っていますね。 |
白井 |
コ |
どこへかね |
大治 |
コ |
雨水の季節感がいいです |
3 |
白き富士真上に座る標識め |
辻 |
自 |
道路標識が富士山の真上に。デリカシーがない日本の標識? |
小野 |
○ |
季語はない(?)けど、季節感が伝わります。ドライブ中に思った「チェッ」が伝わってきて、
オリジナル感高いです。次の句も良いから悩んだ。 |
ショルツ |
○ |
「め」が効いています。ダイヤモンド富士ならぬ止まれ富士w? |
町田 |
○ |
どんな角度から富士山を見上げたのか。標識が富士山に被っているのね。
折角の富士山を見せないなんて、こいつーー!と言う感じでしょうか。 |
広瀬 |
○ |
人工物のおかげで絶景か台無しという残念な気持ちを「標識め」が良く表していると思います。
ユーモアのある句ですね。 |
手塚 |
○ |
標識がじゃましているのでしょうか。 |
白井 |
コ |
そうですねー |
月足 |
コ |
富士をめでたいが、邪魔者が。下五の意外感 |
白鳥 |
コ |
富士山の真上に座るように見える標識。目障り? |
片岡 |
コ |
邪魔なんですね、標識。日本の風景には看板が多すぎますね。 |
4 |
河桜静かに歩む春の音 |
辻 |
自 |
多摩川を3人でラン、一本の桜が開花してました。おそらく河津桜? |
白井 |
○ |
いいね 河津 |
大治 |
○ |
河津桜ですかねこの花が咲くと一歩春が近くに来た気持ちが自然と湧いてきます |
下河原 |
○ |
河桜の情景が美しいです。 |
梅原 |
○ |
満開の河津桜でしょうか |
ショルツ |
○Q |
河を流れを桜の花びらが歩く音としたのがきれい。河津桜ですか? |
小野 |
コ |
季節の足音が聞こえます。 |
白鳥 |
コ |
「春の音」は何の音だろう?想像がふくらみます。 |
5 |
春水や白馬に刻む真白き弧 |
小野 |
自 |
30年ぶりに白馬にスキーに行きました。滑り納め=卒業を目的に。
怖がらずに前傾し、いい弧が描けた時の気持ち良さ! |
辻 |
○ |
白馬でスキー。いいね |
ショルツ |
○ |
白馬岳の雄大な初春の景色が見えるようです。 |
木原 |
○ |
気持ちよさそうなゲレンデでの光景かな。 |
大治 |
○ |
4句とも素晴らしい。春スキーの句ですね真白き弧が素敵です |
梅原 |
○ |
春の訪れを感じます |
町田 |
Q |
真白き弧って何だろうと考えました。スキーの滑った跡かなあ?
春水だから溶けだした水の流れる跡かなあ? |
下河原 |
Q |
白馬に刻む「真白き弧」とはどんな情景なのでしょうか? |
片岡 |
Q |
弧が何か、読み解けませんでした。最初はスキーかと思ったのですが、
「刻む」という強い言葉になじまなくて。 |
白井 |
コ |
白馬山系の雪形? |
6 |
朧夜や声出して読む暗唱句 |
小野 |
自 |
少し真面目に俳句をやろうと思った新年。あまりできていませんが、締め切り近くには藤田湘子
の本を時々パラパラとめくります。そんなシーンを詠みたく。最初、下五は「入門書」
だったのですが。。。。ちなみに、今回は「型・その1」で全部つくってみました。 |
町田 |
○ |
素敵! 私も暗唱句を作ります。 朧夜がいいですね。 |
広瀬 |
○ |
風流な時間を過ごされてますね~ |
大治 |
○ |
なかなかこのような句はおもいつきません |
久保田 |
○ |
暗唱句を声を出して読む、が好きです。 |
手塚 |
○ |
作者が朧月の夜に暗唱する句はどんな句なのか気にります。 |
片岡 |
○ |
どこか曖昧な夜だから、声に出して確かめてみる、かな。 |
ショルツ |
コ |
俳句に対するひたむきな姿を感じます。 |
白井 |
コ |
「菜の花ばたけーに 入日薄れ」 場所は奥信濃 飯山の千曲川沿いです |
月足 |
コ |
風流! |
7 |
頬白や籠に入りし自由人 |
小野 |
自 |
施設に入っている父がコロナにかかりました。父は自由人なので、施錠された部屋に閉じ込め
られていた10日間はとても辛かったと思います。ですが、この句は捕まってしまった頬白を
詠んだ句のようですよね。それもいいかな、と。 |
大治 |
○ |
自由人がいい |
ショルツ |
コ |
自由でなくなった頬白さんToT |
白井 |
コ |
ホオジロをご存知? 昔遊びに行った家でかってた いい声で 自由人的な歌?
ちなみ父はメジロ 小生はハトとちゃぼ |
町田 |
コ |
籠に入る自由ですか。何か深い・・・ |
白鳥 |
コ |
頬白は自分から籠に入った? |
8 |
春の炉や六十度数の琥珀酒 |
小野 |
自 |
友人と行った自由が丘のバーでのこと。アルコール度数60度の「Octomore」という
ウイスキーを飲みました。「琥珀酒」は最初「ウヰスキー」だったのですが、
琥珀酒はいらない工夫だったかも。 |
白井 |
○ |
そー のどに ぐーっとくるね |
月足 |
○ |
強いお酒も、春の炉辺では、ゆったり味わっている |
広瀬 |
○ |
まだまだ春寒である事が、「炉」や「度数の高い酒」でわかります。
心までゆっくりと温まって、これから訪れる春を待っているのでしょうか。。 |
久保田 |
○ |
六十度数、琥珀、濃さが伝わってくる言葉の使い方だと思いました。 |
下河原 |
○ |
60度のお酒は、私には致死量ですね。でもこんなお酒が飲めたら良いですね。 |
白鳥 |
○ |
「琥珀酒」が素敵です。もちろん水で割って飲んでますよね? |
片岡 |
Q |
テキーラ? |
大治 |
コ |
度数の高いお酒を火を見ながらちびちび飲む情景が浮かんできます 旅先だね |
9 |
如月や吹いて咲かせて走り去り |
ショルツ |
自 |
大好きな2月。風を吹かせ、花を咲かせて、逃げ足の速いこと。
#教えて:下の句「はや去りぬ」「過ぎ去りぬ」悩みました。どうでしょう? |
小野 |
○ |
3句に○ってすごい! この句は春風の句ですね。の |
町田 |
○ |
「如月」についての句ですね。この通り! |
広瀬 |
○ |
「2月は陽気が徐々に訪れる季節」なので「気更来」=「きさらぎ」になったという説が
ありますが、それも長続きはせず。。そんな気まぐれな自然の様子を
「吹いて咲かせて走り去り」と詠まれたのだと思いました。 |
久保田 |
○ |
春一番ですか?今年はまさに咲かせてだね。 |
白鳥 |
○ |
梅と北風?あっという間に終わってしまった。 |
梅原 |
○ |
季節の移ろいはあっという間に |
片岡 |
○ |
黄砂に梅に小の月。 |
白井 |
コ |
如月が咲かせたものは? (付属 小生は憧れ) |
10 |
三日月にぶら下がりたい春の宵 |
ショルツ |
自 |
ちょっといい気分で帰宅した三日月の夜。 |
辻 |
○ |
いいね?ほろ酔い? |
小野 |
○ |
この句の発想、絵本のようなシーン、とてもオリジナリティがあり、まいベスト1です! |
白井 |
○ |
いいね 以前三日月の下に一番星が ブランコのように(如月三明より) |
木原 |
○ |
春が近づくわくわく感がいいですね。 |
手塚 |
○ |
可愛らしい情景です。気持ちはわかる |
月足 |
コ |
三日月も風情がありますね |
久保田 |
コ |
推しが時々月さん(一句会の月さん、混同してごめんなさい)と呼ばれているので、
(9月生まれだから、らしい)個人的にいつもぶら下がりたいです。 |
白鳥 |
コ |
三日月大好きです。ぶらさがるには高すぎるけど(笑) |
11 |
春燈にとろり頬染む宵の街 |
ショルツ |
自 |
春の宵は格別。花の香を含んだ風も暖かく、街がほんのり頬を染めるような風情。 |
白井 |
○ |
いいね 春燈(辞書)=春の華やかさとともに艶めいた感じがある。 艶めいた?が どう |
町田 |
○ |
春にはほろ酔い感が似合いますね。 |
広瀬 |
○ |
まったりとした春の宵……状況が目に浮かんでくる良句ですね! |
大治 |
○ |
春の宵の温かさが滲んでくる気がする句です |
下河原 |
○ |
「春燈」が良いですね。これからお酒でも飲むのでしょうか? |
片岡 |
○ |
春燈がいいですね、暖かく心が軽い夜のそぞろ、ですね。 |
小野 |
コ |
この句にも○しても良いぐらいですが、他の3句はさらに上だと思ったので、控えめにしました。 |
白鳥 |
コ |
今日も飲みに繰り出す。 |
12 |
花の香も月さえもなし君あれば |
ショルツ |
自 |
君の他は何も香らず何も見えなくなってしまう。そんな君、、現れたら厄介。 |
小野 |
○ |
詠まれたい(笑) |
月足 |
○ |
最高の愛情表現 |
木原 |
○ |
ロマンチックな句ですね。 |
大治 |
○ |
愛情たっぷりの表現 |
久保田 |
○ |
例えば、君がいるだけで、心が強くなる、じゃなくて、心が豊かになること〜♪
という気持ちなのかな。私も共感❤︎ |
下河原 |
Q |
「君」とは誰なんでしょうか? 何か悲しい雰囲気を感じますが、
君さえいれば他は何も入らないの意味かな? |
白井 |
コ |
梅ですねよ それともだれ? |
手塚 |
コ |
君は誰?最愛の人のことだろうが・・ |
白鳥 |
コ |
The Love Song |
13 |
逝く友の香り佇む七里香 |
白井 |
自 |
立春明けに訃報が 雨の告別式ではお線香の香りが、まだ蕾の沈丁花を覆うようで
まだまだ早く 旅立つ故人の無念のようで 大変残念です |
ショルツ |
○ |
沈丁花の別名と知りました。ご友人の思い出を漂わせる香りなんですね。 |
町田 |
○ |
七里香(沈丁花)九里香(金木犀)なんですね。沈丁花とせず七里香と表現することで、
友への思いが伝わります。 |
月足 |
○ |
春、沈丁花が香ると思い出されますね |
木原 |
○ |
亡くなられたお友達のご冥福をお祈りいたします。 |
大治 |
○ |
悲しさを悲しくないように表現した句という印象です |
手塚 |
○ |
七里香というのが気になる句です。解説を聞きたい。 |
小野 |
Q |
七里香とは沈丁花のこと? |
下河原 |
Q |
「七里香」は? ネットでは、早稲田に有る和菓子屋と有りました。 |
白鳥 |
コ |
香りで故人を思い出しているのでしょうか。 |
片岡 |
コ |
佇むのは友のおもかげか、それとも沈丁の香か。そのニつが一つになる思い出、深い切なさだ。 |
14 |
春なこそ世界が変わる雪景色 |
白井 |
自 |
春なこそ 春くるな 勝手に古語運用で春くるようだと?なりませんね??(ご教授を)
立春後庭に雪が少しつもり |
大治 |
○ |
積もった雪で街の景色が一変することよくありますね |
15 |
春蘭の蕾に刻むこの歳月 |
白井 |
自 |
今年も春蘭(父の鉢物唯一継続した品 23年目)花芽がでて |
下河原 |
○ |
今は無き、実家の庭にも春蘭が植えて有りました。 |
白鳥 |
○ |
ランの蕾を見て思いめぐらすのは自分の人生? |
梅原 |
○ |
春が来て年を重ねる私にも被る句 |
片岡 |
○ |
每年咲いてみせてくれた花なのでしょう。様々な景を呼び起こす小さな花。 |
月足 |
コ |
写真を見ると野仏のようにも。歳時記に、「じじばば」の異名もあるとか |
16 |
坂燃ゆる春空映ゆる紅並木 |
白井 |
自 |
河津ではなく 三浦海岸 河津桜です 並木坂上には大きな大根が売ってまして |
辻 |
○ |
夕焼け? |
小野 |
○ |
「燃ゆる」「映ゆる」の韻が心地良いです。 |
広瀬 |
○ |
坂を上る時には目線の先の「空」を意識しますよね。空の青と並木の赤のコントラストも想像する
と心地よいです。燃ゆるを「萌ゆる」としても主語が「坂」だから面白いかなと思いました。 |
久保田 |
○ |
桜がもう咲き始めている?一足早く春爛漫の景色ですね。 |
ショルツ |
Qコ |
燃ゆると映ゆるがよいリズム。#教えて:紅並木は何の並木? |
17 |
春近し軋む心身ストレッチ |
町田 |
自 |
キシムシンシンでぎしぎし感が出たかな |
辻 |
○ |
軋むが応えました |
小野 |
○ |
人が冬を脱する時期って、こういう感じかも…。そのオリジナルな視点が素晴らしい。 |
ショルツ |
○ |
心身は連動し、一緒に軋んでいたのかと気付かされました。背中を押されます。 |
広瀬 |
○ |
春が来るから、凝り固まった身体をストレッチ!凄く共感します。良い句です。 |
木原 |
○ |
春になると薄着になるし、ストレッチで身体を磨く。 |
久保田 |
○ |
この詠み手さんの日常を明るく描く句がみんな好きです |
手塚 |
○ |
心も体も伸びやかに行きたいものです。 |
白鳥 |
○ |
いいね!軋む心にもストレッチが必要。 |
白井 |
コ |
そー 腰に続き、少しあたたかになったが ひざ 先日病院へ 原因はカレイ?
ではなかったが からだが軋むかも |
月足 |
コ |
ぎしぎしと音がします |
大治 |
コ |
身体を動かしたい季節になりましたね |
18 |
地図帳にピンクマーカー春の奈良 |
町田 |
自 |
春の奈良を夢見て |
小野 |
○ |
「ピンクマーカー」でこんなにもウキウキ感が出るんだなと感心。 |
月足 |
○ |
ワクワクが伝わる |
大治 |
○ |
地図の上で旅先の情景を思い浮かべていますね きっと |
久保田 |
○ |
グーグル先生に頼らず、地図を見て巡る旅。こうすると不思議とその土地が頭に入って
きますよね。 |
ショルツ |
コ |
行きたいところをマークしているのか、楽し気。 |
白井 |
コ |
奈良冬秘仏特別展かね いきてーですが |
木原 |
コ |
桜が綺麗なんでしょうね。マーカーの色もピンク。 |
下河原 |
コ |
春の大和路は良いですね。 |
白鳥 |
コ |
春の奈良と聞くだけでピンクだらけの地図が思い浮かびます。 |
片岡 |
コ |
行く前の期待がふくらむ。春の奈良、若草山はいいですね。 |
19 |
早春のピアノ紡ぐや我が鼓動 |
町田 |
自 |
2月にサントリーホールで聴いたピアノ |
久保田 |
○ |
ピアノが紡ぐ歌ではなく、鼓動という気持ち、というのが素敵だと思います。 |
白井 |
コ |
「ピアノを紡ぐ」は想いをピアノの音で紡ぐのでしょうか? |
大治 |
コ |
春の鼓動が聞こえてきます |
20 |
ものの芽や日々膨らみて未来良し |
町田 |
自 |
何でもいいから「未来良し」と言ってみたい今日この頃 |
ショルツ |
○ |
あらゆる花木の芽の成長から未来良しと太鼓判を押す希望にあふれた句。 |
白井 |
○ |
そー 膨らみに未来げ見えればとても幸ですね 小生はおなかの膨れしか見えない |
広瀬 |
○ |
何となく循環型社会や持続可能社会を頭に浮かべたのは私だけでしょうか?
すべての事象は日々成長しているのですね! |
大治 |
○ |
春が近いことを実感させられる句です |
久保田 |
○ |
新芽が膨らんでくる様子を読みたいと思ったのですがなかなかうまく怖めず、でした。
春に向かうこの時期は、「未来良し」という気持ちになりますよね。 |
下河原 |
○ |
春の新芽がどんどん膨らむ様が良いですね。 |
梅原 |
○ |
希望が持てる明るい句ですね |
片岡 |
○ |
確実な安心感を与えてくれる自然の歩みに愈される。 |
21 |
春寒やダウン羽織らず小走りす |
月足 |
自 |
気温は低いが、もう春とやせ我慢 |
白井 |
○ |
いいね いいね もーうすぐは~るですね |
大治 |
○ |
陽は春の暖かさがあるけど冷たい風の日かな それを上手に表現 |
久保田 |
○ |
「小走りす」で、何も羽織らずにプチ外出した感じがよく出ています。 |
下河原 |
○ |
暖かいと思ってダウンコートを着ないで外に出たら思いのほか寒かったイメージですかね。 |
小野 |
コ |
だね。ダウン着るかは春の分かれ道! |
ショルツ |
コ |
ダウン着る/着ない、悩む時は走ればいいんだ! |
白鳥 |
コ |
もう寒くないだろうとダウンを着てこなかった。あてが外れてつい小走り。 |
22 |
うららかや粧(めか)してマチネ待ち合わせ |
月足 |
自 |
お昼の劇場前で待ち合わせている人たちをみて |
小野 |
○ |
「粧して」と「マチネ」が昭和の語感で1つのノスタルジックな世界を作っています。 |
白井 |
○ |
えーなんかいいな 昼待ち合わせ?とは だれと |
木原 |
○ |
お、デートですか。春ですねえ。 |
手塚 |
○ |
おっしゃれ!楽しそうです。マチネが効いている。 |
片岡 |
○ |
春のうきうきする気分が楽しい。マチネ(昼の公演)とすることで暖かな日差しも陽気さを加える。 |
下河原 |
Q |
おめかしをして、昼公演の待ち合わせは誰とかな? |
ショルツ |
コ |
いそいそと楽しい気分。 |
大治 |
コ |
マネチ 初めて知った言葉です |
白鳥 |
コ |
ライブや観劇も元通りに! |
23 |
再見(チャイチェン)とパンダは帰り二月尽く |
月足 |
自 |
パンダ外交から半世紀 |
ショルツ |
○ |
「二月尽く」がいいですね。2023年2月ならではの句。 |
梅原 |
○ |
寂しい限りです |
小野 |
コ |
時事ネタとして良い句です! |
白井 |
コ |
行ってしまい 寂しいね |
町田 |
コ |
二月尽くという表現がいいなあ |
白鳥 |
コ |
シャンシャンとの別れは残念だったけど、ガチファンがあんなにいるとは知らなかった!
あれもオシ活? |
24 |
風光るペダルを止める土手の上 |
月足 |
自 |
多摩川でのサイクリングを想像して |
町田 |
○ |
映像が見えます! |
広瀬 |
○ |
手放しで共感でき、景色が目に浮かぶ良句ですね!
「春光」や「春風」を感じる「春走」ですね!やはり多摩川沿い? |
久保田 |
○ |
土手の上で何を見つけたのかな?それが気になる句です。 |
白鳥 |
○ |
春の土手道サイクリングも十分に魅力的ですが、さらに心惹かれる何かを見つけたのですね! |
片岡 |
○ |
川面だろうか、土手の草に反射したのだろうか、キラメキに立ち止まる感性が素敵です。 |
辻 |
○Q |
風光る? |
白井 |
コ |
「勝手な想像」♬あたーらしん季節なぜかー切ないひびで・・・
だーれもふれないふーたりでけの国 失礼 |
大治 |
コ |
春の陽射しの到来を感じさせてくれます |
25 |
樹々芽吹き保育器の孫に会う日待つ |
広瀬 |
自 |
先月に引き続き、早産でまだ保育器の中の孫の句です。何せ当初の出産予定日は4月で
まだやっと1,000gを超えたところで息子夫婦以外はは面会もできません。早く会いたい! |
小野 |
○ |
とてもリアルですが、そのリアルさが切実で良いです! |
町田 |
○ |
お孫さんが保育器の中で成長しているのを樹々の芽吹きが応援しているよう、
おじいちゃんもうちょっと待っててね! |
大治 |
○ |
新しい生命の躍動感を感じる一方で少し心配な気持ちが交錯している
そんな気持ちが伝わってきます |
白鳥 |
○ |
お孫さん、早く抱っこしたいですよね。春の木の芽のように若葉を広げる日が楽しみですね。 |
ショルツ |
コ |
可愛いお孫さんに会える日が一日も早からんことを祈ります。 |
白井 |
コ |
そー まちどうしいねー |
月足 |
コ |
早くご対面できますように |
片岡 |
コ |
春への自然の風景の変化が、お孫さんへの思いを強めていく。待ち遠しいですね。 |
26 |
起きなさい!春光キラリ瞼(まぶた)射し |
広瀬 |
自 |
強い日射しは夏の専売特許ですが、二度寝を楽しんでいたのに、妻にカーテンを
全開にされた時の陽射しは眩しかった!まあ、朝と言うより昼近かったのですが笑 |
月足 |
○ |
朝が早く、力強くなってきました |
久保田 |
○ |
だんだん光が「キラッ」となってきましたね! |
手塚 |
○ |
春光キラリの表現が秀逸です。そろそろ起きましょう。 |
ショルツ |
コ |
ぎくりとします。暁を覚えずなんて寝ぼけていてはいけませんねw |
白井 |
コ |
春の光が眩しすぎて もう君をさげせない 的 |
大治 |
コ |
命令口調がいいです |
白鳥 |
コ |
春の朝日に起こされたのでは起きるしかない。 |
27 |
還暦を過ぎ尚(なお)想う春よ来い |
広瀬 |
自 |
いくつになっても「春」というか…「旬」や「充実」や「幸福」を求める気持ちは
変わらないもの。仕事も恋(もちろん相手は妻)も…春よ来い! |
ショルツ |
○ |
いくつになっても上を目指す若々しさ。 |
白井 |
○ |
そうそう この年でもなんかいい事 来年度は? |
木原 |
○ |
いつまでもその気持ち、持ちましょう。 |
大治 |
○ |
同感 |
下河原 |
○ |
いくつになっても春は良いものです。 |
梅原 |
○ |
同感の句ですね |
片岡 |
○ |
童謡にも歌われる春を恋う想い。冬あればこその思い。老えば冬が深くなる、
そこから浮き上がるような春が恋しいですね。 |
小野 |
コ |
うん、思おうよ、春よ来い! |
町田 |
コ |
一般の人はみな春を待っています。この春は胸のトキメキ系かなー |
月足 |
コ |
いや、ますます |
白鳥 |
コ |
なんかいい句だ。 |
28 |
夢想花ああ春うらら飛んで舞ひ |
広瀬 |
自 |
上の句を作ってから、自分がつくづく「夢想花」だな~と思えて…
「飛んで飛んで回って回って~」が頭に浮かび、さらに「あ~あ~あ~あ~春うらら~」が
浮かびました。いずれにしても春は「浮かれちゃう季節」です。 |
辻 |
○ |
|
ショルツ |
コ |
♬飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで♬と合唱したくなる。 |
白井 |
コ |
♪「とんで とんで とんで まわーって まわーって まわーって」どうすんだっけ? |
手塚 |
コ |
とんでとんで。まわってまわって円広志ですね。 |
下河原 |
コ |
「とんで、とんで、とんで、とんで、とんで、まわって、まわって、まわって、まわる」
ですかね。 |
29 |
風光りアトラクションを駆け巡る |
木原 |
自 |
かつて家族でディズニーランドに行くとこんな感じだった。 |
辻 |
○ |
風光るは春の季語なのですね |
白井 |
○ |
どこのアトラクションかね? |
広瀬 |
○ |
TDL?USJ?せっかく来たならアトラクションは一つでも多く乗りたいですよね~
特に心躍る春は! |
30 |
口もとに鉄漿(おはぐろ)微か(かすか)雛(ひいな)かな |
木原 |
自 |
お雛様と三人官女のセンターの人はお歯黒だ。 |
ショルツ |
○ |
大人っぽいお雛様のお顔が浮かびます。私の子供雛は白い歯がのぞいています。は |
大治 |
○ |
お雛様の表現がうまい |
久保田 |
○ |
鉄漿(おはぐろ)残るお雛様。昔ながらのお雛様を飾る奥ゆかしい雛祭りですね。 |
手塚 |
○ |
先日、勝浦のビッグひな祭りを見てきました。 |
白鳥 |
○ |
古いお雛様の、あの独特のオーラが伝わってきました。 |
片岡 |
○ |
古い物なんだ、と思うと同時に、大切にされて来たのだなあ、と思いました。 |
白井 |
Q |
そーか 三人官女はほのかな おはぐろあり女子?? それにしては若い |
月足 |
コ |
お雛様への想いが伝わります |
31 |
不意をつく異動の内示鳥雲に |
木原 |
自 |
今の上司の方です。 |
小野 |
○ |
4区の中でこの句は理解できました。 |
白井 |
○ |
えー この年で移動?? |
町田 |
○ |
「鳥雲に入る」の季語の捉え方が難しく、謎解きが楽しかったです。「鳥曇り」だと
どんよりとした気持ちを表すのかなと思いましたが、「鳥雲に」だから、転勤先から戻れる?
のではと推察しました。 |
下河原 |
○ |
サラリーマンは、常に不意の異動が付きものでしたね。 |
梅原 |
○ |
異動の時期のソワソワ感懐かしや |
ショルツ |
コ |
新しい季語を知りました。春は異動の時期、渡り鳥の移動時期と重なります。 |
月足 |
コ |
異動の季節 |
白鳥 |
コ |
内示の季節。 |
片岡 |
コ |
人事に揺れる心は春の定まらない天候と重なって悩ましい。 |
32 |
高校は文化部志望実朝忌 |
木原 |
自 |
中学の時は文化部に入りたかったのに事情があって運動部に入った。
高校に行ったら文化部に入りたい。あっ私ではありません。実朝からの妄想です。 |
白井 |
○ |
昨年の実朝さんは 自分の立場をすべて受け入れ 刺されたけど? |
月足 |
○ |
武よりも文に生きる |
下河原 |
Q |
文化部を志望したのは誰なんだろうか?(息子さん、自分?) |
小野 |
Qコ |
1句目、2句目、4句目がなぜか心をワサワサさせ、気になりました。
特にこの4句目は気になります。なぜ実朝忌? |
ショルツ |
コ |
きっとそうでしょうね。高校も部活もなく心ならずも将軍職に就いた若者を悼みます。 |
手塚 |
コ |
作者は誰なのでしょうか。 |
白鳥 |
コ |
たしかに武闘派ではなかったかも。 |
33 |
狛犬や紅白梅に見守られ |
五嶋 |
自 |
神社境内での一コマ。狛犬に覆いかぶさるように咲く紅白梅が印象的でした。 |
月足 |
○ |
見守る狛犬が見守られ、穏やかな春 |
下河原 |
○ |
神社の春のちょっとした光景が素敵です。 |
片岡 |
○ |
シンプルな句想が、かえってカとなっている句だ、と思います。 |
ショルツ |
コ |
狛犬に降りかかる紅白の花びらがヒラヒラ。 |
白井 |
コ |
神社の入り口双方から 白 赤かね |
34 |
白が咲き紅(あか)追いかける梅の園 |
五嶋 |
自 |
家の近くの梅は、毎年決まって、先に咲くのは白です。 |
広瀬 |
○ |
シンプルだけど、映像が浮かびやすい良い句ですね~「梅の園」という言葉も、
施設と言うよりは、山や村(町)全体を指している様でスケールを感じました。 |
梅原 |
○ |
次々と咲き誇る様子が浮かびます |
ショルツ |
コ |
日ごとの移り変わる梅園の情景が見えます。 |
白鳥 |
コ |
そして紅白の宴 |
35 |
菜の花を茹でて芥子(からし)の色添える |
五嶋 |
自 |
今の季節、味もだけれど、この色の取り合わせが好きです。 |
ショルツ |
○ |
これはたまりません! ピリッと辛子醤油が一番。 |
白井 |
○ |
いいね いいね からし醤油で 日本酒だね |
町田 |
○ |
私は青菜はゴマが多いのですが、昨日久しぶりにからしで食べました。そうか、
この俳句が頭に残っていたからですね。とっても調べが良くて覚えたくなる俳句です。 |
木原 |
○ |
早春のほろ苦い味わいか。 |
久保田 |
○ |
黄金✖️黄金ですね。 |
手塚 |
○ |
確かにからしの黄色が春を引き立てます。 |
下河原 |
○ |
菜の花の辛し和え大好きです。自作されているのはすごいですね。 |
白鳥 |
○ |
この春らしい色の組み合わせ!素晴らしい。 |
片岡 |
○ |
鮮やかな緑に一点の黄が季節を染めるようです。 |
小野 |
コ |
菜の花の芥子和えを作ったのかしら? この季節らしくていいね。 |
月足 |
コ |
辛し和え、春の味覚 |
大治 |
コ |
大好きな一品 ついお酒が |
36 |
春の月寄り添う星は何想う |
五嶋 |
自 |
2月末、宵の三日月のすぐそばに、火星が輝くのを見て、思わず浮かんだ句。 |
辻 |
○ |
同じ月と星を見ていたのに |
小野 |
○ |
ロマンチックだなー とても好きです。 |
大治 |
○ |
そうあの星はなんという星だろうか 印象的です |
ショルツ |
コ |
星の想いを想像する心の繊細さ。 |
白井 |
コ |
うーん 多分 このままついてば 結ばれる |
37 |
涅槃会や見ぬ世の人を友として |
大治 |
自 |
二月半ば曽我梅林の花見とその近くのお寺の仏像拝観の会に行って来ました。その時の四句です。
旧暦2月14日はお釈迦様の命日の涅槃会。お寺に古く大きな涅槃の絵が飾ってありました。
この絵を何百年と見守ってきた人がいることへの感慨です。 |
月足 |
○ |
お釈迦様に想いをよせて |
片岡 |
○ |
仏の世界は人の一生を越えた大きな世界、そんな広大な世界で友となれるなら、
まさに仏縁ですね。 |
町田 |
Q |
見ぬ世の人?を友にする? |
ショルツ |
コ |
涅槃会は入滅の日なんですね。 |
白井 |
コ |
うーん よくわかりませんが |
38 |
しだれ梅香る乙女の立ち姿 |
大治 |
自 |
紅梅の可愛いしだれ梅を見ていたら匂いたつ少女の姿のような気がしました。 |
辻 |
○ |
|
ショルツ |
○ |
枝垂梅の風情は正に乙女の立ち姿。 |
白井 |
○ |
いいね いいね なんか見返り美人の乙女版のような |
町田 |
○ |
しだれ梅はなるほど、乙女の立ち姿ですね。しかも香る! |
木原 |
○ |
色っぽいですね。梅子さん。 |
手塚 |
○ |
風情のある様子ですね。淑やかな乙女が見えるよう |
白鳥 |
○ |
しだれ梅が乙女に見える。わかります! |
梅原 |
○ |
薄紅の美女? |
片岡 |
○ |
はらはらと花を散らす風情など、何とも美しい。 |
下河原 |
コ |
乙女とは誰? 気になります。 |
39 |
梅の香や心ほぐされ友となる |
大治 |
自 |
曽我梅林でお昼ご飯を食べたのですが梅の花とその香りに心ほぐされ同好の人とも話が弾みました |
小野 |
○ |
1句目を除き、すべて梅の句ですね。で、この句は配合の句なのだと思いますが、
上五と中七下五がとても似合っていますね。 |
ショルツ |
○ |
梅の木と「友となる」という表現がすてきです。包み込むようなあの香り。
いつまでも一緒にいたいのは友だちだからだったのか。 |
下河原 |
○ |
梅見をしながらですかね。ほのぼの感が良いです。 |
白井 |
コ |
うーん 観梅会?で |
月足 |
コ |
梅と友の四句を通して、物語がありそう |
40 |
控えめに友ふたりして梅見酒 |
大治 |
自 |
昼ご飯の時自分と同い年くらいの女性二人が幕の内弁当を拡げそれをつまみにまずはビールで
乾杯その後日本酒で乾杯をしていました。桜の花見と違い控えめの花見酒でした。
もちろん自分も梅見酒を飲みました。 |
広瀬 |
○ |
徐々に色づき暖かくなるこの季節を「控えめ」「友ふたりして」という言葉が表してます。
梅見酒…良いですね~でもこの作者は桜の季節は大宴会を目論んでいる様な気がしますよ。 |
久保田 |
○ |
まだまだ大宴会は無理かな。 |
ショルツ |
Q |
櫻のお花見の賑やかさに比べ、梅見は「控えめに」ですか? |
小野 |
コ |
想像逞しく読みましたが、この句の真意を聞きたいです。 |
白井 |
コ |
なにを控え目?? かね |
月足 |
コ |
桜のお花見に比べ、梅見は穏やかなイメージ |
白鳥 |
コ |
「控えめに」がいい。普段はどんだけ派手に飲んでいるのでしょうか(笑) |
41 |
お番茶を並々注(つ)いで日向ぼこ |
久保田 |
自 |
のんびりしたい時にお番茶っていいですよね〜。 |
白井 |
○ |
いいね いいね お茶タイム |
町田 |
○ |
お番茶がいい味だしてます。しかも並々いつまで日向ぼっこするのかなー |
手塚 |
○ |
並々と注いでいるのが、ほのぼの感が際立たせる。 |
下河原 |
○ |
縁側の長閑な情景ですかね。 |
白鳥 |
○ |
いいね。春うらら。 |
梅原 |
○ |
ゆっくりと時間が過ぎるのどかな句 |
ショルツ |
コ |
そして羊羹w |
月足 |
コ |
なみなみついでに、ゆったり感が出ています |
木原 |
コ |
縁側でまったり。 |
大治 |
コ |
少し年寄りくさくなってきたかな |
42 |
ウィンドウに猫背の我や春よ来い |
久保田 |
自 |
最近姿勢が悪くなってきて、ウィンドウに映る自分のババくさい姿を見てギョッとしました。
寒い冬に縮こまっていたからかなあ。 |
辻 |
○ |
|
小野 |
○ |
ひょんな時、自分を客観視する。あるあるですね。共感しました。 |
町田 |
○ |
冬は縮こまっているからね。春になったらシャキッとするよ。 |
月足 |
○ |
背筋伸ばして! |
広瀬 |
○ |
共感します!きっと…春になったらウィンドウには、背筋を伸ばしてお洒落にキメた
作者の姿がきっと映えることでしょう!自撮りしてね! |
木原 |
○ |
え?窓に写っていたの自分だった。 |
大治 |
○ |
背筋を伸ばしましょう |
片岡 |
○ |
覗き込んで思わず猫背になっている我が身に気づいたとき、自然に浮んだ言葉が
「春よ来い」だったのかな。 |
ショルツ |
コ |
ウィンドウにうつったのは寒さで猫背になった自分。さあ背伸びしよう。 |
白井 |
コ |
窓に映る姿みて? |
白鳥 |
コ |
しゃっきり背筋伸ばそう |
43 |
軒先の花を盗みてくれる人 |
久保田 |
自 |
花盗人は時として、いけないことだったり、粋なことだったり。
後者をやってくれる人が好きです! |
片岡 |
○ |
でも…もらった人? |
辻 |
Q |
|
ショルツ |
Q |
お花を盗むのはだれだれ?? お子さん?お孫さん? |
小野 |
コ |
想像したけど、コメント聞きたいです。 |
白井 |
コ |
えー お孫さん? |
白鳥 |
コ |
誰? |
44 |
恋猫や夜更かしついでの写メ整理 |
久保田 |
自 |
いくつになっても宵っぱりで、深夜に気がむくままに思いついたことをやるのが好きです。
恋の季節の猫の声をbgmに延び延びにしていた携帯の写真整理をすることにしました。 |
ショルツ |
○ |
迷惑な春の猫ちゃんたち♡ 寝られなくなった時間は有効に! 情景がコミカル。 |
月足 |
○ |
スマホ?凝視でますます寝れない |
広瀬 |
○ |
猫の鳴き声で眠れない→目が醒える→写メの整理 の法則? |
小野 |
コ |
こちらも。 |
白井 |
コ |
猫も恋の季節 この機に 何の写真の整理だろう |
下河原 |
コ |
「恋猫」と写メ整理の関係は? |
白鳥 |
コ |
ネコの唸り声を聞きながら。 |
45 |
いつ咲くや白木蓮の綿ぼうし |
手塚 |
自 |
木蓮のつぼみは綿帽子のようです |
木原 |
○ |
待ち遠しいですね。 |
大治 |
○ |
季節感がしっかり味わえる句です |
白井 |
Q |
そー ぐーっと大きくなってきた |
ショルツ |
コ |
開花が待ち遠しい。 |
46 |
パンジーも餌と思うか春の鳥 |
手塚 |
自 |
鉢植えのパンジーを鳥が来て啄むのでなかな花が増えません |
小野 |
○ |
上の句とどちらを選ぶか迷いました。上の句の方が情緒的なのかもしれませんが、
この句の方が作者の人柄が出ていると思います。 |
白井 |
○ |
この季節は鳥も大変 我が家の椿も咲くと同時に蜜を求めたメジロたちにつつかれ |
月足 |
○ |
よく観察してこその一句と思います |
久保田 |
○ |
食欲旺盛な鳥の姿が、春の鳥でイメージされます。 |
ショルツ |
コ |
まったくねえ。美味しいんでしょうね。 |
白鳥 |
コ |
鳥は花を食べるのが好き |
片岡 |
コ |
あ、あの話ですね。 |
47 |
蠟梅(ろうばい)の梅の一字に狼狽(うろた)えり |
手塚 |
自 |
ダジャレです。蠟梅は梅ではないようです。 |
白井 |
○ |
ふーん? ろうばいが梅の一種ときいて ろうばいした?? |
辻 |
○Q |
|
ショルツ |
Q |
狼狽えるのは何故? |
町田 |
コ |
一番最初に咲く黄色い花、でも梅なんですね。 |
月足 |
コ |
咲く時季が梅に近いが、なぜ梅を名乗るのか、狼狽えますね |
下河原 |
コ |
「蠟梅」と「狼狽」の対比が面白いです。 |
白鳥 |
コ |
梅らしくない? |
48 |
一句会季節の栞(しおり)となりにけり |
手塚 |
自 |
季語はありません。毎月の句会が私の季節の区切りとなっています。 |
ショルツ |
○ |
深く頷きます。一句会のおかげで季節の移り変わりを日々名残惜しく観るようになりました。 |
白井 |
○ |
そのとーりー |
町田 |
○ |
同感です!俳句には季節が刻まれます。 |
広瀬 |
○ |
素晴らしい!その通り過ぎて、下手なコメントは要らないと思いました。
「季節の栞」…良いですね~ |
下河原 |
○ |
皆様の秀句を整理していたら、本当に季節の栞になりますね。 |
白鳥 |
○ |
なるほど。「季節の栞」素敵な表現です。 |
梅原 |
○ |
うまい! |
片岡 |
○ |
過去のものを見ると、下手は下手なりに一生懸命季節を詠みこもうとしていて、
我ながら頑張ってるなぁと思います。 |
小野 |
コ |
ですねー 共感! |
月足 |
コ |
俳句を通して、季節がより鮮明に感じられるようになった気がします |
木原 |
コ |
もうすぐ4年になります。 |
久保田 |
コ |
確かにね! |
49 |
北帰行(ほくきこう)石狩鍋のおもてなし |
下河原 |
自 |
大学1年の春休みに上野発の夜行列車で冬の北海道に旅に出ました。
小樽の夜に食べた石狩鍋が美味しかったです。 (ちなみに同行者は友田君でした) |
白井 |
○ |
いいなー いいなー |
広瀬 |
○ |
シンプルで良い句!「北帰行」「石狩鍋」両方とも夏井先生流に言えば非常に経済効率の
高い言葉で、「おもてなし」にも迎える方々の気持ちが表れていて…
様々な状況や心情が隠れている17音ですね! |
久保田 |
○ |
北海道への旅ですか?食べたもので旅の行き先がわかりますね。 |
ショルツ |
コ |
いいですね~ |
50 |
流氷や聞き耳すましオホーツク |
下河原 |
自 |
小樽宿泊の後、オホーツクの流氷を見に網走から稚内までオホーツク沿いに鉄道を
乗り継ぎました。 今は、いずれも廃線になってしまいました。 |
辻 |
○ |
|
ショルツ |
○ |
流氷は軋めく音が大迫力だそうですね。 |
町田 |
○ |
行ってみたい!聞いてみたい!旅心が誘われます。 |
月足 |
○ |
冬の厳しさを感じてしまいますが、流氷の接岸は2、3月で春を呼ぶ? |
大治 |
○ |
流氷の軋む音を聞こうとしている作者の一瞬の光景が浮かびます |
白鳥 |
○ |
流氷見に行きたい!ぶつかって割れる音が聞こえるんですね。 |
梅原 |
○ |
氷のきしむ音が聞こえそう |
片岡 |
○ |
大学2年でしたか、私も流氷を見に、厳寒の北海道へ行きました。
あの恐ろしい色の雲と、独特のうねりながらきしむ巨大な水塊の音は忘れられません。 |
白井 |
コ |
流氷のぶつかる軋み音かね |
手塚 |
コ |
流氷の重なり合う音が聞こえてきそうです。 |
51 |
五十鈴川身を清めてのお水取り |
下河原 |
自 |
丁度40年前に会社の研修で伊勢神宮に行き、五十鈴川で禊をした後、プライベートで奈良まで
足を運んだら 偶然二月堂のお水取り(松明)当日の日で、宿泊場所がなかなか見つからず苦労した
のですが、民家のような 宿を紹介いただき、夜松明を見に行きました。 |
小野 |
○ |
伊勢の話か、奈良の話か?とは思いましたが、この季節と伝統行事をうまくまとめて
私たちに伝えてくれている気がします。 |
木原 |
○ |
身を清めるんだ。 |
手塚 |
○ |
伊瀬神宮の御手洗場でのお清め。厳粛な雰囲気。 |
ショルツ |
Q |
伊勢の五十鈴川⇒近鉄特急⇒奈良東大寺のコースですか? |
白井 |
コ |
今度はお伊勢さん? いいなー |
月足 |
コ |
お伊勢参り、まだこれからです |
大治 |
コ |
伊勢神宮の手を清めるところの情景が浮かんできます |
白鳥 |
コ |
北海道から伊勢神宮に行き、奈良も! |
片岡 |
コ |
いいなあ、見てみたいなぁ、お水取り。 |
52 |
春めいて出番これからモフヒバリ |
下河原 |
自 |
ネットで春を色々検索していたら体を膨らませて「モフモフ」になった
ヒバリの写真があったので・・・ |
大治 |
○ |
もふひばりという言葉に脱帽 |
小野 |
コ |
モフヒバリというのは最近出てきた言葉? でもニュアンスがよくわかります笑 |
ショルツ |
コ |
モフヒバリ、かわいい! |
白井 |
コ |
そーか ひばりは多様な季語があるね 多分本人たちは ここは俺のシャバだー
て言ってる思うが |
町田 |
コ |
モフモフの雲雀ですね。 |
白鳥 |
コ |
モフヒバリって膨らんでモフモフのヒバリですか? |
片岡 |
コ |
ふくら雀は冬の季語ですが、さすがヒバリ、寒さにふくれても春本番を待つ姿なんですね。 |
53 |
精緻なる六花(りっか)のもろき命かな |
白鳥 |
自 |
雪の結晶はよく見ると精密機械のよう。まじまじ見ている間に水になってしまった。 |
小野 |
○ |
六花が雪の異称とは知りませんでした。雪の結晶を目にした時、
作者のような気持ちになりますね。 |
ショルツ |
○ |
自然の神秘は一瞬にも手抜きがない。 |
町田 |
○ |
六花って雪のことなんですね。素敵な俳句です。 |
大治 |
○ |
腕の服の上にある雪の結晶の綺麗さとはかなく消えて行く一瞬を捉えた作者の力量が凄い |
下河原 |
○ |
「六花」は、雪の結晶なんですね。「むつのはな」とも読ませると書いて有りました。 |
白井 |
コ |
「要辞書」なーるほど 雪の結晶 緻密 六角 はかない 自然の芸術を文章の芸術で |
月足 |
コ |
雪印、美しく、そして不思議 |
手塚 |
コ |
そうか六花というのは雪の結晶なのですね。美しい |
54 |
もう制服で見ぬ学舎(まなびや)の桜花 |
白鳥 |
自 |
卒業式の日は他人事ながら切ない気分になります。卒業生の言葉から。
40年前のユーミンの歌「最後の春休み」と同じだなあとびっくり。 |
辻 |
○ |
|
白井 |
○ |
わかれ 旅立ちの季節ですね |
木原 |
○ |
二度とない日を覚えておいてね。 |
片岡 |
○ |
そんな思い、分かります。遥かな昔の記憶です。 |
ショルツ |
コ |
桜は卒業式の花になりつつありますね。 |
月足 |
コ |
思い出が次々と。上五は「制服では」ではいかがでしょう? |
大治 |
コ |
そうだよね 桜と校舎は対だよね |
55 |
卒業の日の君の笑み二歩の距離 |
白鳥 |
自 |
かつて図書館で微妙な距離を保って勉強していた二人が、卒業の日に挨拶に来てくれました。
相変わらず微妙な距離感だった(笑) |
小野 |
○ |
作者は先生だと思いますが、この物理的な距離で心理的な距離を表現したのがすごい!
上五中七で何をいうかで、中七が「日の君の笑み」にならなくて済んだのかも。 |
ショルツ |
○ |
絶妙な距離です。一歩は近すぎるし、三歩じゃ話が届かない。 |
月足 |
○ |
リアルな距離感。いろいろなことが想像されます |
広瀬 |
○ |
あ~もう一歩が踏み出せなかったのですね~すごく色んな事を想像させてくれく句です。
で…その「君」とはその後会う機会があったのかな? |
木原 |
○ |
結局打ち明けらけれなかったのか。 |
大治 |
○ |
一歩の距離でないところに恥じらいや奥ゆかしさを感じました |
久保田 |
○ |
二歩の距離。絶妙です。 |
手塚 |
○ |
二歩の距離感が絶妙です。 |
下河原 |
○ |
初恋の相手ですかね? 二歩の距離感が良いですね。 |
片岡 |
○ |
おぉ、これも切なく甦えるなあ。 |
白井 |
コ |
今年高校卒業生 中学も ずーとコロナで監視され でもこの先羽ばたいて!!
おじさんたちは見守るのみですが |
56 |
出番待つ桃色の靴初節句 |
白鳥 |
自 |
去年、前の職場の同僚にあげた出産祝いのベビー靴。そろそろ出番。 |
月足 |
○ |
喜びと待ち遠しさが溢れてます |
梅原 |
○ |
楽しみですね |
ショルツ |
コ |
楽しみ楽しみ♬ |
白井 |
コ |
いいね いいね お孫ちゃん |
大治 |
コ |
楽しみですね |
57 |
風運ぶ季節の便りや沈丁花 |
梅原 |
自 |
隣家の沈丁花の香りで季節を感じ一句 |
ショルツ |
コ |
慎ましい姿にあの香り。 |
白井 |
コ |
沈丁花いつもより 少し遅いようで 匂いがまだで |
町田 |
コ |
この通り!だと思います。 |
木原 |
コ |
中七の「や」はなくてもいいかも。中八は避けたい。 |
大治 |
コ |
便りや のやは無い方が余韻が残るような気がします |
58 |
静寂の闇や川面に朧月 |
梅原 |
自 |
川べりをぶらりで一句 |
ショルツ |
○ |
春の夜のなんとも言えぬ風情。 |
白井 |
○ |
なんかいいね 早春のよる 月見を肴に |
町田 |
○ |
川面のおぼろ月が素敵! |
木原 |
○ |
春の静かな夜、落ち着くなあ。 |
大治 |
○ |
静かな春の夜を思い浮かべています |
手塚 |
○ |
静寂さが際立つ。完成度が高い句ですね。 |
下河原 |
○ |
情景が目に浮かんで素敵です。 |
白鳥 |
○ |
春の闇夜、しっとりとしていいですよね。そこに水面の朧月。 |
片岡 |
○ |
朧月と静寂が妙に違和感があって、そこが妙にひっかかり、かつ、惹かれる句です。 |
59 |
時早し喪明けの朝に春立つや |
梅原 |
自 |
一周忌の法要後に時の移ろいの速さを感じて |
月足 |
○ |
大変だったと思いますが、時の経つのも早く |
広瀬 |
○ |
大切な方が亡くなって早や一年というところでしょうか?きっと毎年その季節になると
大切な方を想い出すと思います~でも「春立つや」という言葉に「(その方の為にも)前を
向いて生きよう!」という決意が感じられました。 |
木原 |
○ |
時はいつの日にも親切な友達。 |
大治 |
○ |
京都では 時が寂しさや悲しさを紛らわす一番の薬 というそうです。そのことを実感しました |
手塚 |
○ |
これも悲しみと時の速さをたんたんと表現しているのが素晴らしい |
片岡 |
○ |
上句と同様に、この句でも「喪明け」と「春立つ」の違和感に目が止まります。 |
小野 |
コ |
下の4番目の句との比較で悩みました。どなたかの死に直面して以降、1年立って春が来て喪が
明けたと、改めて振り返っている句でしょうか。時間軸を示す「時早し」と「春立つや」、
もう少し整理できたらもっと良かったかも。 |
ショルツ |
コ |
時が悲しみを和らげてくれますよう。 |
白井 |
コ |
そうそう 七 七七回忌 1年と 忙しくが 気が付けば 春ですね |
白鳥 |
コ |
立春の日が御命日だったのでしょうか。 |
60 |
淡雪や予報外れも喜ばし |
梅原 |
自 |
ずいぶん脅かされましたよね |
辻 |
○ |
|
小野 |
○ |
2月28日かな? 天気予報と異なってふいに淡雪が降ってきた日がありましたね。その日の
ことだと思います。その雪に、私も少し気持ちがそわそわしたので、この句に共感します。
下五ですが、「喜ばし」は直接的ですが、他の表現だったら、もっと良かったかもしれない。 |
白井 |
コ |
少しつもりました 立春後 |
月足 |
コ |
淡雪は、少しうれしい |
下河原 |
コ |
大雪にならずに良かったです。 |
61 |
千年経(ちとせふ)る辞令内示の春の宵 |
片岡 |
自 |
|
久保田 |
○ |
何か辞令が出たんですね。ざわざわさせる句。 |
白鳥 |
○ |
人事に関するワクドキは昔も今も変わらない。そう、日本では春の風物詩。 |
梅原 |
○ |
毎年の恒例行事、悲喜こもごも |
手塚 |
Q |
「千歳経る」に込めた思いをお聞かせください |
白井 |
コ |
すみません「ちとせふる」はようわかりません 「ちはやふる」は映画3本みて勉強済み |
月足 |
コ |
長年の職場生活を振り返っての四句でしょうか |
62 |
日盛りの樹の影ほども役立つや |
片岡 |
自 |
|
白井 |
○ |
そうですねー 1本の木でさえ人の役に 半面小生は60年以上たって
なにの役に立っているだろうか? いや・・ |
大治 |
○ |
この句の作者の心情を思い浮かべます |
小野 |
Q |
意味を知りたい。「役立つや」の「や」は何でしょう? |
月足 |
コ |
自らが木となり、木陰を作って守る? |
63 |
秋日差す斜めの影の職場かな |
片岡 |
自 |
|
町田 |
○ |
私も「秋日差す」で句を作りました。横からの強い陽で影もくっきり。
何か職場を懐かしんでいる気がしました。 |
ショルツ |
Q |
あえて秋の句? 別の意味があるのでしょうか? |
白井 |
Q |
すみません 解説お願します |
下河原 |
Q |
春の句にあえて「秋日差す」とした意図は? |
月足 |
コ |
長年の職場の1カットと感じました |
白鳥 |
コ |
「秋日」と「斜めの影」。マッチングが素晴らしい。 |
64 |
さようならありがとねって春隣 |
片岡 |
自 |
|
辻 |
○ |
|
小野 |
○ |
ちょっとフォークソングっぽい句。一見すると、昭和っぽい古臭いさを感じるけれど、
これ、実は普遍的なものかもしれないですね。 |
ショルツ |
○ |
楽し気な気持ちを真直ぐ謳っていますね。 |
月足 |
○ |
送別の季節が近い春隣? |
広瀬 |
○ |
卒業の瞬間ではなく、卒業前に仲良しで旅行に行ったり行楽に行ったり
…想い出作りの春隣ですね…きっと。。言葉に出すのは別れの日でも、そんな思いを胸に
一緒の時間をかみしめている句だと詠み説きました。 |
木原 |
○ |
別れの季節がやってくる。 |
手塚 |
○ |
3月は出会いと別れの季節なのですね。しみじみ |
下河原 |
○ |
「春隣」と言う季語と「ありがとね」がマッチしていて良いですね。 |
白井 |
コ |
「春雪:さそうならがまた春を連れてくる」 的 |
白鳥 |
コ |
春はそういう季節ですね。 |