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第43回 選句・コメント表 2023年1月 |
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№ |
俳句 |
選句者 |
点数・記号 |
コメント・質問・自作の説明 |
1 |
母卒寿歳忘れたと歩き初(ぞ)め |
ショルツ |
自 |
「この頃皺が出てきたよ」ととぼけたことを言う老母。「私いくつだっけ?」も口癖。
元旦からご近所ウォーキング。 |
五嶋 |
○ |
歳を重ねてもしっかり歩けるのは何より。 |
広瀬 |
○ |
ほのぼのとしながらも少しコミカルな老々親子(失礼!)のやりとりの場面が
浮かんでくる様で、良句だと感じました。 |
白井 |
○ |
90歳おめでとうございます が ご本人は年齢は関係なしですか?ねー |
木原 |
○ |
卒寿のお母様が自分の意志で歩いていることが素晴しい。 |
片岡 |
○ |
長命なだけじゃない、今の九十代はお元気ですね。 |
小野 |
○ |
お母様の元気に歩く姿が目に浮かびます。「歳忘れた」はボケというよりテレでしょうか。 |
下河原 |
○ |
90歳になられたお母さんがいつまでもお元気で過ごされますことを願います。 |
町田 |
○ |
卒寿のお母様と「歩き初め」(季語としてあるのかはわかりませんが、新年の季語と受け取り
ました)の取り合わせがとてもいいなと思いました。
(歩き始めは赤ちゃんに使うけど、一歩一歩ゆっくり歩いている感じもあるので) |
手塚 |
○ |
お元気なお母さまの様子が微笑ましいです。 |
久保田 |
コ |
元気なことは何よりです! |
月足 |
コ |
お元気で |
白鳥 |
コ |
お母さま、いつまでもお元気で。 |
2 |
路地奥の暮の宴(うたげ)は四畳半 |
ショルツ |
自 |
場所も建物もお酒も肴も渋いお店でしたね。肉屋だった生家の階段、二階の四畳半に
かえった気分でした。あと、クルクルまわすあのガラス窓のカギ。 |
久保田 |
○ |
味わい深い宴なのが伝わってきます。 |
木原 |
○ |
近くに神田川が流れていて、貨物列車が通るたびに揺れていそう。 |
白鳥 |
○ |
ささやかな忘年会。ここにも無事一年を終えた安堵が。 |
白井 |
コ |
坂の上 路地奥 ですか? |
大治 |
コ |
本当に狭い路地裏でした、四畳半に昭和の香りが |
月足 |
コ |
良いお店でした |
片岡 |
コ |
何か、共感。どこか落ちつく。 |
小野 |
コ |
先日の神楽坂の忘年会が思い出されました。 |
町田 |
コ |
隠れ家風の居酒屋さんかな |
3 |
先送り年賀終いが言い出せず |
ショルツ |
自 |
年賀状じまいを数年考えているものの、なかなか思い切れず。。。 |
広瀬 |
○ |
本当にその通りですよね。年賀状だけで繋がっている方々も沢山いらっしゃいますからね~
なかなか終いにできません。。 |
月足 |
○ |
同感! |
五嶋 |
コ |
その気持ち、わかります。 |
白井 |
コ |
私事 もうとっくに |
大治 |
コ |
まさしくそのとおり |
木原 |
コ |
なかなか言い出せないね。 |
白鳥 |
コ |
今年までという賀状たくさんもらいます。自分も考えてしまいます。 |
片岡 |
コ |
わかります。 |
下河原 |
コ |
年賀状出すのは、おっくうですが、日頃合わない人から貰うのは嬉しいですね。 |
4 |
宝船いざ漕ぎ出でむ枕橋 |
ショルツ |
自 |
#受け売り:宝船の絵を枕の下にしくと良い初夢を見られるというおまじない。
#受け売り:墨田区役所直下の枕橋はスカイツリーの絶景スポット、すみだリバーウォークの
起点、線路下にはおしゃれな店、カフェが並びます。
鬼平犯科帳「正月四日の客」(番外編)「蛇の眼」の舞台。 |
大治 |
○ |
いい夢を見ましたか?七福神がきっと幸を持ってきてくれるそんな気持ちになりました |
手塚 |
○ |
お正月のおめでたい風景と江戸情緒が素晴らしい |
白井 |
コ |
七福神まいり? スカイツリー見える?かな 良い年になりますよに |
月足 |
コ |
鬼平と関係あり? |
5 |
紅白は昭和の調べ大晦日 |
五嶋 |
自 |
視聴率低かった?かどうかはともかく、20歳前後の頃の歌をこんなにまとめて聴けるのは、
紅白の時だけ、だよね。 |
広瀬 |
○ |
どんなに最近のアーティストを出演させても何故か昭和っぽいんだよね~大河に出てる審査員、
ロックバンド、アイドル、バーチャル歌手、演歌…ごちゃまぜで!あ、もちろん良い意味でね! |
月足 |
○ |
紅白は昭和世代にターゲット絞ってよいのでは |
木原 |
○ |
昭和、平成、令和混在の紅白歌合戦。 |
ショルツ |
コ |
紅白はそうあってほしいと願う昭和人 |
白井 |
コ |
すみません私事で 父が亡くなって はや20年 ほとんど見てなくです |
白鳥 |
コ |
ターゲットがシン高年層(うちら)に変わったような。 |
片岡 |
コ |
何十年も観ていません。 |
下河原 |
コ |
紅白は、最後の方だけほんの少しだけ見ましたがすっかり知らない人ばかりになりました。 |
6 |
初詣早咲きの梅見上げつつ |
五嶋 |
自 |
近所の神社は、毎年元日に白梅が咲いています。 |
ショルツ |
○ |
幸先良いですね |
広瀬 |
○ |
今年は本当にお天気に恵まれて、穏やかなお正月でした。
真っ青な空をバックに早咲きの梅がさぞ映えていた事でしょう! |
白鳥 |
○ |
温かい元旦、もう春の気配が。 |
小野 |
○ |
「もう梅が咲いているねぇ」というご家族(ご夫婦?)での会話が聞こえてきます。 |
町田 |
○ |
日本のいいお正月だなあー |
白井 |
コ |
そうーですか 今年は寒いので |
片岡 |
コ |
初春を感じる一瞬ですね。 |
7 |
木枯らしに揺れる南天松飾り |
五嶋 |
自 |
緑に映える南天の紅い実は、いつ見ても印象的です。 |
久保田 |
○ |
木枯らしに吹き飛ばされないで〜〜! |
白井 |
○ |
門松ですかねー お正月ですね |
大治 |
○ |
正月を迎える気分ですね |
片岡 |
○ |
正月よりも年の瀬の風情を感じました。 |
下河原 |
○ |
正月の様々な風習も過去のものになって来ましたが木枯らしに揺れている南天松飾りが素敵です。 |
手塚 |
○ |
お正月らしい風景。赤い南天の実が映えます。 |
町田 |
Q |
#教えて 「木枯らし」は冬の季語だけど、ここではやはり「松飾り」の新年の季語が
立っているので、木枯らしはただ事実を言っていると捉えていいのですよね。 |
白鳥 |
コ |
とは言っても、やっぱり冬! |
小野 |
コ |
戸建てならではの風情。玄関灯の下でお飾りが風に揺れている。
窓からは部屋の灯が漏れている。そんな夜のイメージ。 |
8 |
賀詞交換3年ぶりのリアル会 |
五嶋 |
自 |
マスクをしながらだけど、久しぶりの立食パーティーでした。 |
ショルツ |
コ |
リアルに勝るものなし! |
白井 |
コ |
はい |
月足 |
コ |
日常が少し戻りました |
木原 |
コ |
少しづつリアルの会も復活してきましたね。withコロナ。 |
白鳥 |
コ |
感染者は減らないけれど、だんだん元に戻ってきました。 |
9 |
冬晴れや湯煙つかむかじかむ手 |
久保田 |
自 |
暮れに有馬温泉に行ったのですが、あまりに寒くて、思わず湯煙をつかんでしまいました。 |
五嶋 |
○ |
「湯煙つかむ」がいいです。 |
広瀬 |
○ |
冬晴れの空を背景に、湯けむりを掴もうとする手のアップのSCENEが頭に浮かんできました。
寒さと熱さの対比が見事! |
白井 |
○ |
そう少しで おふろ? いいね |
下河原 |
○ |
湯けむりをかじかんだ手で掴もうとしている情景が良いですね。 |
月足 |
コ |
少し暖まりましたか? |
木原 |
コ |
季重なりが残念。 |
片岡 |
コ |
この湯煙は温泉ではないですね。何だろう。 |
町田 |
コ |
作者は戸外を歩いているように感じるので、温泉地の湯煙かなあ。 |
10 |
W杯目指して駆ける風の子ら |
久保田 |
自 |
Wカップは終わったけれど、サッカー少年たちが走っていますよ〜! |
ショルツ |
○ |
サッカー人口激増間違いなし。欧州チームに勝つのが当たり前の感覚で育ってほしい。 |
五嶋 |
○ |
未来に期待して。 |
小野 |
○ |
郊外の住宅地にありそうな風景ですね。「風の子ら」がいいですね。 |
白井 |
コ |
がんばー |
月足 |
コ |
W杯でまたサッカー派が増えた? |
白鳥 |
コ |
将来のストライカーたち。 |
下河原 |
コ |
川崎出身のサッカー少年たちが、今年立派に活躍されましたね。 |
11 |
冬凪や浦賀の海に揺れる船 |
久保田 |
自 |
横須賀美術館に行ったときのこと。穏やかな日、浦賀の海が広がっていて、
大きな船が揺れていました。 |
木原 |
○ |
ゆったりとした冬の浦賀の海が見えます。いい句ですね。 |
白鳥 |
○ |
冬の海もいいですね。大きい船を見ると気持ちも大きくなります。 |
片岡 |
○ |
冬独特の油を流したような紫がかった海の色が浮かびました。 |
手塚 |
○ |
穏やかな凪の状態と揺れる船はちょっとアンマッチですが |
ショルツ |
コ |
寒い中にも長閑な時間、釣果は? |
白井 |
コ |
そー 凪でなくも 浦賀は浦風(北風の)で以前はよく釣りに |
大治 |
コ |
天気は良いが北風が強く白波が立つ海のの情景が伝わってくる句です。 |
12 |
引きこもり破り吸い込む師走の香 |
久保田 |
自 |
今年は体調が悪く中々街に出られなかったのですが、久しぶりに出かけたら、
12月の街の香で覚醒しました! |
大治 |
○ |
寒いとつい外にでるのが億劫になる気持ち皆同じです。
でも師走の香に誘われる気持ちわかる 香が上手い言葉です |
月足 |
○ |
破りに思い切った感あり。外気で気持ちもさらにチェンジでしょうか |
町田 |
○ |
勢いを感じる句でいろいろ想像したくなります。 |
白井 |
Q |
ちょっとわからす 解説お願いします |
白鳥 |
コ |
12月には独特の匂いがある気がする。 |
小野 |
コ |
NHKで年末に放映していた「引きこもり先生」を思い出しました。 |
13 |
初霜や赤坂御所から迎賓館 |
辻 |
自 |
|
五嶋 |
○ |
あのあたりの路は、確かに霜が多いかも。 |
久保田 |
○ |
「赤坂御所から迎賓館」のリズムがいいです。 |
広瀬 |
○ |
東京は意外と自然が多い街、特に赤坂界隈は独特の雰囲気がありますよね~
「都会の初霜」良いですね! |
大治 |
○ |
朝早く御所から迎賓館まで寒い中を歩く気持ちの清々しさが伝わってきます |
片岡 |
○ |
田合者でわかりませんが、アスファルトの通りのようで地面も自然も多いのでしょうか。 |
白井 |
コ |
寒さのなかウォーキング? でも赤坂と言えば ♪別れた人にあった・・・思い出語って赤坂・・ |
白鳥 |
コ |
あの辺も霜が下りるのですね。 |
14 |
高揚に驚嘆するは南国人 |
辻 |
自 |
|
大治 |
Q |
高揚と南国人の繋がりを教えてください、南国人は何処の人? |
月足 |
Q |
高揚は紅葉でしょうか? |
片岡 |
Q |
これより三句は、私には難しかった。句意を教えてください。 |
町田 |
Q |
もしかして紅葉? |
手塚 |
Q |
高揚って? |
小野 |
Qコ |
南国人? |
白井 |
コ |
そー |
白鳥 |
コ |
W杯のアルゼンチンかな |
15 |
秋深しポケモン国に沈み行く |
辻 |
自 |
|
ショルツ |
Q |
ポケモンの国? 沈む? 知らない分野です。 |
白井 |
Q |
うー ポケモンの国で 秋?っぽい 解説お願いします |
片岡 |
Q |
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下河原 |
Q |
#教えて ポケモン国はどういう意味なのかな? |
町田 |
Q |
ポケモンのゲームに没頭? |
手塚 |
Q |
ポケモン国? |
白鳥 |
コ |
ゲーム三昧 |
16 |
黄から赤紅葉のパレットタップする |
辻 |
自 |
|
ショルツ |
○ |
鮮やかな情景にタップで躍動感 |
白井 |
○ |
そーですか 木枯らしの中はちょっと赤く?? |
月足 |
○ |
パレットをタップするが新鮮 |
木原 |
○ |
紅葉の写真をタブレットで見ているの?それともリアルに踏みしめているのかな。 |
白鳥 |
○ |
色の移り変わる様子が軽やかで楽しい! |
小野 |
○ |
踊り出したくなるほど軽快に、楽しげに歩く様子が感じられます。 |
下河原 |
○ |
紅葉が変化する様が面白く表現されていますね。 |
町田 |
○ |
モミジのパレットにタップ。新鮮!楽しそう。 |
片岡 |
Q |
|
17 |
初日(はつひ)出で緑寿の決意新たにす |
広瀬 |
自 |
今年1958年生まれの人は数えで66歳になります。それを「緑寿」と呼ぶ事を知り、また多くの
会社は定年延長が満65歳の誕生月の月末で雇用を終了する場合が多く、残された約1年弱の
日々を頑張ろうと初日の出を拝みながら決意いたしました。 |
五嶋 |
○ |
自分の数え年を改めて知って愕然としたけれど、お互い、まだまだこれから。。 |
久保田 |
○ |
初日の出で決意を新たにするのはいいですが、緑寿は66歳だそう?誰の緑寿? |
白井 |
○ |
えー 禄寿って 66歳?しらんかった! てことは あの七福神の福禄寿さん・
あの顔のながーい爺さんともうすぐ同じ年?ですかねー だれか教えて??というより助けて |
大治 |
○ |
緑寿 この言葉通り若葉の緑のように生き生きとしましょう。励まされました |
木原 |
○ |
緑寿初めて知りました。僕たちなのね。 |
片岡 |
○ |
新しい緑寿の祝い。還暦と古希の間の区切りとか。 |
下河原 |
○ |
「緑寿」は65歳のことなんですね。まだまだ若いつもりでも今年は高齢者の仲間入りですね。 |
町田 |
○ |
緑寿、恥ずかしながら初めて知りました。緑寿の決意の強さを感じました&知りたいです。 |
ショルツ |
コ |
66才で緑寿ですか?! 知らなかった。 |
月足 |
コ |
緑寿は66歳のお祝いなのですね |
白鳥 |
コ |
やばい!数え年ではもう緑寿か‥(汗) |
小野 |
コ |
65歳を緑寿と呼ぶのですね。初めて知りました。 |
手塚 |
コ |
66歳を緑寿というのを初めて知りました。 |
18 |
初夢か妻に褒められ起きて嗚呼! |
広瀬 |
自 |
妻が珍しく機嫌良く褒めてくれたなぁと喜んでいたら、実は初夢の中の出来事でした。。
起きたら現実が待っていて、、そのギャップに心の中で「嗚呼!」と叫んだのでした。 |
ショルツ |
○ |
きっと正夢になりますよ |
白井 |
○ |
うー 何をみてた!! ((笑)) 句会でお願いします「 |
木原 |
コ |
今年はいい事ありますよ。 |
白鳥 |
コ |
きっとそのうち正夢(笑) |
片岡 |
コ |
大切な人の夢を見て、これも幸せの一つでは? |
下河原 |
コ |
妻に褒められる夢を見るとは、よっぽど恐妻家なんでしょうかね。 |
19 |
二兎を追ひ二兎を得たいと初参り |
広瀬 |
自 |
残されたサラリーマン生活で達成したい事、老後の第2の人生に向かって準備したい事、
やりたい事が沢山で(俳句も上手くなりたい!)、二兎どころではない数を、
初詣でお願いしてしまいました(汗) |
月足 |
○ |
勇気がいるが、そうありたい |
白鳥 |
○ |
この心意気が大事です! |
小野 |
○ |
今年の干支にひっかけて、今年の願望を詠んでいます。シャレてます。 |
手塚 |
○ |
良いですね。お願いことはいくつもあるものです。 |
白井 |
Q |
そー 昔しから 2匹追うものは 3匹GET (鯵釣り仕掛けは3本バリで 2匹ネライするよ) |
ショルツ |
コ |
共感しますw |
大治 |
コ |
そのとおりだけど欲張りは禁物 |
町田 |
コ |
まだまだ野心ありですね。 |
20 |
早や三日(みっか)句集片手に四句八句(しくはっく) |
広瀬 |
自 |
時間はたっぷりあったのに良い句が浮かばず、、下河原さんに送って頂いた句集を参考に
しながら作句しようと試みても、見入ってしまってかえって自分が何をしたいのかわからず
四苦八苦してしまいました。苦肉の策で「苦」を「句」に替えてみましたが如何? |
五嶋 |
○ |
実感出てますね。 |
白鳥 |
○ |
うまい!数字のみならず「句」の三弾攻撃にも唸りました。 |
久保田 |
コ |
八句もできるといいですね〜〜。 |
白井 |
コ |
そー 同感です |
月足 |
コ |
実数字で切迫感アップ |
町田 |
コ |
三日の次に四句八句。その前に句集。言葉遊びが楽しいです。 |
21 |
しめ飾り年神備え三年(みとせ)かな |
白井 |
自 |
30日 自宅、お宮のしめ縄を新しく、コロナ禍で3度目 来年こそたのみますよと |
大治 |
○ |
人間の習性は悲しいかなそれを素直に表現しているのに感激 |
片岡 |
○ |
疫病退散と家内安全を祈る四句が並ぶなか、この句は特に、コロナ禍の三年が終わった
のだなぁと感慨が湧きました。 |
ショルツ |
Q |
#教えて:年神について |
小野 |
Q |
「三年(みとせ)かな」を掴みきれませんでした。 |
白鳥 |
コ |
三年目? |
22 |
初宮に獅子舞集うあくま祓(ぱっら)い |
白井 |
自 |
正月神社で元旦祭 今年規制なくは参拝者前で 獅子舞奉納 |
木原 |
○ |
獅子舞集うのですか。なんかすごい。 |
下河原 |
○ |
お孫さんの初宮ですか? 良いですね。 |
ショルツ |
Q |
#教えて:「あくまばらい」ではなく「あくまっぱらい」という訳 |
片岡 |
コ |
あくま祓い、どんななんだろう。 |
23 |
新春に駅伝よそに安全祈願 |
白井 |
自 |
2日,3日は毎年交通安全の祈願当番です いつもごとく駅伝は見られません |
大治 |
コ |
今年の箱根駅伝は面白かったですよ |
月足 |
コ |
終わってからではお参りも混む。我が家の安全第一で。 |
木原 |
コ |
駅伝より家内安全が大切です。 |
白鳥 |
コ |
こっちも大事よね。 |
下河原 |
コ |
1日の駅伝、日立物流はまったく見せ場がありませんでした。 |
24 |
陽射しさす塞(せ)の神送る煙立て |
白井 |
自 |
まだですが以前は11日?いわゆるどんど焼き、今年は15日再開予定
小学校のグランドで4m以上に及ぶ竹組に着火 |
ショルツ |
○ |
神社、神道に精通、馴染んでいる作者の用語使いに触れる機会となりました。 |
五嶋 |
○ |
旧き良き、日本の伝統行事ですよね。 |
久保田 |
○ |
塞(せ)の神とは、外から入ってくる敵や危険なものを防ぎ、さえぎる神なんですね。
日本には色々な神様がいるんだなあ。 |
広瀬 |
○ |
「塞の神」調べました。見たことはない風景だけど、何となく神秘的な風景が頭に
浮かんできました。 |
月足 |
○ |
どんど焼き?も今年は復活 |
白鳥 |
○ |
どんど焼きですね。冬の陽射しに昇る煙、お正月感あふれてる。 |
小野 |
○ |
松飾などを燃やす塞の神行事というのがあるのですね。煙で厄払いする? |
町田 |
○ |
初山もどんど焼きします。斉の神は聞いたことあるけど「煙立て」というのですか。
素敵な表現ですね。 |
手塚 |
○ |
塞の神というのが郷土色に溢れています。 |
片岡 |
コ |
稲城には御焚き火の地域行事が残っているんですね。 |
25 |
鐘撞いて柏手を打つ初詣 |
大治 |
自 |
大晦日十一時頃お寺に行き鐘を撞いて本堂にお詣り、年が明けてお寺の近くの神社に行き神前で
柏手を打つ「二年詣り」という初詣でをしてみました。「神様、仏様」願いを叶えてください・ |
五嶋 |
○ |
これで気持ちが改まります。 |
白井 |
○ |
本年は いいことがあるように |
白鳥 |
コ |
神仏混合の日本、この良い加減さがいいですよね。 |
下河原 |
コ |
今年は、3ヶ日どこにも初詣に出かけませんでした。 |
26 |
七福神谷中を巡り鰻食う |
大治 |
自 |
谷中七福神巡りに行って最後は谷中近くの鰻屋で少し贅沢をしてきました。もちろん日本酒つき |
ショルツ |
○ |
そのコース、最高~ |
広瀬 |
○ |
上野から日暮里田端までおよぶ七福神巡り…良いですね~鰻は「山ぎし」ですか~ |
下河原 |
○ |
七福神巡りで鰻を食べる。良いですね! |
手塚 |
○ |
東京の下町。鰻食うのが美味しそう。 |
白井 |
コ |
私も毎年各地の七福神を行っております いいねうなぎ 今年は近場の新宿山手七福神
最後神楽坂の神社でした。 |
月足 |
コ |
羨ましいお正月 |
木原 |
コ |
鰻食べたい。贅沢ですな。 |
27 |
深川の凍てつくお堂護摩供養 |
大治 |
自 |
深川不動尊での護摩供養、外は寒かったです |
広瀬 |
○ |
深川不動尊ですよね?不動明王?2番目の句と言いこれだけの神社仏閣に対する博識ぶりと
ラストのお酒の句…作者はもしや「あの方」ですか? |
白鳥 |
○ |
冬の深川、煙に乗る護摩の香り。すごく情緒があります。 |
片岡 |
○ |
初詣三部作の締めは護摩ですか。最近、阿吽という漫画を読んで密教に興味を持ちました。 |
町田 |
○ |
「深川」地名がいいですね。「護摩供養」も。楽しみです。 |
白井 |
コ |
寒かったですね |
月足 |
コ |
深川不動楽しみです。深川は芭蕉が一時暮らした地で、俳句聖地のひとつ |
小野 |
コ |
こちらは真言宗の焚き火の儀式でしょうか? 火を使う行事にはいろいろなものがあるのですね。 |
28 |
初飲みや祝い八寸干支ボトル |
大治 |
自 |
いつも行く料理居酒屋で正月にだしてくれる八寸を肴に日本酒新政の干支ボトル(兎)
で新春を祝いました |
五嶋 |
○ |
めでたい日には、とにかく、お酒! |
久保田 |
○ |
お祝い御膳に干支ボトル、素敵な初飲みですね。 |
月足 |
○ |
お酒好きに最高の初飲み |
木原 |
○ |
今年も飲みましょう。 |
小野 |
○ |
「祝い八寸」「干支ボトル」とめでたさに満ちた小料理屋のテーブルですね。 |
ショルツ |
コ |
今年ならではの一本は格別でしょう |
白井 |
コ |
初飲みの定義は そとででしょうか?ね いいね |
白鳥 |
コ |
干支ボトルっていうものがあるんですね。兎のラベルかな。縁起がいい! |
片岡 |
コ |
誠に縁起のいい、目出たい膳に心がほっと和みます。 |
29 |
義父転び一一九の年の暮 |
月足 |
自 |
軽傷でしたが、年末年始は病院通い。 |
白井 |
○ |
そーですか 大変でした 今後が心配ですね |
辻 |
○コ |
お大事にして下さい。辻の父は倒れると一人では起き上がれなくなっているので、
リモートで監視+近くに常時待機状態です。 |
ショルツ |
コ |
それは大変! お大事になさってください。 |
五嶋 |
コ |
お大事に。 |
大治 |
コ |
我々の年代のひとにはありがちな状況、頑張って |
白鳥 |
コ |
救急車出動でしたか。大変でしたね。 |
片岡 |
コ |
119歳でいらっしゃる?大事なかったのでしょうか。 |
下河原 |
コ |
義理のお父さんが、転ばれて救急車を呼ばれたのでしょうか?大丈夫でしたか? お大事に。 |
手塚 |
コ |
お大事にしてください |
30 |
プリンター突如ダウンし年暮れる |
月足 |
自 |
年賀状残り3枚でダウン! |
広瀬 |
○ |
これは年末のあるあるですね~「突如ダウンし年暮れる」このアクシデント…なんか切なくて
少しおかし味があって良いですね~ご本人は相当焦ったかもですが(汗) |
ショルツ |
コ |
それも大変!! |
五嶋 |
コ |
これ、経験したことがあるので、よくわかります。 |
白井 |
コ |
そりゃすおれで 大変で |
白鳥 |
コ |
これも大変。年賀状が‥。 |
31 |
ミサイルの下の平穏初日の出 |
月足 |
自 |
|
久保田 |
○ |
|
町田 |
○ |
Jアラートやミサイルと言われても、普通の暮らしをしている私たち。
本当にこの句の言う通りです。 |
小野 |
Qコ |
ウクライナのことでしょうか? 人々の気持ちを思うと。。。 |
白井 |
コ |
結局停戦もせず 今年もで といっても何もできない私です |
白鳥 |
コ |
本当の「平穏」とは言えない。 |
32 |
氷面(ひも)鏡人差し指でそっと触れ |
月足 |
自 |
ご近所の水鉢 |
ショルツ |
○ |
綺麗な季語ですね。 |
五嶋 |
○ |
「氷面鏡」、美しい季語ですね。温暖化で近頃あまり見られなくなったけれど。 |
広瀬 |
○ |
こんな風景も見かけなくなりました。昔は私も池や水溜りの凍った面を手で押していたような
気がします。。懐かしい!「氷面鏡(ひもかがみ)」も情緒あるお言葉。。 |
大治 |
○ |
言葉使いが上手です |
木原 |
○ |
触りたくなる。 |
白鳥 |
○ |
「そっと触れ」がいいです。南関東の人はこうする。 |
片岡 |
○ |
いい言葉ですね、氷面鏡。女性を連想させる季語に人差し指でそっと触れ、が響いています。 |
小野 |
○ |
「氷面鏡」という季語を初めて知りました。「凍って鏡のように光る池の表面」を
指で触りたくなった作者の気持ちに好奇心が感じられ、いいですね。 |
下河原 |
○ |
凍った池に、映った美しい自分の顔?にそっと手をかざしたのでしょうか? ちょっと違うかな? |
町田 |
○ |
「氷面鏡」素敵な季語ですねー 足で蹴散らすではなく、人差し指でそっと触れる作者も素敵! |
手塚 |
○ |
「ひもかがみ」という季語が美しい。 |
白井 |
コ |
『ひもかがみ』初めてしりました でも天然氷ゆえ鏡になるのかね ガッテン |
33 |
パンプスの小さき歩幅や鶴凍てぬ |
木原 |
自 |
ヒールの高い靴を履いた時の鉄則は歩幅を小さくする事。凍鶴と取り合わせてみた。 |
ショルツ |
○ |
鶴凍てぬは季語なんですね! パンプスでチョコチョコ歩く姿は鶴の歩みのよう。
冬のパンプスは冷たく硬い(><) |
広瀬 |
○ |
作者の真意をきちんと理解できたかはわかりませんが、めちゃ寒い!という事ですよね?
季語の「鶴凍てぬ」というチョイスやパンプスの小さき歩幅というチョイスにより、
お洒落な感じに仕上がってます。 |
白井 |
○ |
『いでずる』状況ですか? 足元が悪く? まるで白銀の中のツル なんか絵になる |
大治 |
○ |
パンプスと凍鶴の取り合わせがとても面白い |
下河原 |
○ |
鶴(タンチョウをイメージしました)が冬の荒野に鶴がたっている姿を想像しました。 |
町田 |
○ |
冬のパンプスは寒いだろうな。細い鶴の脚を思わせ凍えそうな感じがします。
小さき歩幅もわかります。 |
手塚 |
○ |
鶴も凍てつく、寒そうな足もとパンプスの表現が良いですね。 |
久保田 |
コ |
「小さき歩幅や」で詠嘆したほうがいいのでしょうか。「小さき歩幅」で
7文字にしても良かった様にも思います。 |
片岡 |
コ |
地面が凍っていたのですね。凍鶴(いてづる)という厳しい季語とパンプスという軽妙な語の
取合せをどう判断するべきか。少し迷いました。 |
34 |
冬蝶や手つなぎ鬼の最後の子 |
木原 |
自 |
小学校時代の景。手つなぎ鬼覚えてますか?最後まで逃げると自分以外みんな鬼。 |
久保田 |
○ |
手つなぎ鬼、懐かしいですね。 |
白井 |
○ |
冬の蝶は? 見た限りでは日向でじっと耐えている蝶かね そーか 手つなぎ鬼の最後は
まだ生き延びる可能性がありじっと信じる人を待つ いいね わが身照らせばもうとっくに
捕まって次鬼確定(意見でした) |
大治 |
○ |
最後まで残ってしまったけどその対比が面白い |
月足 |
○ |
冬の外遊び。子らのいろいろな様子が浮かびます |
小野 |
○ |
手つなぎ鬼をしているところに蝶が舞っている風でもあり、手繋ぎ鬼で生き残った子どもを
冬蝶になぞらえたようでもありますね。素晴らしい。 |
町田 |
○ |
手つなぎ鬼の最後の子と「冬蝶」のじっと動かない様子がよく合っていると思いました。 |
下河原 |
Q |
#教えて 葉の裏側に越冬する蝶と最後の子の関係?これが取り合わせ? |
片岡 |
コ |
この句の冬蝶も一般にははかない命やけなげさの象徴ですね。作意をぜひ教えてください。 |
35 |
落葉降り坂道ダッシュ七本目 |
木原 |
自 |
坂道ダッシュ10本!7本目位が1番辛い。 |
白井 |
コ |
えー 落葉の道で坂道ダッシュ?? とても冬トレ だ |
白鳥 |
コ |
走っている?鍛えている?半端じゃないね。 |
36 |
冬空に遠のく背中箱根五区 |
木原 |
自 |
母校青山学院大学、山で失敗。どんどん離されていく。 |
五嶋 |
○ |
今年はいろんなドラマがあった。 |
広瀬 |
○ |
山登りのラストスパート…力尽きてライバルに後塵を拝した選手の悔しさにスポットを当てた
この句は非常に共感できます。(まだ往路ですが)敗者がいて勝者がいるのですから。 |
月足 |
○ |
駅伝(季語)を使わずわかりますね。沿道では一瞬で通り過ぎます |
白鳥 |
○ |
つらい山のぼり。走ってなくてもこの気持ちわかるなあ。 |
片岡 |
○ |
往路最後の坂をゆくひたむきな選手の背中が遠のき冬空の中に融けてゆくようです。 |
辻 |
○コ |
五句は箱根の登り。前の選手に離されて行く気持ちが蘇る。 |
ショルツ |
コ |
あ~~!それ我が母校( ノД`) でもしっかり襷を繋ぎ、えらい。 |
白井 |
コ |
箱根で抜かれ いっちゃた!!感 それにしても最近の往路勝負は
あの坂上りこの区が最もホーカスで |
大治 |
コ |
前に行きたいけど行けない 駅伝選手の胸中か |
小野 |
コ |
どの選手の気持ちかわかりませんが、切ないです。 |
手塚 |
コ |
青山学園5区のブレーキが勝敗を分けました。残念 |
37 |
見送りし人かぞえおり除夜の鐘 |
白鳥 |
自 |
一年の終わりに亡くなった人を数える年齢になってしまいました。 |
辻 |
○ |
寂しい、悲しい。 |
広瀬 |
○ |
我々の年齢のせいなのか、知り合いで亡くなる方が増えました。
そう言えば昨年は有名人の方も沢山お亡くなりになりましたよね。 |
片岡 |
○ |
そんな一年のしみじみとした振り返りが、これからは多いのだろうと思います。 |
月足 |
○コ |
振り返りの夜です |
白井 |
Q |
なんか寂しげ? 解説お願いします |
ショルツ |
コ |
あの方も子の方も、、、 |
町田 |
コ |
除夜の鐘は煩悩の数と言われているけど、こんな風に聞こえるときもあるんだろうなと
推察しました。しみじみしますね。 |
38 |
凍て星の透きとおりゆく明けの空 |
白鳥 |
自 |
スキーのため早出。早起きはつらいけど冬の夜明けの空はきれい。 |
五嶋 |
○ |
情景に加えて、早朝の空気が伝わってくるようです。 |
片岡 |
○ |
上句と合わせると、逝きし人を見送るかのようです。 |
下河原 |
○ |
凍て星の寒々しさが良いですね。 |
町田 |
○ |
「凍て星」「透きとおりゆく」美しさ透明感を感じます。 |
ショルツ |
コ |
厳しくも美しい情景 |
白井 |
コ |
そーですね 夜明け前が一番暗いようね 星が冷たく光って |
大治 |
コ |
今の季節星が煌めきますね、ましてや明けの空では |
39 |
モノクロの白の圧倒冬連山 |
白鳥 |
自 |
蔵王に行きました。 |
ショルツ |
○ |
「白の圧倒」とは素晴らしい表現。スキー場で初めて見た雪山を思い出します。 |
広瀬 |
○ |
「モノクロの圧倒」という言葉が素敵だと思いました。「白」もそうですが「モノクロ」って
冬を一番表現している色彩ですよね?「ももクロ」だとカラフルになっちゃいますが… |
片岡 |
○ |
岩肌を染める白銀、雄渾な冬景色が圧倒的です。。 |
下河原 |
○ |
遠くから見る冬の連山は、白一色で本当に美しいです。 |
小野 |
Qコ |
「モノクロの白」の意味するものは? 教えてください。 |
白井 |
コ |
雪一色かね |
大治 |
コ |
奥多摩の山々の奥に見える山々がまさしくこの句のイメージです |
月足 |
コ |
冬らしい一句 |
木原 |
コ |
白が際立っているのですね。 |
40 |
一歳の二本歯の笑み福寿草 |
白鳥 |
自 |
やっと生えた二本の歯が真珠のような一歳児。これが高齢者だとこうはいかない(苦笑) |
五嶋 |
○ |
可愛らしさが伝わってきます。 |
久保田 |
○ |
可愛いですね。福寿草も可愛い花で、確かエーデルワイスのことだったと思います。 |
広瀬 |
○ |
福寿草って小っちゃいけど一生懸命花開いてる感じで、、赤ちゃんの笑顔もそうですよね!!
「二本歯の笑み」という言葉のチョイスもGOODです。 |
白井 |
○ |
福寿草の花芽を見てかね? |
大治 |
○ |
二本しかない子の笑みが福寿草とすごくマッチ |
月足 |
○ |
お孫さん?赤ちゃんの香りもしてくる幸せな一句 |
木原 |
○ |
可愛らしい笑顔が浮かびます。福寿草という季語とも響き合っています。 |
片岡 |
○ |
白い二本の小さな歯、下から延びた歯が福寿草と重なります。 |
小野 |
○ |
一歳児の笑みはまるで福寿草のよう。2本の前歯で笑う無邪気な様子を詠んでいるのですね。 |
手塚 |
○ |
可愛いいさかり、幸せ感一杯です。 |
ショルツ |
Q |
#教えて:赤ちゃんと福寿草の取り合わせの手法について |
41 |
冬連山越ゆる子らゆく歩道橋 |
片岡 |
自 |
駅からのバス通りが16号と交差する十字路の歩道橋です。
そこを渡る集団登校の小学生達の下に、丹沢山系の冬の姿が見えます。 |
五嶋 |
○ |
遠景の山と、歩道橋の子供たちを重ねた構図が、素晴らしい。 |
広瀬 |
○ |
冬連山の風景が歩道橋のアーチのなかにスッポリと嵌り、子供たちが冬連山を超え行く様に
見えたのでしょうか?間違ってたらごめんなさい。 |
白井 |
○ |
いいね いいね 歩道橋のムーコーに雪山 登校の小学生? |
大治 |
○ |
家の近くの歩道橋から丹沢、富士山が見え子供達が登校します。
まさしくその絵を捉えた句。凄い描写力 |
月足 |
○ |
遠い連山の上に見える歩道橋の子ら。一枚の写真が見えます |
ショルツ |
Q |
歩道橋越しに山々を望む構図なのでしょうか? ランドセルを背負った通学風景を連想します。 |
白鳥 |
コ |
歩道橋をゆく子どもたちが背景の山を歩いているように見える?それとも、これから冬山に登る
子どもたちが街を歩いている?どちらにしても子どもたちの意気揚々とした雰囲気を感じます。 |
42 |
子の声の高き静寂冬木立 |
片岡 |
自 |
岡本太郎美術館は改装で休館中。そのせいか、休日でも人がいませんでした。
そのメタセコイアの木々の間を男の子が走っていきました。 |
広瀬 |
○ |
冬木立の静寂の中に響く「子供の甲高い声」これもまた冬っぽくて良い句ですね~ |
白井 |
○ |
いいね冬 林の中 シーンとなか 子供も声 かね |
木原 |
○ |
声は高い、しかし静寂。この矛盾を冬木立という季語が引き受ける。いい句ですね。 |
下河原 |
○ |
子供たちの声が響きわたっている姿が見えます。 |
大治 |
コ |
枯れ木だと子供の声は特に響きますね |
白鳥 |
コ |
子どもの声が静寂を引き立てている静かな正月風景。…かな? |
43 |
餅の音少女の覗(のぞ)く白き湯気 |
片岡 |
自 |
年末の辻家の餅つきがコロナで中止になって、心のこり。代わりに、一昨年の思い出を詠みま
した。隣家の四歳ぐらいの女の子が、おじさん達の餅つきの音に惹かれて遊びに来てくれました。 |
ショルツ |
○ |
ホカホカのお餅の柔らかさ、温かさ、少女の頬の紅潮に音がペッタンペッタン。
動画を見ているような生き生きした句。、 |
久保田 |
○ |
お餅つきの光景を湯気をのぞくで表現するなんて、素晴らしいですね。 |
白井 |
○ |
いいね 餅つきかね 昔はせいろで蒸しながら 白き煙と餅つきの風景が目に浮かび
(勝手ながら) |
大治 |
○ |
これも餅つきをの一瞬を捉えた句。観察力と描写力に脱帽 |
月足 |
○ |
お餅つきの様子がよりリアルに伝わるように思います。 |
白鳥 |
○ |
可愛い。餅つきの様子を覗く女の子と白い湯気。みんな白くて温かみがある。 |
町田 |
○ |
最初、餅の音って?と思いましたが、餅付きの音ですね。臼を覗く少女の様子がよくわかります。 |
手塚 |
○ |
最近、餅をつく風景もななかな見ることができません。 |
小野 |
Qコ |
お雑煮の中の餅の音? 餅つきの時の餅の音? どちらでもいいのだけど。 |
44 |
子の攀(よ)じる社の山の淑気かな |
片岡 |
自 |
近くの初詔をする神社は、急峻な石段を登ります。小さな子が身の丈の半分もある段差を
えっちらほっちら。目出たい、と思いました。 |
ショルツ |
○ |
「淑気」を学びました。子四連句、冬の子供のあらゆる情景を堪能しました。 |
辻 |
○ |
「攀じる、淑気」勉強に勉強になります。 |
大治 |
○ |
淑気という言葉を上手く使っていますね 感激です |
木原 |
○ |
「淑気」という季語を初めて知りました。勉強になります。 |
白鳥 |
○ |
小さい子が一生懸命登るのは山の荘厳な気配に引き寄せられるから。 |
小野 |
○ |
この句のイメージ:その神社は山の上にあって、手すりにつかまり登る。
子とともに登ってみると、めでたく神聖な空気が流れている。親子で味わう初詣。 |
白井 |
Q |
ひょっとすると お不動さんの光背のような 気が やまから?? 解説お願いします |
町田 |
Q |
攀(よ)じるとは?社にすがりついている? |
下河原 |
コ |
#教えて 難しい句です。きっと素敵な句なんだと思いますので是非意味を教えて下さい。 |
45 |
朝遅くパジャマ姿の御慶かな |
小野 |
自 |
昔、実家には大晦日に帰っていました。朝寝坊の私は、乾杯するから
起きろと起こされたものです。 |
大治 |
○ |
まさにこういうことありますよね |
月足 |
○ |
元旦あるある。紅白の後も夜更かし?パジャマと御慶かなの落差。 |
町田 |
○ |
御慶(新年の挨拶)季語+かな 御慶という大層品格のある季語と切れ字に対して、
パジャマ姿のしかも朝遅くの恐れを知らないギャップがいいと思いました。 |
ショルツ |
コ |
こんなリラックスモードのお正月もいいですね |
白井 |
コ |
お正月 寝正月 ごゆっくり おめでとうですか? いいね |
白鳥 |
コ |
寝正月 |
片岡 |
コ |
ちょっとユーモラス。小さな子だったら可愛いな。 |
手塚 |
コ |
御慶とは新年の挨拶のことなのですね。勉強になります・ |
46 |
交譲木(ゆずりは)や母の馴染みに賀状書く |
小野 |
自 |
母には親しかった友がいて、子どもの私たちにも馴染みの存在でした。今では母を思うように、
その人を想います。交譲木は新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、親から子に譲るの意も
あるようなので、使ってみました。 |
久保田 |
○ |
交譲木。素敵な、でも少し寂しい季語ですね。お母様の代わりに年賀状を書いているのかな。
老いを淡々と捉える裏に深い思いが感じられるいい句だと思います。 |
白井 |
○ |
以前は父がゆずり葉 だいだいで うらじろで 正月飾りをしてた?
果たして想いはかなっただろうか?だめだろうな(勝手な意見ですみません) |
白鳥 |
○ |
お母さんの思い出を分け合う人に。心に沁みる句。 |
下河原 |
○ |
母の代わりに年賀状を書かれているのでしょうか? |
ショルツ |
コ |
お母様の想いが丁寧に届けられるでしょう。 |
月足 |
コ |
お母様の代わりに |
町田 |
コ |
#教えて この句がすごくいいなと思いました。お母さんに代わって書くという行為と「譲り葉」
という季語がピッタリ!です。ただ「賀状書く」も冬の季語。でも、いい句なのでいいのかな。 |
47 |
冬晴れや杵打つ叔父の腕まくり |
小野 |
自 |
父の田舎は長野県。子どもの頃、冬休みに行くと、同じく帰省していた20代の叔父が
張り切って餅をつきました。「若かりし叔父」を捨てるのに時間がかかりました。 |
ショルツ |
○ |
鉢巻、半纏姿の叔父の餅つき姿を古い写真で見返しました。 |
広瀬 |
○ |
御親戚が集まり一族郎党で新年を迎える準備をしている風景が、この年末年始の天気とも
相まって長閑な感じが伝わってきました。 |
白井 |
○ |
いいね 餅つき 父もついいた姿を浮かびます(また勝手な想いで) |
月足 |
○ |
張り切る叔父さんが浮かびます。 |
木原 |
○ |
青空の下、親戚みんなで餅つきですか。冬晴れと腕まくりがうまく響き合っています。 |
片岡 |
○ |
年を越してゆく晴れやかさ、気力があって張りのある好きな句です。 |
手塚 |
○ |
一瞬に餅つきの風景が浮かびます。 |
大治 |
Q |
何故叔父さんなのか、そこが知りたい。多分年取っても元気なのかな |
白鳥 |
コ |
最近こういう光景を見なくなりました。 |
48 |
年越しや照らす焚き火の守り人 |
小野 |
自 |
新年に日付が変わった頃、近所の稲荷神社に行くと、そこでは焚き火が焚かれていて、
よういっちゃんのことを思い出し。。。笑 |
五嶋 |
○ |
日本の良き伝統ですね。 |
辻 |
○ |
焚き火最近見なくなった。そのかわり、一人で焚き火を楽しんでいます。 |
広瀬 |
○ |
そうです!寒い中、焚き火を絶やさない様に守ってくださる方がいるから、
年越しの詣でを楽しめるのです! |
大治 |
○ |
小さな神社では初詣に来たに暖を取ってもらうために焚火をしていますね。
その地元ならではの雰囲気最高です。 |
月足 |
○ |
初詣を支えてくださる皆さんに敬意 |
片岡 |
○ |
神事としての御焚き火は、参拝者を温め照らす。火の守り人を敬う気持ちが自然と湧きます。 |
ショルツ |
コ |
こんな方々がいて初詣ができることに感謝。 |
白井 |
コ |
以前は神社でまきを燃やし暖を取って 年が変わるの待っていたが いまはストーブ |
下河原 |
コ |
年越しにも沢山の裏方の人が支えていますね。 |
49 |
年の瀬に賑わい戻り酒を注(つ)ぐ |
下河原 |
自 |
この暮は、三年ぶりに会社でも忘年会が有りました。一句会でも皆様で集まりましたね。
私は酒を飲んでいませんが注いでまわりました。 |
広瀬 |
○ |
今年は忘年会をおこなう人達も増えましたよね?「今年一年お疲れ様でした!」「どうぞ良い
お年をお迎えください!」やはり年の瀬の賑わいと乾杯はいつの時代も変わらないでいて欲しい。 |
月足 |
○ |
戻った日常が続いてほしい。 |
ショルツ |
コ |
これが続いてほしい |
大治 |
コ |
こうありたいですね |
白鳥 |
コ |
やっぱりにぎやかな中で飲むお酒がおいしいよね。 |
片岡 |
コ |
人出を心より喜ぶことはまだ、できないかも知れないけど、やっぱりお正月は人の活気で
満ちていて欲しい。この句は私も嬉しい。 |
50 |
元旦に清々しきや昼の月 |
下河原 |
自 |
元旦のお昼に、ふと東の空を見上げたら昼のお月さまが出ていました。
今年は何か意外なことでもおきるかな・・・ |
広瀬 |
○ |
快晴で真っ青な空に昼の月が白くボーっと見えている様子が想像できます。
空気が張り詰めていて視界が広がっている様子はまさに清々しいと言えますね! |
木原 |
○ |
穏やかないい元旦でしたね。 |
片岡 |
○ |
どこか麗らかで太平の風情あり。お正月はいい! |
小野 |
○ |
昼の月の清々しさと元旦の清々しさがマッチしていますね。 |
町田 |
○ |
先日、円い昼月を見ました。雲のない青空に浮かぶ月は本当に清々しかったです。
元旦ならより一層ですよね。 |
51 |
凧あげて天にとどけと澄んだ空 |
下河原 |
自 |
お正月は、澄んだ青空の中公園で楽しげに凧揚げをしている子供たちがいて遠い昔を
思い出しました。 |
ショルツ |
○ |
青空の情景に素直な願いのこもった清々しい句 |
五嶋 |
○ |
子供の頃を思い出しました。 |
久保田 |
○ |
きれいな冬の空が広がる清々しい句ですね。 |
大治 |
○ |
凧の上の空の綺麗さが目に浮かぶ句です |
月足 |
コ |
凧あげも少なくなりました。 |
白鳥 |
コ |
凧あげ大好きです。大学時代までやっていた。江の島で。 |
町田 |
コ |
「天にとどけ」と子供の澄んだ声も聞こえるようです。 |
52 |
初夢や富士に鷹飛ぶ茄子畑 |
下河原 |
自 |
1富士、2鷹、3なすび 初夢でまとめて見れたら素敵ですね。
実際の初夢は何も見れませんでした。 |
辻 |
○ |
縁起いい!あやかりたい。 |
白鳥 |
○ |
これは素晴らしい夢!あやかりたい。 |
手塚 |
○ |
一富士、二鷹、三茄子とにかくおめでたい。 |
ショルツ |
コ |
最高の年になるしかない! |
月足 |
コ |
おめでたさ三倍? |
小野 |
コ |
あはは、、、めでたいね〜 |
53 |
振りむけばくるくる舞ひて紅落葉 |
町田 |
自 |
人の気配を感じて振り向いたら、付いて来たのは赤い落葉でした。中七を付いて来たのはとか
追いかけて来たのはと説明的に作っていたのですが、映像の方がいいなと思い、この中七に
しました。 #教えて どっちかいい? |
五嶋 |
○ |
情景が目に浮かびます。 |
久保田 |
○ |
落ち葉がくるくる舞う光景、いいですね。 |
広瀬 |
○ |
ヒューヒューカサコソという音が聴こえてくる様です。突風に煽られて
思わず振り向いたのでしょうか?季節を感じますね。 |
白井 |
○ |
くるくる舞がいいね |
木原 |
○ |
なにげなく振り向いてみると。。。 |
下河原 |
○ |
素敵な情景が目に浮かびます。 |
54 |
透き通る冬の夕陽に大銀杏 |
町田 |
自 |
体調が悪くベンチに座っていたら、大銀杏に残った黄色い葉と夕陽が相まって透き通っていく
感覚がしました。 |
五嶋 |
○ |
確かに、黄葉を過ぎた銀杏の風景は、これ。 |
辻 |
○ |
なぜか、グラスを夕日に向けて向けて乾杯している情景が浮かびました。 |
白鳥 |
○ |
銀杏の黄と夕日の朱の取り合わせ、そして透明な空気。 |
片岡 |
○ |
シルエットとして大銀杏が夕陽に浮かぶ姿に惹かれました。 |
白井 |
コ |
冬の夕刻と大イチョウ 風景が目に |
大治 |
コ |
大銀杏の後ろに茜色の空綺麗な冬の情景です。 |
55 |
年酒酌むうさぎの陶器艶やかに |
町田 |
自 |
干支酒を頂きました。艶やかなうさぎの容器から注ぐお酒は思いの外美味しくて、
明るい年になる気がしました。 |
手塚 |
○ |
兎年の今年、ぜひ良い年でありますように |
ショルツ |
コ |
特別な一献。おちょこの中でうさぎが跳ねています。 |
白井 |
コ |
カンパイで 飛躍の年に |
月足 |
コ |
幸せな一献 |
木原 |
コ |
めでたい感が溢れてます。 |
白鳥 |
コ |
良い一年になりますように! |
小野 |
コ |
お正月らしいです。その器を見てみたい。 |
56 |
初祈祷見上げる空の青遥か |
町田 |
自 |
年始のお寺のお経を聴いた帰りに、娘と見上げた空がとても綺麗でした。
広がってゆく娘の夢も叶うといいなと思いながら |
ショルツ |
○ |
縁起の良い情景。 |
広瀬 |
○ |
今年のお正月は本当に天気が良く穏やかでした。初祈祷を終えて満足気に空を見上げる
作者の姿が目に浮かびました。 |
大治 |
○ |
まさに今の季節の空気は澄んでいて青遥かですね |
月足 |
○ |
お祈りが天に届いています。 |
片岡 |
○ |
「青遥か」の表現は、できそうでなかった、と思いました。 |
小野 |
○ |
仄暗い社殿に上がっての祈祷が終わって、外に出てみると、青空が眩しく、
深く思えたのでしょうね。 |
下河原 |
○ |
今年のお正月は、空が非常に青かったのが印象的でした。 |
白井 |
コ |
そー 青い |
白鳥 |
コ |
関東地方ならでは。青空がきれいな元日でした。 |
57 |
冬至日や小ぶりな柚子のおすそわけ |
手塚 |
自 |
ご近所から柚子のおすそ分けをいただき、風呂に浮かべました。 |
五嶋 |
○ |
嬉しいおすそ分け、ですね。 |
久保田 |
○ |
ゆずの香りがしてくる様な句ですね。 |
木原 |
○ |
小ぶりなが感じいい。 |
小野 |
○ |
柚子と一緒に季節感をシェアする、そんな素敵なご近所づきあいが伝わってきます。 |
下河原 |
○ |
冬至の日、柚子湯にはいる習慣がありましたね。おすそわけの柚子をお風呂に入らたのかな。 |
町田 |
○ |
幼稚園で採れた一才柚子も子どもたち全員に「お風呂に入れてね」と配りました。
日本の習慣が温かい句です。「こぶりな」や「おすそわけ」という言葉も優しいです。 |
白井 |
コ |
今年は柚 あたり年で たくさんなってた |
白鳥 |
コ |
自家製ですね。小さな親切温かい喜び。 |
58 |
舟唄を聴きて今年も歳の暮れ |
手塚 |
自 |
毎年、暮れはラジオで上柳昌彦さんがかけています。 |
辻 |
○ |
紅白?通常寝てしまうのですが、加山雄三の歌だけ何故か聞きました。 |
白井 |
○ |
いいね いいね ぬるめの缶で |
大治 |
○ |
八代亜紀さんは紅白の裏番組でしたが、何となくこの番組の方が大晦日らしい番組でした |
ショルツ |
コ |
TV東京ですか? こっちのほうがいい歌聴けますね。 |
月足 |
コ |
染みる歌です。かつては紅白の大トリも。途中のダンチョネ節のもともとは三崎発の
神奈川の民謡とか |
59 |
除夜の鐘ひとり深夜の警備室 |
手塚 |
自 |
学生時代、川崎北高校の夜警のバイトを思い出し。 |
白鳥 |
○ |
もちろん働いている人もいる。自分の世界から一歩踏み出した視点が素晴らしいです。 |
片岡 |
○ |
働きながら年を越される方も当然いる訳で、何かひとしおしみじみとしたものを感じます。 |
ショルツ |
Q |
何故?どこの警備室? |
白井 |
Q |
うー どこの話だろう |
下河原 |
Q |
大晦日の深夜、警備室で過ごされたのでしょうか?
それとも過ごされている方を見たのでしょうか? |
町田 |
Q |
ん?どういう年越しでしょうか?警備員さんに思いを馳せているのでしょうか? |
月足 |
コ |
年越しを守る警備ご苦労様です。除夜の鐘で深夜はわかるので、その分何か加えても
よいかもしれません。 |
小野 |
コ |
病院などにはそういう警備の人がいたんでしょうね。おつかれさまです! |
60 |
初日の出歩き初めの一万歩 |
手塚 |
自 |
初日の出は生田緑地展望台にいきました。た |
ショルツ |
○ |
今年も元気な一年になりそうですね。 |
広瀬 |
○ |
初日の出が拝める場所まで早朝散歩してご来光を拝む…素敵ですね!
しかも元旦から一万歩なんて尊敬します!! |
月足 |
○ |
初日から目標達成。幸先よし |
木原 |
○ |
今年も一日一万歩を目指しましょう。 |
片岡 |
○ |
元気にまた、この一年を送りたい、そんな願いが息づかいとともに伝わってきます。 |
五嶋 |
コ |
すばらしい! |
久保田 |
コ |
自分の運動不足を反省します。 |
白井 |
コ |
そー |
大治 |
コ |
歩き初めに決意を感じました |
白鳥 |
コ |
今年はこの日から。 |